会津若松市でおすすめのホテルを厳選|白虎隊ゆかりの地に泊まる

画像出典:Shiryu / PIXTA(ピクスタ)

会津若松市でおすすめのホテルを厳選|白虎隊ゆかりの地に泊まる

福島県は西から会津・中通り・浜通りと大きく3つの地域に分けられますが、会津若松市はその会津地方の中心都市。市内には会津藩23万石の居城だった鶴ヶ城や、白虎隊悲劇の舞台となった飯盛山、旧藩校を復元した會津藩校日新館など観光名所がたくさんあります。観光業のほかに富士通やオリンパスの工場もあり、会津若松はビジネスで訪れる人も多いところ。そのため市内にはさまざまなタイプの宿泊施設があります。この記事では、旅行から出張まで、シチュエーションに応じておすすめしたいホテルを10選に凝縮してお送りします。

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会津若松市でおすすめのホテルを厳選|白虎隊ゆかりの地に泊まる

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のんびり過ごすなら芦ノ牧温泉や東山温泉へ

会津若松は人口10万以上を擁する都市なので、駅周辺を中心にビジネスホテルが少なくありません。他方で、ちょっと郊外に目を向けると、会津若松の奥座敷である東山温泉や、阿賀川の渓谷に広がる芦ノ牧温泉といった大きな温泉街へのアクセスも容易です。

東山温泉は今でも芸妓がいる情緒豊かなところ。一方の芦ノ牧は、道路の開通によって発展した現代的な温泉地です。観光で会津若松を訪れるなら、ぜひこれらの温泉場に宿をとることも検討してみてください。

東横INN会津若松駅前

JR会津若松駅から歩いてすぐのところにある「東横INN会津若松駅前」は、ビジネスホテル最大手チェーンの安定したいクオリティが魅力。客室はシングル、ダブル、ツインとシンプルですが、全室インターネット環境が有線LANとWi-Fiの2種類用意されているのも大きなポイントです。

磐越自動車道会津若松ICからも比較的近く、112台収容可能な立体駐車場もあるので車での滞在にも便利!朝6:30から利用できる無料の朝食も人気の理由です。

会津若松ワシントンホテル

駅前の目抜き通りに建つ会津若松ワシントンホテルは、会津若松駅から徒歩3分の距離にあります。3タイプある客室には全室プラズマクラスター空気清浄機が用意されていて、外泊するとノドの調子が気になるという人でも安心です。

最上階の展望レストランでいただける朝食バイキングは開放的で、気持ちよく1日のスタートを切れますよ。会津の食材や特産品を使った料理はどれも朝から贅沢な気分になるものばかり!とくに会津特産の馬肉を用いた「桜スジ肉じゃが」は、ホテルの一押しメニューです。

ホテルニューパレス

ホテルニューパレスは、レンガ敷きの風情ある「野口英世青春通り」沿いに建つ静かなホテルです。洋室のほかに和室もあるのが特徴で、客室の種類もシングルからデラックスツインまでさまざま。とくにアジアン調の特別室「亜細庵」は、カップルや女子旅で利用したくなるような豪華なお部屋です。

バイキング形式の朝食には和食洋食のほかに会津の郷土料理も並び、ビジネスと旅行どちらのお客様にも人気!巣ごとで~んと置かれたハチミツや、自分でアレンジできるホットサンドなど、朝から楽しく食べられる工夫も魅力です。駅からはやや離れていますが、城下町の中心部にあるので観光にも便利ですよ。

御宿東鳳

御宿東鳳(おんやどとうほう)は、会津若松の奥座敷東山温泉で最も規模の大きな宿の1つです。タワー館、朱雀亭、本館の3つの建物から成り、客室は全部で160室。一部のお部屋からは会津若松の街並みを一望することができます。

眺望は温泉浴場からも楽しむことができ、とくに竹林に浮かんでいるような「宙(そら)の湯」と、棚田のように3段に連なる「棚雲(たなぐも)の湯」の2つの露天風呂は旅館の自慢!多くの文人墨客に愛された伝統あるお湯を、最先端のモダンスタイルで堪能できます。

夕食はバイキングと和会席から選ぶことができ、どちらも会津の旬の食材や料理を満喫できますよ!和会席はテーブルでいただくことも可能なので、足を延ばしてゆっくり食事をしたい人にもオススメです。

くつろぎ宿 千代滝

東山温泉の高台に建つ「くつろぎ宿 千代滝」も、温泉街や若松市街の眺望が自慢の宿。最上階に設けられた湯処「遊月の湯」からは、会津の四季の景色をとっぷりを味わうことができます。

