広島市の観光スポット13選!水の都は朝から夜まで楽しみがいっぱい

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広島市の観光スポット13選!水の都は朝から夜まで楽しみがいっぱい

広島市は広島県の都市に辺り中国・四国地方でも一番の人口を誇る市です。市内には6本の川が流れていることから水の都とも呼ばれています。広島は毛利家、福島家、浅野家の城下町として栄え、西国一の賑わいを見せた場所でもあります。昭和20年8月6日原爆の被害を受けましたが、復興が進んでおり元の活気を取り戻しています。

今でも8月6日なると平和祈念資料館には年間120万人もの人が訪れます。原爆ドームは世界遺産としても認定され、広島市の町を歩いていると当時の悲惨さを目で見て感じることができます。

古くから日本の要衝としての歴史を持つ広島市。そんな広島市の観光スポット13選を一挙にご紹介します!

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広島市の観光スポット13選!水の都は朝から夜まで楽しみがいっぱい

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1. 戦争について学ぶ「広島平和記念資料館」

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広島市を観光するのであればここは外せません。原爆や戦争について改めて考えさせられる場所です。なぜ、広島に原爆が投下されたのか、戦争の時の広島の様子を写真や立体的な模型で再現しています。

私達が思い描いていた以上に広島の原爆の歴史は残酷です。原爆の投下からどうやって広島が今の素敵な街になったのか、広島の歩みを知るなら広島平和記念資料館です。少しリアルな表現が多いので苦手な方もいるかもしれません。ですが広島原爆について学んでから広島市の町を歩くと、ここがその場所なんだなと重ねてみる事ができます。

広島平和記念資料館はわが国の戦後建築物としては初めて国の重要文化財に指定されました。その外観も目で見て楽しんでくださいね。

2. 原爆の傷跡を残す「原爆ドーム」

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チェコ人の建築家ヤン・レツル氏の設計で1915年に開館され、昭和20年8月6日には爆心地からたったの160mの至近距離で原爆の被害に合いました。ほぼ真上からの爆風だった為に壁の一部は崩壊を免れたそうで原爆当時の姿を今に残しています。原爆ドームは窓が多い設計になっているので、凄まじい爆風を浴びても現状を保ち続けることができたとされています。

当時のあれだけの熱風でもその姿を今も残している原爆ドームは1992年に世界文遺産に登録されました。また、近年になって壁の一部が耐震に弱いとされ現存させたまま補強工事を行うことになっています。また、原爆ドームは夜になるとライトアップされます。遠くから見ても原爆ドームを見ることが出来るのですが、昼間とはまた違った雰囲気で当時の風景をより現実的に思い起こさせます。

原爆ドームの横には川が流れていて、川べりでご飯を楽しんだり、カフェを楽しんだりする場所もあります。広島平和記念資料館と合わせて観光してみてくださいね。歴史について学ぶ場合は、まず広島平和記念資料館にいって戦争や原爆について学んでから原爆ドーム行くのをおすすめします。

3. 優美な姿を残す「広島城」

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毛利輝元築城の城として天正17年に造られました。優美なお城として知られていましたが原爆の投下により天守閣は全てが無くなりました。現在の広島城は復元されたものです。昔のままを残しているお城と比較すると何だか物足りなさを感じてしまうところもありますが、広島城には独特の味があってとても魅力的。以前は鯉城と呼ばれ、綺麗なお城として有名でした。

1階は鎧や着物を無料で着ることができるので写真撮影ができます。屋上からは広島県を一望することができるので、中々の絶景です。復元された天守閣は博物館になっていて有料ですが、見る価値は存分にあり。歴史ファンにとってはたまらない空間でしょう。

お城のお堀の周りをゆっくりお散歩することもできるので天気のいい日に訪れるのがおすすめ。周りは木々に囲まれているのでのんびりとした癒しの時間を感じることができます。広島城は少し小さめの天守閣なので少しイメージが違う人もいるかもしれません。近年は外国人の観光客も増え、広島城に来ているのをよく見かけます。

4. カープファン必見「 MAZDA ZOOM-ZOOM スタジアム広島」

出典: Dai Fujihara

広島カープファンにとっては聖地のような場所。プロ野球の試合が行われる場所として、地元の人が試合の度にたくさん訪れ熱狂的な応援を送ります。市民球場から変わったばかりのとても綺麗な球場で、チケットの入手も地元の人でないと難しいと言われる程。

