広島県福山市の歴史溢れる「鞆の浦」のおすすめ観光スポット6選

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広島県福山市の歴史溢れる「鞆の浦」のおすすめ観光スポット6選

広島県にある鞆の浦(とものうら)は約1000年以上もの昔から港町として栄えてきた場所として知られています。多くの歴史上の人物が訪れたことでも知られており、足利尊氏、坂本竜馬など誰もが知っている著名人がこの港に来たのかと思うだけでワクワクしてしまいますよね。

歴史だけではなくその美しい景観から多くの芸術家を魅了し、絵にも描かれてきました。ジブリ作品である「崖の上のポニョ」の舞台にもなっています。港だけではなく昔からの歴史的な建造物も数多く存在します。

鞆の浦では歴史好きじゃなくても楽しめる観光スポットが盛りだくさんです。昔の偉人に思いをはせながらここを坂本龍馬が歩いたのか…と考えるだけでも楽しくなりますよね。そんな素敵な町鞆の浦の観光スポット6選をご紹介します。定番のスポットから、こんなところもあったのか!と驚きのスポットまで鞆の浦に行きたくなること間違いありません。

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広島県福山市の歴史溢れる「鞆の浦」のおすすめ観光スポット6選

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1. 古くから伝わる「沼名前神社」

沼名前神社は鞆の浦を代表する神社として知られ祇園発祥の地とも言われています。海を治める大綿津見命「おおわたつみのみこと」、学問の神の須佐之男命「すさのおのみこと」が祀られているとされている昔ながらの神社。

秀吉ゆかりの能の舞台としても有名で、国の重要文化財にも指定されています。毎年5月2日に行われる例祭には多くの観光客が訪れます。鞆の浦に来たらぜひとも足を運んでほしい神社の一つです。

2. 国の重要文化財「安国寺」

福山駅から移動すること30分。鎌倉時代に創設されたお寺で昔ながらの古びたお寺といった雰囲気ですが、実はすごいお寺なのです。安国寺は鞆の浦にある足利尊氏、直義兄弟が作った臨済宗のお寺で、前身は鎌倉時代に創建された金宝寺なんです!

室町時代に建てられた釈迦堂や、木造阿弥陀三尊立像と木造法燈国師坐像が国の重要文化財に指定されています。拝観料は無料!安国寺の境内は比較的コンパクトな作りになっていて、山門から入り少し歩いたところに本堂があります。

せかせかとお参りをするのではなくのんびりと境内をまわるのがおすすめ。秋になると紅葉がとても綺麗ですよ。安国寺に向かうまでの道のりもタイムスリップしたかのような昔ながらの古民家が並んでいるので向かうまでの道も楽しんでくださいね。

3. なんといってもここだけは外せない「鞆の浦」

沼隈半島の先端に位置する鞆の浦は昔から「潮待ちの港」として栄えた場所です。瀬戸内の中でも特に日本経済の中心を担ったことでも有名で、数々のアニメや映画のロケ地としても知られています。焚場は海中に現存していて木造船の船底についたフジツボや貝殻を焼き払い乾燥させることで船命を長らえる事ができるそうです。

内陸側に船番所があり江戸時代の石垣が現代にそのまま残されています。船番所とは船の出入りや安全を管理し見守るもので港町にはなくてはならないものの一つ。

雁木は潮の満ち引きに関係なく船付け出来る場所です。他の港ではここまでスケールが高い雁木は見かけません。今では観光客や地元の人がのんびり座る場所として利用されています。

他にも常夜燈や波止場など港町ならではの史跡がたくさん残されていますよ。鞆の浦の史跡がここまで残っているのには理由があり、地元の人の徹底した管理のもと今の時代まで現存して残るように管理されています。

昔ながらの鞆の浦を思うからこそ出来る事であり、日本でも類を見ない鞆の浦の魅力をこのまま引き継いでほしいと感じる素敵なスポットです。夕方になると夕日が綺麗なのでのんびりお散歩も楽しめます。仙酔島が目と鼻の先に見えるなど見所の多さも魅力の一つ!

4. 穴場「福山市鞆の浦歴史民俗資料館」

1977年から始まった地元有志による調査・収集活動が原動力となり建てられた民俗資料館です。福山市70周年の記念事業として、鞆城跡の高台に建設されました。鞆の浦を中心とした瀬戸内の歴史や文化、民族をテーマにした展覧会なども行われています。鞆の浦について知りたければここに来れば間違いありません。

毎月特別展も行っており、様々なアート作品や絵、花めぐりなど鞆の浦ならではの貴重な展示物も見れます。鞆の浦の昔ながらの光景や資料、街並み、道具など今と変わらぬものもあれば大きく変わったものまでありますよ。

また鞆の浦歴史民俗資料館は高台にあるので、瀬戸内の海に浮かぶ鞆の浦の綺麗な景色が見れますよ。

5. 眺めがいい「医王寺」

弘法大師が開いたと言い伝えられている医王寺は、観光ガイドでもそこまで搭載されていない穴場スポット。知る人ぞ知る鞆の浦の観光スポットの一つです。『福島正則』により再興された真言宗のお寺としても知られています。

この医王寺の鐘から見る景色がとても綺麗と評判です。そこからさらに石段を500段程上ったところには太子殿があり、そこからの眺めも絶景ですよ。

本堂の横にある五百羅漢は見ているだけで圧巻。また裏手にある三重の塔は、重要文化財に指定されているので合わせて観光してみてください。

もっと多くの人に訪れて欲しいと思えるそんな素敵な観光スポット医王寺。歩きやすい靴で来るのをおすすめします。

6. 「鞆の浦温泉」で旅の疲れを癒す

「鞆の浦」に湧く温泉で、鞆の浦観光の疲れを癒しに多くの人が訪れます。温泉街はのどかでのんびりとした雰囲気です。瀬戸内海を一望できる絶景の露天風呂がある宿泊施設から日帰り温泉まで充実しています。

鞆の浦の観光は坂道が多く疲れやすいので、温泉街で少しゆっくり一休みしていきましょう。鞆の浦らしさを感じつつ、昔の歴史を感じる温泉街は夜もお散歩したくなること間違いありません。どこか懐かしい気持ちにさせてくれるので非日常感を味わってみてもいいかもしれません。また鞆の浦には瀬戸内でしか食べられない美味しいグルメもたくさんありますよ。

温泉でリラックスしながら美味しいグルメも食べられるとなれば文句なし。

ちなみに船で渡った先にある仙酔島にも温泉施設があるので、どちらに泊まるかはお好みで選んでみてくださいね。日々の疲れを癒すひと時を鞆の浦温泉で体験していってくださいね。

◎まとめ

鞆の浦の観光地についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。港町として昔から栄え、愛されてきた歴史溢れる街、鞆の浦。瀬戸内あり山あり温泉あり、さらには美味しいグルメと全てそろっていますね。それでいて昔ながらの歴史的建造物や史跡なども数多く残っているので観光しているだけであっという間に1日が過ぎてしまうことでしょう。

またここでは紹介できなかった観光スポットもたくさん。仙酔島をはじめ、みろくの里では子供も大人も遊べるテーマパークがあくさんあるので合わせて観光してみるのもおすすめです!

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