仙台市街の桜の名所!榴岡公園のおすすめポイントをご紹介します

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仙台市街の桜の名所!榴岡公園のおすすめポイントをご紹介します

「榴岡(つつじがおか)公園」は、仙台駅の東側にある丘の上の公園です。江戸時代から桜の名所として知られ、春には多くの花見客で賑わいます。もちろん桜の季節以外も、仙台市民の憩いの公園として親しまれています。榴岡公園の周辺には、民俗資料館やプロ野球チームのホーム球場などもあり、駅近の隠れた観光スポットとしても便利!今回は、そんな榴岡公園の見どころをご紹介します。

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仙台市街の桜の名所!榴岡公園のおすすめポイントをご紹介します

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1. 榴岡公園の歴史

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榴岡やその周辺の宮城野は、古くから歌枕として知られていました。江戸時代初期の元禄8年(1695)、仙台藩4代藩主伊達綱村がシダレザクラやマツ、カエデなどを植樹し、庶民にも開放したのが榴岡公園のはじまりとされています。

明治維新後には陸軍の兵営が置かれ、太平洋戦争後は駐留米軍のキャンプとなりました。桜も多くが枯死して一時は廃れてしまいましたが、昭和50年代に再整備が進展。今では約360本の桜木に覆われたのどかな都市公園となっています。

2. 江戸時代から続く桜の名所!

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榴岡公園は先述のとおり、江戸時代から続く桜の名所で、現在では仙台を代表するお花見スポットとなっています。とくにシダレザクラが多いのが特徴で、伊達綱村が植えたものとされる一重咲きの「仙台枝垂桜」や、八重咲きの「八重紅枝垂」は見どころです。

桜のシーズンには毎年「桜まつり」を開催され、ステージイベントや野外コンサートなども行われます。さらには地酒やワインなどの飲み比べ、美味しいものの屋台なども立ち並び、地元の人や観光客で賑わいます。

3. 仙台の受験生で賑わう「榴岡天満宮」

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榴岡公園の西側にある「榴岡天満宮」は、仙台の学問の神様として知られています。寛文7年(1667)に3代藩主伊達綱宗によって創建され、松尾芭蕉も参詣に訪れました。

冬のシーズンには多くの受験生で賑わう榴岡天満宮。合格守や合格絵馬はもちろん、近年は絢爛な装丁の御朱印帳も人気です。

また榴岡天満宮を参拝する際は「撫で牛」も要チェック!天神さまこと菅原道真は牛との関わりが深いとされ、この撫で牛が神使として、道真公と参拝者を結びつけると考えられています。

4. 旧日本陸軍の兵舎を移築した「仙台市歴史民俗資料館」

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榴岡公園の中央広場に立つと、東側に白壁の建物があるのに気が付くでしょう。この「仙台市歴史民俗資料館」は、昭和54年(1979)に旧日本陸軍の兵舎を移築して開館したもの。常設展では「仙台地方の農具と農家のくらし」「仙台 町場のくらし」「旧歩兵第四連隊関連」の3つのテーマに沿った資料が展示されています。

また併設の体験学習室では、折り紙や双六、チャカポコ、お手玉など、昔の子供たちが
興じた遊びやおもちゃが体験できます。近年では、仙台平野の被災地関連資料の展示も加わり、過去の歴史だけでなく未来についても考えさせられることの多いスポットです。

5. 東北楽天ゴールデンイーグルスの拠点「宮城球場」

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東北初のプロ野球チームとして2005年に誕生した東北楽天ゴールデンイーグルス。その本拠地が、榴岡公園から歩いて10分ほどのところにある宮城球場です。

楽天生命パーク宮城の愛称で親しまれ、プロの公式試合のほかに高校野球の県大会などアマチュアの試合にも使用されています。プロ野球ではドーム球場がもてはやされるなか、もともと県営球場だったこともあり、屋根のない広々としたフィールドになっています。

試合の開催日以外にも、施設を見学できる「ボールパーク・ツアー」や、球場スタッフが見どころを案内してくれる「初心者ツアー」を開催!イーグルスファンでなくても楽しめる要素がいっぱいですよ。

◎桜の時期には野外のお花見ライブも人気!

榴岡公園の「桜まつり」では、野外音楽堂でのお花見ライブもおすすめ!ロックやポップなけでなく、さまざまなジャンルのバンド演奏が楽しめますよ。最寄り駅はJR仙石線の榴ヶ岡駅ですが、仙台駅からでも歩いて15分ほどの距離にあります。仙台観光で時間に余裕があれば、ぜひ榴岡公園に足を運んでみてください。

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