名称:厳島神社
住所:広島県廿日市市宮島町1-1
公式・関連サイトURL:http://www.itsukushimajinja.jp/index.html
日本三景のひとつ、安芸の宮島として有名な厳島は、厳島神社がご鎮座する島全体が神域の神聖な場所です。本州とのアクセスはフェリーによる海上輸送のみで、橋などの直接車で乗り入れる道路はありません。厳島に渡ると神の使いとされるシカが出迎えてくれます。
外国人観光客が選ぶ日本の人気観光スポットランキングでも常に上位に入る厳島神社は、もちろん日本人観光客にとっても定番のスポット。島の周囲30Km足らずに約1,800人が暮らす厳島に訪れる観光客は年間300万人にも上ります。しかし、宮島町の観光スポットは厳島神社だけではありません。今回はお社とともに是非訪れていただきたい宮島町のおすすめスポットを紹介します。
目次
外国人観光客にも人気の日本三景!広島県廿日市市の観光スポット
1.厳島神社
安芸の宮島と聞いて誰もが真っ先に思い浮かべるのが厳島神社でしょう。宮島のシンボルで、宮島観光のメインスポットとなっています。厳島神社は広島湾の海上に浮かぶように建てられた朱塗りの社殿が荘厳な佇まい。日本人だけでなく、海外から来られる外国人観光客にも大変人気のスポットです。
御祭神は宗像三女神と呼ばれる3人の女神様で、全国に約500社あると言われる厳島神社の総本社。平安時代の建築美が息づく社殿の数々は圧巻で、息を呑む美しさです。厳島神社の代名詞とも言える海上に立つ大鳥居は平清盛が造営したもので、現在の鳥居は明治時代に建てられた8代目。この大鳥居は海底に固定されているのではなく、土台に自重で立っているそうです。厳島には沢山の観光旅館もあるので、ぜひ一度神々の息吹を感じにお出かけください。
2.宮島水族館
小さな子供連れでも楽しめるのが厳島神社の直ぐ奥にある宮島水族館。1959年に広島県立水産資源研究所として建てられたものが、1967年に現在の場所に移管され水族館としてオープンし、2017年には50周年を迎えました。
何度かのリニューアルを繰り返しながら、本当に皆さんに愛されて続けている水族館です。厳島神社のある宮島らしく、外観は瓦屋根を置いた和風建築になっていて、館内も朱塗りの丸柱や梁でデザインされ、厳島神社をイメージしています。展示も大鳥居周辺の干潟を再現するなど、宮島らしい工夫があります。磯の生き物やペンギンに直接触れられるふれあいコーナーはちびっこにも大人気。瀬戸内海を眺めながら食事のできるレストランのテラス席は開放感があっておすすめです。
名称:宮島水族館
住所:広島県廿日市市宮島町10-3
公式・関連サイトURL:http://miyajima-aqua.jp/
3.宮島歴史民俗資料館
厳島は島全体が神域とされるため、この島独特の風習や文化が生まれています。例えば神様の土地である島の土に鉄の農具を突き刺すことを忌み、耕作は禁じられてきました。そのため島の食料を確保するために、対岸の本州に厳島神社の年4回の大祭の最終日にあたる20日に市が立ち、現在の廿日市市の町の名前の由来になったと言われています。この様な島の歴史がひと目で分かるのが宮島歴史民俗資料館です。
国の有形文化財にも登録されている1800年代前半の古民家を回収した資料館は、中央に池泉回遊式の日本庭園を配し、その周りを一巡するようにA~Dの4つの展示館が配置されています。館内には民具や祭事具、現在も宮島土産として人気の飯杓子や茶器などの木工製品などが所狭しと展示されています。展示館Dの厳島神社と平清盛フロアも必見です。
名称:宮島歴史民俗資料館
住所:広島県廿日市市宮島町57
公式・関連サイトURL:http://members.fch.ne.jp/miyajima-rekimin/index.html
4.宮島ロープウェー
厳島神社と同時にユネスコの世界遺産に登録されている弥山(みせん)は、標高535m。頂上には宮島弥山展望休憩所という展望台が設けられています。ここか眺める景色はまさに絶景で、初代総理大臣・伊藤博文も絶賛だったとか。平清盛もきっとここらの眺めを楽しんでいたことでしょう。
7つの登山ルートがあり、それぞれ1時間半~2時間の山道を歩いて登ることできます。観光に訪れてあまり時間のない人におすすめなのが宮島ロープウェー。麓の紅葉谷駅から中継地点の榧谷駅までがおよそ10分、終点の獅子岩駅までがおよそ4分のパノラマが楽しめます。宮島松大汽船とのお得なセット券なども販売されています。獅子岩駅から弥山の山頂までは徒歩30分程です。天然記念物の原始林や、神の使いのシカたちにも会えますよ。
名称:宮島ロープウェーと弥山
住所:広島県廿日市市宮島町紅葉谷公園(宮島ロープウェー紅葉谷駅)
公式・関連サイトURL:http://miyajima-ropeway.info/
◎まとめ
神々の宿る島として、島全体が御神体の厳島は出血や死は不浄のものとして扱われてきました。出血を伴う出産は島では一切許されず、病気などで亡くなられた方も即座に対岸に移されて葬られていたそうです。そのため現在でも島内に墓地はありません。そんな厳格なこの島にも時代とともにレジャー施設が誕生しています。宮島包ヶ浦自然公園には宿泊施設やレストランはもとより、キャンプ場やバーベキューハウス、テニスコートも完備され、ビーチハウスのある海岸では海水浴や海釣りも可能です。
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