湯めぐり味めぐり！大子町袋田温泉周辺の観光スポット4選！

茨城県大子町にある県北の観光地「袋田温泉」。さらさらとする優しい泉質は美肌効果が期待できます。気軽に利用できる日帰り入浴施設も充実し、シンボルの袋田の滝の眼下に広がる温泉地は、県内外からの観光客も多いです。袋田温泉には大小様々な温泉宿があるため、浴衣姿で街歩きを楽しむ観光客の姿もよく目にします。大自然に囲まれながら、あれもこれもと食べ歩きするのもたまりませんね！そこで袋田温泉に訪れたらぜひ、足を運んでほしい観光スポットを紹介します。

1. 袋田の滝

袋田温泉を訪れた多くの観光客が最初に足を運ぶのが「袋田の滝」。日本三名瀑（めいばく）に数えられている定番の観光スポットです。その大きさは高さ120m、幅73mと壮大。大きな岩壁を4段に流れているので「四度の滝」とも言われています。

袋田温泉の代名詞ともいえる袋田の滝には、四季折々の魅力があります。新緑の時期は生まれたての緑と滝の清々しさ。秋には色鮮やかな紅葉が渓谷を飾る滝とのコントラスト。そして、冬には凍結した滝の神秘的な美しさに圧倒されるでしょう。

さらに、観光客を魅了しているのが袋田の滝ライトアップ。雄大に落ちる水の流れを見ると、思わず墨絵のイメージが浮かび上がります。美しすぎる被写体に観光客はカメラを手放せません。袋田の滝は観光客で一年中賑わいを見せている有名な観光スポット。袋田温泉に観光に来た際はぜひ足を運んでくださいね。

2. 袋田温泉・関所の湯

袋田温泉の中心地から車で約10分ほど走らせると、川のせせらぎを聞きながら露天風呂を楽しめる温泉施設「袋田温泉・関所の湯」に到着します。浴場は清潔感があって広大。袋田温泉に日帰りで訪れた観光客の多くが、旅の疲れを癒す場所として利用しています。渓流沿いにある開放的な露天風呂はどのお部屋よりも渓流に近いので、せせらぎが聞こえてきますよ。

自然の眺めをゆっくりと見ながら入浴できるので、日々の疲れを癒しましょう。泉質はナトリウムー硫酸塩・塩化物冷鉱泉。血行促進により疲労回復効果があるという塩分と、貧血や更年期障害に良いとされる鉄分を多く含んでいるのが特徴です。そして、料理も美味しいと評判。奥久慈名産の奥久慈しゃもや常陸牛などをはじめとする郷土料理が、袋田温泉帰りの観光客にも人気があります。

3. こんにゃく関所

奥久慈地域は袋田温泉をはじめ、昔からこんにゃくが特産品として有名です。袋田温泉の観光スポット「こんにゃく関所」は、その名の通り名物のこんにゃくを販売しています。様々なタイプのこんにゃくがあり、その場で試食をすることも可能。出来立てのこんにゃくは、袋田温泉のお土産として観光客にも好評です。

販売しているこんにゃく商品は、奥久慈の高級素材を使って熟練の職人さんが手間を惜しまず心を込めて作ったもの。こんにゃく関所でしか味わえない商品もあるのでお土産におすすめです。また、店内には食堂もあって、作り立てのこんにゃくを味わえます。一般的なこんにゃくに比べて弾力が全く違うため一度食べてみましょう。手打ちうどんや郷土料理もありますよ。

4. 道の駅奥久慈だいご

「道の駅奥久慈だいご」は袋田温泉をはじめ、奥久慈エリアの観光情報やグルメ、お土産品や農産物が勢揃いした人気のスポットです。農産物直売所の野菜は、どれも地元農家の方々が自分の畑で採れたものをその日のうちに並べています。新鮮で値段も安いのが魅力的です。お土産品は「奥久慈茶」がおすすめ。奥久慈地域は国内最北限のお茶の産地としても有名です。深い香りとコクのある味わいを試してみてください。

併設されているレストランでは、名物のしゃもを使った料理や郷土食などが味わえます。また、入浴施設も併設していて、2階にある浴場は久慈川の目の前にあり素晴らしい展望です。冬の時期にはライトアップされた建物のイルミネーションを見ることができますよ。袋田の滝とセットで巡ってみるのもいいでしょう。

◎まとめ

山間にある町だからこそ自然が生み出している観光スポットがたくさんあります。袋田温泉でしか味わえないグルメもあるので、温泉に入りながらどのグルメも食べようかと考えてみるのも旅の醍醐味。茨城県唯一鮎のつかみ取りができる「観光やな」や「男体山ハイキング」などアクティビティも充実しています。四季折々で風景の美しさがあるのも袋田温泉の魅力です。ぜひ春夏秋冬で袋田温泉に訪れてみてくださいね。

湯めぐり味めぐり！大子町袋田温泉周辺の観光スポット4選！