【世界遺産に登録された城下町】萩のおすすめホテル10選!

画像出典:ひろゆき / PIXTA(ピクスタ)

【世界遺産に登録された城下町】萩のおすすめホテル10選!

明治維新で主体的な役割を果たした長州藩。その藩府であった山口県萩市は、今なお城下町の面影を色濃く残す文化観光都市です。2015年には町並みのほか松下村塾や萩反射炉など5か所が世界遺産『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』に登録され、世界的にも注目を集めています。土塀と夏みかんの木が印象的な城下町は、ぶらぶらと歩いているだけでも旅情たっぷり!阿武川河口のデルタ(三角州)周辺に見どころが集まっているため、効率よく見どころを巡れるのも観光の魅力です。そこで今回は、萩を訪ねるにあたっておすすめしたいホテルを、格安から高級まで幅広く10選にまとめてご紹介します。

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【世界遺産に登録された城下町】萩のおすすめホテル10選!

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宿泊施設は市街中心部に点在

JR山陰本線には萩駅と東萩駅がありますが、観光の玄関口であり栄えているのは後者なので注意してください。萩の宿泊施設は市街周辺にまんべんなく広がっていますが、大別すると「東萩駅~浜崎」「菊ヶ浜周辺」「唐樋町(からひまち)」の3つのエリアにわけられます。

東萩駅エリアはビジネスホテルやシティホテルが多く、逆に菊ヶ浜エリアには海に臨む大型観光旅館が並びます。唐樋町については、街中なので小ぢんまりした宿がメイン。旅のコースや予算、移動手段などを勘案して選びましょう。

萩本陣

萩郊外の丘の上に建つ「萩本陣」は、自家源泉の天然温泉をもつ高級ホテルです。城下の武家屋敷をイメージした土塀露天風呂や、立ったまま肩まで浸かれる「立の間」など、14種類ものお風呂が楽しめます。

客室からは特徴的な地形をしている萩の町並みを見渡すこともでき、殿様以上の殿様気分を味わうことも可能。旧館「東の丸」なら、1人で宿泊することもできます。

また、日本海の山海に育まれた食材を堪能できる夕食も魅力!ふぐやアジ、オコゼなどの海産物から、ブランド牛の見蘭牛、デザートには城下の夏みかんと、萩の旬の味を思う存分満喫できます。

萩観光ホテル

高台からの景色と、おいしい料理が人気のホテル。市街からはやや離れていますが、そのぶん萩湾を一望できるロケーションが魅力です。東萩駅からの無料送迎も行っているので、公共交通機関での旅行でも利用できます。

大浴場と露天風呂はどちらも温泉。とくに、インフィニティプール風になっている露天風呂からの夕日や朝日は格別ですよ!運が良ければ、野生のタヌキが遊びにやってくることもあるそうです。

夕食は、日本海の恵みを取りそろえた会席料理。日本海からはふぐに甘鯛に瀬つき鯵、山の幸は見蘭牛に萩ブランドのむつみ豚と、季節のおいしい食材のアンサンブルが楽しめます。朝食は、バランスよくたくさんの品数を用意した和定食。塩やお米まで地産地消にこだわった、体にも優しい食事です。

ホテルアクシアイン萩

東萩駅から橋を渡った先にある、移動に便利なホテル「アクシアイン萩」。市街中心部だけでなく、松下村塾や伊藤博文旧宅といった観光名所も徒歩圏内です。

リーズナブルな素泊まりのプランが中心ですが、米サータ社製ベッドを採用するなど快適性も充分!もちろん全室Wi-Fiにも対応しています。

1階レストランでは、なんとワンコインでバイキング形式の朝食がいただけます。素泊まりで予約していても追加で利用できるというのも嬉しいですね。朝カレーや温かい卵料理など、内容もしっかりしています。

萩ロイヤルインテリジェントホテル

とっても頭の良さそうな名前のこちらのホテルは、JR東萩駅のすぐ隣に建っています。観光に便利なのはもちろん、全室Wi-Fiのほかに有線LANも通じているので、ビジネスでインターネット環境が必要な人にもおすすめです。

男女別で朝風呂もできる大浴場が備わっているのも大きな魅力。客室には6名まで泊まれるクルーズルームもあり、3世代家族や友達同士多人数の旅行などにも利用できます。

また朝食も無料サービスとなっていて、地元萩産のコシヒカリを使ったおにぎりや焼き立てのパンが好評です。そのほかのおかずも地産地消にこだわっていて、朝からしっかりお腹を満たして1日をスタートさせられます。

萩城三の丸 北門屋敷

名前のとおり、藩主居城の三の丸にあった屋敷跡に建てられている高級ホテル「萩城三の丸 北門屋敷」。三の丸は毛利家の一門や重臣の屋敷が並んでいたところで、こちらのホテルもその歴史の重みにたがわない格式を誇っています。

