名称:宮良川のヒルギ林
住所:沖縄県石垣市字宮良
公式・関連サイトURL:https://www.okinawastory.jp/spot/1350
マングローブを実際に見たことがありますか?熱帯・亜熱帯気候の石垣島には、本州に自生しないマングローブが群生しています。汽水の河口周辺で生育できるマングローブ(ヒルギ)の秘密や特徴、見分け方から、石垣島を代表するヒルギ群落をわかりやすくご紹介!カヌー体験と大人も夢中になれる生き物観察を、石垣島旅行のプランに入れてみませんか?
目次
石垣島マングローブ/ヒルギ林でカヌー体験|宮良川・吹通川・名蔵アンパル
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1.マングローブとヒルギ、どう違う?
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石垣島や西表島など、熱帯・亜熱帯気候の汽水エリアに生える「マングローブ」をご存じでしょうか?河口近くの、海水と淡水が混ざり合う汽水域に自生する常緑樹木の総称を「マングローブ」と呼んでいます。そして、日本でマングローブを構成している樹木の名称が「ヒルギ」なのです。
マングローブとヒルギ。少しややこしいですが、ほとんどは同意に使うことができます。とても不思議で魅力的なマングローブの特徴と、日本に自生する3種類のヒルギをみていきましょう。
マングローブの最も大きな特徴は、塩分を排除できること!この能力を持っていることで、マングローブは海水や汽水域で自生することができます。
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2つ目の特徴は「胎生種子」。枝についたままの状態で、果実内の種子が発芽、成長していきます。種子が10~20cmほどの棒状に成長した後、木から落下して漂流。条件の良い場所に漂着すると、そこで生育します。この進化が、ヒルギの生命力の源となっているんですね。
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ヒルギは、みずみずしい緑の葉が印象的です。しかし外観で最も特徴的なのは、酸素を取り込みやすくするための「呼吸根」。
満潮時、水面の下に隠れていた呼吸根は、潮が引くにしたがって次第に露出します。詳しくは後述しますが、マングローブのイメージでもあるタコ足状の支柱根をはじめ、屈曲膝根、板根と呼ばれる呼吸根を、干潮時なら目にすることができますよ。
2.ヒルギの種類
世界には16種のヒルギが確認されていますが、日本には「ヤエヤマヒルギ」「メヒルギ」「オヒルギ」の3種類が自生しています。その違いを簡単にチェックしてみましょう。
◆ヤエヤマヒルギ
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これぞマングローブ、という典型的なイメージの支柱根をもつのは「ヤエヤマヒルギ」です。耐塩性が強いことから、河口近くに生育できるのが特徴。そのため、私たちが最も目にしやすいヒルギといえます。
◆メヒルギ
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「メヒルギ」は葉の先端に丸みがあるのが特徴。耐塩性は3種の中間で、呼吸根は板根状。3種の中で最も胎生種子の定着率が高い、パイオニア的なヒルギです。
◆オヒルギ
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幹が真っすぐで、樹高が最も高いのが「オヒルギ」です。
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周囲の土から折れ曲がった膝が出ているかのような膝根がいくつも見られるのが特徴。大きな木になると板状の板根になります。
ほかのヒルギに比べると耐塩性が弱いことから、比較的上流部、内陸部に多く自生する傾向が見られます。
3.石垣島のヒルギ林
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海に囲まれた暖かい気候の沖縄県では、河口流域にマングローブ群落や原生林を見ることができます。
規模としては西表島に敵いませんが、石垣島では3か所のヒルギ群落が知られています。石垣島を代表する場所は、宮良川・吹通川・名蔵アンパル。アクティビティの様子とアクセスも見てみましょう。
【島南東部】宮良川(みやらがわ)
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宮良川は、全長12kmを超える石垣島最大の河川。河口から2kmほど上流までヒルギの原始林が生い茂っています。この稀有の森林植物相から、1972年(昭和47年)に「宮良川のヒルギ林」として、国の天然記念物に指定されました。
宮良橋からの眺望だけでも素晴らしいですが、カヌーに乗ってヒルギや干潟の生き物観察を観察してみせんか?
