名称:飛騨高山観光案内所
住所:岐阜県高山市昭和町1 高山駅前
公式・関連サイトURL:http://giftgift.sakura.ne.jp/01kihon/annaisyo.html
いざ飛騨高山観光へ!旅に役立つ情報とおすすめスポットをまとめて紹介!
飛騨高山といえば岐阜県でも人気の高い観光地のひとつ。北陸新幹線が開通したことで、都心から飛騨高山までアクセスできる手段が増えたことをご存知でしょうか?なのに金沢観光や富山観光で満足して、飛騨高山まで足を延ばさないなんてもったいない! 今回はあなたの知らない飛騨高山の魅力について紹介します。
目次
いざ飛騨高山観光へ!旅に役立つ情報とおすすめスポットをまとめて紹介!
- ◎飛騨高山ってどんなところ?
- ◎飛騨高山での移動手段は?
- ◎知っておくと何かと便利な情報
- ◎飛騨高山のおすすめ観光スポットを紹介!
- 1. 飛騨国分寺
- 2. 古い町並(さんまち通り)
- 3. 藤井美術民芸館
- 4. 古い町並美術館 山下清 原画展
- 5. 高山昭和館
- 6. 飛騨高山まちの博物館
- 7. 高山市政記念館
- 8. 高山陣屋
- 9. 宮川朝市
- 10. 飛騨高山手筒花火打ち上げ
- 11. 飛騨高山城跡
- 12. 飛騨高山温泉
- 13. 桜山八幡宮
- 14. 高山祭
- 15. 飛騨高山獅子会館からくりミュージアム
- 16. 大新町の古民家
- 17. 松本家住宅
- 18. 飛騨高山美術館
- 19. 飛騨の里
- 20. 飛騨高山思い出体験館
- 21. 飛騨高山テディベアエコビレッジ
- 22. 飛騨開運乃森大七福神
- 23. 光ミュージアム
- ◎飛騨高山までどうやって行けばいいの?
- ◎まとめ
目次を閉じる
◎飛騨高山ってどんなところ?
「飛騨高山」という地名は実在する訳ではなく、岐阜県の北部に位置する飛騨エリアの中心にある高山市を指す呼称です。では、飛騨高山にはどういった魅力があるのか見てみましょう。
◆飛騨高山はとにかく古い町並が魅力!
飛騨高山の魅力は何といっても風情ある古い町並! 江戸幕府の直轄領でもあった飛騨高山は岐阜の「小京都」とも称され、至るところに古民家が見られる町並は散策しているだけでも十分楽しめてしまうほど。さらに飛騨高山にはその古民家を利用したカフェも多く、雰囲気ある店内でいただくスイーツの味はまた格別です。着物で飛騨高山を観光すれば、さらに気分が上がること間違いなしですよ!
◆飛騨高山でしか味わえない絶品グルメも充実!
日本一のブランド和牛・飛騨牛をご当地グルメとする飛騨高山。やわらかく甘みの強いその美味しさは必食です! 飛騨高山の町中では飛騨牛のにぎりや飛騨牛ミンチカツなど、観光しながら手軽にいただけるものもあるので要チェック。
さらに飛騨高山のグルメといえば、スープとタレを寸胴で一緒に煮込むのが特徴の高山ラーメンや朴葉味噌が有名。特に飛騨高山の郷土料理となる朴葉味噌は旅館やホテルで出されることが多く、朴葉に乗せた山菜やネギ、飛騨牛などと一緒にいただきます。
◆飛騨高山ならではのお土産品も
飛騨高山のお土産として代表的なのが「さるぼぼ」。「ぼぼ」とは飛騨弁で赤ん坊のことをいい、バンザイの格好をした赤い人形には黒い頭巾と腹掛けがついています。ころっとした何ともいえないフォルムは愛らしく、観光の記念についつい購入してしまうかも。ちなみに赤色なのは、悪霊祓いや疫病除けにご利益があるため。最近はカラーバリエーションも増えたので、友達や恋人と色違いで購入してみてはいかがですか?
◆飛騨高山で温泉
飛騨高山の周辺には日本三名泉のひとつに数えられる下呂温泉や、露天風呂が見事な奥飛騨温泉郷といった有名かつ人気の温泉地がありますが、飛騨高山でも泉質の異なる温泉を楽しむことができます。観光で歩き疲れたら、駅から徒歩10分圏内にある足湯施設でリフレッシュ! もちろん、日帰りで温泉を満喫できるお宿もありますよ。
◎飛騨高山での移動手段は?
