鳥取県の中央部に位置する倉吉市は、情緒ある歴史的な街並みが人気の観光地都市。なかでも、江戸時代に商工業の中心として発展した白壁土蔵群は、鳥取県を代表する風景の1つとして有名です。倉吉周辺には、三朝温泉やはわい温泉、東郷温泉など温泉街も点在していて、鳥取旅行の拠点として便利です。今回は倉吉と倉吉周辺の、格安ホテルから、特別な旅行で使いたい宿、ビジネスでの利用にも便利なホテルなど、さまざまなタイプのホテルを10選立てでご紹介します。
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倉吉周辺のおすすめホテル10選|ビジネスホテルから観光ホテルまで
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倉吉と倉吉周辺は利用シーンごとに選べるホテルが多い
飛行機を利用するならば、倉吉へは鳥取空港から連絡バスに乗って約45分。電車で訪れるなら新幹線とスーパーはくとを乗り継いで、JR山陰本線の倉吉駅が最寄り駅となります。
歴史と伝統が色濃く残る倉吉には、出張などに便利なビジネスホテルから、観光を楽しみたい方向けのおしゃれな観光ホテルまで選択肢はいろいろ。また、少し足を伸ばせば、温泉街の大型ホテルなども利用できます。
ホテルセントパレス倉吉
JR倉吉駅に最も近いホテルなので、移動で疲れた体をいち早く休めたい方にとくにおすすめです。ビジネスホテル仕様ですが、上品で落ち着いたデザインの内装は観光にもピッタリ!フロントは25時まで対応しているので、遅くまで仕事のあるビジネスマンや、ゆっくり観光を楽しみたい方も焦ることなくチェックインできます。
館内には、ランチやディナー用のカフェレストラン「サンジェルマン」と、朝食レストラン「ベローナ」の2つがあります。駅前なので食事処を探すのには苦労しませんが、サンジェルマンの鳥取牛ステーキセットなどはおすすめですよ。ベローナでは、薬膳アドバイザー監修の和のおかずや、新鮮な地野菜のサラダなどヘルシーメニューがいただけます。
倉吉シティホテル
JR倉吉駅前エリアに建つ「倉吉シティホテル」も、観光からビジネスまで幅広く利用できる宿。白を基調としたシックで上品な内装に、結婚式場を兼ね備えたおしゃれなデザインが女性を中心に好評です。シンプルなエコノミーシングルやスーペリアシングルなら、かなりリーズナブルに宿泊できます。
館内には和食とフレンチの2つのレストランがあり、気分に応じて選べます。倉吉に大きく2つある中心街の1つなので、周辺には飲食店もたくさん。裏手には映画館もあり、空いた時間を有効利用することもできます。
松風荘旅館
白壁土蔵群のある打吹玉川地区に宿泊するなら、「松風荘旅館」がおすすめです。桜とツツジの名所である打吹山公園のふもとにあり、和の風情溢れる旅館は観光にもビジネスにも利用できます。
客室は和室と和洋室の2種類があり、寝るときはベッドが欲しいという人でも安心。ペットと泊まれるスイートルームもあり、ワンちゃん用の浴衣も用意されています。
食事は朝晩ともにオプションで、併設の食事処でいただけます。夕食は季節の会席料理、朝食は和定食となります。ただし日曜の夕食と、月曜の朝食・夕食、および火曜の朝食は取り扱っていないので注意してください。
グリーンスコーレせきがね
「グリーンスコーレせきがね」は、倉吉市南西部の関金温泉街に建つホテル。関金温泉は、同じく倉吉近隣の三朝温泉(みささおんせん)に次いで国内第2位の規模をもつラドン放射能泉で、古来「白銀の湯」として知られてきました。
またこちらのホテルは「日本一のまんが温泉」を謳っていて、館内には26万冊ものコミックの蔵書があります。まんが県をを名乗る鳥取県ならではのおもてなしで、お風呂と読書で一日中のんびり過ごすことができます。
敷地内にドッグランがあり、ペット同伴で宿泊できるのもホテルの特徴。すき焼きやステーキなど、地元産黒毛和牛を堪能できる夕食の会席コースも魅力です。
三朝ロイヤルホテル
三朝温泉は、倉吉市街から車で15分ほどの山間部にある県内有数の温泉街。「三つ目の朝を迎えるころには病が消える」ことからその名がついたともいわれ、古くから湯治場として栄えてきました。
