名将:キュランダ高原列車
日本語ホームページ:https://www.ksr.com.au/KSRJapan/Pages/Default.aspx
名称:キュランダ村(Kuranda Village)
住所:Kuranda, QLD, オーストラリア
キュランダ鉄道の予約方法、乗り方やスカイレールについてご紹介します。
キュランダ鉄道はオーストラリア・クイーンズランド州で運行されている観光向けの鉄道です。100年を超える長い歴史を持ち、キュランダ周辺の熱帯雨林を堪能できるなど普通の鉄道とは違った体験が魅力となっています。
また鉄道とは他に、熱帯雨林の中を空から探検できるケーブルカー「スカイレール」も運行しています。新体験の世界遺産探検、どんな見どころが詰まっているのでしょうか?
目次
キュランダ鉄道とは?|予約方法・乗り方などをご紹介
キュランダ鉄道とは?
キュランダ鉄道(キュランダ高原列車)とは、オーストラリアの都市ケアンズから熱帯雨林都市キュランダまで、約40km弱を結んでいる鉄道です。鉄道としての歴史は1891年からと、実に100年以上の歴史があります。
通勤列車の運行はありません。道中は世界遺産に指定されている熱帯雨林の山脈内を蛇行したり、眺望のためバロンの滝周辺では一時停止するなど、観光列車としての性格が強い鉄道です。途中下車できる駅が2か所あります。
なお、「世界の車窓から」という番組ではオープニング映像にも使用されています。
クイーンズランドの湿潤熱帯地域とは
オーストラリア北東部、クイーンズランド州の大都市ケアンズには、海の世界遺産「グレートバリアフリー」に沿った陸の世界遺産「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」があります。
「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」は、数百もの国立公園や保護区からなる熱帯雨林地帯。地球上最古といわれる原始の熱帯雨林は、絶滅危惧種を含む動植物を保全する観点からも非常に貴重な場所です。
キュランダ鉄道の車窓からは、バロン渓谷の熱帯雨林や滝、グレートバリアリーフなどの眺望をそれぞれ楽しめます。
キュランダ村
ケアンズから出発し、キュランダ鉄道の終点駅となる「キュランダ村(Kuranda Village)」。標高300mを超える地にある、熱帯雨林の村です。
はるか昔から先住民族のアボリジニが生活し、固有の文化が根付くキュランダ村は、オーストラリアらしさと大自然をあわせて楽しめる観光地として人気があります。
キュランダ鉄道の予約方法
キュランダ鉄道の乗車チケットは事前にネット予約もでき、当日駅で購入することもできます。主に観光目的で走る列車のため、運行本数も多くありません。
当日チケットがない!というトラブルを避けるために事前予約しておきたいところですね。
当日券を購入する場合「ケアンズ駅」にチケットカウンターがあります。こちらではキュランダ鉄道のほか、後述するスカイレールのチケットも扱っています、
※スカイレールは、乗車駅が「カラヴォニカ駅」なので注意してください。
【時刻表】
・午前
ケアンズ発 8:30・9:30
フレッシュウォーター発 8:50・9:50
キュランダ着 10:25・11:25
・午後
キュランダ発 2:00・3:30
フレッシュウォーター着 3:32・5:02
ケアンズ着 3:55・5:25
公式・関連サイトURL:https://www.ksr.com.au/KSRJapan/Pages/TourTimetable.aspx
座席クラス
一般車両は4人横並び、8人向かい合わせのボックス席になっています。不公平なく景色を楽しむためには、窓際を譲り合うと良いでしょう。
気兼ねなくゆったりと列車の旅を楽しみたい方には、ゴールドクラスがおすすめです。ゴールドクラスの座席はソファーのような仕様で、アルコールや軽食が提供されます。
名称:ゴールドクラス
公式・関連サイトURL:https://www.ksr.com.au/Tourpackages/Pages/KSRGoldClass.aspx
スカイレールとは?
スカイレールは6人乗りのゴンドラで、熱帯雨林の空中散歩を楽しめる非日常感満載の乗り物です。
ケアンズからキュランダ村まで約1時間半で到着。鉄道と同じく途中駅で下車することもできます。スキー場のリフトのように次から次へとやってくるため、戻りの時間を気にする必要がありません。
ロープウェイで空中散歩を楽しみたい、熱帯雨林をのんびり散策したい、という人にはスカイレ-ルがおすすめです。
6人乗りなので、少人数のグループは相席にされることが多いです。その雰囲気を楽しむのも旅の醍醐味ですが、苦手意識のある人は日本人を探して6人に近いグループを作っておくとよいでしょう。
行き・帰りで列車に乗り換え可能?
スカイレールとキュランダ鉄道のルートはほぼ同じですが、空からの眺望と陸の景観それぞれに異なる魅力があります。
往復割引も用意されていますが、行きは列車、帰りはスカイレール、と往路・復路で異なった乗り物をチョイスするのがおすすめです。
名称:スカイレール
公式・関連サイトURL:https://www.skyrail.com.au/ja