オロンコ岩にゴジラ岩｜知床・斜里町・ウトロのお散歩観光ガイド

美しい景色や観光スポット、癒しの温泉などがある知床斜里町は、多くの方がお訪れる人気の観光地です。見所がたくさんある場所であり、ゆっくりと時間をかけて街中を散歩するのにピッタリ。今回は、多くの見所の中でも豊かな自然の強さが感じられるゴジラ岩やオロンコ岩などに焦点を当てて、知床斜里町の魅力的な観光地について詳しくご紹介します。

ゴジラ岩

ゴジラ岩は高さ15メートルの大きな岩で、観光客だけでなく地元の人々からも親しまれる斜里町のシンボルです。ここでは、ゴジラ岩の見所について見ていきましょう。（写真はイメージです）

ゴジラ岩の特徴は？

知床岬への観光船があるウトロ港のすぐそばにあり、記念写真を撮る観光客の姿も多く見られます。ウトロ地域には他にも大きな岩がありますが、ゴジラ岩は特徴的な形でインパクトがあり人気が高いです。岩の形がゴジラのように見れることから、その名が付けられています。

ゴジラの手湯もおすすめ

ゴジラ岩のすぐそばにある民宿の隣には「ゴジラの手湯」があり、少し熱めのお湯が手を温めてくれます。ゴジラの手湯は源泉が流れ出ているので、観光船へ乗る前に立ち寄って知床の温泉を感じてみてはいかがでしょうか？

オロンコ岩

ゴジラ岩の向かいにあるオロンコ岩は、知床にある岩の中でも大きく強い迫力が感じられるスポットです。そんなオロンコ岩の魅力について解説していきましょう。

世界遺産に登録されている

オロンコ岩は世界遺産に登録されており、知床八景の1つとして多くの観光客を魅了しています。オロンコという名はウトロ地域の先住民族「オロッコ族」から名付けられており、約60メートルの大きな岩が長い歴史を感じさせます。

綺麗な夕陽が見られる

約60メートルあるオロンコ岩は登ることができ、約170段の石段を上がっていくと知床の町や美しい海が見られる所が魅力です。夕日が綺麗なスポットとしても知られており、沈みゆく太陽がキラキラと輝く水面に反射して絶景を生み出しています。

松浦武四郎顕彰碑

オロンコ岩のトンネルを抜けると、北方探検家である松浦武四郎の顕彰碑があります。ここでは、北海道の名付け親でも知られる松浦武四郎の顕彰碑について詳しく見てきましょう。

松浦武四郎とは？

探検家・松浦武四郎は、九州から北海道まで日本各地を自分の足で訪れ、地図や土地の記録を残した偉人です。松浦武四郎は知床にも3度訪れており、先住民族であるアイヌ民族と共に町を歩いて探検・記録しました。その功績を称えて顕彰碑が建てられたのです。

顕彰碑の見所は？

そこまで大きい顕彰碑ではありませんが、偉人を称える厳かな雰囲気が知床の長い歴史を感じさせてくれます。知る人ぞ知るスポットなので、静かにゆっくりと見られる所も嬉しいポイントです。

知床旅情の歌碑

知床旅情の歌碑は松浦武四郎顕彰碑の近くにある石碑で、映画に出てくる曲の歌詞が刻まれたものです。それでは、知床旅情の歌碑について歌詞が作られた背景を紹介しながら解説しましょう。

知床旅情の歌碑に刻まれた歌詞は、映画「地の涯に生きるもの」の主演である森繁久彌が作詞したものです。この映画は知床半島を舞台に描かれており、1960年に公開されました。

羅臼町にも歌碑がある

根室管内の羅臼町にあるしおかぜ公園にも知床旅情の歌碑があり、映画の原作であるオホーツク老人の石像が建てられています。映画を見てから知床・羅臼の歌碑を見に行くと情景が浮かびやすいでしょう。

三角岩

ここまでご紹介した岩や石碑の近くにある三角岩は、その名の通り三角の形をした大きな岩です。綺麗な夕日が見られると人気の三角岩の魅力を探っていきます。

三角岩は港のシンボル

観光船が集まるウトロ港のシンボルでもある三角岩は、尖った三角形の岩が特徴です。オロンコ岩と比べると少し小さいですが、観光船が集まる場所の目印として印象的な岩となっています。他の岩や石碑と近い場所にあるので、合わせ見てみるといいでしょう。

三角岩の裏は釣りスポットとして人気

大きくそびえ立つ三角岩の裏は、たくさんの魚が釣れると人気の釣りスポットとしても知られています。北海道・知床でしか見られない魚が釣れることもあるので、観光の合間にゆっくり釣りを楽しんでみるのもおすすめです。

最後に：オロンコ岩に登るなら夕陽の時間帯がおすすめ

前述したように、高くそびえ立つオロンコ岩からは綺麗な夕陽が見られ、多くの観光客から人気となっています。ロマンチックな雰囲気があり、カップルで訪れるのにもピッタリです。なかなか見ることのできないオホーツク海の夕日は息を飲むほどの美しさで、旅の記念に絶景をカメラに収めておけば最高の思い出になるでしょう。

オロンコ岩にゴジラ岩｜知床・斜里町・ウトロのお散歩観光ガイド