グルメも自然も満喫できちゃう城下町!中津の観光スポット10選

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グルメも自然も満喫できちゃう城下町!中津の観光スポット10選

大分の北西に位置する県内第3の都市、中津。温泉が人気の別府市からは、電車で1時間ほどで辿り着きます。古くから中津城の城下町として栄えてきたこの街。城下町エリアは、歴史的建造物が建ち並ぶ一方、一足伸ばせば新日本三景に選定されるほどの景勝地も!さらには、おいしい唐揚げまで。中津は、歴史も自然もグルメも満喫できる、大分有数の観光都市なんです。人気の温泉観光地から日帰りで行くのにちょうどいい、中津の観光スポットをご紹介します!

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グルメも自然も満喫できちゃう城下町!中津の観光スポット10選

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1.中津城

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中津駅から、静かな街並みを歩くこと約15分。中津のシンボル的存在で、絶対に外せない観光スポットが中津城です。中津城は、豊臣秀吉の側近・黒田孝高によって築かれました。黒田は2014年に放送された大河ドラマ、『軍師官兵衛』の主人公です。城の資料館には大河ドラマのポスターもいたるところに貼られていて、歴史ファンのみならず、V6ファンも訪れる観光名所となっています!

中津城は、江戸時代には長篠の戦いで活躍した奥平家の居城でした。城内には、その長篠の戦いで使用された法螺貝など貴重な展示物がめじろ押し。お土産屋さんには、奥平忠昌をイメージした「おっくん」というキャラクターのグッズがたくさんあります。ちなみに忠昌のひいおじいちゃんは徳川家康。「ひーじじ」というキャクターで、こちらのグッズも中津城の定番土産です。

2.合元寺

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合元寺は、中津城を観光した後に併せて行きたいお寺です。通称「赤壁」と呼ばれるこのお寺には、少し怖い言い伝えが…。時は天正17年、黒田氏が敵対していた宇都宮鎮房を中津城に招いて暗殺したとき。鎮房の家臣たちもこの合元寺で黒田側の手勢に襲われ、ここで最期を遂げました。

激闘が繰り広げられ、当時白かった壁は返り血を浴びて赤く染まってしまいました。その後、落としても落としても血痕が消えなかったため、ついに壁全体を赤くしたのです。よく見ると当時の刀傷なども残っているんだとか。勇気のある方はぜひ訪れてみてください!

3.福澤諭吉旧居・福澤記念館

一万円札の肖像画でも馴染み深い福澤諭吉。彼と中津には深い繋がりがあるのをご存知ですか?実は諭吉は、幼少期をこの中津で過ごしました。母子6人で過ごした家が、現在もここに残されています。この家で勉学に励み、後に慶應義塾を創設するに至ったのでしょうね。

同じ敷地内にある、きれいで広々とした記念館には、福澤諭吉の生涯がわかる展示が置かれています。中には視聴覚室など、触ったり聴いたりできる実践的なものも。偉大な功績を残した福沢諭吉の、知恵や考えが溢れる観光スポットです。

4.薦神社

出典: giver/PIXTA(ピクスタ)

中津駅からバスで20分ほどの場所にある薦(こも)神社。大分県の人気観光スポット・宇佐神宮の祖宮と言われているほど、歴史の深い神社なんです。江戸時代初期に建てられた朱色の神門は圧巻。いかにも日本らしい立派な門で、国指定重要文化財にもなっています。

三角池(みすみいけ)は、池自体が御神体とされています。意外にもこちらの池が内宮で、神殿が外宮なんですよ。池の中に鳥居がある光景は神秘的。中津の中心地からは少し遠いですが、一見の価値ありです。

5.中津市歴史民俗資料館

中津駅から徒歩10分。中津城など周辺観光地からのアクセスもいい中津市歴史民俗資料館。中津の歴史に詳しくなりたい人、夏休みの自由研究に困っている小学生は、ぜひ訪れてみてください。ここは、慶應義塾で活躍した小幡篤次郎の生誕地です。彼は、福沢諭吉の次に尊敬された人物といわれています。

館内には、考古学的な資料から宗教的なものまで、幅広く展示されていますよ。ありがたいことに入館料は無料!観光がてらにぷらっと立ち寄れちゃいます。これであなたも中津博士になれるかも!?

