名称:アイスバーグ・クエスト社(Iceberg Quest Ocean Tours)
住所:52 Main Street, Twillingate, NL, Canada
公式・関連サイトURL:https://icebergquest.com/experience-the-wonder/
名称:ノースランド・ディスカバリー社(Northland Discovery Boat Tours)
住所:PO Box 728 St. Anthony, NL, Canada
公式・関連サイトURL:https://www.discovernorthland.com/
カナダの秘境ニューファンドランド島のおすすめ観光スポットをご紹介
北米の最東部に位置するニューファンドランド島は、カナダの秘境とでも言うべき大自然を堪能できる島です。沖合では北極から流れてくる氷山やクジラを観察できるほか、世界遺産に登録された「グロス・モーン国立公園」もあり、切り立ったフィヨルドや地殻変動によって突出したマントルといった地球の歴史を感じられる観光名所が溢れています。一方で、街中には可愛らしいカラフルな家が並び、伝統料理や地ビールを味わえるレストランが充実しているのもうれしいところ。この記事では、ニューファンドランド島でぜひ見ておきたいおすすめスポットや、アクセス方法などの観光情報について解説していきます。
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カナダの秘境ニューファンドランド島のおすすめ観光スポットをご紹介
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1.映画『タイタニック』ゆかりの地で氷山ウォッチング
ニューファンドランド島沖は、ご存知の通り豪華客船「タイタニック号」が氷山にぶつかって沈没した場所です。当時の最新技術をつぎ込んで造られたことから「不沈船」とも呼ばれたタイタニック号でしたが、世界最大の豪華客船はニューファンドランド島の沖合を流れる巨大氷山に衝突し、1912年4月15日未明、海の奥底へと沈んでいきました。
ニューファンドランドでは、夏の間に沖合を流れてくる氷山を観光船に乗って見学することができます。
氷山観光の本拠地トゥイリンゲートにある「アイスバーグ・クエスト社」か、セント・アンソニーにある「ノースランド・ディスカバリー社」で氷山観光ツアーを開催しているので興味のある方は要チェック。
詳細はホームページにてご確認いただけます。
2.イギリス風の街並みが美しいセント・ジョンズ
カナダ最東端に位置する「セント・ジョンズ」は、ニューファンドランド・ラブラドール州の州都です。
20世紀半ばまで英国領だったこともあり、街中には英国風のパブやバーが多く建ち並んでいるほか、カラフルな家が軒を連ね「ジェリービーンズ・タウン」の名の通り街を鮮やかに彩っています。
セント・ジョンズの歴史をもっと詳しく知りたい方は、2005年にオープンした「ザ・ルームズ」を訪れてみましょう。こちらは「ニューファンドランド・ラブラドール州立博物館」を併設する文化施設で、港を一望できる丘の上に建っていることから絶景スポットとしても有名。若者に人気のレストラン「ザ・ルームズ・カフェ」では、ニューファンドランド名物のタラ料理なども味わえます。
名称:セント・ジョンズ(The Rooms Café)
住所:9 Bonaventure Ave, St. John's, NL A1C 5P9, Canada
公式・関連サイトURL:https://www.therooms.ca/
3.北米一早い日の出が見られるスピア岬
北米の最東端に位置する「スピア岬」は、北米で最も早い日の出が見られる場所。ここには、1836年に建てられたニューファンドランド最古の灯台と今もなお現役で活躍する1955年築の灯台がそびえており、古い木造の灯台はカナダの国定史跡にも指定されています。早朝に訪れて日の出を見るのも良いですが、同じくらい夕暮れ時も美しいのでぜひタイミングをあわせて訪れてみてください。デートにもおすすめですよ。
名称:スピア岬灯台国定史跡(Cape Spear Lighthouse National Historic Site)
住所:Blackhead Road, Cape Spear, St. John's, NL A1C 5H2, Canada
公式・関連サイトURL:https://www.pc.gc.ca/en/lhn-nhs/nl/spear
4.「野鳥の宝庫」ウィットレス湾でパフィンを写真に収めよう
豊かな自然に囲まれたニューファンドランド島では、かわいらしい野鳥も見られます。セント・ジョンズから30kmほど南下した場所にあるウィットレス湾では、夏季の間のみこの地を訪れる「パフィン」が大人気。ペンギンのような白いお腹と黒い背、大きいオレンジ色のくちばしが特徴で、目の周りにオレンジ色と青の模様が入った可愛らしい鳥です。あまり警戒心がないので、一緒に記念撮影も楽しめちゃいます。
名称:ウィットレス・ベイ(Witless Bay Ecological Reserve)
公式・関連サイトURL:https://www.newfoundlandlabrador.com/plan-and-book/attractions/213657
5.世界遺産グロスモーン国立公園で絶景を堪能
ニューファンドランド島の西岸に位置する「グロス・モーン国立公園」は、1987年に世界自然遺産に登録された人気観光スポットです。12億年前の地殻活動によりマントルが地上へ押し出され形成されたという「テーブルランド」や、およそ2万5千年前の氷河が造り上げたフィヨルドなど、とにかく見どころがいっぱい。地球の歴史と雄大な景色の両方を楽しめる自然スポットだけに、一度は訪れておきたいですね。
名称:グロス・モーン国立公園(Gros Morne National Park)
住所:Route 430, Rocky Harbour, Gros Morne National Park, NL, Canada
公式・関連サイトURL:https://www.pc.gc.ca/en/pn-np/nl/grosmorne
6.氷山で作られた「アイスバーグビール」は外せない
ニューファンドランド島では様々なクラフトビールが生産されているのですが、中でもぜひ味わって欲しいのが「アイスバーグ・ビール」です。ニューファンドランド沖を流れる氷山を溶かして作ったというこのビールは、「キディビディ醸造所」にて生産されたもの。真っ青な瓶に入ったビールは見た目にも涼しく、後味がすっきりしていて飲みやすいと評判です。島の名物であるタラ料理との相性も抜群ですよ。
名称:キディ・ヴィディ・ブリュワリング・カンパニー(Quidi Vidi Brewing Company)
住所:35 Barrows Rd, St. John's, NL A1A 1G8, Canada
公式・関連サイトURL:https://quidividibrewery.ca/
7.日本からのアクセス
ニューファンドランド島の空の玄関口は、セント・ジョンズ国際空港(St. John's International Airport)です。日本(成田)からの直行便は就航していないため、カナダ国内での乗り継ぎが必要となります。
乗り継ぎ時間をなるべく短く済ませたい方は、トロントを経由してアクセスすると良いでしょう。
セント・ジョンズ国際空港から市内までは、車でおよそ15分の道のりです。ただし、島内に公共交通機関はないので、タクシーを利用するかレンタカーを手配する必要があります。詳細は、セント・ジョンズ国際空港の公式ホームページにてご確認ください。
名称:セント・ジョンズ国際空港(St. John's International Airport)
住所:100 World Pkwy, St. John's, NL A1A 5T2, Canada
公式・関連サイトURL:https://stjohnsairport.com/
◎フォトジェニックなスポットが目白押し
ニューファンドランド島は、思わずシャッターを切りたくなるような素晴らしい景色で溢れています。切り立ったフィヨルドや漂流してくる氷山、よちよち歩くかわいいパフィン、カラフルで可愛いセント・ジョンズの街並み、赤茶けたマントルのテーブルランド、氷山が作った湖、最果ての地に建つ灯台と挙げてたらキリがありません。どれも日本ではなかなか見られないものばかり。旅行の際はカメラをお忘れなく!