飛騨高山に到着したものの、観光名所までの移動はどうすればいいのかお困りのあなた! ここでは飛騨高山での移動手段を紹介します。
◆徒歩で身軽に観光
飛騨高山の代表的な観光スポットや注目のお店は、高山駅から大体歩いて10分圏内に集中しています。どこか懐かしさを憶える飛騨高山の町中を楽しみながら散策すれば、思わぬ発見があるかもしれませんよ。気になるお店を見つけたらすぐに立ち寄れるのが徒歩観光の利点です。
◆バスでらくらく観光
飛騨高山では「まちなみバス」と「さるぼぼバス」という2つの周遊バスが高頻度で運行しています。まちなみバスは古い町並「さんまち通り」がある東側を、さるぼぼバスは「飛騨の里」などがある西側を周遊しており、目的地によって使い分けると便利。どちらも利用できるフリー乗車券を購入すれば一日乗り放題な上に、観光スポットによっては提示すると料金が割引になることも! 周遊バスを利用するならお得ですよ。
◆レンタサイクルで颯爽と観光
飛騨高山を自転車で巡ってみるのはいかがでしょう。古い町並(さんまち通り)や高山陣屋などがあるエリアは道が平坦なので、自転車を利用すれば飛騨高山の町中を楽に移動できますよ。ただし人の多い場所では押して歩くなど、周りへの配慮が必要です。レンタサイクルを利用するなら、高山駅前にある「ひまわりレンタサイクル」さんがおすすめ。駅チカな上に、旅の荷物も無料で預かってくれます。
◆人力車で優雅に観光
レトロな雰囲気あふれる飛騨高山の町中を、人力車で観光してみませんか?1970年から走り続けている飛騨高山の人力車はなんと、観光人力車の元祖! あなたの観光プランに合わせて案内してくれるだけでなく、飛騨高山の歴史語りを聞きながら観光が楽しめます。町中にある3ヶ所の乗り場から利用できるほか、依頼すれば高山駅やお宿まで迎えにきてくれますよ。
◎知っておくと何かと便利な情報
こちらでは飛騨高山を観光する際に役立つ情報やスポットを紹介。知っておいて損はないですよ!
◆まずは観光の要「飛騨高山観光案内所」へ
その名の通り飛騨高山を観光するにあたっての情報を色々と案内してくれる施設で、高山駅のすぐ目の前にあります。多数のパンフレットが揃っていますが、中でもおすすめなのが「飛騨高山ぶらり散策マップ」。これ1枚で観光スポットの場所はもちろん、開館時間や料金までチェックできるので非常に便利です。さらにトイレやバスのルート、駐車場に緊急連絡先まで網羅しています。
ちなみにスマホやタブレットをお持ちの方は、半径37.5m範囲内にある飛騨高山の観光スポット情報が無料で閲覧できる「Gneting システム」が利用可能です。
◆子ども連れに優しい施設「まちびとぷら座 かんかこかん」
小さいお子さん連れの方におすすめしたいのが、「まちの縁側」として飛騨高山に誕生したこちらの施設。おむつ交換や授乳ができるスペースが設けられてるほか、有料で一時保育やベビーカーのレンタルも行っています。さらにミルクを作るお湯も無料で提供しているので、ママさんも安心して飛騨高山観光が楽しめます。場所は古い町並(さんまち通り)内と、観光途中に利用しやすいのも嬉しいですよね。
名称:まちびとぷら座 かんかこかん
住所:岐阜県高山市上二之町44-4
公式・関連サイトURL:http://www.takayamashishouren.net/kankakokan/index.shtml
◆飛騨高山の町中には公衆トイレがいっぱい!
観光の際に気になるのがトイレ事情。観光のメインとなる東側のエリアには、至るところに公衆トイレがあります。しかもそのほとんどが車椅子やオスメイト対応の多目的トイレになっているのが特徴。わざわざコンビニを探したりする必要もないので、おもいきり飛騨高山観光が楽しめます。
◎飛騨高山のおすすめ観光スポットを紹介!
色々と事前情報を仕入れたところで、早速飛騨高山観光に出かけましょう! ここでは高山駅周辺をメインに、少し足を延ばせば行ける飛騨高山の観光スポットまで紹介させていただきます。
1. 飛騨国分寺
飛騨高山で最初に紹介する観光スポットは、高山駅からほど近い場所にある飛騨国分寺。757年に創建されたお寺で、境内では国や県の重要文化財に指定されている建造物や仏像などが見られます。飛騨国分寺といえば有名なのが、樹齢1200年以上といわれる大銀杏。約37mの高さを有する巨樹で、紅葉シーズンには三重塔と併せた景観が観光客に人気です。
また、門前の庚申堂には「願掛けなでさるぼぼ」と「満願成就の棚」があり、「満願成就の棚」に釣り下げられた多くのさるぼぼ人形はこのお寺の名物ともいえる光景。ちなみに「願掛けなでさるぼぼ」はさるぼぼの形をした石像で、なでることで願いが叶うとされています。
名称:飛騨国分寺
住所:岐阜県高山市総和町1-83
公式・関連サイトURL:http://hidakokubunji.jp/index.html
2. 古い町並(さんまち通り)
江戸時代に商人町として繁栄した飛騨高山の古き良き雰囲気がただよう町並は、国内のみならず海外からも大人気!特に上三之町・上二之町・上一之町の「さんまち通り」と呼ばれるスポットは思う存分買い物やグルメが堪能できるとあって、多くの観光客でにぎわいます。表通りから入った店舗の奥にはさらに別の店舗があるなど、ちょっとした探索気分が味わえるのも古い町並(さんまち通り)の魅力。
そんな「古い町並(さんまち通り)」の中でも注目の店舗を紹介します。
◆日常使いができる伝統工芸品を扱う「本舗 飛騨さしこ」
藍染めの紺地に白糸で伝統模様や図案を描いて行く飛騨高山の民芸品「飛騨さしこ」を、生活の中でも使える商品として販売しているのが「本舗 飛騨さしこ」さん。
ほかにない味わいのさしこを用いた帽子やがまぐちのほかに、コースターやふきんなど、キッチン小物も充実しています。あて布をし、刺し子を施している布地はとても丈夫で、長年使い続けることができるのが特徴。自分でさしこ体験ができる「おりじなるキット」もおすすめですよ。
名称:本舗 飛騨さしこ
住所:岐阜県高山市 片原町60
公式・関連サイトURL:http://www.hidanet.ne.jp/~sashiko/index.html
◆女性観光客に大人気!「高山うさぎ舎」
うさぎ好きな方は必見! 「高山うさぎ舎」さんはその名の通り、うさぎ雑貨を幅広く取り扱っているお店です。店内には可愛らしいうさぎをモチーフとしたありとあらゆるグッズが並んでいて、どれもこれも欲しくなってしまいそう! ちなみに、色々な作家さんたちが手がけたうさぎ作品も購入可能です。
中でも注目のグッズは「うぼぼ」。うさぎの形をした人形で、さるぼぼ同様腹掛けをしています。「うぼぼ」はここでしか販売していないオリジナルグッズなので、さるぼぼと併せて飛騨高山観光の記念に購入してみてはいかがですか?