全室禁煙というのも大きな特徴で、たばこのニオイに敏感な人にとくにおすすめ!和室のほかにシックな和洋室やモダンなツインの洋室もあり、どの部屋も会津若松の夜をぐっと思い出深いものにしてくれるでしょう。

こちらも夕食はビュッフェと和食膳から選択可能で、バイキングも郷土料理を中心とした和食がメイン。なかでもホタテの干貝柱でダシをとった「こづゆ」は、会津の食材がたっぷりと煮込んだ逸品ですよ!お酒が好きな人には、常に30種類以上を取り揃えている会津の地酒も魅力です。

原瀧

東山温泉に数ある旅館のなかでも、「原瀧(はらたき)」は自家源泉を保有していることで知られています。湧きたてのお湯を贅沢にかけ流す露天風呂からは、宿名の由来にもなている滝を眼下に望むことができます。

また原瀧のもう1つの名物が、湯川に臨んで設けられた食事ブース「川どこ」。せせらぎに耳を澄ませながら、夜風に吹かれていただく会席膳は格別ですよ!メインの炭火焼は和牛サーロインと会津地鶏の2種類から選べます。

いろりの宿 芦名

「いろりの宿 芦名(あしな)」は、築120年以上の古民家を利用した風情ある温泉旅館。囲炉裏に振り子時計と、みちのくの田舎家を訪ねるようなレトロでのんびりとした雰囲気に包まれます。

食事ももちろんいろりを囲んでの炭火焼がメインで、天然岩魚の塩焼きや地元野菜のお鍋など、素朴ながら素材の味を最大限に楽しむことができます。温泉は100%源泉かけ流しで、毎日お湯を入れ替えているのでいつでも新鮮なお湯でお肌を潤すことができます。

今昔亭

上でご紹介した原瀧の隣に建つ姉妹館の今昔亭。原瀧と同じ自家源泉のかけ流し浴場には、お湯の注ぎ口に大輪の湯の花が咲いています。客室は和室と和洋室、そしてシングルの洋室があり、家族旅行から一人旅まで利用可能です。

その日によって献立の変わる夕食の本格和会席膳も楽しみの1つ。また今昔亭は朝食の豪華さでも定評があり、海のものから山のものまで朝から種類豊富なおかずを味わえます。炊き方にもこだわった会津産コシヒカリのご飯も、ついお代わりしたくなる美味しさですよ。

芦ノ牧プリンスホテル

会津若松のもう1つの温泉街芦ノ牧には、源泉かけ流しのお湯が楽しめる洋風ホテルがあります。小さな高原リゾートのような芦ノ牧プリンスホテルは、和室・洋室・和洋室の3タイプがありますが、外観に反して和室が多め。洋室にはペットと泊まれる部屋も用意されています。

低張性弱アルカリ性高温泉の温泉は体を芯から温めてくれ、とくに冷え性にお悩みの女性におすすめです。夕食は近郊でとれる食材をメインに、馬肉や川魚など会津ならではの料理が楽しめます。温泉観光ホテルながら、リーズナブルな料金で泊まれるのも魅力の宿です。

大川荘

大川荘は、芦ノ牧温泉でも有数の規模をもつ大型旅館。大川の河岸にまるでツバメの巣のように連なる露天風呂「四季舞台たな田」や、清水の舞台のように川にせり出す「空中露天風呂」からは、川底を眼下に望む絶景が味わえます。

客室は全部で7種類あり、スタンダードな和室から貴賓室タイプの洋室まで選択肢はいろいろ!全室渓流側を向いているので、どのお部屋に泊まっても山深い南会津の渓谷美を満喫できます。

夕食はビュッフェと和食会席から選択でき、どちらでも会津の地元食材を堪能できます。とくにビュッフェ&レストラン「会津馳走床かわもの厨 」では、30m以上にわたるガラス張り席からの渓谷パノラマも見どころです。

列車とバスが2日間乗り放題の「会津ぐるっとカード」を要チェック

会津地方を観光するなら、会津エリアの列車やバスが2日間乗り放題の「会津ぐるっとカード」がおすすめ!観光スポットや宿泊施設、飲食店などの優待割引サービスも受けられるなど嬉しい特典が満載です。利用する際は全国のセブン・イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK・サンクス各店舗の発券端末やJR東日本のみどりの窓口などで引換券を購入し、会津若松駅や裏磐梯観光協会などで本券と交換します。料金は大人2,670円で子供は1,340円。会津若松市をはじめ会津地方の11の市町村で使えて断然お得に旅ができますよ。

※2019年9月現在の情報です。

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