美しいレンガ造りの「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」とは?

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美しいレンガ造りの「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」とは?

レンガ造りの外観が美しい「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」は、クアラルンプール観光では外せないスポットの一つです。天にそびえる時計塔は高さ41.2mもあり、印象的なドーム型の外観は道行く人々の目を惹きつけます。歴史的建造物が多く残るクアラルンプールの中でも、一際目を引くスルタン・アブドゥル・サマド・ビルの美しさ。この美しい建造物は、一体どのような歴史を辿ってきたのでしょうか?見どころとあわせてご紹介していきます。

目次

美しいレンガ造りの「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」とは?

1.スルタン・アブドゥル・サマド・ビルとは?

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スルタン・アブドゥル・サマド・ビルは、マレーシアがイギリスの植民地であった1897年にイギリス人建築家によって建てられました。イスラム様式を取り入れたレンガ造りの建物は、その美しさから「イギリス統治時代の最高傑作」と称されるほど。建設の際には、なんと400万個ものレンガが使用されたというから驚きです。

当初は連邦事務局として使用されていたスルタン・アブドゥル・サマド・ビルですが、現在はマレーシアの最高裁判所が設置されているため残念ながら内部見学ができません。それでも中東・アジア・ヨーロッパの建築様式が融合した見事な外観は、一見の価値あり!独立宣言を始めとする様々な歴史的瞬間に立ち会ってきた建物だけに、一度は見ておきたいですね。

2.見どころを紹介

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最大の見どころは、やはり西洋と東洋の文化が融合した特徴的な外観でしょう。中央にある高さ41.2mの時計台は、ロンドンのビッグベンをイメージして造られたもの。時計塔の両側にそびえる銅製のドームはイスラムのモスクを思わせ、コロニアル建築の外観と不思議な調和を見せています。

クラシカルなスルタン・アブドゥル・サマド・ビルの後方に見えるのは、近代的な高層ビル群。新旧クアラルンプールの姿を一度に見られる場所ですので、ぜひ写真に収めてみてください。ちなみに、スルタン・アブドゥル・サマド・ビルは横に長い建物なので、全景を撮影する時は少し離れてみると良いですよ。

3.アクセス方法

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・LRTアンパン線/クラナ・ジャヤ線「マスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)駅」から徒歩7分
・LRTクラナ・ジャヤ線/スンガイブロー・カジャン線「パサール・スニ(Pasar Seni)駅」から徒歩8分

4.周辺の観光スポット

◆ムルデカ広場

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スルタン・アブドゥル・サマド・ビル前の「ムルデカ広場」は、マレーシアがイギリスからの独立を宣言した1957年に初めてマレーシアの国旗が掲げられた場所です。広場には現在も大きな国旗が掲げられていて、観光客からは撮影スポットとして人気を集めています。

◆国立テキスタイル博物館

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ラジャ通りとマーケット通りの角にある「国立テキスタイル博物館」は、レンガと漆喰がボーダーになった外観が特徴。館内は4つのギャラリーで構成されており、現在の布ができるまでの歴史からマレーシアの伝統衣装、各部族のアクセサリーなど様々な資料を展示しています。入館料無料なのがうれしいですね。

◆マスジッド・ジャメ

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スルタン・アブドゥル・サマド・ビルの最寄駅であるマスジット・ジャメ駅の隣には、クアラルンプール最古のモスク「マスジッド・ジャメ」があります。イスラム様式の白い大理石とレンガ造りのモスクはクラシックな雰囲気が漂い、写真映えすること請け合いです。

◎ライトアップも見逃せない

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夜間にライトアップされた姿はとてもロマンチックですよ。毎日19時から始まるライトアップを一目見ようと、連日たくさんの観光客が訪れています。地元では人気のデートスポットでもあるので、カップルでクアラルンプールに滞在する予定の方はぜひ。場所によっては、ペトロナス・ツインタワーを背景に何とも幻想的な風景をお楽しみいただけます。

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