名称:高山うさぎ舎
住所:岐阜県高山市上三之町37
公式・関連サイトURL:http://www.usagiya.jp/
◆日本酒「鬼ころし」の蔵元!「老田酒造店」
町家を改装した風情ある店舗で、モンドセレクション金賞を受賞した純米大吟醸原酒「鬼ころし」はもちろん、日本酒好きを唸らせる銘酒の数々を販売しています。お酒の試飲も行っているので、飲み比べながらお気に入りの一本を探してみると良いでしょう。ちなみに、しょうゆソフトクリームなるものも販売しており、まるで塩キャラメルのようなそのお味は飛騨高山を訪れる観光客にも人気ですよ。
名称:老田酒造店
住所:岐阜県高山市上三之町67
公式・関連サイトURL:http://www.onikorosi.com/
◆店内には鳥だらけ!「ぴーちくぱーく」
「まるで鳥の楽園にきたみたい!」そう思わせてしまう飛騨高山のお店が「ぴーちくぱーく」さんです。こちらでは木の皮などの自然素材を使用した鳥グッズを多数販売していて、手作りされた鳥の造形は同じようでどれも微妙に異なるもの。どの子が可愛いか、色々と見比べながら選ぶのも楽しみ方のひとつです。
鳥のほかにカゴやたまご、巣などを組み合わせてオリジナルのオブジェを作ることも可能。本当に種類も色も多く可愛いものばかりなので、気がついたら散財していた…なんてこともあるかもしれませんよ。
ちなみに一番人気の商品は、冷蔵庫などにつけるとまるで鳥が休んでいるかのように見える「マグネットバード」。ものによっては100円で購入できるので、飛騨高山旅行のお土産にもおすすめです。
名称:ぴーちくぱーく
住所:岐阜県高山市上二之町17
公式・関連サイトURL:http://takayama-ptk.jp/
3. 藤井美術民芸館
藤井美術民芸館は、飛騨高山で医師をしていた藤井糺一氏が収集したコレクションを展示している施設です。幅広い種類の古美術品と飛騨高山の民芸品を展示しており、その数はなんと約2500点! 日本画家の横山大観や文人画家の富岡鉄斎、一休禅師らが描いた掛け軸が見どころとなっています。
さらに古伊万里や古備前といった古陶器、270年以上も前に制作された雛人形の享保雛なども見られ、骨董品に興味のある方なら間違いなく満足できるでしょう。高山城二の丸の登城門を模して造られた総檜造りの門も、一風変わっていて目を惹きますよ。
名称:藤井美術民芸館
住所:岐阜県高山市上三之町69
公式・関連サイトURL:http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000026/2000214.html
4. 古い町並美術館 山下清 原画展
日本中を放浪していたことでしられる画家・山下清氏の作品を展示しているのが、飛騨高山の「古い町並美術館 山下清原画展」。館内では日本のゴッホとも称された彼の代表作「花火」をはじめ、およそ150点の原画作品と25点の記録写真が見られます。どの作品も素朴で、どこか懐かしさを憶える色使いとちぎり絵の技術が光ります。
鑑賞後は館内にある花火カフェでのんびりと作品の余韻にひたるのもおすすめ。入口にはランニングシャツに短パンというおなじみの格好をした彼の顔出し看板があるので、飛騨高山での観光記念に写真撮影をしてみてはいかがですか?
