台北で夜景を見るなら「象山」がおすすめ!アクセス方法と見どころ

台北で夜景を見るなら「象山」がおすすめ!アクセス方法と見どころ

台北の美しい夜景を見るなら、台北の人気ビュースポット「象山(シャンシャン)」がおすすめです。台北には、台北101や世界貿易センタービルなど高層ビル群が立ち並び、絶景の夜景が楽しめます。家族連れでの散歩や、カップルのデートコースにもピッタリ。本記事では、象山の山頂へ上る「象山自然歩道」登山口へのアクセス方法、各ルートの特徴をご紹介します。象山に行ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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台北で夜景を見るなら「象山」がおすすめ!アクセス方法と見どころ

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1. 象山とは?

象山からの台北101

象山は、台北市信義区に位置する小さな山。海抜約183mとあまり高くありませんが、台北で人気のビュースポットです。長さ1.5km程のハイキングコースを約30分間歩けば頂上に到着できます。象山という名前は、その名の通り山の形が象に似ていることから名付けられました。

野生の動物や鳥、植物を観察することを目的に訪れる人も多い自然豊かな場所です。頂上では景色を楽しんだり、ゆっくりピクニックをしたりなど、思い思いの過ごし方で満喫できますよ。

台湾には「四獣山」と呼ばれる霊山が4つあり、象山はそのうちの1つ。台北屈指のパワースポットとしても人気です。24時間無料で入山できますが、暗くなる時間や天気が良くない日は足元が悪くなるので控えましょう。

2. アクセス方法

象山駅

出典: Nesnad (CC BY-SA 4.0)

MRT「台北駅」より「象山駅」までは信義線で約17分、「永春駅」までは板南線で約25分のアクセス。中心地からの移動も簡単です。

象山の主な登山口へのアクセス方法は以下のとおりです。

①「象山北星賓宮歩道」ルート

象山北星賓宮歩道ルート

MRT信義線「象山駅」2番出口から象山公園に沿って南へ歩きます。登山口までは徒歩で約10分です。

②「象山市療歩道入口」ルート

象山市療歩道入口ルート

MRT信義線「象山駅」3番出口から出て東方面へ歩いて、松徳路を右折。台北市立総合医院松德院区分館(旧:市立療養院)療養院の南側に象山市療歩道登山口があります。

③「永春岡公園」ルート

台北 永春崗公園

永春岡(永春崗)公園から登山するルートです。永春岡公園へのアクセスはMRT信義線「象山駅」から徒歩約15分、MRT板南線「永春駅」からは徒歩19分ほどかかります。

3. 象山自然歩道

象山自然歩道

象山の頂上へ続く登山ルートは、「象山自然歩道」と呼ばれています。ここでは3つのコースの特徴をご案内します。

①「象山北星賓宮歩道」ルート

象山北星賓宮歩道ルート

「象山北星賓宮歩道」ルートは登山口まで最も近くわかりやすいルートですが、スタートから急勾配の階段が続き、きついのが難点。長い階段を上り切ったと思ったら、ようやく1つ目の展望台です。

さらに階段をひたすら上ると、2つ目の展望台「攝影平台」に到着します。台北101の絶景をご褒美に、しばし休憩。頂上までの所要時間は30分ほどが目安です。階段ばかりでハードですが、道中に展望台が複数ある人気コースなので、景色や撮影を楽しみながらゆっくり上りましょう。

②「象山市療歩道入口」ルート

象山 六巨石

登山口までは少し距離があるものの、体力に自信のない方には登りやすくておすすめのルートです。頂上付近まで約30分で到着します。道中にある「六巨石」という展望スポットは、岩の上から景色を望める人気スポットなので、お見逃しなく!

③「永春岡公園」ルート

象山 永春岡公園ルート

「永春岡公園」ルートは、「六巨石」まで歩く距離が最も長いため、お子様連れのファミリーにとっては難しいルートかもしれません。途中の分岐で「超然亭」と、人ひとりがギリギリ通れる「一線天」方面に分かれます。体力に自信のある人におすすめのルートです。

4. 夜景が見える場所、時間帯

象山から見る夕日

サンセットや夜景を見るのであれば、頂上までの道中にある展望スポットで眺めるのがおすすめ。特に「六巨石」はたくさんの人が訪れる人気ポイントです。

象山からの夜景

日没30分前の時間帯から登り始めると、頂上についた頃に日が落ちて夜景を見ることができます。しかし、あまり遅くなるぎると足元がよく見えず危険です。どのルートも往復約1時間ほどかかるので、夕方頃には目的地に着く計算で登山しましょう。

5. おすすめの時期、登山の注意事項

台湾 象山

象山登山におすすめなのは秋です。台北は春と夏に雨が降ることが多く、登山を楽しむ気候に恵まれないかもしれません。秋になるとたくさんの花が咲くので、登山中にも観察できますよ。

また、象山には珍しい野生の動物も生息しています。万が一のために、登山する際はサンダルではなくなるべくスニーカーを履き、虫よけスプレーや飲み物も持参してください。

道中にトイレがないルートもあるので、トイレは登山前に済ませておきましょう。「六巨岩」に向かう道中にトイレがありますが、備え付けのトイレットペーパーはないので各自で準備しておく必要があります。

◎周辺のカフェ

MRT「象山駅」目の前に位置する「呉寶春麥方店(Wu Pao Chun Bakery)」は、パン職人の世界チャンピオンが経営するベーカリー。台北101からも約5分でアクセスできます。

こだわりの焼きたてパンはなんと70種類。ライチとバラを使った「荔枝玫瑰麵包(リーチューメイグイミエンバオ)」がお店のイチオシメニューです。カフェも併設されているので、ここでしっかり腹ごしらえをしてから登山に挑むのも良いですね。

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