温泉郷と一緒に巡りたい!黒石温泉周辺の観光スポット8選

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温泉郷と一緒に巡りたい!黒石温泉周辺の観光スポット8選

黒石温泉郷は、青森県黒石市にある落合温泉・青荷温泉・長寿温泉・温湯温泉・板留温泉などの総称。黒石温泉郷周辺には温泉はもちろんのこと、歴史的価値の高い寺院や中町こみせ通りなどの観光施設が目白押し。夏は風物詩の「黒石ねぷた祭り」、秋には紅葉狩りなど季節ごとの魅力もたくさんあり、多くの観光客が黒石温泉と一緒に観光で訪れます。今回はそんな黒石温泉郷と周辺の観光スポットをご紹介しましょう。

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温泉郷と一緒に巡りたい!黒石温泉周辺の観光スポット8選

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1. ランプの宿 青荷温泉

「ランプの宿 青荷温泉」は、青森県黒石市の山中に佇む風情あるお宿です。その名の通り宿の至るところで幻想的にゆらめくランプが良い雰囲気を醸し出し、黒石温泉郷を心ゆくまで味わえます。

青荷温泉では毎週金曜に津軽三味線の生演奏があるので、ぜひ金曜日に宿泊するのがおすすめ。青森伝統楽器の音色を聞きながら、美味しい食事を楽しめますよ。しかし、津軽三味線は冬季には演奏しないのでご注意を。そしてこちらのメインはやはり「本館内湯」「健六の湯」「露天風呂」「滝見の湯」の4つの温泉です。特に本館内湯からの眺めは青荷温泉自慢のもので、素敵な景色を眺められますよ。

520円で日帰り入浴も可能で、時間は10時から15時まで。4種類から選べる食事付きのプランもあり、魚や山菜など美味しいグルメをいただけますよ。

(情報は2018年12月のもの)

2.落合温泉「花禅の庄」

「花禅の庄」は、落合温泉にある全館畳敷きの純和風宿。館内は客室・大浴場ともに清潔感があります。浴場は広く、マイナスイオンたっぷりの十和田石や青森ヒバをふんだんに使用。泉質は無色透明の単純泉で、保湿効果バッチリ。さらに浴衣も好きなものが選べるなど、女性にうれしいサービスがいっぱいです。

スリッパはなく、1人ひとりに足袋が用意されているのも畳敷きならでは。囲炉裏タイプのお食事処では、四季に彩られた庭園を眺めながらゆったりと食事を楽しめます。炭火で味わう新鮮な山海の幸や焼きおにぎりなど、家庭的ながらもどこか豪華な料理は格別。廊下はもちろんエレベーターまで畳敷きのため、足腰の弱い年配の方でも安心。両親と一緒に青森観光をする方にぜひともおすすめしたい温泉宿です。

3. 中町こみせ通り

黒石温泉周辺の観光地で最も人気なのが「中町こみせ通り」です。江戸時代の街並みがそのままの形で残され、北国特有の厳しい吹雪や夏の日差しから人々を守るための伝統的な造りをした通りが続きます。江戸時代のアーケードとも言えるそのノスタルジックな風景は全国でも非常に珍しく、日本人だけではなく外国人観光客も多く訪れる黒石温泉で外せないスポットです。

中町こみせ通りには試飲ができる酒蔵や国の重要文化財に選ばれた邸宅などの見どころがあります。また、夏にはねぶた祭り(黒石では”ねぷた”と呼びます)もこの通りを通るので、黒石温泉ならではのイベントをより楽しめますよ。さらに商店街の中央に位置する「津軽こみせ駅」では、津軽三味線の生演奏が毎日行われています。黒石温泉観光の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

4. 高橋家住宅

黒石温泉へ観光に来たら、中町こみせ通りの中にある高橋家住宅へぜひ訪れてください。高橋家は元々、主にお米を扱っていた商屋で、宝暦年間(1751年~1763年)に建設された築270年以上の国指定の重要文化財です。現在は喫茶店になっており、お茶を頂きながら貴重な建築物を気軽に見学できますよ。