名称:古い町並美術館 山下清原画展
住所:岐阜県高山市下三之町1-19
公式・関連サイトURL:http://www.furuimachinami.com/
5. 高山昭和館
飛騨高山で昭和30年代の世界へタイムスリップ! 高山昭和館は、昭和時代の昔懐かしい品々が展示されている飛騨高山の観光スポットです。展示品で構成された館内は、まるでその当時の町中にいるかのよう! 小学校の教室や民家、食堂など色々と見て回ることで、ノスタルジックな昭和時代の歴史や文化に触れられます。
飛騨高山らしさはないですが、その時代を生きたご年配の方はもちろん、知らない世代の方も新鮮に感じること間違いなしの高山昭和館。「古い町並(さんまち通り)」からもほど近いので、併せて観光に行くと良いでしょう。
名称:高山昭和館
住所:岐阜県高山市下一之町6
公式・関連サイトURL:http://takayama-showakan.com/index.html
6. 飛騨高山まちの博物館
飛騨高山の歴史だけでなく、美術工芸や伝統文化なども展示しているのが、「飛騨高山まちの博物館」。所蔵しているおよそ7万5000点もの民俗資料の中から、900点の常時展示を行っています。
江戸時代の土蔵を活かした広い館内は14の展示室に区分されていて、高山祭や城下町高山、伝統工芸などテーマごとに学べる構成になっています。建造物も含め、どの展示室も実に見ごたえがあるので、飛騨高山の歴史に興味のある方は特に足を運んでみると良いでしょう。
ちなみに入館料は無料。夜にはガラス灯小路に明かりがともり、昼間とはまた異なった雰囲気が味わえます。こちらも飛騨高山の人気スポット「古い町並(さんまち通り)」から近く、観光プランに組み込みやすい立地です。
名称:飛騨高山まちの博物館
住所:岐阜県高山市上一之町75
公式・関連サイトURL:http://www.city.takayama.lg.jp/machihaku/
7. 高山市政記念館
次に紹介するのも、飛騨高山の歴史が学べる資料館です。過去には町役場や市役所として使用していた総檜造りの建物で、館内では市政が移り行く歴史をパネルや写真などで紹介しています。
中でも注目なのは、大正・明治の雰囲気が感じられる内観。天井の隅々まで描かれた曲線が美しい格天井(ごうてんじょう)は一見の価値アリですよ。こちらも入館料は無料。「古い町並(さんまち通り)」でショッピングやグルメを楽しんでいる合間でも立ち寄れる距離にある、飛騨高山の観光名所です。
名称:高山市政記念館
住所:岐阜県高山市八軒町1-5
公式・関連サイトURL:http://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/bunka/bunkazai/27212/
8. 高山陣屋
飛騨高山を代表する観光名所といえば、国指定の史跡でもある高山陣屋。江戸幕府の直轄領となった飛騨高山を管理すべく建てられた「陣屋」と呼ばれる役所で、全国でも現存しているのはなんとここだけなんです。履物を脱いでひとつひとつの部屋を回ったり、資料展示を見学してみたり。館内の柱についている釘隠しに使用されている「鉄のうさぎ」を探してみるのも面白いですよ。
また、予約が必要となりますが無料説明案内を利用すれば、さらに詳しい飛騨高山や陣屋の歴史、ちょっとした裏話などが聞けるかも。ほかにも高山陣屋のことがよく分かるアニメ観賞や榑へぎ実演見学、四季のイベントなども開催しているので、観光の際は色々とチェックしてみてくださいね。
名称:高山陣屋
住所:岐阜県高山市八軒町1-5
公式・関連サイトURL:http://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/bunka/bunkazai/27212/
◆ついでに「陣屋前朝市」も覗いてみませんか?
高山陣屋といえば、忘れてはいけないのが「陣屋前朝市」! およそ30店舗ものテントが陣屋前広場に並び、自家製の野菜や果物、味噌や餅、飛騨高山の民芸品など、豊富な品々が毎日販売されています。
地元のおばさんたちとのやりとりも、朝市の魅力のひとつ。飛騨弁での会話を楽しみながら、色々と見て回ってみると良いでしょう。朝市とはいっても正午までやっているので、高山陣屋を観光した後に訪れても十分間に合います。なお、高山陣屋には専用の駐車場がないため、近隣の駐車場に車を停めた上でお越しになってくださいね。
【営業時間】
●午前7時~正午まで(4~10月)
●午前8時~正午まで(11月~3月)
9. 宮川朝市
続けてもうひとつ、飛騨高山の朝市を紹介します。日本三大朝市に数えられている宮川朝市は、下三之町の宮川沿いで毎朝開催されている活気ある朝市です。こちらでも新鮮で安い野菜や果物、自家製のお味噌など、幅広い種類の品々が手に入ります。店舗は川沿いに並んでいるため、ぶらぶらと散策気分でお買い物ができますよ。
また、宮川朝市の楽しみといえば食べ歩き! 高山牛すじラーメンや飛騨牛玉、みだらし団子に牛串など、手軽に食べられる飛騨高山グルメが充実しています。宮川朝市は時間が経つにつれ混雑してくるので、がっつり買い物がしたい方やゆっくり見て回りたいという方は朝8時頃には着いておきたいところです。
【営業時間】
●午前7時~正午まで(冬期は午前8時から)
名称:宮川朝市
住所:岐阜県高山市下三之町
公式・関連サイトURL:http://www.asaichi.net/
10. 飛騨高山手筒花火打ち上げ
飛騨高山観光で、ド迫力な花火を観賞しませんか?宮川に架かる弥生橋下流で開催される「飛騨高山手筒花火打ち上げ」は、なんと花火が仕込んである竹筒を手に持ち、火の粉を浴びながら打ち上げるというもの! 毎年8月9日、「厄(やく)」の日に打ち上げるこの手筒花火には、打ち上げを担当する飛騨高山手筒組の方々と観光客の方々の厄落としができるようにと願いが込められています。
開催前に桜山八幡宮で安全祈願を執り行う総勢およそ40名は、表参道をパレードしながら打ち上げ場所へと移動。火の粉を浴びながらも手筒花火を打ち上げ続けるその姿は、まさに圧巻の一言です。花火の最後には竹筒の底が破裂し、轟音となって会場中に響き渡ります。その音と迫力はきっと、忘れられない夏の思い出になることでしょう。
名称:飛騨高山手筒花火打ち上げ
住所:岐阜県高山市大新町(宮川弥生橋下流)
公式・関連サイトURL:http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000006/2001047/2001075.html
11. 飛騨高山城跡
飛騨高山城跡は、1588年に武将であり大名でもある金森長近によって築城されたものの、1695年に幕府の命で取り壊された平山城。現在は岐阜県の史跡に指定されており、飛騨高山城跡周辺は城山公園として整備されています。
城跡では本丸の礎石や二の丸の石垣などが見られ、二の丸には馬にまたがった金森長近の像が建てられています。さらに城山は桜や紅葉の名所でもあり、見頃を迎える頃に飛騨高山まで観光にくれば歴史と自然を同時に堪能することができますよ。高山駅からは徒歩で30分程。先に紹介した「高山陣屋」や「高山市政記念館」を観光したその足で、史跡巡りをしてみてはいかがですか?
