熊本県と境を接する大分県九重町は、九重連山の北側に広がる山間の町。南部は阿蘇くじゅう国立公園に含まれ、飯田高原をはじめとする起伏に富んだ高原地帯が続きます。そんな九重町内にはたくさんの温泉が湧きだしていて、高原リゾートと温泉の両方が同時に楽しめるのが大きな特徴!車があれば阿蘇までドライブを楽しむこともでき、観光の魅力がいっぱいです。今回は、そんな九重町でおすすめのホテルから旅館まで、どどんと10選にまとめてご紹介します。
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【食事も温泉も満足できるホテルが充実】九重町のおすすめホテル10選
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九重町のホテルは食事も温泉も満足できる
九重町内には、九重九湯と呼ばれる9つの温泉をはじめ、いくつもの出湯があります。それぞれの温泉街は必ずしも大きいとは言えませんが、いずれも特徴豊かなお湯で泉質も雰囲気も抜群!
ホテルや旅館にもこだわりの多いところがたくさんあり、さまざまなプランが楽しめます。夜は九州ならではの海の幸や山の幸を堪能して、夜は満天の星の下で露天風呂なんて贅沢もいいですね。
星野リゾート 界 阿蘇
高級リゾートの代表格ともいえる星野リゾートが、九重町にもあるんです!星野リゾート「界 阿蘇」は、すべての客室が露天風呂とテラス付き。「カルデラの間」と名付けられた12の離れは、緑に囲まれ今にも樹々の息吹が聞こえてきそうです。
豊後水道と有明海の中間付近に位置しているため、山の幸はもちろん個性的な海の幸も魅力。とくに阿蘇山の草原をイメージした「カルデラ鍋」や、熊本特産のトマトをたっぷり使用した「和牛の トマトすき焼き」はおすすめですよ。朝食では、酢味噌で味わう郷土料理「一文字ぐるぐる」をはじめ、土地の調理法を活かした和食膳がいただけます。
季の郷 山の湯
「季の郷 山の湯」のある宝泉寺温泉は、九重九湯の1つにしてその中心ともいえる温泉街です。それでも宿泊施設は10数軒ほどで、山間の静かな湯の町の雰囲気を漂わせています。外観は純和風ですが、館内には大正ロマンの風情があり、落ち着いて滞在できる観光ホテルです。
なんといっても自慢はお風呂で、豊富な湯量を活かした24時間100%かけ流しのお湯が楽しめます。とくに、湯けむりと岩に囲まれた大きな洞窟風呂はホテルの名物です。
「黒毛和牛のしゃぶしゃぶ」や「椎茸ステーキと鶏もも陶板焼」など、地元の食材にこだわった贅沢な夕食も魅力!時期によっては、「3年モノのヤマメ薄造り」などの希少な料理も堪能できますよ。
秀月
「秀月」は九重九湯の1つ筋湯温泉にある高級温泉ホテル。8室しかない客室はすべて離れになっていて、全室露天風呂付き!それぞれ足を伸ばせる広さの岩風呂となっていて、まるで別荘に泊まりに来たかのような解放感が味わえます。
夕食は、地元食材を主役として丁寧に組み立てられた季節懐石。一品一品、手間と時間をかけてあつらえられているので、ひと皿ごとに舌だけでなく目でも深い味わいが堪能できます。朝食も品数が多く、朝から箸が進むと評判ですよ。
オーベルジュ ア・マ・ファソン
せっかく高原リゾートを訪ねるなら、贅沢なランチやディナーに舌鼓というのもいいですね。「ア・マ・ファソン」は、本格フレンチのコースをゆったり時間をかけて味わえるオーベルジュ。洋の要素にこだわらず、漢方ソースなど多国籍の食材も取り入れた、深い味わいと広がりをもつ料理は絶品です。
客室も、山上のコテージに来たかのような落ち着いた内装が印象的。大切な人と、大切な時間を過ごすにはうってつけの空間といえるでしょう。また、敷地内にはエステルームも併設されています。宿泊者限定のコースなどもあるので、美味しい食事で心も満たした後に、体も綺麗に整えてみてはいかがでしょう。
旅籠彩くら
宝泉寺温泉の「旅籠彩くら(はたご さくら)」は、ペットと一緒に泊まれる和風旅館。川のせせらぎ沿いに立ち並ぶ離れの客室で、他の宿泊者に気兼ねすることなく愛犬との旅行を楽しむことができます。敷地内にはドッグランも用意されているので、ワンちゃんのストレスも九重の風と共に去り行くことでしょう。
