実は見どころいっぱい!佐賀市のおすすめ観光スポット19選

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実は見どころいっぱい!佐賀市のおすすめ観光スポット19選

九州の有名観光地、福岡と長崎。その間にある佐賀はいわば両観光地の日陰的な存在…なんて思っていませんか?海外映画では佐賀がロケ地となったり、熱気球競技の世界大会も開催、近年では外国人観光客も増加しています。今、佐賀がジワジワときているんですよ!今回は佐賀県の県庁所在地である、佐賀市の観光スポットに焦点を当ててみました。佐賀市観光協会のホームページも充実の内容。皆さんにぜひ知って欲しい、佐賀市のおすすめ観光スポット19選をご紹介いたします!読み終えたら、すぐに佐賀市へ観光したくなってしまうかも?!

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実は見どころいっぱい!佐賀市のおすすめ観光スポット19選

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1.佐賀城公園・佐賀城本丸歴史館

佐賀藩・鍋島氏の居城だった佐賀城。明治期の焼失により、今はその姿が見られないものの、1836年に建てられた鯱の門(しゃちのもん)および続櫓(つづきやぐら)が現存!国の重要文化財に指定されています。この佐賀城址を中心とした公園が佐賀城公園です。三方を濠に囲まれ広々とした公園は、観光客や地元の人々の憩いの場となってます。

敷地には、博物館や図書館などの文化施設があります。なかでも佐賀城本丸歴史館は佐賀市観光の必見スポット!佐賀城本丸御殿の一部を忠実に再建しています。45メートルの長い廊下や320畳の大広間など、和の空間が出迎えてくれますよ。歴史や偉人についてわかりやすく学べる工夫がなされています。土地の歴史が感じられる場所。佐賀市観光はまず、ここからスタートするのがおすすめです。

2.佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

佐賀市で開催される美しすぎる空の祭典、佐賀インターナショナルバルーンフェスタ!毎年秋に、佐賀市にある嘉瀬川河川敷の空で繰り広げられる熱気球の競技大会です。その規模はアジア最大級。日本のみならず海外からも選手が参加します。

朝陽を浴びて青空へ次々と浮かび上がるバルーンも素敵ですが、暗闇にぼんぼりのような柔らかい光を放つ「夜間係留」も幻想的!また、動物やキャラクターの変形気球にもお目にかかれますよ。

バルーンの数は約100機。その鮮やかな祭典をカメラに収めようと、全国から多くの写真ファンが訪れることでも有名です。この機会に、ファインダー越しのあなたの世界を撮ってみては?

3.巨石パーク

佐賀市の大和町、標高200~350メートルの地に、パワースポットの森があるのをご存知ですか?なんと『肥前風土記』に記されている歴史ある巨石群!「巨石パーク」です。肥前国一宮である與止日女神社(よどひめじんじゃ)のご神体と考えられていています。

登山道を進むと現れる10メートル以上にもなる石。点在することその数なんと17個!人里離れた地にそっと佇む光景が、いにしえのロマンを感じさせます。中腹には釣り体験コーナーや、多目的広場などもありますよ。

アップダウンのある登山道なので、観光時には動きやすい服装と靴のご準備を。巨石パーク近くの「道の駅大和そよかぜ館」で、名物の干し柿ソフトクリームを食して帰るのもオススメです。

4.佐賀市歴史民俗館

城下町佐賀を感じられる歴史的建造物が集まっている地区、佐賀市の柳町。明治・大正期の貴重な資料が展示され、佐賀の文化や歴史を学べる施設群が佐賀市歴史民俗館です。

大正期のハイカラな洋館である旧古賀銀行、その頭取の住宅だった旧古賀家、江戸の建築様式を今に伝える旧牛島家の3つをセットにして、1997年に開館しました。2000年には、明治期の旧三省銀行と近代和風建築の結晶である旧福田家も仲間入り。近年では、リノベーションされた旧森永家と旧久富家も開館。これら計7館が、歴史的価値の高い建物として観光客を出迎えています。

また、旧古賀銀行にあるレストラン「浪漫座」は、時代がかった雰囲気が人気!落ち着いたウッディーな空間で、ランチやコーヒーが頂けますよ。

5.佐賀空港

佐賀市川副町にある佐賀空港。あたりは見渡す限り佐賀平野が広がります。一見、何の特徴もないような空港ですが、実は観光機能がギュッと詰まった観光スポットってご存知ですか?