名称:飛騨高山城跡
住所:岐阜県高山市城山
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/4bM4q7
12. 飛騨高山温泉
飛騨高山温泉の特徴は、お宿によって異なる泉質が楽しめること。お宿は飛騨高山でも人気の高いスポット「古い町並(さんまち通り)」周辺に点在しているため、宿泊先から観光に出かけやすいのも嬉しいポイントです。
炭酸水素塩温泉や硫黄温泉はクレンジングやシミ予防といった美肌に効果があるといわれていて、塩化物温泉は湯冷めしにくく、保湿や保温効果が期待できるとのこと。泉質によって湯ざわりや効能も異なってくるので、お風呂のロケーションと合せて検討してみると良いでしょう。
こちらでは飛騨高山観光の途中でも気軽に利用できる足湯スポットを紹介します。
【飛騨高山温泉 泉質】
●単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)
●ナトリウム-炭酸水素塩温泉(低張性中性温泉)
●含弱放射能-ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)
●ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性低温)
●ナトリウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性温泉)
●アルカリ性単純硫黄温泉
●アルカリ単純泉 ph9.1
◆駅チカで便利!「花見の足湯」
こちらの足湯施設は、高山駅から歩いて2分の場所にある「飛騨花里の湯 高山桜庵」の玄関前に設けられています。泉質は冷え性や疲労回復などの適応症に効果があるといわれる「ナトリウム-塩化物温泉」。春には敷地内に植えられた桜が見頃を迎え、足湯に浸かりながら花見が楽しめます。
駅から近く、宿泊以外の方でも無料での利用が可能。長旅の疲れを癒やしたり、飛騨高山観光の最中にリフレッシュしてみたりと、さまざまなシーンに合せて訪れてみてはいかがですか?
名称:花見の足湯
住所:岐阜県高山市花里町4-126(飛騨花里の湯 高山桜庵 玄関前)
公式・関連サイトURL:http://www.hotespa.net/hotels/takayama/spa/#spa03
◆思わず長居したくなる「さくらの足湯」
こちらは「高山グリーンホテル」さんの飛騨物産館前に設けられている足湯施設で、高山駅からは歩いて10分ほど。ホテルの地下から湧き出ている天然温泉を利用しており、春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には白雪と、季節ごとの風景を堪能しながら足湯に浸かれます。
さらに足湯施設の前にある「ゆあみ屋」の温泉スイーツをいただきながら浸かることもできるなど、ちょっとした休憩にもぴったりです。また、女性にはありがたい履き替えスペースの用意やタオル販売も行っている「さくらの足湯」。飛騨高山観光で疲れた足を癒やしにくると良いでしょう。
名称:さくらの足湯
住所:岐阜県高山市西之一色町2(高山グリーンホテル 飛騨物産館前)
公式・関連サイトURL:http://www.takayama-gh.com/hida/sakura.html
13. 桜山八幡宮
応神天皇を主祭神としている桜山八幡宮は、商売繁盛や学業成就、厄除けなどにご利益があるといわれている飛騨高山の神社。広大な境内には木造・石造2つの鳥居が見られ、本殿と拝殿、そして5つの神社や奉納絵馬が飾られた絵馬殿などがあります。
桜山八幡宮といえば、何といっても有名なのが例年10月に開催される例大祭・八幡祭。「高山祭」とも呼ばれる飛騨高山の秋祭りで、屋台(山車)が見どころであることから、実物を展示する「高山祭屋台会館」なる施設も設けられています。
国の指定有形民俗文化財となる屋台11台のうち4台と、金色が目に眩しい宝物・大神輿が常時見られるのはここだけ! 飛騨高山の職人技が光るその装飾と展示内容を見学すれば、高山祭に参加している気分が味わえますよ。
名称:桜山八幡宮
住所:岐阜県高山市桜町178
公式・関連サイトURL:http://www.hidahachimangu.jp/index.html
14. 高山祭
高山祭が実は飛騨高山で開催されるふたつの例大祭の総称であることをご存知でしょうか? 日枝神社で毎年4月14日と15日に行われる山王祭が「春の高山祭」と呼ばれ、桜山八幡宮で10月9日と10日に毎年行われる八幡祭が「秋の高山祭」と呼ばれています。
どちらも目玉となるのは屋台(山車)で、春には12台、秋には11台の絢爛豪華な屋台が登場し、訪れた観光客の目を惹きます。中でも布袋台に乗ったからくり人形が巧みに動く「からくり奉納」は必見。
ほかにも総勢約100名が行列をなして練り歩く祭行列や屋台曳き揃え、屋台に飾られた提灯が見どころとなる夜祭などが催され、一日中飛騨高山の町は活気に包まれます。日本三大曳山祭、日本三大美祭のひとつにも数えられている高山祭。飛騨高山にくるなら一度は参加して欲しい、歴史あるお祭りです。
名称:高山祭
住所:岐阜県高山市城山・桜町
公式・関連サイトURL:http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000024/index.html
15. 飛騨高山獅子会館からくりミュージアム
飛騨高山獅子会館からくりミュージアムは、国指定の重要有形民俗文化財や祭りの用具、美術工芸品などを展示している飛騨高山の観光スポット。名称にある通り全国各地から収集したおよそ800点もの獅子頭が見られ、地域によって大きさや表情に違いがあるのが分かります。
