イルカとのふれあいだけじゃない！人気上昇中「下田海中水族館」の魅力とは？

「下田海中水族館」は、イルカとふれあえる水族館として今注目の観光スポットです。定番のショーや餌付けはもちろん、一緒に泳いだりトレーナー気分を味わったりと、貴重な体験をできるのが魅力。アザラシやアシカ、コメツカワウソといった可愛らしい海洋生物ともふれあえるとあって、いつも多くの観光客で賑わっています。それでは、下田海中水族館の見どころについてご紹介していきましょう。

下田海中水族館とは？

静岡県下田市にある「下田海中水族館」は、ちょっと珍しい海上に浮かぶ水族館。1967年の開園以来、長きにわたって愛されている下田の定番観光スポットです。天然の入り江ではイルカが飼育されており、間近でふれあえるプログラムやショーが多数用意されています。

入り江に浮かぶ「アクアドームペリー号」には伊豆の海を再現した巨大水槽があり、およそ50種・10,000点以上もの海洋生物を展示。1日に3回行われる餌付けショー「ディスカバリーオーシャン」では、ダイバーが季節にちなんだコスプレをして潜水するなど話題性も抜群です。

敷地内にはパフォーマンスショーを楽しめる海上ステージやスタジアム、ペンギン舎、ウミガメ池、アザラシ館といった展示施設のほかに、レストランやお土産ショップ、売店も併設されており一日中楽しめる観光スポットとなっています。

やっぱり一番人気はイルカ！

水族館のアイドルとして大人気のイルカ。下田海中水族館は、イルカとふれあえる体験プログラムが充実していることで知られています。その数なんと8種類。今回は、その中から特に人気の4つのプログラムをご紹介しましょう。

◆いるかの学校

毎日12:30開校の「いるかの学校」は、イルカのトレーニング風景を間近で見学できる体験教室です。訓練を受けているイルカたちの姿をトレーナーと同じ目線で見学できると好評。イルカについての質問も自由にできるので、夏休みの自由研究におすすめです。

所要時間：約10分
料金：無料
※雨天中止

◆ドルフィンフィーディング

「ドルフィンフィーディング」では、イルカにエサをあげたりジャンプの合図を出したりしながらトレーナー気分を味わえます。1日6回～8回を目安に開催されており、定員は1回6名。年齢制限はないため、小さなお子さんでも保護者が同伴すれば参加可能です。

所要時間：約10分
料金：1,300円／一人当たり
申込み：ドルフィンビーチカウンターにて先着順

◆うきうきドルフィン

イルカともっと近くで触れあいたい方は、水中で楽しむプログラム「うきうきドルフィン」がおすすめ。1日2回の開催で定員は1回6名。ウエットスーツや水中マスクを着用して挑む本格的仕様で、イルカと急接近できること間違いなしです。

所要時間：1時間（着替え・レクチャー含む）
料金：5,000円／一人当たり
対象：小学1年生以上
申込み：2ヶ月前からの予約可能（電話またはHP）

◆ドルフィンスノーケル

「ドルフィンスノーケル」は、水中マスクとスノーケル、フィンをつけてイルカたちと一緒に泳ぐ大人気のプログラムです。イルカに囲まれて泳ぐなんて夢みたいだと思いませんか？1回あたりの定員は8名。夏休み期間中を除き、毎日2回開催されています。

所要時間：2時間（着替え・レクチャー含む）
料金：7,000円／一人当たり
対象：中学生以上（夏休み期間は小学5年生以上）
申込み：2ヶ月前からの予が可能（電話またはHP）

何度でも見てみたい！バラエティー豊かなショー

◆ワンダーオーシャン

海上ステージで行われる「ワンダーオーシャン」では、自然に近い環境（入り江）で生活する元気なバンドウイルカたちのショーを楽しめます。ダイナミックで華麗な大ジャンプやドルフィンサーフィンなど、圧巻のパフォーマンスは一見価値ありです。

開始時間：9:20／11:00／13:00／15:00
※9:30開館の日は初回11:00（計3回）

◆マリンファンタジー（アシカショー）

全面ガラス張りのマリンスタジアムで行われるアシカたちのパフォーマンスショー「マリンファンタジー」。前脚が大きく発達したアシカは、陸上でも水中でも自由自在に動き回ることができます。水陸両方のステージで様々な技を披露してくれます。

開始時間：09:50／13:30／15:50

◆スマイルシップ（アザラシショー）

アザラシ館で開催される「スマイルシップ」では、アザラシの生態について詳しく学ぶことができます。食事風景を見られるほか、なんとショー終了後にはアザラシのエサやり体験も実施中。あなたもアザラシ通になれるかもしれませんよ。

開始時間：11:45／14:10

■ペチペチマーチ（ペンギンショー）

ペンギンを超至近距離から観察できる「ペタペタマーチ」。ペンギンの生態に関する話を聞きながらエサやりを観察できる「餌付けショー」や記念撮影会、エサやり体験、お散歩見学など、ありとあらゆる方向からペンギンについて知ることができます。

開始時間：（餌付けショー）11:25／15:25
　　　　　（記念撮影）11:40／15:40
　　　　　（お散歩）11:50
　　　　　（エサやり体験）12:30

新しい仲間「コツメカワウソ」ともふれあえる

2018年4月に仲間入りした「コツメカワウソ」のワサビとマメタ兄弟は、自然の世界観を再現したコツメカワウソ展示舎「ふれあいの森」で見ることができます。器用な手先で物を掴む姿はとても愛らしく、ついついエサを与えたくなってしまうかも。

カプセル入りのエサは、1回500円のガチャガチャにて販売中。1日50色限定です。エサやり用の穴から伸びてくる可愛らしい手を握って、ぜひコツメカワウソとのふれあいを体験してみてください。

「うみめぐり」で伊豆の海に生息する生物を観察

長らく「海の生物館シーパレス」の名で親しまれていた水槽展示エリアが、「遊ぶ」「学ぶ」「サプライズ」をテーマにした「うみめぐり」にリニューアル！伊豆の海に生息する約200種・1500点の海洋生物を様々なスタイルで展示しています。

伊豆名物のキンメダイや深海魚が見られるほか、伊豆の漁業に関する資料もあり見応え充分。美しいサンゴや魚に合わせた色とりどりの照明が、ロマンティックに館内を演出しています。

間近で観察できる展示方法にも注目

下田海中水族館の魅力といえば、2015年にリニューアルされた「ペンギンパノラマプール」でしょう。上下左右360度から見渡すことができるパノラマ展示やガラス製通路を利用したイベントなど、今まで以上にペンギンたちを間近で観察できるようになりました。

SNS映えする写真が撮れるフォトスポットとしても注目が集まっているこのエリア。ほかではなかなか体験できない「餌やり」も行われているので、ぜひチャレンジしてみましょう。もちろん一緒に記念撮影も楽しめますよ。

◎オリジナルグッズをお土産に

地域最大規模を誇るお土産ショップでは、水族館オリジナルグッズを多数販売してます。可愛らしいコツメカワウソやイルカをはじめ、生き物をモチーフにしたぬいぐるみがいっぱい。下田海中水族館オリジナルクッキーはお土産として大人気です。下田観光の記念にぜひ立ち寄ってみてくださいね。

イルカとのふれあいだけじゃない！人気上昇中「下田海中水族館」の魅力とは？