ベトナム・ハノイ旧市街のおすすめスポット

ベトナム・ハノイ旧市街のおすすめスポット

ベトナムの首都ハノイにある「ハノイ旧市街」は、昔ながらの情緒溢れる風景が広がる、ベトナムを代表する観光地のひとつ。ハノイ大教会などの歴史や文化に触れられる街としても有名ですが、市場や屋台が豊富にあるのも魅力。観光客も多く1日を通して賑わっているため、初めてベトナムに来る方にも安心です。ハノイに来たなら足を運びたいお洒落な雑貨屋や、美味しいグルメが楽しめるおすすめスポットをご紹介します。ちょっと気になる治安についても調べてみました。

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ベトナム・ハノイ旧市街のおすすめスポット

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ハノイは、ベトナムのどこ?

ハノイ

ベトナムの観光地として有名な二大都市には、ハノイとホーチミンが挙げられます。ホーチミンはベトナムの南部に位置しているのに対し、ハノイは北部にあります。ハノイ市街地の中心には大きな湖「ホアンキエム湖」がありますが、その北側に広がるエリアがハノイ旧市街。別名「ハノイ36通り」とも呼ばれています。

都会的な施設が豊富なホーチミンと異なり、ハノイは歴史的建造物も多く、昔ながらのレトロな雰囲気が楽しめる街として人気。街にはベトナム料理が楽しめる屋台や雑貨、カフェなどた経ち並び、地元の人たちから観光客まで賑わっています。

ノイバイ国際空港からバスで60分ほどでアクセスできるほか、ハノイオペラハウスがあるホアンキエム湖南側へ行くにも1kmほどのため、周辺を散歩しながら観光を楽しめます。ホーチミンとはまた一味違った落ち着いた雰囲気を堪能したいという人にぴったりです。

おすすめのアクセス方法

ハノイ駅

ハノイ旧市街へは、ノイバイ国際空港からタクシーやバスを使います。なお、空港から市内への交通手段には地下鉄や鉄道はありません。

できる限り交通費を浮かせたいという人は、空港から市街地へ向かう「路線バス86系統」を利用しましょう。ルートは、ノイバイ空港からハノイ中心部までとしており、途中駅にはロンビエン・バスターミナルやハノイオペラハウス、メリアホテルなどがあります。

空港から60分ほどでハノイ中心部に到着。終点のハノイ駅から旧市街までは徒歩20~25分ほどです。路線には旧市街エリアの停車駅はないため、86番系統の「ハノイ駅」「オペラハウス駅」などで下車しましょう。そこからは、徒歩もしくはタクシーを利用するのも方法のひとつ。空港からタクシーに乗るよりも費用を安く抑えられます。なお、空港からハノイ駅まで市バスを利用した場合の料金は、片道200円ほどです。

マーマイ通り

ハノイ旧市街

旧市街のなかでも、観光客で賑わうエリアがマーマイ通り(Ma May)。旅行者向けのカフェやレストラン、スパも多く、ホテルやホステルなども密集しています。Wi-Fiが完備されていたり、ツアーデスクが併設されているお店も豊富なため、初めて旧市街にくる人でも安心して足を運べるエリアでしょう。

なかでも見ておきたいのは、伝統的な木造町屋「マーマイ87番の家」です。19世紀のベトナム建築を修復保存し続けており、かつて本当に住まれていた家です。居間や寝室、骨董品などが陳列されていて、懐かしい気分を体験できます。また、観光客向けの陶器やコーヒー、雑貨などを販売しているお洒落なお店も多数あるため、お土産選びにも困りません。

ドンスアン市場

ドンスアン市場

旧市街の北部に位置し、ドンスアン通りを超えたあたりにある大型市場。ハノイ市最大の屋内市場として、地元の人たちもよく通う買い物スポットです。業者の卸売りも行っているため、どのお店も豊富な商品が取り揃えているのが特徴。

ドンスアン市場

ベトナムならではの鮮やかな色合いの生地屋さんや服飾店、日用雑貨、食品までリーズナブルで幅広い商品が手に入ります。

また、市場内や周辺には下町っぽさ溢れる食堂があります。観光客は少なめですが、現地価格で家庭料理が楽しめることは魅力といえます。地元の人たちで賑わうローカルな雰囲気を楽しみたい、低価格で掘り出し物を見つけたいという人は足を運んでみては?

ナイトマーケット

ハノイ ナイトマーケット

毎週金曜日・土曜日・日曜日の夜19時~24時ごろまで、週末限定のナイトマーケットが開催されています。場所は、ホアンキエム湖付近に入口があるハンダオ通りから、ドンスアン市場周辺に続く約300mの一本道。南から北上しながら歩いてお店を巡りましょう。ベトナムの市場のなかでも規模が大きく、数百にも及ぶ屋台がずらりと並びます。日中はバイクの交通量が多い道ですが、ナイトマーケット時は歩行者天国となるため、まさにお祭り気分。

ここでしか買えない雑貨や服飾品が中心に販売されていますが、焼き鳥などの屋台グルメの逃せません。日本では体験できない、活気の溢れる雰囲気がナイトマーケットの魅力。たくさんの商品のなかから、お気に入りの掘出し物をゲットしましょう。

ハノイ発祥の郷土料理「チャーカー」

ハノイ料理 チャーカー

ハノイ発祥の郷土料理「チャーカー」の名店が多く立ち並ぶ、旧市街地のメインストリート。チャーカーとは、揚げた(チャー)魚(カー)という意味。ぶつ切りにした白身魚とネギやディルなどの香草を油でグツグツ炒めて、米麺(ブン)や魚醤油、ピーナッツなどと一緒に食べる料理です。

◆チャーカーラヴォン

チャーカーの老舗名店として有名なのが「チャーカーラヴォン」というお店。1871年に旧市街でお店がオープンし、現在で4代目となる本家本元のチャーカーです。外はカリッ中はふんわり揚げた魚と、みずみずしい野菜とのバランスが絶妙で、ビールとの相性も抜群。1人前のセットだと、日本円で約800円で食べられます。

お店によって違った付けダレやトッピングが楽しめるため、他のお店と食べ比べしてみるのもおすすめです。ハノイに行ったら必ず食べておきたい名物と言えるでしょう。

◎治安は大丈夫?

ハノイ旧市街

初めてハノイ旧市街に訪れるときに気になるのは、治安です。旧市街は観光エリアのため、日中は人が多く、ハノイのなかでも治安は良好とされています。しかし、スリや盗難などの被害は少なからずあるようなので、スーツケースなどの大きな荷物はホテルに預け、貴重品は肌身離さず携帯しておきましょう。

また、旧市街エリアから少し外れると、人がいない暗い道も存在します。夜は1人で出歩かないことが安全です。移動手段でタクシーを利用する際は、ぼったくりに遇わないようメーターがある車両を選ぶこともポイントです。

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