そして、飛騨高山といえば、高山祭の見どころでもある「からくり人形」! 特色のあるいくつものからくり人形の実演は、ぜひとも押さえて欲しいところです。江戸時代の技術とは思えないほど、さまざまな動きを見せてくれますよ。高山駅からだと、歩いて20分ほど。先に紹介した桜山八幡宮内の「高山祭屋台会館」と一緒に観光すれば、より一層飛騨高山の職人技を堪能できますよ。
名称:飛騨高山獅子会館からくりミュージアム
住所:岐阜県高山市桜町53-1
公式・関連サイトURL:http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000026/2000216.html
16. 大新町の古民家
飛騨高山の町中では、至るところで古民家を目にすることができます。こちらでは高山駅から徒歩20分ほどの距離にあるもうひとつの「古い町並」、下二之町・大新町の見ごたえたっぷりの飛騨高山ならではの古民家を紹介したいと思います。
◆庶民的でも立派な造りをしている「宮地家住宅」
標準的な町家とされているのがこちらの宮地家住宅。その暮らしぶりは米屋や酒屋として営業しつつ、農業も行っていたという半農半商でした。間口が狭く、奥行きのある「うなぎの寝床」的な建造物で、馬や牛を繋ぎ止めておく鉄の輪やシャッターの役割をしていた蔀戸(しとみど)などが見どころ。
さらに2階には当時の子ども部屋が見られ、背の高い方は天井の低さに思わず頭をぶつけてしまうかも?豪華さはないですが、当時の町民の暮らしぶりを垣間見ることができる宮地家住宅。入館料は無料なので、飛騨高山の古い町並をさらに身近に感じるべく訪れてみると良いでしょう。
名称:宮地家住宅
住所:岐阜県高山市大新町2-44
公式・関連サイトURL:http://www.city.takayama.lg.jp/kurashi/1000021/1000119/1001040.html
◆さすがは豪商の邸宅!「日下部民藝館」
日下部民藝館(くさかべみんげいかん)は、国の指定重要文化財でもある町家建築。幕府の御用商人だった豪商・日下部家の邸宅で、両替屋や御用金を工面する掛屋を営んでいたとのことです。2階建てとなる総檜造りの母屋には開放感あふれる吹き抜けがあり、立派な梁が目を惹きます。さらにその下には当時の暮らしぶりが窺える囲炉裏(いろり)が設けられています。
そして一番の見どころとなるのは、現在の1億円相当といわれる300両をかけて作られた仏壇。非常にきらびやかな上に、隠しからくり仕掛けまで施されているという驚きのスポットです。ほかにも飛騨高山の民芸品などの展示が行われている日下部民藝館。さすがは豪商の邸宅と思わせる見どころがたくさんありますよ。
名称:日下部民藝館
住所:岐阜県高山市大新町1-52
公式・関連サイトURL:http://www.kusakabe-mingeikan.com/index.html
◆最高の日本建築とも称された「吉島家住宅」
造り酒屋の商家となる吉島家住宅も、国の重要文化財に指定されている飛騨高山の建造物。その軒下には酒造りの神を祀っている三輪神社の杉玉が下げられています。入口には幕府から賜ったという暖簾(のれん)が架けられ、吹き抜けに存在する大黒柱をメインに梁と束で構成された立体格子はとにかく必見です。
高窓から光が差し込むことで美しい陰影が生まれ、まるで芸術作品を見ているかのよう。先に紹介した2つの古民家とは異なる造りをしているので、飛騨高山に起こしの際は併せて観光することをおすすめします。
名称:吉島家住宅
住所:岐阜県高山市大新町1-51
公式・関連サイトURL:http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000026/2000208.html
17. 松本家住宅
さらにもうひとつ飛騨高山の古民家を紹介。町の中心から少し離れた場所に建つ松本家住宅は飛騨高山で最も古い町家建築で、「うなぎの寝床」といわれる標準的な造りをしています。
明治期の大火で一度は焼失した大新町の古民家たちとは異なり被害を免れた松本家住宅は、非常に貴重で価値の高い国の重要文化財。建物ももちろんですが、母屋や土蔵に展示されている飛騨高山の陶磁器や一位一刀彫なども見どころ。高山駅から松本家住宅までは、歩いておよそ15分。他の観光名所からアクセスする場合は、まちなみ周遊バスを利用すると便利ですよ。
名称:松本家住宅
住所:岐阜県高山市上川原町125
公式・関連サイトURL:http://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/bunka/bunkazai/17768/kenzobutsu/matimoto.html
18. 飛騨高山美術館
次に紹介する飛騨高山の観光スポットは、高山駅を挟んで西側のエリアにある飛騨高山美術館。多数のガラス工芸と家具をメインに展示を行っている装飾美術館で、なんとミシュランの三ツ星を獲得しています。
アール・ヌーヴォーとアール・デコといったヨーロッパの芸術様式を取り入れたおよそ1000点もの作品を所蔵しており、その内200点が常時展示されています。飛騨高山らしさはないですが、どれも貴重な作品ばかりで目の保養になること間違いなしですよ。
そして観光客に人気なのが、併設されているカフェでいただくランチ。こちらでは飛騨高山の有機野菜を使用した料理やビュッフェが楽しめます。しかも美術館の入館料を払わなくても利用できるので、雰囲気ある店内でちょっと優雅なランチタイム…なんていうのはいかがですか?
