弘前市(ひろさきし)は、青森県西部津軽地方の中心都市。江戸時代に津軽藩の城下町として発展し、その居城跡の弘前公園は日本有数の桜の名所として有名です。弘前の桜はゴールデンウイーク頃に満開を迎えることから、毎年200万人近くの人々が弘前を観光で訪れています。また、弘前城には日本で12基の現存天守の1つがあり、石垣の積み直しに伴って本丸中央部に移された姿は今だけの景色です。この記事では、そんな観光・産業ともに充実した弘前市で、おすすめのホテルを10軒まとめてご紹介します。
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【桜やリンゴの花を楽しもう】弘前市のおすすめホテル10選!
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弘前のホテルはビジネス・観光どちらも満足できるサービスの充実したホテル
弘前の中心街は、JR弘前駅前エリアと繁華街の鍛冶町の2つに分かれています。観光名所の弘前城跡に近いのは鍛冶町の方です。
また鍛冶町にも弘南鉄道大鰐線の始点である中央弘前駅があり、どちらにもビジネスから観光までさまざまなタイプのホテルが点在しています。
アートホテル弘前シティ
弘前駅前に建つホテルのなかでも、ひときわシンボリックなのがこちらの「アートホテル弘前シティ」。落ち着いた色合いのシックな建物は、ウェディング会場などとして地元でも親しまれています。
客室も、津軽の自然と伝統美を大切にした安らぎを覚えるような空間。部屋の種類も多く、一人旅や出張からカップルなどでのちょっと贅沢な旅行まで、さまざまなシチュエーションに対応可能です。
食事処は、ブッフェレストランと鉄板焼きの2つがメイン。とくに前者はヘルシーな地中海食からアンチエイジングな郷土食まで国際色豊かで、朝にはモーニングバイキングの会場にもなります。また、館内に24時間営業のコンビニがあるので、ちょっとした買い物や小腹が空いたときにも便利です。
弘前パークホテル
「弘前パークホテル」も、弘前市民御用達のシティホテルです。弘南鉄道中央弘前駅から徒歩5分の距離にあり、JR弘前駅や弘前城のある弘前公園へも歩いて15分です。夏の弘前ねぷた祭りではホテルの前がルートになっているので、目の前で大迫力のねぷたが観賞できます。
客室にはヨーロッパ直輸入のレトロモダンな家具が配され、和室タイプのお部屋からは雄大な岩木山の眺めも楽しめますよ。「ダイニング響」では津軽三味線の生演奏を毎日開催!地酒と郷土料理に舌鼓を打ちながら聞く津軽三味線は格別です。
ホテルニューキャッスル
弘前公園の近くに宿をとるなら、こちらの「ホテルニューキャッスル」がおすすめ!弘前城跡や繁華街鍛治町、そして弘前大医学部附属病院へも徒歩圏内です。
客室はスタンダードシングルからロイヤルスイートまで計7種類あり、洋室のほかに和室も用意されています。全室Wi-Fiと有線LANの両方が通じているので、インターネット必須のビジネスマンにもうってつけ!チェックアウトが11:00とやや遅めなのも嬉しいポイントです。
ホテル内には、レストラン「ベルビュー」のほか、本格フレンチが味わえる「ブラッスリー・ル・キャッスル」、ホテルメイドのスイーツやケーキが楽しめる「ル・キャッスル・ファクトリー」などの飲食店も多彩。とくに最上階のベルビューでは、岩木山や八甲田連峰を一望する名前のとおりの景色が楽しめます。
天然温泉 岩木桜の湯 ドーミーイン弘前
「ドーミーイン弘前」は飲食街に近く、ナイトライフも楽しみたい人におすすめのホテル。ドーミーインは全国展開しているホテルチェーンなので、設備やクオリティには定評があります。
ビジネスホテルながら天然温泉が備わっているのも大きな特徴で、最上階の露天風呂からは津軽の平野と山々を眺めることができます。客室は禁煙と喫煙のフロアが分かれているので、タバコのにおいが気になる人でも安心です。
2階のレストラン「HATAGO」でいただく朝食バイキングは、別料金ながら外来予約を受け付けるほど人気!八戸せんべい汁をはじめ、青森・津軽の名物をまじえた充実のラインナップで満腹になれます。
東横INN弘前駅前
弘前駅前でリーズナブルに宿泊するなら、「東横INN弘前駅前」という手もあります。こちらも大手ホテルチェーンの東横インなので、誰でも安心して宿泊できます。
