ペナン島ジョージタウンで観光とグルメを満喫!厳選スポットをご紹介

画像出典:littlewormy/Shutterstock

ペナン島ジョージタウンで観光とグルメを満喫!厳選スポットをご紹介

ジョージタウンは、人口およそ60万人を誇るマレーシア第二の都市です。世界的にも有名なリゾート島・ペナンの中心部位置しており、様々な国の文化が混ざり合った独特な雰囲気で観光客を魅了しています。街中には、イギリス植民地時代の面影を色濃く残す教会や中華系移民が建てた色鮮やかな寺院、イスラム教のモスクなどが混在し、とにかく見どころが満載。別名「アートの街」とも呼ばれるジョージタウンでは、街歩きも外せません。それでは、ジョージタウンの見どころと観光情報についてご紹介していきましょう。

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ペナン島ジョージタウンで観光とグルメを満喫!厳選スポットをご紹介

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1.ジョージタウンとは?

出典: sally/PIXTA(ピクスタ)

マラッカ海峡に近いことから、交通の要衝として栄えたペナン島。1786年にはイギリス海峡植民地の一つとなり、世界中から商人が集まる貿易都市へと発展していきました。その中心部であるジョージタウンには、イギリス統治時代の建築物をはじめ、イスラム系モスクや中国系寺院、ヒンドゥー寺院など様々な宗教施設が点在しており、異国情緒あふれる美しい景観を造りあげています。

2008年には、古都マラッカと共に「マラッカ海峡の古都群」としてユネスコ世界遺産に登録されたジョージタウン。その後、2012年にリトアニア人アーティストがウォールアートを手掛けたのをきっかけに、現在は街の至るところに壁画アートが見られ「アートの街」としても注目を浴びいています。

2.宗教のるつぼ「ハーモニーストリート」を歩く

出典: sally/PIXTA(ピクスタ)

ハーモニー・ストリートはジョージタウンの中心となる通りの通称で、正式名を「マスジット・カピタン・クリン・ストリート」といいます。イギリス統治時代に建てられた「セントジョージ教会」をはじめ、マレーシア最大級のインド系モスク「カピタン・クリン・モスク」やペナン島最古の中華系寺院「観音寺」など、観光名所が集まっているのが特徴です。

キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンズー教と様々な宗教寺院が混在している珍しい光景こそが、まさにハーモニー・ストリートの見どころ。多民族国家マレーシアを象徴する場所といっても過言ではないかもしれません。

3.プラナカン文化に触れてみよう

出典: -Damian-/Flickr

「プラナカン」とは、東南アジア各地に存在する中華系移民の末裔のこと。ジョージタウンは特にプラナカンの割合が多く、今も華麗なプラナカン文化が根付いています。そんなプラナカンの歴史や暮らしぶりを見てみたい方は、チャーチ・ストリートにある「プラナカン・マンション」を訪れてみましょう。

ペパーミントグリーンの外観が印象的なプラナカン・マンションは、19世紀末に建造された富豪チュン・ケン・クエの元住居。館内には当時の家電や日用品に加え、晩餐会に使われていた豪華なダイニングセットや宝石など、計1万点以上の品々が展示され博物館として一般公開されています。

あわせて、お土産にぴったりなプラナカン雑貨も要チェック。パステルカラーと花柄模様が可愛らしい陶器や布地、ビーズの刺繍が施されたサンダルなど女性の心をくすぐるアイテムが目白押しです。

4.パワースポットとしても有名な「ブルーマンション」

出典: suronin/Shutterstock

ジョージタウンのレイズ通りにある真っ青な建物。こちらは、大富豪チョン・ファッ・ツィーが1880年に娘のために建てた屋敷で、別名「ブルーマンション」と呼ばれています。鮮やかな外観もさることながら、内部に施された美しい装飾が見どころの一つ。現在はヘリテージ・ホテルとして営業しています。

このブルーマンションの特徴は、風水に基づいて設計し建てられたということ。ペナン島で最も強力なパワースポットとして知られており、特に中庭にはとても良い気が流れていると言われています。館内では、ガイドツアーが毎日3回行われているほかレストランも営業中。宿泊客のみ入れるエリアもあるので、ゆっくり見学してみたい方はぜひ宿泊してみてはいかがでしょうか?

5.ウォールアートでとっておきの1枚を

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ジョージタウンの街中には、至るところにウォールアート(壁画)が描かれています。2012年にリトアニア人アーティストのアーネスト・ザカレビッチ氏が描いたのが始まりで、現在もその数は増え続けているのだとか。中でも、ジョージタウンの人々をモチーフにした絵は温かみがあると大人気。有名な『自転車に乗る子供たち』や『椅子に乗った子供』は必見です。

6.多国籍グルメは外せない

出典: simon2579

ジョージタウンは多民族が暮らす街だけに、様々な国の料理を気軽に味わえます。マレーシアを代表する麺料理「ラクサ」は、魚介からとった出汁に麺と具材、そして香辛料を加えた一品。酸味の強い「アッサム・ラクサ」やココナッツのマイルドさを加えた「ニョニャ・ラクサ」、ビーフン麺を使用したカレー風味の「サラワク・ラクサ」など、地域によって味付けが異なるのが特徴です。

マレー系のスパイスと中国の食材をミックスした「ニョニャ料理」は、ジョージタウンに来たらぜひ食べておきたいところ。魚のすり身をバナナの葉で巻いて焼いた「オタオタ」や、スパイスと醤油で豚肉を煮た「バク・シオ」など、どれも日本人好みの味付けで高い人気を得ています。

◎フォトジェニックな風景が広がるジョージタウン

街全体がフォトジェニックなジョージタウンは、東南アジア好きならずとも一度は訪れてみたい観光地です。街並みそのものが美しいのはもちろんのこと、あちらこちら施されたウォール・アートが異国情緒あふれる街に花を添えてくれています。また、色鮮やかなプラナカン建築物は撮影スポットとしてもおすすめ。魅力たっぷりなジョージタウンの景色に、癒されに行きませんか?ペナン島最古のリゾート「バトゥ・フェリンギ」もあわせて訪れてみてくださいね。

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