名称:飛騨高山美術館
住所:岐阜県高山市上岡本町1-124-1
公式・関連サイトURL:http://www.htm-museum.co.jp/
19. 飛騨の里
飛騨地方の合掌造り家屋や古民家など、およそ30棟を見て回ることができる飛騨高山の野外博物館。農村風景が広がる「集落博物館」をコンセプトとしている飛騨の里では、建造物の見学だけでなく、わら細工や刺し子細工などの実演も見られます。また、季節ごとに飛騨高山の伝統行事も行われているので、古き良き飛騨地方の生活や文化を存分に堪能することができるでしょう。
高山駅からはおよそ2.2km。さるぼぼ周遊バスを利用すると10分程と便利です。ライトアップが施される紅葉のシーズンを狙って観光にくれば、趣ある家屋との何ともいえない風情が感じられますよ。
名称:飛騨の里
住所:岐阜県高山市上岡本町1-590
公式・関連サイトURL:http://www.hidanosato-tpo.jp/top.html
20. 飛騨高山思い出体験館
飛騨高山で思い出に残る体験をしてみませんか? 飛騨高山思い出体験館ではなんと、15種類以上もの伝統工芸品作りが体験可能です。
飛騨高山ならではのさるぼぼ作りや「小糸焼き」と呼ばれる飛騨を代表する陶器への絵付け、その場で食べられるせんべい焼きなど、どれにしようか迷ってしまうかも。15分から60分くらいの体験時間でできあがるあなただけのオリジナル作品は、忘れられない飛騨高山観光の思い出になりますよ。
場所は「飛騨の里」バス停横と、先に紹介した飛騨の里とセットで観光に訪れたいスポットです。
名称:飛騨高山思い出体験館
住所:岐阜県高山市上岡本町1-436
公式・関連サイトURL:http://www.omoidetaiken.jp/
21. 飛騨高山テディベアエコビレッジ
テディベアや可愛いもの好きな方におすすめ! 飛騨高山テディベアエコビレッジは、世界初となるエコロジーをテーマとしたテディベアミュージアムです。飛騨高山らしい合掌造りの古民家を活用した館内で出迎えてくれるのは、1000体もの愛くるしいテディベア! 歴史を感じさせるビンテージものから国内・海外の人気アーティストが手がけたものまで、バリエーション豊かな作品が展示されています。
飛騨高山テディベアエコビレッジの嬉しいポイントは、見るだけでなく触ったり抱きしめたりできること! お気に入りの子を見つけて、一緒に記念撮影をしちゃいましょう。さらに世界のテディベアを扱うショップや、至るところにクマが用いられているカフェも併設。飛騨高山テディベアエコビレッジで心ゆくまで癒やしの世界を堪能してみてはいかがですか?
名称:飛騨高山テディベアエコビレッジ
住所:岐阜県高山市西之一色町3-829-4
公式・関連サイトURL:http://www.teddyeco.jp/index.html
22. 飛騨開運乃森大七福神
飛騨高山まで観光にきたら、一度は足を運んで欲しいのが飛騨開運乃森大七福神。その名の通りこちらのスポットには全長4mから7.5mの福の神が7体祀られており、しかもそれらは樹齢1000年といわれる樹木を一刀彫りで制作したもの。飛騨高山の職人技が光る福の神はどれも素朴で、味わい深い顔立ちをしています。
中でも人気なのが、高さ3.2mの大黒天と恵比寿像。こちらは1本の木から2体彫り上げたそうで、一緒に祀られています。大黒天が担いでいる袋にふれるとご利益があるとのことなので、裏手に回ってしっかり触っておきましょう!飛騨高山でこれだけ巨大で迫力のある七福神を一度に拝めるなんて、非常に縁起が良いですよね。たくさんさわって直にそのパワーとご利益をいただいてくださいね。
ちなみに先に紹介した「飛騨の里」や「思い出体験館」からは、歩いて5分圏内です。
名称:飛騨開運乃森大七福神
住所:岐阜県高山市西之一色町3-2021
公式・関連サイトURL:http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000026/2000223.html
23. 光ミュージアム
高山駅から北西に向かった高山市中山町にある「光ミュージアム」は、中部地区で最も大規模な複合型博物館。もとは光記念館と呼ばれていましたが、2013年に現在の名称に変更されました。
ピラミッドを模したような外観が特徴的な館内では、美術展示室・飛騨展示室・人類史展示室といった3つの常設展示が行われているほか、さまざまな特別展や企画展も開催。日本画や西洋絵画、浮世絵版画に工芸品、恐竜の化石など、幅広い展示作品が見られます。
実に見ごたえのある博物館なので、ぜひとも時間に余裕をもって観光に訪れて欲しいところ。週末にはお子さんが楽しめる体験学習も実施していますよ。
名称:光ミュージアム
住所:岐阜県高山市中山町175
公式・関連サイトURL:http://h-am.jp/index.html
◎飛騨高山までどうやって行けばいいの?