空港脇にある空港公園には、戦後初の国産旅客機YS-11が一般公開されています。直接、触ることができるんですよ!また吉野ヶ里遺跡を模した櫓や、アスレッチック施設があり子供たちにも人気です。空港の展望・送迎デッキからは有明海や佐賀平野が360度見渡せます。初夏の麦秋の季節には一面が黄金色に!幻想的な景色が見られますよ。また、お土産コーナーも充実。佐賀市観光のスタートや締めを佐賀空港にするっていうのもオススメです。

6.大和中央公園花しょうぶ園

初夏の5月下旬~6月中旬に佐賀市を観光する場合は、見逃したくない観光地があります!佐賀市の大和町にある大和中央公園花しょうぶ園です。広々とした風景の中、紫色のグラデーションが楽しめます。

垂れ咲きが特徴の伊勢系、変化にとんだ咲き方の江戸系、大輪で豪華な肥後系など種類も豊富。約4万株の花しょうぶが咲き誇ります。花しょうぶは、端午の節句やしょうぶ湯でもお馴染みの花。厄除けの力を秘めると伝わる神秘的な花の群生を、愛でにいくのもステキですね。なお、開園は花しょうぶの開花時期により毎年変動するので、観光の際はお問い合わせください。

7.佐賀市大隈記念館・大隈重信旧宅

総理大臣を2度にわたり務め、早稲田大学の創設者でもあった大隈重信。佐賀生まれのあまりにも有名な歴史的人物です。

佐賀市にある佐賀市大隈記念館は、その偉業を学べる施設。大隈重信の生誕125年を記念し、1966年に落成しました。館内には数々の史料や遺品があり、その功績が分かりやすく展示されています。映像もあり肉声も聞くことができるんですよ!

また、隣接する生家は武家屋敷としても貴重な遺構。国の史跡にも指定されていてイベント時は一般開放されます。佐賀市観光をするなら偉人の足跡を訪ねてみてはいかがでしょう?

8.シチメンソウ群落

佐賀市の有明海に面する東与賀海岸(ひがしよかかいがん)。晩秋になると赤絨毯を広げたような光景になります。これは、自生している塩生植物のシチメンソウです。アカザ科の1年草で、秋に赤紫色になるため「海の紅葉」ともいわれています。

日中は青空とシチメンソウの赤のコントラストが見事!また、夜はライトアップされ、昼間とは一転したシーンに出会えます。暗闇に照らしだされる燃えるような赤がとても神秘的。多くの観光客を魅了しています。

さらに近くの干潟よか公園では、シチメンソウ祭りが開催されます。こちらの公園は遊具も充実!皆でシチメンソウを眺めながら、有明海の干潟でゆっくりと過ごす佐賀市観光もいいですね。

9.佐賀県庁展望ホール

佐賀県庁の建物に展望ホールがあるのをご存知ですか?新行政棟は佐賀県内で一番の高さを誇る建築物。その最上階には展望ホールがあり、360度の展望が開けているんですよ。レストランも併設されています。天気が良ければ、有明海の向こう側に長崎県の雲仙普賢岳の姿が!また、夕焼けに染まる佐賀市の街並みを一望できますよ。

さらに夜は窓への映り込みを配慮し、展望ホールはライトダウン。燦燦と輝く長崎や福岡の夜景とは異なり、光の1つ1つに人の営みが感じられるような、家庭的なムードの夜景です。2017年3月までは、プロジェクションマッピングが開催中。佐賀市観光の際は、ぜひ県内一の高さから佐賀市を眺めてみてくださいね。

10.古湯温泉

福岡県に近く、佐賀市内にありながら都会の喧騒とは無縁の出で湯、古湯温泉(ふるゆおんせん)。嘉瀬川の上流で標高200mほどの場所にあります。福岡市から車で約1時間、佐賀駅バスセンターから約35分という、アクセス良好な温泉地です。そのため、佐賀県内外の多くの観光客で賑わいます。

歴史は古く伝説によると、約2200年前に秦の始皇帝の命で来日した徐福が発見したとか。泉質はアルカリ性単純温泉。ぬるめの約38度でヌルっとした肌ざわりから、「ぬる湯」といわれています。その適温と心地よさに思わず長湯してしまうかも?!老舗旅館の『大和屋』では、湯面いっぱいに花びらを張った胡蝶蘭風呂や薔薇風呂が話題です。自然のヒーリング作用も伴う佐賀市の名湯でリフレッシュしてみては?