6.八面山

中津のハイキングスポットとして人気の高い標高659mの八面山。四方八方どこから見ても、ほぼ同じ形に見えることからこの名前がつきました。山頂まで道路が整備されているので、誰でも気軽に登れるのが魅力。3つの遊歩道があり、好きなコースを選ぶことができます。

頂上からは中津市内を一望!天気が良ければ、海の向こうの山口県まで見えちゃいますよ。八面山の麓の田んぼからの景色もオススメ。秋には一面をコスモスのピンクが覆い、息を呑む美しさが広がります。さらに中腹にある八面山荘から見える夜景は、日本夜景遺産に指定されています。

日が沈んだ後、空が濃い青色に包まれる時間をブルーアワーというのですが、この時間帯はデートにおすすめ。きれいな青に光る夜の光は、宝石のような美しさです。車で行くこともできるので、ドライブの最後を夜景で締めくくるのはいかがでしょうか?

7.邪馬渓

出典: 安ちゃん/PIXTA(ピクスタ)

耶馬渓(やばけい)は中津が誇る新日本三景の一つ。山国川の上流・中流辺りの渓谷をまとめて、「耶馬渓渓谷」といいます。どの渓谷も自然を満喫できる最高のレジャースポットですが、共通してオススメなのが秋。全体が紅く染まり、大分の代表的な紅葉狩りコースになっています。
それでは、本耶馬渓と深耶馬渓の見どころをご紹介していきましょう。

◆青の洞門

中津有数の景勝地・競秀峰の裾野にある、全長342mの大きなトンネル。驚くべきはこのトンネルができた経緯。実は、この大元は人の手によって彫られたものなんです。

その昔、諸国巡礼の旅をしていた禅海和尚が、人や馬が命を落とすほど危険だったこの場所を見て、安全な洞門を造ることを決めました。約30年かけて洞門を造り続けた彼の努力は、測り知れませんよね。

残念ながら、明治に行われた大改修で大部分が破壊されてしまったのですが、現在も明かりの差し込む小窓などが当時のまま残されています。洞門を掘る禅海の銅像も置かれていますのでお見逃しなく!

◆羅漢寺(本耶馬渓)

中津には多くの寺院が点在していますが、この羅漢寺はその中でも険しい場所にあるお寺です。羅漢山の中腹に位置し岩に囲まれた迫力満点のお寺。山登りがキツイという方には、リフトもあるので安心ですよ。

羅漢寺は「日本三大五百羅漢」に数えられています。そもそも羅漢とは、釈迦の優れた弟子のこと。境内には3770体の石仏が並んでいます。その光景は圧巻の一言。面白いことに、あなたやあなたの家族に似た顔が必ずあると言われているんです。ぜひご家族や友人と「自分探し」をしてみては?

◆一目八景(深耶馬渓)

ひと目で8つの景色を楽しめることからその名がつけられた一目八景。紅葉が美しい鳶ノ巣山や、2つの岩が並ぶ夫婦岩など、多彩な景色を楽しめます。一目八景展望台の周辺には、旅館や温泉など観光客に嬉しいスポットが盛りだくさん。

川の反対側にある遊歩道からは、また違った景色を楽しめるのも魅力的です!四季折々、様々な景色を堪能できますが、やはり秋の紅葉シーズンは見逃せません。中津の自然を体験できる観光スポットです。

◎まとめ

大分というと温泉!別府!というイメージがありますが、中津にも魅力的な観光スポットだらけです。大分県民や九州からの観光客はもちろん、遠方からでも行く価値あり!たとえば2泊3日の大分旅行のルートに入れれば、厚みのある観光になりますよ。

城下町は、JR中津駅から徒歩で巡れるので、気軽に観光したい方にぴったり。景色を楽しみたい方には、耶馬渓の紅葉や三光のコスモスなど秋がオススメ。グルメは一年中いつでも美味しいです。何かのテーマに絞っても、全部欲張るコースでも楽しめるはず。中津観光で歩き疲れたら、大分の名湯に浸かりましょう。

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