客室は、シングル・ダブル・ツインの3種類といたってシンプル。無料駐車場が120台分用意されているので、車での移動にも便利です。朝食が無料というのもありがたいポイントです。
石場旅館
弘前公園の三の丸東門から最も近い石場旅館は、明治12年創業の老舗の宿。その風情ある佇まいは、国の登録有形文化財にも認定されています。
玄関に入ってまず目に入るのは、磨き上げられた太鼓橋や螺旋階段。また、美しい日本庭園を横目に眺める長い廊下など、明治時代の趣がそこかしこに感じられます。
石場旅館では料理も魅力で、津軽らしさを存分に楽しめる家庭的な料理がいただけます。とくに、冬のじゃっぱ汁や春の山菜料理はおすすめですよ!朝食もオプションですが、100%弘前産りんごジュースが味わえます。
弘前グランドホテル
「弘前グランドホテル」は、弘前公園の三の丸追手門最寄りのビジネスホテル。青森銀行記念館や旧弘前市立図書館など他の観光スポットに近いのも魅力です。
幅120cm以上のセミダブルベッドを全室に導入していて、観光でもビジネスでもゆったりと過ごすことができます。漫画のレンタルやコーヒーも無料で、女性専用のアメニティも借りられるなど、サービスが充実していることでも好評です。
無料で提供される朝食メニューでは、津軽の郷土料理「けの汁」がおすすめ!細かく刻んだ野菜や山菜、豆類をふんだんに使ったお椀料理で、とくに冬場は身体が芯から温まります。出発の早い人には、6:00~6:30の間で早朝カレーのサービスもありますよ。
ホテルハイパーヒルズ弘前
JR弘前駅と弘前公園、そして中央弘前駅の三者のちょうど中間付近に位置する「ホテルハイパーヒルズ弘前」。無料でレンタルできる自転車を使えば、市街くまなく効率的に移動できます。
通常のビジネスホテルのシングルルームが11~12平米なのに比べ、ホテルハイパーヒルズ弘前では16平米と広めなのも大きな特徴。また、ベッドにはホテルシェア全米No.1のアメリカサータ社仕様マットレスを採用しています。
前出の弘前グランドホテルと同じくBBHホテルグループということから、朝食をはじめ、パソコンやコーヒー、マンガ本といった無料サービスも充実。ただし、12月下旬から4月上旬の冬季期間は休業しているのでご注意ください。
ブロッサムホテル弘前
「ブロッサムホテル弘前」は、JR弘前駅前エリアのシンプルかつスタイリッシュなビジネスホテル。シングルルームがないのが特徴で、一人旅でもダブルルームでゆったりのんびりできます。
客室はダブルとツインのそれぞれスタンダードとデラックスを用意。隣り合っている2室を接続できる「コネクトルーム」を備えた部屋もあり、3~4人のグループ旅行や家族旅行でも、いちいち廊下に出ることなく行き来が可能です。
ホテルの玄関前が「えきどてプロムナード」という歩行者専用道路となっているのもおすすめポイントの1つ。窓の外を車が走らないというだけで、いっとう静かで快適に過ごせます。1階併設の「ビ・サイド」では、表を行き交う人々を眺めながら、ちょっと優雅な朝食を摂ることもできますよ。
ホテルルートイン弘前駅前
ビジネスマンを中心に高い支持を集めるているルートインホテルズ。弘前駅の正面に建つ「ルートイン弘前駅前」は、出張はもちろん観光にも利用しやすいホテルです。
ルートイングループのホテルは館内に大浴場を備えているところが多いのが特徴で、こちらにもラジウム人工温泉の広々としたお風呂が付いています。旅行や仕事で疲れた後に、手足を伸ばしてお湯に浸かれるのはうれしいですね。
またお部屋では、全室WOWOWが無料で視聴可能!バイキングスタイルの朝食もサービスとなっていて、和洋30種類以上のおかずが好きなだけ食べられます。
弘前市街には津軽の食や伝統を楽しめるホテルが充実!
津軽といえば、「じょんがら」や「ねぷた」など独自の文化が根付いていることで知られています。弘前の街中には、ビジネスホテルやシティホテルでありながら、そうした津軽の伝統に気軽に触れられるところが多いのも魅力です。朝食や夕食で郷土料理の「けの汁」や「じゃっぱ汁」が供されたり、津軽三味線の演奏が聴けたりと、ホテルでも観光の楽しみは尽きません。旅行や出張で弘前を訪れたら、ぜひホテルでもみちのくの雰囲気を味わってみてください。
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