スタジアムに行くまでに選手の看板が置いてあったり、カープ仕様のローソンがあったり、グッズを販売しているところがあったり向かうまでの道でもテンションが上がります。10時~16時までになりますので早めの時間帯に訪れるようにしてくださいね。インターネットでは購入できない限定のグッズもあるのでカープファンのみならずとも訪れると楽しい場所です。

普段は別の球団のファンだけどカープの熱狂的な応援を感じてみたい人も気軽に球場を訪れてみてくださいね。地元のファンの方の勢いに驚くこと間違いないでしょう。BBQできたりベンチから見る景色と同じ目線で見られる席があったり、席の種類も様々なのでそれもスタジアム広島の楽しみの一つではにあでしょうか。思わず「カープ、カープ、カープ広島ひろしーまー」って歌いたくなること間違いありませんよ。ライブ会場にも使われることもあるそうです。

5. 平和学習に欠かせない「平和記念公園」

出典: tosimisi

原爆死没者を慰霊するために整備された平和記念公園は、公園内に「広島平和記念資料館」・「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」・「原爆ドーム」などの施設があります。8月6日になれば毎年多くの人が手を合わせます。終戦の8月15日には多くの人が集まってくる場所となっていて、テレビ中継などで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

実際に見ると綺麗に管理された緑豊かな公園です。1月には広島マラソンも行われとても賑わいます。男女問わず観光できる場所となっていて、平和を祈る千羽鶴や像など見所はたくさんあります。いつ訪れても観光客や地元の人が訪れていていかに大切な場所であることがわかります。修学旅行の時期はとても混み合うので時間帯など調整したほうがいいかと思います。

ゆっくりお散歩するのもいいですし、歴史を感じつつ戦争について考えさせられる場所だと思います。私達が幸せに生きていくことが出来るのも感謝の気持ちをもって精一杯生きて行かないといけないなと考えさせられる場所です。広島平和記念資料館ととても近いので是非どちらもみて行ってほしいです。ボランティアの方も常駐しているので案内を聞きながら回ることもできます。詳しく知りたい人は是非ガイドさんを頼ってみてくださいね。

6. 浅野家の別邸「縮景園」

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浅野家の別邸として知られているお庭です。元和6年に茶人として知られる上田宗箇に作らせた庭で、今では地元の人の憩いの場としても知られています。昔ながらの日本庭園で和の雰囲気が漂いとても素敵な場所です。池には鯉がたくさんいて日本の池といえば鯉ですよね!色鮮やかな鯉を見ていると優美でとても癒されます。朝方のお散歩で訪れると清々しく気持ちいいのでおすすめ。

いつ見てもお庭の管理が徹底されていて綺麗なのでこれだけ管理が行き届いているお庭もさすがだなと感じます。広島市の中心に位置しているので便利に利用でき、まったりと過ごすそんな時間があってもいいかもしれませんね。茶店のおうどんやお抹茶を頂くことが出来るので和の心を堪能しながら過ごすランチもいいですよね。

広い庭園ではないので少しこじんまりとしていますが、またそこに情緒があり日本らしくていいと思います。外国の観光客も訪れるのでいかに和の雰囲気を好む方が多いのだなと感じます。庭園内のお花も季節によって色とりどりに彩られ、見ているだけで華やかな気分にさせてくれます。広島を訪れた際には必ず立ち寄りたい、とても素敵な庭園。日本3大庭園には入っていませんが目指すべき庭園だと思います。

7. 移動手段としておすすめ「路面電車」

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広島のメイン通りを走る路面電車は、広島のシンボル的なものだと言えるでしょう。かつて京都や大阪で活躍していた路線が使われており、すべての電車のデザインが一緒でないところも観光する側からすると魅力的で、ドイツ・ドルトムント市電などの車両を見つけた時なんかは当たりだと感じる程の嬉しさです。街の中を走っている姿は車やバスとも変わらないのに何とも広島らしさを感じることができる魅力がありますよね。

木製のものから最新の型まで使用されているので、こんなに電車の種類が変わる路面電車も他にはないのではないでしょうか。電車に乗ってのんびり宮島を目指してみてもいいですし、路面電車に乗っていると何だかゆっくりとした時間が流れます。ただ驚くのは駅がとってつけたような場所にあり、路面電車を待っている駅では両側を車が思いっきり走っていてバスが通るとそのバスの風を感じる程の近さなので慣れないと何だか怖いかもしれません。

意外と混み合っていて観光客だけではなく地元の人の利用も多いのが特徴です。広島市内ではこれが主な移動手段になります。通学時間や帰宅時間は混み合うので注意してくださいね。

