富山名物ホタルイカを見て・触れて・食べよう「ほたるいかミュージアム」

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富山名物ホタルイカを見て・触れて・食べよう「ほたるいかミュージアム」

「富山湾の宝石」とも称されるホタルイカは、グルメとしてだけでなく、その姿の美しさから富山観光の見どころの一つとして知られています。春になると産卵期を迎えたホタルイカが富山湾の浅瀬を訪れ、「身投げ」をしながら青白い光を発光するのですが、その生態や仕組みについて学べるのが「ほたるいかミュージアム」です。世界でたった1つだけというユニークな博物館だけに話題性は抜群。海外メディアによる取材も行われているほか、近年は外国人観光客も増え注目を浴びつつあります。それでは「ほたるいかミュージアム」の見どころについてご紹介していきましょう。

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富山名物ホタルイカを見て・触れて・食べよう「ほたるいかミュージアム」

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ほたるいかミュージアムとは?

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「ほたるいかミュージアム」は、ホタルイカの生態について学んだり直にふれあうことができる体験型ミュージアムです。ホタルイカ専門の博物館は、世界でも唯一ここだけ。滑川市の観光拠点として1998年にオープンしました。

館内では、富山湾の春の風物詩である「ほたるいかの発光」を見られるほか、深海生物「ダイオウグソクムシ」を展示するなど見どころが盛りだくさん。ホタルイカ漁の仕組みや歴史についても学べるので、富山観光をより有意義なものにしたい方は必見です。

大人気「ほたるいかの発光ショー」を見られる時期

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真っ暗な夜の海を覆う神秘的な青白い光。これは、ホタルイカが外敵への威嚇を表す行為として有名な「発光」です。ホタルイカが産卵に訪れる2月下旬から5月下旬頃までに見られる現象で、富山湾の春の風物詩としても知られています。

ほたるいかミュージアムでは、活きたホタルイカを捕獲できる3月から5月の期間限定で「ほたるいかの発光ショー」を開催。特殊な水槽に張られた網を引き、ホタルイカに刺激をあたえて発光させるという貴重な体験を楽しめます。

開催時期はホタルイカの確保状況によって異なるため、訪れる前に必ず公式ホームページにて詳細をご確認くださいね。

タッチプールで深海魚と触れあおう

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タッチプール「深海不思議の泉」では、ホタルイカをはじめとする深海生物とふれあうことができます。3月中旬から5月下旬までのオンシーズンにはホタルイカが、それ以外のオフシーズンにはトヤマエビやズワイガニ、コイボイソギンチャクなどが展示されています。

ホタルイカは鮮度が落ちやすいため、私たちが普段目にするのはボイルされたものがほとんどです。しかし、活きたホタルイカは体が透き通っていてとてもキレイ!発光せずとも、その美しさに思わずうっとりしてしまうかも。

ホタルイカについて学べるミュージアムギャラリー

2017年にリニューアルされた「ミュージアムギャラリー」は、富山湾におけるホタルイカの歴史やホタルイカ漁の仕組みについて学べるエリアです。産卵時期に見られる「ホタルイカの身投げ」や「海上観光」についても詳しく案内しており見応え充分。滑川の海に暮らす生物を紹介する「滑川産海辞典」では、ダイバー目線で撮影した臨場感あふれる映像を楽しめます。

おすすめグルメ

ほたるいかミュージアムを観光した後は、2階にある「レストラン光彩」でホタルイカ料理を味わってみましょう。ホタルイカそのものの味を楽しめる沖漬けや刺身などをはじめ、天ぷらやフライ、ハンバーガー、ピザ、パスタといった絶品グルメが目白押しです。

富山名物の白えびグルメや、滑川漁港でとれた新鮮な魚介類も豊富に取り揃えており、子供から年配の方まで幅広い年齢層に好まれているこのレストラン。パノラマレストランと謳っているだけあって、眺望もバッチリです。

アクセス

【電車】
あいの風とやま鉄道「滑川駅」から徒歩約8分。地下通路を通って海側へ出たら、駅前の通りを700mほど直進します。その後、T字路を右折して約100m進むと左手にミュージアムが見えてきます。

【車】
北陸自動車道「滑川IC」から、県道51号線/けやき通りを経由して約10分。「道の駅ウェーブパークなめりかわ」の無料駐車場(160台)をご利用ください。

◎時間がある方は「ホタルイカ海上観光」もぜひ!

せっかく滑川を訪れたのなら「ほたるいか海上観光」をぜひ体験してみたいところ。漁師がホタルイカ漁をするところを間近で見られるイベントで、例年4月上旬からゴールデンウイークいっぱいまでの期間限定となっています。夜明け前の海を彩るホタルイカの発光は、まるで夜空に輝くイルミネーションのよう。天候次第では、立山連峰からの日の出を拝むこともできますよ!

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