11.徴古館

佐賀藩主・鍋島家の歴史的な資料や貴重な工芸品を展示する徴古館(ちょうこかん)。郷土資料館として、大きな役割を果たしています。建造物は1927年に、鍋島家の12代当主・直映により造られたものなんですよ!1997年には国の登録文化財に指定されています。

徴古館では企画展も開催しています。特にひな祭り時期の「鍋島家の雛祭り」では、侯爵鍋島家の歴代夫人の雛人形や雛道具をメインに展示。豪華なひな壇に並ぶ可愛らしい表情の人形と、手の込んだ細工が施された道具に、多くの観光客が魅了されています。徴古館の建物だけでも一見の価値がありますよ。佐賀市観光の日程をひな祭りに合わせて、その伝統と匠の技を見学してみては?

12.三重津海軍所跡・佐野常民記念館

世界遺産が佐賀市にあるのをご存知ですか?近代日本の礎を築いた重要な文化遺産の1つ、三重津海軍所跡です。国内屈指の海軍力を有してい佐賀藩が、江戸時代に設立した船の修理・造船施設。ですが、史跡は地中に埋まっているため、その見えなさ加減が話題に!「見えない世界遺産、みえつ」ともよばれているんですよ。

じゃあ観光に行っても何もないの?いえいえ、そんなことはございません。見えない世界遺産で当時に思いを馳せたら、その足で隣接する佐野常民記念館へ!VR(バーチャルリアリティ)スコープで、三重津海軍所跡の様子を体感。約160年前を再現した360度の映像をはじめ、さまざまな資料が展示されていますよ。

13.佐嘉神社

佐賀県庁前の市内中心部にある佐嘉神社。幕末に活躍した、佐賀鍋島藩10代藩主直正および11代直大を祀っています。直正は、日本で初となる反射炉や大砲カノン砲、アームストロング砲などを作り、近代の日本における技術の発展に貢献。また日本の近代化・西洋医術の普及に貢献したことでも有名です。その功績を称え国家のために特別な功労があった人物を祀る、旧社格・別格官幣社として祀られています。

元旦の0時には大砲の音で年明け!カノン砲祝砲神事が行われます。また境内には8つの神社があり、八社詣之証に印を押して巡る開運・大願成就七社詣が人気です。佐賀市観光で参拝してぜひご利益をいただきましょう!

14.有明海

日本一の干満差の有明海。佐賀県のほか福岡県、長崎県、熊本県に接する日本最大の干潟でもあります。その独特で神秘的な海のため、珍しい生物がたくさん生息!ムツゴロウやデンベエジタビラメ、ワラスボにハゼクチなどに出会えます。植物では塩生植物のシチメンソウが有名で、秋には沿岸に赤く紅葉した野原が広がります。

また渡り鳥の中継地や越冬地となっていることから、東与賀干潟はラムサール条約に登録されました。生き物の観察地としては絶好の場です。春には風物詩である川副町観光潮干狩りが開催。船を使用する要予約のイベントで、潮の関係で船の運航日が決まります。観光の際は必ず事前にご確認くださいね。

15.佐賀県立美術館・佐賀県立博物館

佐賀城跡を中心とした佐賀城公園内にある、佐賀県立博物館と美術館。1970年に開館した博物館は、佐賀県の歴史と文化がギュッと詰まった館内です。”佐賀県の歴史と文化”を題材に自然史、考古学、歴史、工芸、民俗、美術など数多くの資料や、有明海で使う漁具を展示しています。