客室は和洋折衷の美しい庭園に面し、なかには今上天皇・皇后両陛下がご成婚後初めて宿泊された貴賓室もあります。館内の温泉大浴場は、サンルームのようなつくりが特徴。露天風呂から、かつての吉敷毛利家屋敷の白塀が見えるのも風流です。

豊かな食材に支えられたお食事も見事。甘鯛、鮑に雲丹、栄螺。河豚はトラフグのほかに「マフグ」や「カナトフグ」も味わえます。また、どの料理も「獺祭」や「東洋美人」をはじめとする山口の地酒とよく合いますよ。

古民家ゲストハウス 萩・暁屋

とことん宿泊費を抑えて旅行したいという人には、ゲストハウスがピッタリ!こちらの「萩・暁屋」は、港町の風情が残る浜崎地区にある古民家ゲストハウスです。

浜崎は重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、歴史的な建物が数多く残るエリア。そのなかの古民家の1つをリノベーションして誕生したゲストハウスで、基本の男女混合ドミトリーの他に、女性専用ドミトリーも用意されています。

自由度が高く、女性の一人旅でも安心して泊まれるのが大きな魅力。小さな裏庭を眺めつつ縁側でのんびり過ごすと、日常の忙しさを忘れてほっと一息つけますよ。

宵待ちの宿 萩一輪

「萩一輪」は、弓なりの菊ヶ浜沿いに建つ温泉観光ホテル。萩城跡や武家屋敷街まで歩いてすぐの距離にありながら、砂浜と海のリゾートな景色が楽しめます。

浴場には全部で11の湯舟があり、男女入れ替え制なので1泊ですべてのお風呂を試すことも可能です。とくに女性から好評なのは、エステやマッサージグッズが充実していること。セルフエステエリアは男子禁制なのでセキュリティ面も安心です。

また、萩一輪の料理は食材の良さもさることながら、見た目にも鮮やかなのが自慢!会席のコースは5種類あり、それぞれ料理人の腕が光る盛り付けにも注目です。

千春楽

「萩焼の宿 千春楽」も、菊ヶ浜沿いの風光明媚な観光ホテル。名前のとおり萩の特産品の1つ萩焼に一家言ある宿で、館内で陶芸家の作品を購入することもできます。

大浴場にもすべてが萩焼でできた「陶器風呂」があり、その温かみのある色合いは温泉のお湯とともに心身をリラックスさせてくれます。客室は8割が海側を向いていて、とくに浜も海もきらきらと輝くサンライズは美しいですよ。

食事は海の幸を中心にしており、量も種類もたっぷり。部屋食や個室での食事が中心なので、周囲を気にすることなく楽しめます。

リゾートホテル美萩

「リゾートホテル美萩」は菊ヶ浜沿いで最も大きなホテルです。天然温泉の自家源泉を保有しているのが自慢で、白砂のビーチと日本海を見渡すパノラマ展望大浴場で旅の疲れもすっかり癒せます。

お部屋は和室と洋室、海側と城下町側が選べ、いずれも落ち着いた内装でリラックスできます。海側の客室は、窓を開けばただ波の音が聞こえるだけ。夏には部屋で着替えてそのまま海水浴に出ることも可能です。

そしてホテル美萩の夕食は、旬の味覚の創作会席。こちらも海が目の前の開放的な会場で、色鮮やかな一品一品をゆったりと味わえます。希望すれば、人目を気にせず部屋食で頂くこともできますよ。

萩の宿常茂恵

「常茂恵(ともえ)」は、阿武川から分かれた松本沿いに建つ大型ホテル。大正14年に名士をもてなす迎賓館として建てられたのが始まりで、館内には偉人の書画や萩焼の傑作などの展示室もあります。

群敷地内には大きな石庭があり、客室はすべて和室の純和風旅館。檜造りの天井に、黒御影石を敷き詰めた温泉大浴場にも和の趣が満ちています。

宿での食事は、懐石の常道を踏襲しつつも、創作意欲にあふれた洗練された会席料理。旬の食材をみずみずしい状態でいただけるだけでなく、萩焼や有田焼などこだわりの器も目を楽しませてくれます。冬にはとらふく刺し、夏にはおこぜの薄造りなど、別注料理もおすすめですよ。

歴史を学びつつ海の幸も楽しめる

萩は松下村塾や大板山たたら製鉄所など、歴史的なスポットが多数残る場所です。日本の近代史で活躍した偉人が数多く生まれたこの地では、体験しながら歴史を学ぶこともできますよ。子供連れの旅行には貴重な機会となるでしょう。フグやタイなど、日本海が育んだ海の幸も楽しみのひとつ。夕陽百景にも選ばれた菊ヶ浜は白い砂浜と松が美しく、忘れられない思い出になりそうです。ロケーションも価格もさまざまなので、ぴったりなホテルがきっとみつかるでしょう。

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