彩くらの夕食は、地産地消に徹底的にこだわった「郷土懐石」。洋食を中心としたコース料理と、ビュッフェスタイルの和食の2本立てで、大満足の内容です。朝食も和洋どちらかを選択可能。やはり地元の食材を選り抜いた料理は、食事の手をグイグイと進めてしまいます。
山あいの宿 喜安屋
名前の通り、山間の隠れ家のような宿。古民家を彷彿とさせる和の建物には、豊富な筋湯温泉のお湯が暖房代わりにも使われています。
離れになっている客室は、8~12.5畳とそれぞれ趣が異なり、それぞれ違ったタイプの露天風呂が付いています。夜には都会では見られない星空を、誰をも憚ることなく、心ゆくまで楽しむことができます。
料理に使う水や客室にひいてある飲み水は、山からの清らかな湧き水。山菜やヤマメなど、季節の食材を厳選した創作料理も絶品です。大分の田舎料理を感じつつ、食材の持ち味を活かした一品一品に、料理長の洗練されたセンスがうかがえます。
ホテル大高原
九重森林公園スキー場から一番近くにあるホテルです。冬だけでなく、紅葉が見られる秋にもおすすめ!渓流沿いには、モミジの木が頭上にかぶさりかかるのどかな露天風呂もあります。
お部屋は和室とツインの2種類があり、温泉宿でもベッドで眠りたいという人にうってつけです。料理にはいくつかのコースがありますが、多人数で訪れるなら「特選和牛プラン」がイチオシ!ホテルの名物「極楽温鶏(要予約)」も、ほろほろとした食感がたまりませんよ。
宝泉寺観光ホテル 湯本屋
宝泉寺温泉の観光ホテル「湯本屋」は、湧出量毎分2,000リットル以上という豊かなお湯を贅沢にかけ流した広大なお風呂が自慢!なかでも、作家檀一雄の小説に登場することから名付けられた「檀の湯」は、宝泉寺温泉街でも最大の広さと湯量を誇っています。
客室はいずれも、九重連山の深い懐に抱かれたくつろぎの空間。和室・洋室・和洋室ともに近年リニューアルされ、装いもモダンに改められると同時に、VODや無線LAN完備など近代的な設備も整っています。
また、大分の旬菜をふんだんに取り入れた里山会席も魅力。グレードアップした特別会席では、関あじや伊勢えびなど豊後水道の海の幸まで堪能できます。お肉好きの方は、きめ細かい霜降りがたまらない豊後牛すき焼きプランをどうぞ。
寒の地獄旅館
一見おどろおどろしい名前の「寒の地獄旅館」は、九重九湯の1つ「寒の地獄温泉」の一軒宿。日本秘湯を守る会の会員でもあり、昭和3年創業の老舗旅館です。
源泉温度は14度の冷泉ながら、湧出量が毎分2,000リットルととても多いのが寒の地獄温泉の特徴。冷たいお湯を沸かしたお風呂もありますが、冷泉に浸かって隣の部屋のストーブに当たってを繰り返すのが古来伝統の入浴法です。
囲炉裏の食事処でいただく、溶岩焼きをメインとした会席料理も宿での楽しみ。お酒好きの若旦那が作った前菜のプレートも人気です。戦前から変わらぬ建物には、湯治場ならではの長い廊下が残り風情もたっぷり!九重九湯の古き良き雰囲気に触れるなら、こちらの旅館はおすすめです。
ザ・ガンジー ホテル&リゾート
九重町から九重連山を回り込んだ久住高原にある「ザ・ガンジー ホテル&リゾート」。阿蘇くじゅう国立公園の山並みに囲まれたシチュエーションと、さわやかな温泉スパが魅力のリゾートホテルです。
夕食の豊後牛に一家言あるのもこちらのホテルならではのポイント!自社牧場のブランド牛は久住高原の空気と水でのびのびと育てられ、ステーキからソーセージまで最高の状態で味わうことができます。ホテル名にもなっているガーンジー牛の牛乳も、「ゴールデンミルク」と称されるほど濃厚で美味しいですよ。
朝食は、うってかわって高原野菜をメインに据えた、色とりどりの9品のプレート。新鮮な野菜とミルクで迎える高原の朝は格別ですよ。
九重町エリアのホテルは、食事も温泉も一級品
九重町には、壮大な自然を感じることができる観光スポットが充実しています。素晴らしい紅葉が見られる「九重夢大吊橋」からの眺めは絶景ですよ。また、やまなみハイウェイでのドライブは爽快そのもの。 九重連山は、何回でも行ってみたいほどの魅力があります。そして観光を楽しんだ後は、九重町周辺のホテルに宿泊してみてくださいね。
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