「箕面の滝」以外にも見どころはいっぱい!箕面市の観光スポット厳選5選

「箕面の滝」以外にも見どころはいっぱい!箕面市の観光スポット厳選5選

箕面市の観光スポットと言えばまず思い浮かぶのが「箕面の滝」ですが、瀧安寺や勝尾寺・西江寺の古刹など見どころが多くあります。またハイキングを楽しんだり望海丘展望台で絶景を見たりするのもおすすめ。滝道で足が疲れたら「もみじの足湯」で疲れを癒し、箕面ビールで乾杯するのも楽しみです。今回は箕面市のおすすめの観光スポットを5つに厳選してご紹介いたします。

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「箕面の滝」以外にも見どころはいっぱい!箕面市の観光スポット厳選5選

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1.箕面の滝

出典: 663highland (CC BY 2.5)

箕面の滝は箕面国定公園明治の森に中にある滝で、約33mの高さから落ちる名瀑は「日本の滝100選」にも選ばれています。新緑が目にまぶしいほどの初夏は、滝の周囲にマイナスイオンが溢れています。清々しい景色に訪れた人は思わず深呼吸したくなるほど癒されることでしょう。

箕面の滝では様々なイベントが行われ、訪れる人を魅了します。箕面川床では美しい自然の景観を楽しみながら、美味しい料理を満喫できます。夏の夜にはライトアップされ、例年8月にはキャンドルロードと称し、6000本ものろうそくが箕面の大滝や竜安寺前広場を幻想的に照らし出します。

この滝の見ごろは何といっても紅葉の頃、11月中旬から12月初めには周りの落葉樹が赤や黄色に染まり絵に描いたよう!大滝と素晴らしいコラボレーションを演出します。紅葉する木々は12種類あるとされ、滝に向かう道では名物紅葉もみじの天ぷらが売られています。これは、天ぷら用に栽培したもみじの葉を塩漬けにして天ぷらにしたもの。歩きながら食べたり、珍しくいのでお土産にも喜ばれるでしょう。周辺にはハイキングコースもいくつかあり、散策するには好適なところです。

2.瀧安寺

出典: lasta29 (CC BY 2.0)

瀧安寺は箕面の滝に登る途中にある寺院で、創建は650年(白雉元年)。役行者が箕面寺を建立したのが始まりといわれています。この寺院は後醍醐天皇の勅額を賜り瀧安寺と名前を変え、修行道場として発展してきました。今もなお山岳信仰修験道の根本道場として全国から山伏が集まります。大護摩法要が毎年4月・7月・11月に開かれ、山伏姿の行者たちが箕面駅前から瀧安寺までの滝道を歩き、護摩場では火を焚いて中に供物を投入れる護摩供が行われます。

この寺院の本尊の弁財天は竹生島や江ノ島・厳島とともに四弁財天とされ、箕面の弁財天は四弁財天の中でも最も古いものと言われています。瀧安寺は宝くじ発祥の地としても知られ、約950年前の鎌倉時代に編集された夫木集の藤原兼隆の歌にその記述があります。江戸時代にはこの富くじを求めて全国から人々が集まり大いににぎわいました。明治時代に一時中止となりましたが、2015年秋に「箕面富」として古式にのっとり復活、毎年10月10日に行われています。

3.勝尾寺

勝尾寺 箕面 大阪

出典: けいわい / PIXTA(ピクスタ)

勝尾寺は箕面国定公園の中心にあり、本尊は十一面千手観世音菩薩、西国三十三所の第二十三番札所。創建は727年と古く、藤原致房の双子の子供である藤原善仲・善算が草庵を開いたことが始まりです。

清和天皇の病気回復のために祈祷を行い、「王に勝つ寺」ということから「勝王寺」名前を賜りましたが、畏れ多いということで寺側では「勝尾寺」としました。その故事より勝運の寺として信仰を集めています。境内には両目を入れた価値ダルマを奉納する棚が置かれ、こぼれんばかりのダルマが並び迫力があります。境内のあちこちにダルマが置かれ、売店にも多数のダルマが販売され「勝」や「運」といった言葉の関連のものが並んでいます。

例年11月初めになると境内や周辺の山々は赤や黄色に彩られ、燃えるような美しさ。寺院の荘厳な雰囲気の中で眺める紅葉は感動を覚えます。期間限定でライトアップも行われ、幻想的な雰囲気を醸し出します。

4.箕面ビール

「箕面ビール」は大阪北部の自然豊かな箕面市にあるビール会社。日本よりも世界に知られるビールです。2年に1度行われるビールのオリンピック「WBC」やビールのオスカー賞と言われる「BIIA」などにおいて数々の賞を受賞。酵母をろ過しないで瓶詰めする豊かな味わいが特徴で、健康や美容面でもよいとされる飲みやすいビールです。箕面ビールにはヴァイツェンやスタウト・ペールエールといったビールや、箕面名産のゆずや山椒を使った創作ビールなども製造しています。

箕面ビール工場より徒歩2分ほどのところにある「ミノオ ビール ウエアハウス」では、できたての新鮮なビールを飲むことができます。おつまみも充実していますので、箕面の滝の散策の帰り道にのどを潤せば、心身ともに生き返ることでしょう。

5.箕面公園昆虫館

箕面公園昆虫館は、1953年に開園したさまざまな昆虫を展示する博物館です。緑豊かな自然林の広がる明治の森箕面国定公園内にあり、箕面の森に生息する昆虫や昆虫に関する生態を紹介。テーマごとに分けられた展示室は、昆虫の仲間たち・くらし・昆虫同志のコミュニケーション・分類展示、「放蝶園」、「標本展」など順を追って見ることができます。

年間を通していろいろな蝶が飛び回る放蝶園はイチオシ。世界のカブトムシ・クワガタムシの生体展示やミツバチの巣など昆虫についても楽しく学ぶことができます。クイズ形式や昆虫の不思議などのコーナーなどもあり、訪れる人を飽きさせることがありません。

◎まとめ

自然、食べ物、寺院、施設など箕面市の素晴らしい観光スポットや一面をご紹介しました。しかし箕面市にはまだほかにも見どころが多くあります。旅行の帰りに箕面駅の構内にある「もみじの足湯」でゆったりと疲れを癒し、時間の許すかぎりまだ見ていない観光スポットも巡ってみてくださいね。

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