宮良川のヒルギ林は、新石垣空港と市街地の間に位置する便利なロケーション。宮良橋の西詰に、4台ほどの無料駐車スペースが設けられています。
【島北東部】吹通川(ふきどうがわ)
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島北東部の野底(のそこ)半島西側、吹通川河口流域に広がるマングローブ群落も有名です。
吹通川のヒルギ群落は、石垣市の天然記念物、西表石垣国立公園の特別地域に指定されています。
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アクセスは、新石垣空港から国道390号線を北方面に走り、県道79号線との三差路を右折します。所要時間は、レンタカーで20分ほど。吹通川に架かる橋の西詰に、8台程度停められる無料駐車場が整備されています。
名称:吹通川のヒルギ林
住所:沖縄県石垣市字野底
公式・関連サイトURL:http://isigaki.info/sight/hukidou.htm
【島西部】名蔵アンパル(なぐらあんぱる)
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「名蔵アンパル」は、名蔵川河口周辺のマングローブ林と干潟が広がる一帯です。野鳥の飛来・生息地として重要な場所であることから、さまざまな保護区に指定。ラムサール条約にも登録されています。
・西表石垣国立公園 特別地域
・環境省 特定植物群落『名蔵川河口域のマングローブ林』
・県指定「名蔵鳥獣保護区」
・国指定「鳥獣保護区」「特別保護地区」
・ラムサール条約登録地
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名蔵アンパルで、貴重な自然を観察して、
いろんなアクティビティも体験しちゃいましょう。
名蔵アンパルへのアクセスは、石垣市街地から車で約20分。名蔵アンパルの全景は、バンナ公園の「南の島の展望台」や「エメラルドの海を見る展望台」から眺望できます。
名称:名蔵アンパル
住所:沖縄県石垣市名蔵
公式・関連サイトURL:http://www.ramsarsite.jp/jp_24a.html
4.カヤックツアーで探検!
ヒルギ群落が広がる河口周辺はとても流れがゆるやかなので、初心者や子供でもカヤックを楽しめます。
マングローブカヌー・ジャングル探検、干潟での生き物観察、サンセットツアー、ナイトサファリなど、多彩なカヌーやSUPのアクティビティツアー、満天の星空を鑑賞できるコースなど、四季折々さまざまなツアーが催行されています。
カヤック・カヌーツアーなどを提供している会社は多数あるので、自分にあったツアーを検索してみましょう。
5.干潟の生物観察
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潮が引いたヒルギ林では、カニやハゼなどさまざまな生物を間近で観察できます!
「シオマネキ」というカニの特徴は、小さな身体から飛び出た可愛い目。そして、オスは片方だけハサミが大きく、このハサミを使った求婚行動が、早く潮が満ちるようにと手招きしている様子に見えることから、シオマネキと名付けられました。
石垣島の干潟では、ヤエヤマシオマネキ、オキナワハクセンシオマネキ、ヒメシオマネキなどいろんな色のシオマネキが生息。他にも、ミナミコメツキガニの大群、ピョンピョンと飛び跳ねるミナミトビハゼなど、小さな生き物がいっぱいいるので、つい夢中になって探してしまいます。
◎ツアーで、レンタカーで、ヒルギ林へ
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マングローブカヌーツアーの多くには、干潟に上がって生き物を観察する時間がセットされています。ツアーでなくても、レンタカーで観光のついでに立ち寄るのもオススメ。橋の上から写真を撮ったり、川原に下りてマングローブや生き物を観察しましょう。
ヒルギ林は、自然を体感できる観光スポットとして、またSNSではフォトジェニックな写真が撮れると注目を集めている人気スポット。潮の満ち引き、マングローブという植物、そこで生きる多彩な生き物など、子どもの自由研究にも最適です。
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