8. 動物と触れ合う「広島市安佐動物公園」

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約160種1,700点の動物を楽しむことができる広島を誇動物園です。アフリカとアジア産の動物を多く扱っていて、檻を極力少なくしたことで、動物の自然のままの姿で可愛い動物と触れ合うことができます。ぴーちくパークでは子供と動物のふれあい広場になっていて、山羊や羊などと遊ぶことができます。園内は決して大きい動物園ではないのですが、お子様を遊ばせるには十分な場所なのでファミリーで広島に観光に来た人には特におすすめ。

最近ではクロサイのハナちゃんが長寿のお祝いをされていましたね。可愛いレッサーパンダの麻麻ちゃんや、動物の赤ちゃんも多くいるのでタイミングが合えば合うことができるかも。広島市ですが少し駅からは離れているので車で行くことになります。夏にはナイトサファリ等のイベントで動物たちの夜の姿を見ることができます。

夜行性の動物は夜にならないと活動的にならないのでとても魅力的ですよね。夏の限定になるのでこちらもタイミングがあれば訪れてみてくださいね。動物が生き生きとしているので観ていてこちらも楽しくなりますよ。広島市にとってなくてはならない動物園です。

9. 昆虫好きには是非「広島市森林公園」

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広島市内からの利便性もよくファミリー連れにはもってこいのスポット。一年中蝶々が飛び交う昆虫館があることや、カブトムシと触れ合うことができるので、子供はとても喜びます。また普通で見ることができない珍しい種類のカブトムシやクワガタと触れ合うことができるので、親子で盛り上がること間違いありません。子供と一緒に昆虫を観察したり、捕まえたり、触れ合えたりこれ以上に楽しいことは中々ありませんよね。土日にはイベントも頻繁に行われているので昆虫館が無料になる入場券を配っていることも。とても広い森林公園があり遊べる遊具がたくさんあります。

景色が最高なモノレール、トロッコ列車、夏にはプールもあるので1年中を通して遊ぶことができます。イベントのとき以外には利用者も少ないのですが、逆にのんびりと満喫できるのでおすすめですよ。バーべキューができる広場や、春にはお花見も楽しむことができ、秋には紅葉を眺める事ができます。

季節に合わせて遊ぶことができるのも広島市森林公園の魅力ではないでしょうか。ここまで広い森林公園は他にはなかなかありません。入場料金も200円で遊ぶことができるのでお得に一杯遊びたい人には本当におすすめです。地元のご家族連れもたくさん訪れます。

10. 遊べるスポット「似島」

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広島には厳島神社をはじめ小さな島が沢山ありますが、広島市内の中では最大の大きさを誇る似島は特におすすめです。広島市内から見ても富士山のような形をした美しい姿の島で、島の中央にそびえる小富士や魚釣り、潮干狩りなど1年中楽しむことができる島として知られています。1日まったり過ごしたい、自然と海を楽しみたい人にもおすすめ。

季節ごとに釣れる魚が変わることや、季節によってリンゴ・ミカンなど狩る内容も変わるので1年中を通していつ訪れても楽しむことができます。魚釣りではカレイを釣ることもできるため、それを目当てに訪れる人も多いそうです。広島港よりフェリーで移動すること20分~30分程度ととても近いのでファミリーで訪れる人も多く、アクティビティの多い楽しめる島だと言えるでしょう。

海の遊びもあれば山登りやキャンプなど山の遊びもあります。島めぐりをしながら楽しむことができるので、のんびりまったり休みながら観光を楽しみたい人にはおすすめです。注意点としては帰りのフェリーの時間を事前に確認しておくのをおすすめします。本数が少ないので長時間待つ可能性や最悪当日のフェリーが無くなってしまうこともあります。島に行くときに確認しいておくようにしてくださいね。

海もとても綺麗ですし、至る所の管理が行き届いているので子供でも安心して遊べますよ。広島市の島の中でも断トツおすすめです。夏の思い出作りにどうですか?

11. ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路

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水の都と呼ばれる広島を走る「ひろしまリバークルーズ」と「ひろしま世界遺産航路」はそれぞれ別の川を運航しています。特に、ひろしま世界遺産航路は観光としても非常に人気のある原爆ドームと厳島神社を繋いでいるので観光で訪れる人には是非ともおすすめしたい移動手段の一つです。

意外と厳島神社までの移動手段は大変なのですが、これなら乗り換えなしで直接行くことができるので便利。電車移動だと1時間程かかるのですが、クルーズを使うとたったの30分で到着します。さらに川からみる広島の景色は歩いているときとまた一味違って面白いですよ。「さすが水の島と呼ばれるだけあるな……」と広島らしさが感じられるでしょう。

ひろしまリバークルーズは、平和記念公園を流れる元安川から太田川上流までを運航しているので、ちょっとした移動なら十分かもしれません。春になればクルーズの中から桜を見ることができるので、季節ごとの楽しみ方があるのも魅力の一つです。また宮島まで行く航路で瀬戸内海に出るといろいろな島を見る事ができます。子供がいるファミリーで旅行をする場合ちょっとした休憩時間にもなるのでクルーズの移動はとてもおすすめ。

12. 初詣や厄払い「広島護国神社」

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広島県ではとても有名な歴史の古い神社です。白の鳥居が印象的で、地元の人は年始の初詣で訪れる人が多いとされ、何とカープの選手も揃って初詣に訪れるそうでテレビでもその光景をみたことがある人もいるのではないでしょうか。初詣の時は出店が沢山出るので並びながらも楽しむことができます。

平日でもお参りに来ている人がいるので活気があります。場所も広島城を眺めることができるぐらいの利便性で、神社内もとても神聖な雰囲気があり綺麗な神社なので観光客にもおすすめ。お宮参りや厄払いなども行っています。入り口にはアイスを購入できる場所があるので参拝後にアイスや甘酒を楽しめます。休憩できる椅子もあるので、神社を見た後は少しゆっくり休んでから移動するのもいいですね。

御朱印や神社限定のおみくじ、絵馬もあり周囲の神社とは少し違った雰囲気のある神社なので、見ていて面白いです。入口には馬の像が前足を掛け上げている姿が印象的なのですが、この馬は「平和の守り神」とも言われていて、訪れるだけでとても穏やかな気持ちになれます。駐車場も完備していますし広島の人にとってなくてはならない神社です。

子供の日には「子供泣き相撲」も開催されるので興味がある方は是非いらしてみてくださいね。原爆ドームからも徒歩圏内で行けるので観光ルートに入れてみてお散歩を楽しむのもいいですね。

13. 夜景を楽しむ「黄金山」

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黄金山の山頂までドライブウェイが続いています。黄金山にはじめて行く人は道が少し分かりにくいので迷うかもしれません。必ずナビをつけていくのをおすすめします。広島市内からの利便性も高く、広島では有名な夜景スポットとして有名。夜になれば夜景がとても綺麗で特に冬の夜は空気が澄んでいて例えようのないぐらい絶景です。

春になれば桜を楽しむことができ、桜が満開になると桜のトンネルを通っているような気持ちになるので非常に綺麗です。春になると地元の人でとても混み合います。頂上付近には駐車場も少ないので混雑して止められないということもあるので注意が必要です。展望台からは広島市が一望できて、カップルにはもってこいのスポットです。ロマンティックな夜を演出してくれます。また黄金山は猫が多く、可愛い野良猫もいて何だか癒される素敵スポット。

少し早めの時間から訪れて道没を見るのもおすすめです。黄金山は夜景が有名な場所ではありますが夕方や朝方に来てもまた絶景を楽しむことができますよ。車以外でも自転車で訪れている人もいましたので坂道は急ですが昇ることができます。地元の人には有名ですが観光客にとっては穴場なので是非訪れてみてくださいね。

◎まとめ

広島市の魅力をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。広島って様々な色が混ざり合っていてとても面白いですよね。確かに戦争や原爆により悲惨な状態にはなりましたが、地元の人達の地元に対する愛情が強いので市内のいたるところが管理されています。だからこそ、広島にしかない魅力がこれでもか!と感じる程たくさんあります。

原爆ドームや平和記念公園、資料館は必ず見て戦争や原爆を学んでほしいところですし、移動手段であれば路面電車には必ずのって欲しいです。都内の電車と比べると少し運転が粗いので驚くこともありますが、電車によって外観が違うのでどれに乗るのかな?と考えただけでもとても楽しい気持ちになります。

夏場でも昼間は暑いのですが夜になると少し涼しい風が吹いていてそんな広島市の町を歩いてお散歩をするだけで昼間の広島とはまた違った雰囲気を味わうことができます。広島市には美味しいグルメスポットもたくさんありますし、広島市は都会なのでお買い物をするにも困りません。昼夜合わせて楽しむことができるのが広島の魅力の一つだと思います。

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