美術館は1983年、県政100年に際し博物館に隣接して開館。洋画家・岡田三郎助や久米桂一郎など、佐賀県にゆかりのある芸術家の近現代絵画、彫刻、工芸、書などが展示されています。両館では各種イベントやセミナー、コンサートなども開催されています。また、ホールや茶室などを貸し施設として利用することも可能。観光客をはじめ、地域の人々にも親しまれている施設です。

16.雄淵雌淵公園

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

佐賀市北部、木立に囲まれた豊かな自然の中にある雄淵雌淵公園(おぶちめぶちこうえん)。大小の奇岩や巨岩がつくりだす美しい渓谷ですエメラルドグリーンの水と朱塗りの鳴瀬橋が印象的な景観!ダイナミックに流れる水音や四季折々の自然、大小の岩の重なりが神秘的な雰囲気を醸し出しています。明治期終わりまでは、材木流しや筏流しでの最大の難所だったとか。

そんな雄淵雌淵公園は、カジカカエルが生息する清流。毎年4月には、その透明感溢れる美しい鳴き声が響きわたります。また、秋は紅葉の名所。モミジが赤く色づき、奇岩の白色と混ざり合って雄大な自然美を堪能できます。橋や遊歩道が整備されているので、ゆっくりとトレッキングが楽しめますよ。

17.與止日女神社

肥前一宮である佐賀市大和町の與止日女神社(よどひめじんじゃ)。与止日女神社とも表記されます。564年に創建され、海・川・水の神様として敬われ、家内安全や交通安全祈願で参拝する人も多い神社です。

敷地には、子宝・安産のご利益があるとされる「金精さん」や、学問の神様を祀る天満宮、樹齢1450年ともいわれる「大楠」などのパワースポットがたくさん!御社殿は県重要文化財にも指定されています。景勝地・川上峡にある與止日女神社。鯉のぼりの吹き流しが行われる川上峡春祭りの時期には、観光客でとても賑わいます。佐賀市でも屈指の古社。春風に吹かれ空を舞う鯉のぼりのように、運気上昇を祈願する!というのもいいですね。

18.どんぐり村

佐賀市の三瀬村と福岡県との県境にある、どんぐり村。標高400メートルにある広々とした観光牧場では、乗馬の体験や乳搾り体験、生キャラメル作りなどが楽しめます。また、レストランでは名産の「みつせ鶏」を使用した絶品グルメが堪能できますよ。

ここは、まるでフランスの田舎に迷い込んだかのような風景です。塔型と曲線の建物や石畳、広がるなだらかな丘。それもそのはず、ボルドー地方のクサック村と友好村契約を結んでいるんです!敷地にあるワイン館では、オリジナルワインからボルドー産ワインまで品揃えが豊富ですよ。佐賀市にいながら、フランスの田舎でのひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。心も体も思いっきりリフレッシュできますよ。

19.高伝寺

1552年に鍋島清房が創建した曹洞宗の禅寺、高伝寺。鍋島家歴代の菩提寺です。高伝寺は日本に2つしかないという、縦約15メートル、横約7メートルの大涅槃像図(だいねはんぞうず)を所有していています。300年という年月を全く感じさせない、鮮明な色彩は見事です。毎年、春に開催される釈迦堂祭りの時にだけご開帳されます。もし佐賀市観光の時期と重なれば、これも何かのご縁!必見ですよ。

また、高伝寺は梅の名所です。敷地には整然と並ぶ歴代藩主の石碑や献灯。石の硬質さと紅白の柔らかな梅の花が、お互いを引き立たせるかのような共演をみせます。梅の香りに包まれながら、古寺をゆっくりと観光するのもいいですね。

◎まとめ

佐賀市のおすすめ観光スポット20選、いかがでしたでしょうか。歴史的な観光スポットや、自然に満ち溢れる観光スポットなど、目から鱗の観光スポットがたくさんありましたよね?知らないだけで、実は見どころがいっぱいの観光地、それが佐賀市です。今後、佐賀空港は東京便を中心に、LCCの拠点空港化を進める計画です。お財布にも優しく、さらに利用しやすい空港と化していくことでしょう。その観光推進の波に乗るように、ぜひこの機会に佐賀市を観光してみてください。皆に知られるその前に、ひと足お先に佐賀市の観光を網羅しちゃいましょう!

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