氷河期の遺跡を丸ごと保存!仙台の穴場観光スポット「地底の森ミュージアム」

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氷河期の遺跡を丸ごと保存!仙台の穴場観光スポット「地底の森ミュージアム」

東北地方最大の都市・仙台市の長町駅近くにある歴史博物館「地底の森ミュージアム」は、子どもから大人まで楽しめる穴場の観光スポットです。世界的に見ても貴重な遺跡が展示してある「地底の森ミュージアム」とは一体どのような施設なのでしょうか。仙台へ旅行するのなら少し足をのばして行ってみたい隠れた観光名所「地底の森ミュージアム」の観光情報をご紹介していきます。

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氷河期の遺跡を丸ごと保存!仙台の穴場観光スポット「地底の森ミュージアム」

地底の森ミュージアムとは

「地底の森ミュージアム」は、正式名称を「仙台市富沢遺跡保存館」といいます。小学校の建設予定地であった現地の予備調査として昭和63年(1988年)に行われた発掘調査の際に、およそ2万年前の森林の跡と旧石器人のキャンプ跡が発見されました。世界的にも貴重な遺跡の発見となったため、小学校の建設は中止となり、平成8年(1996年)に遺跡博物館として一般公開されたのが「地底の森ミュージアム」なのです。

富沢遺跡とは

仙台市の南部・長町にある「富沢遺跡」は、後期旧石器時代から近世にかけての遺跡が混在している複合遺跡です。昭和57年(1982年)から継続的に行われていた発掘調査により、約2万年前の森林跡と人類の痕跡が発見され、その中にはナイフ型の石器類や焚火の跡などもありました。
人類の活動跡とともに発掘されたアカエゾマツやグイマツといった針葉樹の種子や、シカの糞、昆虫の化石により、周辺の自然環境と人類活動の関わりや様子を具体的に再現できるとても貴重な遺跡としても注目を浴びました。
2万年前の氷河期時代の森林と人類の生活跡を発掘した時のまま展示公開されている博物館は世界に類を見ない珍しい博物館です。

発掘されたままの遺跡が見られる「地下展示」

「地底の森ミュージアム」の地下展示室には、さきほどご紹介した富沢遺跡が発掘されたままの形で公開されています。約2万年前の旧石器時代の焚火跡や氷河期の森林の樹木の根っこなど、一見するとなんだかよくわからない展示物も、はるか昔の人類の痕跡なのだとじっくりと見れば見るほど興味深く見学できます。
また、館内にはボランティアのガイドの方もいるので、説明を聞きながら遺跡を見てみると、より深く楽しめるのではないでしょうか。地下展示室では映像による富沢遺跡の解説があったり、直接手で触れることのできる2万年前の木があったりと、お子様も楽しみながら学習することができます。

約2万年前の自然を再現した「氷河期の森」

「地底の森ミュージアム」の屋外には、遺跡の時代の森を再現した野外展示「氷河期の森」があります。約2万年前に同じ場所に広がっていた氷河期の森をできる限り忠実に復元した森にはアカエゾマツやグイマツ・ハシバミなどの林が見られ、林の周囲にはアキカラマツやナガボノシロワレモコウの草原、スゲ・水芭蕉の湿地帯などが再現されています。「氷河期の森」の中には遊歩道が整備されています。目の前に広がる森を眺めつつ2万年前の世界を想像しながらお散歩してみるのもおすすめです。

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