名称:シドニー王立植物園
住所:Mrs Macquaries Rd, Sydney, New South Wales 2000, Australia
公式・関連サイトURL:https://www.botanicgardens.org.au/
「シドニー王立植物園」(シドニー・ロイヤル植物園)についてご紹介いたします。
シドニーは海の景色と緑豊かな自然、そして都会が共存している町として有名です。なかでもシドニー王立植物園は、そのことを象徴する魅力的な観光スポットとして有名です。高層ビルを抜けると、緑豊かな公園や美しい港に辿り着けるため、シドニーらしい魅力も感じられます。
シドニー王立植物園はビジネスの中心区の東側にあり、シドニー・ハーバーを見渡すことができる美しい植物園です。この記事ではオーストラリア最古の植物園と呼ばれている、シドニー王立植物園の魅力に迫ってみましょう。
目次
【シドニー王立植物園】市内中心部で南半球の草花を観賞できる観光スポット
シドニー王立植物園とは?
シドニー王立植物園は1816年にオープンしました。ジュラ紀にあった植物を保護するジュラシック・ガーデンや亜熱帯地域に生息している植物を集めたエリア、そして漂う香りに癒やされるハーブ・ガーデンエリアなどがあり、ここでしか鑑賞できない植物をエリアごとに楽しめます。
シドニーの中心地にある植物園ですが、広大な敷地を有しているため、とてもゆったりとした時間を過ごせます。そして、なんと入場料は無料!
芝生のエリアではピクニックを楽しんでいる家族連れや、読書を楽しむ人の姿を見られる落ち着いた環境です。市内中心部で、自分らしい楽しみ方ができるのもシドニー王立植物園の魅力でしょう。
◆シドニー王立植物園の地図
オペラハウスやダーリング・ハーバー、シドニー博物館、サーキュラー・キーといった主要観光スポットからもほど近く、市内主要部からも簡単にたどり着けます。
シドニー王立植物園の見どころ!
シドニー王立植物園の敷地は30ヘクタールあり、広い園内には見どころが豊富。多くある見どころの中でも特に庭園のロケーションは最高です。庭園には季節を感じられる植物が多く育てられているため、豊かな自然をありのままの姿で感じられます。
◆アボリジニたちゆかりの植物を観察
シドニー王立植物園では、先住民であるアボリジニにゆかりのある植物を観察することができます。
ピラミッド型の象徴的な建物は「トロピカルセンター」と呼ばれる植物園で、日本では見ることができない南国らしい植物が生育されているので、見逃せないスポットでしょう。
他にもシダ植物を集めた区画などもあるので、植物好きには何時間あっても足りないくらい、見どころ満載なスポットです。緑に囲まれて癒されたい方や植物が好きな方はぜひ、時間をかけて植物の観察を楽しんでみてくださいね。
◆絶滅危惧種やハーブも見られる
様々なコンセプトのある庭園が園内にはいくつもあるため、飽きずに楽しめるのも魅力です。
絶滅の危機に晒されている植物を保護している「レアー&スリーテンドプラントガーデン」や国立のハーブ研究所がある「ミドルガーデン」など、エリアは大きく分けて7つもあり、一日中楽しむことができます。
◆広い園内巡りには「ミニトレイン」が便利!
それぞれのエリアによって違った魅力がありますが、エリアを全て回るには時間がかかるため、見たいエリアをあらかじめ決めてといいでしょう。また、園内を走行するミニトレインを利用するのもアリです。有料ですが、効率よく園内を回れますよ。
◆ 芝生エリアでのんびり過ごそう!
芝生エリアはシドニーの街並みと海、そして豊かな自然を一緒に楽しめるスポットです。都会にある公園ならではの楽しみ方ができる貴重なエリアといっても良いでしょう。
また、オーストラリアならでの野鳥にも遭遇できるため、野鳥観察を楽しむ方もいます。
◆ ミセス・マクアリーズ・ポイント
「ミセス・マクアリーズ・ポイント」は、ハーバーブリッジやオペラハウスなどが眺められるおすすめのスポットです。シドニーのシンボルを背景に、写真撮影する人もいます。
飲食自由となっているため、ドリンクやお酒・お弁当などを片手にゆったりとした時間を過ごせます。開放感もあるため、美しい景色を眺めながらのお酒やお食事は美味しさも倍増すること間違いなしといえるでしょう。
シドニー王立植物園内を深堀り!ガイドツアー参加もおすすめ♪
シドニー王立植物園内ではガイドツアーも開催されています。ガイドツアーとなる「アボリジニ遺産ツアー」では、先住民族であるアボリジニやシドニーの歴史について学べるのが魅力です。
先住民のガイドから直接話を聞ける機会は滅多にないので、貴重な経験ができること間違いなし。
長い間、アボリジニにとって楽園として愛されてきた自然について学んだり、知識を深めたりすることにより、オーストラリアという地をより身近に感じられることでしょう。
また、ツアー最中にはアボリジニたちの食べ物も提供されるため、シドニー王立植物園に足を運んだらぜひツアー参加してみてくださいね。
気になるシドニー王立植物園内までのアクセス情報
シドニー王立植物園に行くには、シドニーの主要な移動手段「シティ・レール」の利用で簡単にアクセスできます。シティ・レールの「サーキュラー・キー駅」で下車し、徒歩で約10分の場所の場所にあります。
シティ・レールを利用すれば、シドニー周辺への移動に最適です。エアポート・ライン、ノーザン・ライン、イースタン・サバーブ・ラインなど、いくつかの路線に分かれています。
サーキュラー・キー駅やセントラル駅など複数の路線が走っている駅ではバスターミナルと直結していることが多いので、市内の移動も便利です。
サーキュラー・キーからはタロンガ動物園などへ行くフェリーが発着しているので、ぜひフェリーで動物園にも足を延ばしてみましょう。
▼サーキュラー・キーからフェリーで行くおすすめ観光スポット
◎都心でもゆったりと…「シドニー王立植物園」で癒されよう
主要観光地へのアクセスが良いシドニー都心に位置しながらもゆったりとした空気が流れる「シドニー王立植物園」は、市民にとっても観光客にとっても癒しの場になっています。シドニーでのアクティブな観光に疲れたら「シドニー王立植物園」でのんびり過ごすのもいいかもしれません。