名称:鳴無神社
住所:〒785-0163 高知県須崎市浦ノ内東分鳴無
公式・関連サイトURL:http://susakishikankou.com/susaki_info/history/757/?lang=ja
鳴無神社(おとなしじんじゃ)は高知県須崎市に位置し、「本殿」「幣殿」「拝殿」に関しては国の重要文化財にも指定されている神社です。参道が海に向かって伸びているのが特徴で、「土佐の宮島」とも称されています。パワースポットとして有名で、全国からスピリチュアルなパワーを授かりに観光客が訪れる人気の観光スポットです。海上保安や漁業繁栄、仕事の人間関係などの縁結びにもご利益があると言われています。また、境内は趣があって憩いの場としてもおすすめ。今回は、そんな鳴無神社の魅力をご紹介していきます
目次
高知県随一の縁結びパワースポット!?須崎市の鳴無神社の観光ガイド
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鳴無神社の歴史
社伝によると鳴無神社は、雄略天皇と争い船出して難を逃れた一言主命(ひとことぬしのかみ)が関係しています。雄略天皇4年の大晦日、後に鳴無神社が建つ現在の須崎市浦ノ内東分字鳴無に一言主命が流れ着き、そこに造営した神社が鳴無神社でした。
社伝とは違い、実際は鎌倉時代の建長3年(1251年)に創建されたようです。その長い歴史から、国の重要文化財にも指定されている非常に価値のある神社で、後述する志那禰祭(しなねまつり)は現在も毎年夏に開催されています。
非常に歴史ある建造物ということだけあって、老朽化の影響により、昭和31年(1956年)から昭和32年(1957年)にかけて解体修理が行われました。現在でも色褪せることなく、歴史をひしひしと感じることができる建造物や境内は健在しています。
重要文化財の「本殿」「幣殿」「拝殿」
上述したとおり、鳴無神社の「本殿」「幣殿」「拝殿」は国の重要文化財にも指定されている、非常に価値のある建造物です。
本殿は朱塗りの柱や鮮やかな極彩色で彩られた組物など、3つの中で最も派手な建造物。こちらは土佐藩2代藩主・山内忠義により寛文3年(1663年)に造営されており、昭和28年(1953年)3月31日に国の重要文化財に指定されました。
幣殿と拝殿は2つを合わせて1棟とされており、平入りの拝殿の背後に妻入りの幣殿がくっつき、平面はT字形となっています。上述した、解体修理が行われた建造物がこちらの幣殿と拝殿になります。本殿とは対象的に、落ち着いた雰囲気を漂わせているのが特徴です。こちらも本殿と同様に昭和28年(1953年)3月31日に国の重要文化財に指定されました。
海へと延びる参道
鳴無神社最大の魅力はなんといっても、海へと続く参道と鳥居でしょう。「土佐の宮島」とも称されるこちらの参道は、浦ノ内湾を一望することができます。
後述する志那禰祭はこちらの参道を通って、本殿へと向かいます。ここから一望できる景色はとても美しいと評判。浦ノ内が織りなす山々がありをバックに、青く光り輝く海を眺めることができるので、写真愛好家たちにも人気のスポットとなっています。
凪の時は問題ありませんが、大時化のときにはかなり波が打ち上げられるので、通常の防波堤や海岸同様、台風時の利用は控えましょう。晴れている凪のときは、穏やかな波の音と湾内に吹き込む柔らかな風が、とても気持ちよくリラックスできます。鳴無神社に訪れた際は、是非立ち寄ってみてください。
願を込めておみくじも海へ!
一般的な神社では、引いたおみくじはくくりつけたり持って帰ることが一般的。ですが鳴無神社の場合は、引いたおみくじは海に流すという方式をとっています。
流す場所は上述した参道。階段状に海へと繋がっており、絶景スポットとしても非常に秀逸です。海の透明度は湾内とは思えないほど澄んでおり、晴れた凪の日には青々と輝いています。インスタ映えするスポットでもあるので、最近は若年層の観光客にも人気が高くなりつつある傾向です。
一般的な方法ももちろん良いですが、海に流すという行為はどこか素敵で願いが叶いそうな気もしますね。こちらも鳴無神社に訪れた際は、是非立ち寄ってみてください。
最後に対岸の「遙拝所」からご挨拶
本殿でお参りをし、おみくじを海に流したら、対岸にある遙拝所にご挨拶をしましょう。
遙拝所は、遠く離れた場所からでも神様に対してお祈りをおこなるように作られたミニ神社のようなもの。本殿でお参りをしたあとに立ち寄ってご挨拶をすると良いと言われています。
場所は須崎市の横浪にあります。そんなに離れた場所ではないので、鳴無神社に立ち寄った後は、是非立ち寄ってみてください。
夏には勇壮な志那禰祭も
鳴無神社の志那禰祭に行って来ました。 pic.twitter.com/83xwSMB2t2
— 黒田郡プロジェクト公式アカウント (@Kurodagori) August 25, 2019
鳴無神社では毎年8月に神輿を乗せたたくさんの船が本殿へ神輿を奉納する志那禰祭(しなねまつり)という夏祭りを開催しています。決して規模の大きい派手な祭りではないものの、鳴無神社の歴史を感じることができる人気の祭りです。
アクセス
高知自動車道須崎東ICから、車で約15分。駐車場は普通車5台分しかありませんが、全て無料となっております。
浦ノ内に訪れた際は、鳴無神社に是非立ち寄ってスピリチュアルなパワーを体感してみてはいかがでしょうか?
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