鉄道ファンと歴史好きにはたまらない!?豊後森の観光の魅力をお伝えします

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鉄道ファンと歴史好きにはたまらない!?豊後森の観光の魅力をお伝えします

大分県にある「豊後森(ぶんごもり)」という駅をご存知でしょうか?大分県玖珠町の中心の駅でもある豊後森周辺には、鉄道ファンにはたまらないスポットがあります。特に豊後森機関庫には、蒸気機関車や転車台などもあり見どころ満載。今回は、そんな豊後森駅周辺の観光スポットについてご紹介します。

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鉄道ファンと歴史好きにはたまらない!?豊後森の観光の魅力をお伝えします

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アクセス

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豊後森は大分県の西部にあり、大分駅から最寄りの久大本線「豊後森駅(ぶんごもりえき)」まで特急で約1時間25分です。豊後森駅からは徒歩で約3分。

豊後森機関庫

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豊後森機関庫(ぶんごもりきかんこ)は、久大本線豊後森駅の東側にあった機関庫です。最盛期には、20台以上の蒸気機関車の車両があり、200名を超える職員が働いていましたが、1971年に豊後森機関区は廃止されました。

この遺構を守ったのは地元住民の人たちが中心となり保存運動を起こし、保存を望む署名活動では町内外から2万2千人の署名を集め、自治体を動かしました。地域の活動により国の有形文化財にも登録されています。

豊後森機関庫ミュージアム

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豊後森機関庫ミュージアムは「歴史とあそぶ・まなぶ・たのしむ」をコンセプトにしたミュージアム。豊後森の歴史にふれながら、鉄道を楽しめるようにと2015年にオープンしました。水戸岡鋭治氏(工業デザイナー)によってデザインされたミュージアムは木でできており、自然のぬくもりを感じられます。館内には、鉄道の歴史がわかる資料や映像があり学べますよ。

また、3月から11月の間は外にあるミニ列車に乗ることも出来ます。さらに施設の窓からは、豊後森駅を通過する観光列車も見ることができ、子どもから大人まで楽しめる空間。鉄道好きの小さなお子様がいる方にはおすすめのスポットです。

森陣屋

森陣屋(もりじんや)は、角埋山(つのむれやま)の麓にあり、随所に巨大な石垣と本丸庭園が残っていて歴史を感じることができます。

栖鳳楼(せいほうろう)は、大分県指定有形文化財に指定され、庭園は「旧久留島氏庭園」として国の名勝になっており、たくさんの人が訪れる観光スポットとして有名です。

久留島武彦記念館

出典: ja.m.wikipedia.org

久留島武彦記念館(くるしまたけひこきねんかん)は、玖珠町出身の童話作家、久留島武彦に関する資料を展示している博物館です。久留島武彦は、口演童話家として全国の子どもたちに必要な教えを楽しいお話にのせて語り聞かせていました。さらに幼児教育やボーイスカウト運動などの青少年社会教育にも力を入れ、日本の近代児童文化の基盤を築き上げた先駆者です。

記念館は様々な工夫が凝らされていて、子供から大人まで楽しめるようになっています。童話作品が壁面いっぱいに映し出されている部屋や、くつろぎながら絵本を読めるスペースなどもあるので、休憩スポットとしておすすめ。様々なイベントも開催されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

角牟礼城跡

出典: ja.m.wikipedia.org

角牟礼城(つのむれじょう)は、1585年から1586年に起きた豊薩戦争の際に落城しなかった堅固な城として知られています。標高約577mの角埋山(つのむれやま)の頂上部に築かれ、険しい岩盤が露出しています。

現在、城址には高さ約7m、長さ約100mにおよぶ穴太積みの石垣が残っており、お城や歴史が好きな方は必見。是非一度訪れて見てみてください。

まとめ

豊後森駅周辺の様々な観光スポットをご紹介しました。鉄道や歴史が好き、そんな方にはたまらない場所だと思います。まだまだ豊後森周辺には心くすぐるスポットがありますので、ゆっくり散策しながら観光のコースを作ってみるのもいいですね。大分県に旅行へ来たなら、是非一度豊後森へ立ち寄ってみてください。

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