三朝ロイヤルホテルは、そんな三朝の温泉街の入り口に建つ大型ホテル。庭園露天風呂や温泉ミストハウスなど、規模の大きさを活かした多彩で広々としたお風呂が楽しめます。
客室はすべてベッド仕様。洋室と和洋室があり、洋室にはシモンズベッドを採用しています。食事は朝晩ともにバイキングスタイルで、とくに夕食のロイヤルビュッフェが人気!実演で作りたての握り寿司や天ぷらをはじめ、和洋旬彩の料理が好きなだけいただけます。
千年亭
東郷池に突き出すようにホテルが建ち並ぶ、JR倉吉駅から車で15分ほどの「はわい温泉」。漢字では「羽合」と書く一見南国リゾート風のこちらの温泉の、さらに岬の先端にあるのがホテル「千年亭」です。
全客室がレイクビューで、とくに湖底から湧き出す温泉の影響で靄のかかる朝方の景色は幻想的!お風呂はすべて源泉かけ流しで、湖を眺めながらゆったりと浸かるお湯は格別ですよ。
最上階には芝居小屋「三匹のこぶ座」があり、全国で興行を行うさまざまな劇団の演劇を鑑賞できます。夏の白イカに冬の松葉ガニをはじめ、山陰の旬の食材にこだわった夕食もおすすめポイントの1つです。
望湖楼
はわい温泉でもう1つおすすめしたいのが、こちらの「望湖楼」です。昭和6年創業の老舗ホテルで、源泉100%かけ流しのお風呂が魅力。とくに桟橋を渡っていく湖上の露天風呂は宿の自慢です。
客室は和室が中心ですが、露天風呂付きの特別和洋室もあります。いずれの部屋も窓の外には、宿名のとおりのレイクビューが広がります。
食事では地元の食材にとことんこだわっていて、とくに目の前の東郷池で獲れる鬼蜆(おにしじみ)は逸品!魚介だけでなく、醤油や卵に至るまで地産地消を貫いています。
湖泉閣 養生館
「湖泉閣 養生館」は、はわい温泉の対岸の東郷温泉にある観光ホテル。東郷温泉は倉吉の1駅隣なので、公共交通機関でのアクセスも容易です。
東郷温泉の開湯当初からある由緒ある温泉旅館で、源泉を2か所も保有。大浴場や露天風呂のほか、先着順で24時間利用可能な無料の貸切風呂もあります。
夕食は、松・竹・梅と3種の会席料理のほか、茹で蟹や鮑の造りといった別注料理も楽しめます。とくに、冬季限定の花咲蟹の刺身は絶品ですよ!
三朝薬師の湯 万翆楼
「三朝薬師の湯 万翆楼」は、3本の自家源泉をもつ三朝温泉有数の高級ホテル。飲泉にも適した良質のお湯は、全身の新陳代謝を促進する「ホルミシス効果」が得られるといわれています。
全体的に、和モダンを基調とした落ち着いた造り。とくに半露天風呂付きの「雅suite(スイート)」や、有形文化財の三朝橋を正面に望む「高千穂」といったワンランク上の客室は見事です。
一品一品手作りで提供される夕食も魅力で、とくに備長炭で豪快に焼き上げる炙り串はおすすめ!地元北条砂丘産のブドウから醸造したワインとの相性も抜群です。
三朝温泉 依山楼岩崎
「依山楼岩崎」は、三徳川の渓流沿いに建つ風光明媚な大型ホテル。大正9年創業という歴史ある旅館で、島崎藤村や斎藤茂吉など数々の文人墨客も訪れています。
回遊式大庭園風呂を称する「山の湯」では、歩行湯や洞窟風呂など多彩な湯舟が楽しめます。湯浴みの後は、純和風庭園「依水苑」を歩いてみるのもおすすめです。
もちろん料理も宿の自慢で、遠隔地には出荷されない幻の「モサエビ」や、山陰の夏の味覚「岩ガキ」など、山海の珍味がずらり!朝食も美味しいことで定評があり、毎朝作るおぼろ豆腐や山陰名物のするめ麹漬けなど、土地の食材を朝からたっぷり堪能できます。
倉吉と倉吉周辺は観光にもビジネスにも適したエリア
倉吉は鳥取県のほぼ中央に位置することから、観光でもビジネスでも移動の拠点として便利な場所にあります。すでにご紹介したとおり周辺には温泉が多く、またすぐ北の北栄町には、当地出身の『名探偵コナン』の作者青山剛昌氏ゆかりの観光スポットが点在。車や鉄道で鳥取や松江にもアクセスしやすく、山陰でホテルを探すなら、ぜひ倉吉周辺を検討してみてください。
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