実際に「飛騨高山まで行こう!」と思っても、行き方を調べるのは中々大変。そこで何を利用して、どう行けば良いのか、飛騨高山までのアクセスを交通機関別に詳しく紹介したいと思います。
◆オーソドックスに電車で飛騨高山へ(東海道新幹線経由)
東京方面の方も大阪方面の方も、まずは名古屋駅まで向かう必要があります。そこからJR特急「ワイドビューひだ(高山線)」に乗車し、およそ2時間15分ほどで飛騨高山に到着。利用する上で注意しなければならないのが、1~2時間に1本という「ワイドビューひだ」の運行本数。しかも天候によっては高山駅到着の時間に遅れが生じることもあるため、観光の際には余裕をもって計画をたてることをおすすめします。
飛騨高山以外での観光も楽しみたい方は、飛騨金山駅~飛騨古川駅間を自由に乗り降りできる「飛騨路フリーきっぷ」など、お得な乗車券もありますよ。
【所要時間・料金】※ともに新幹線「のぞみ」利用時※2016年10月現在
●東京駅-名古屋駅-高山駅 約4時間15分(計1万4920円)
●大阪駅-名古屋駅-高山駅 約3時間30分(計1万810円)
◆さらに飛騨高山まで向かう電車のルートが増えました
東京方面の方は、2015年に開業した北陸新幹線を使って飛騨高山に行くルートもおすすめ。まずは富山駅まで向かい、そこからJR特急「ワイドビューひだ(高山線)」に乗車します。富山駅からの所要時間はおよそ1時間30分と、名古屋駅発に比べると30分以上も早く飛騨高山に到着します。
ですが、こちらのルートも1日4往復ほどと「ワイドビューひだ」の運行本数が少ないため、利用する際には要注意。特急以外にも途中駅で乗り換える各駅停車があり、その場合には追加でおよそ30~40分みておくと良いでしょう。また、富山駅から飛騨高山までは高速バスが毎日運行中。全席予約制となっていて、乗車する1ヶ月前から購入可能です。往復割引券を購入すると、1000円分お得になりますよ。
【所要時間・料金】※北陸新幹線「かがやき」利用時※2016年10月現在
●東京駅-富山駅-高山駅 およそ3時間40分(計1万6090円) ※各駅停車利用時は計1万4390円
●富山駅-白川郷-高山濃飛BC およそ2時間25分(3200円)
◆高速バスでのんびりと飛騨高山まで
東京方面の方は「バスタ新宿」から、大阪方面の方は「なんばOCAT」などから、飛騨高山に向かう高速バスが運行しています。電車よりも時間はかかりますが、その分料金は半額以下! しかも乗り換える必要がないので、気がつけば飛騨高山に到着しています。
ただし電車同様バスも運行便数が少ないため利用の際には注意が必要ですが、飛騨高山までの交通費を抑えたい方にはおすすめ。往復割引やセット券も販売されているので、公式サイトを確認してみると良いでしょう。
【所要時間・料金】※2016年10月現在
●バスタ新宿から高山濃飛BCまで約5時間30分(6690円)
●なんばOCATから高山濃飛BCまで約5時間30分(4700円)
◆飛騨高山までドライブがてら車も良いでしょう
車で飛騨高山に向かう場合、時期によってはチェーンの用意が必要です。飛騨高山がある岐阜県北部は山間部となるため、早ければ紅葉シーズン中にも降雪の可能性があります。
また、GWなどの大型連休やお祭り・紅葉シーズンには渋滞が予想されるので、余裕をもって観光プランをたてることをおすすめします。なお、駐車場に関しては高山駅周辺はもちろん、飛騨高山の町中にも結構点在しているので、混雑するシーズン以外は特に困ることはなさそうです。
【所要時間】
<東京からおよそ4時間30分>
●中央道松本IC-国道158号
<大阪からおよそ4時間20分>
●名神高速一宮JCT-東海北陸道飛騨清見IC-中部縦貫自動車道高山西IC-国道158号
<名古屋からおよそ2時間10分>
●名神高速一宮JCT-東海北陸道飛騨清見IC-中部縦貫自動車道高山西IC-国道158号
◎まとめ
飛騨高山までの道中は長いですが、四季折々の自然や同行者との会話を楽しみながら向かえばあっという間に到着しちゃいますよ。一度訪れたらまた行きたくなること間違いなしの観光地、飛騨高山。東京方面の方は北陸新幹線を利用して、富山と飛騨高山のグルメを堪能する…なんて観光プランも良いかもしれませんよ。
国内のエリア一覧
海外のエリア一覧
カテゴリー一覧
skyticketで最安値を確認!
-
航空券
-
レンタカー
-
ホテル