黒石温泉周辺は大きな地震や空襲などの被害を受けていないので、高橋家はとても綺麗に残っています。当時の建築技術の高さも手伝い、ほとんど修繕していない民家を見学できるのは他にはありません。

5. 中野もみじ山の紅葉

黒石温泉郷有数の紅葉の名所「中野もみじ山」の紅葉。1803年、弘前藩主の津軽寧親公が京都より100種類ほどのもみじ苗を送り植えて以来、もみじの名所として知られています。林の中には中野神社や不動舘城跡があり、近くにある渓流と滝は赤く染まったもみじとのコントラストが美しいですよ。そしてもみじ狩りシーズン中は、LEDを使った夜間ライトアップを行っています。圧巻のその風景は、黒石温泉の周辺で一度見ておきたい観光スポットです。

6. 飯塚旅館

大正時代に建てられた「飯塚旅館」は、石黒温泉郷のひとつである「温湯温泉」の湯治宿でした。そのレトロな外観の宿にはかけ流しの温泉があり、昔ながらの風情を味わいながら温泉に浸かれます。

創業当時の飯塚旅館は自炊がメインで内風呂もない湯治宿で、共同浴場を利用するのが普通でした。現代のホテルのような至れり尽くせりな便利さはないですが、きちんと手入れしてある風情のある旅館です。徒歩1分で外湯の「鶴の名湯」があるので、黒石温泉郷の飯塚旅館に宿泊の際にはぜひ利用してみてくださいね。

7.津軽伝承工芸館

出典: A.kiyoshi / PIXTA(ピクスタ)

「津軽伝承工芸館」は、津軽の伝統工芸がギュッと詰まった八甲田の総合観光施設です。施設入口にある大きなこけしが印象的。こけし灯ろうや津軽塗をはじめ、お土産や観光グッズが1800点以上そろっています。

「黒石つゆやきそば」など八甲田のご当地B級グルメが味わえるレストランや、源泉かけ流しの足湯もあります。施設内の工房では、津軽塗り箸の研ぎ出しや、津軽こけしの絵付けなどの体験が可能。夜の灯篭ライトアップや夜雪の時に訪れれば、幻想的なムードも味わえます。

8.道の駅 虹の湖

「道の駅 虹の湖(にじのこ)」は、「虹の湖公園」とも呼ばれる道の駅。弘前市と十和田湖の中間あたり、東北最大級のダムである「浅瀬石川(あせいしがわ)ダム」周辺に造られた公園です。ダム湖の別名は「虹の湖」。虹の湖公園には、特に目を引く「温湯こけしのジャンボローラーすべり台」など大型遊具、大人が楽しめるパターゴルフ場もあり、家族でのんびり過ごすのにピッタリ。デイキャンプやバベキューを通して、大自然の思い出をたくさん作ることができます。

虹の湖レストハウスや屋台村では、つゆ焼きそばなど地元黒石のB級グルメを味わえます。バーベキューエリアは、手ぶらでも、持ち込んでもOK。みんなでわいわいバーキューを楽しみましょう。敷地内にある「しゃくやく園」では、30品種700株の美しいしゃくやくが6月ごろ一斉に花を咲かせます。虹の湖公園は、初春はしゃくやく園、夏は開放的なダム湖、秋は紅葉と、1年を通して自然観光が楽しめる道の駅です。

◎まとめ

都会の喧騒から離れ、思いっきり羽根を伸ばすには非日常感を味わうのが一番。黒石温泉周辺の観光スポットは、江戸時代の町並みや外観、雰囲気に非日常を感じられます。青森の黒石温泉はのんびり休日を過ごすのにはまさに最適。黒石温泉に訪れた際には、周辺観光地も一緒に巡ってみましょう!

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