名称:トゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園サピ島(Tunku Abdul Rahman Park/Pulau Sapi)
公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2IvBzaN
手つかずの自然が残るリゾートアイランドとして人気のマレーシア・ボルネオ島。そのボルネオ島の中心地であるコタキナバルから、船で20分の場所に位置するのが今回ご紹介するサピ島です。透き通った海に美しいサンゴ焦、そして豊かな緑が生い茂るサピ島は、まさに南国の楽園。マリンスポーツやトレッキングを楽しめることから、家族連れを中心に幅広い世代の支持を集めています。この記事では、そんなサピ島の魅力や観光情報についてご紹介していきます。
目次
サピ島を徹底ガイド!マレーシア・コタキナバルから20分の南国リゾート
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1.サピ島ってどこ?
出典: Affendy Soeto/Shutterstock
サピ島は「トゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園」を形成する5つの島の1つです。マレーシアの人気観光地ボルネオ島の沖に浮かぶ小さな島で、広さは約10ヘクタール。豊かな自然が手つかずの状態で残されており、島の至るところで野生のオオトカゲやイノシシを見ることができます。
サピ島といえば、透き通ったきれいな海も忘れてはいけません。サンゴ礁が豊富なエメラルドグリーンの海と白いビーチは、まるで絵画のように美しいと評判。マリンスポーツはもちろん、浅瀬では気軽にシュノーケリングを楽しめます。すぐ隣のガヤ島へと繋がる世界最長のジップライン「コーラルフライヤー」も要チェックです。
2.アクセス方法
◆ボート
コタキナバルの船着き場「ジュッセルトン・ポイント」から、サピ島・マヌカン島・マムティク島・スルグ島・ガヤ島を巡るボートが毎日運航しています。料金は30リンギットで、15分から20分ほどでサピ島へアクセス可能。フェリーは朝8:30から17:00までなので、利用する場合は最終便の出航時間をご確認ください。
※情報は2019年10月現在のものです。
名称:ジュッセルトン・ポイント(Jesselton Point)
住所:4th Floor, Wisma Perkasa, Jalan Gaya, 88200 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
公式・関連サイトURL:https://ja-jp.facebook.com/JesseltonPointKK/
◆送迎サービス
コタキナバルの人気ホテル「シャングリラ・タンジュン・アル・リゾート」では、宿泊者専用のボート乗り場からサピ島行きのボートが1時間に1便運航しています。時間は毎日9:00から15:00まで。シュノーケルグッズとランチがセットになったツアーや、ダイビングライセンスを取得できるツアーなども用意されているので、あわせて利用してみてくださいね。
名称:シャングリラ・タンジュン・アル・リゾート(Shangri-La's Tanjung Aru Resort)
住所:20 Jalan Aru, Tanjung Aru, 88100 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
公式・関連サイトURL:https://www.shangri-la.com/jp/
3.種類豊富なマリンアクティビティ
ボルネオ島からわずか20分の距離にもかかわらず、海の透明度はボルネオ島とは比べものにならないほど高いというサピ島。まずは、シュノーケリングでサピ島の海を満喫してみてください。フィンやライフジャケットは、島のビジターズカウンターにてレンタル可能。カラフルな熱帯魚を間近で観察してみましょう。
さらに定番のバナナボートやジェットスキーに加え、ヘルメットをかぶって海中を歩くシーウォークや水中スクーター「スキューバードゥー」など、泳ぎに自信のない方でも海を満喫できるアクティビティが揃っているので安心。子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめるのも魅力の一つです。
4.トレッキングも楽しめる
サピ島にはトレッキングコースが整備されており、島一周を歩いて散策できます。ゆっくり歩いても1時間ほどの小さな島なので、マリンアクティビティの合間に訪れるのも良いでしょう。島には亜熱帯の珍しい植物がたくさん自生しているほか、名物のオオトカゲも頻繁に出没するなど見どころ満載です。
5.サピ島に生息する動物
出典: feathercollector/PIXTA(ピクスタ)
サピ島には、海陸とも様々な生き物が生息しています。海には珊瑚や美しい熱帯魚たち、そしてサピ島に生息する生き物の中でもぜひ見ておきたいのがオオトカゲです。中には、体長1m超えのオオトカゲも見られるというから驚き。ただし、野生動物だけにあまり刺激しないよう注意してくださいね。
6.おすすめの観光時間帯
出典: Lawrence_Chung/Shutterstock
サピ島内には宿泊施設がないため、コタキナバルかお隣のガヤ島を観光拠点にする方がほとんど。サピ島を出航する最終便が16時15分であることから、マリンアクティビティやトレッキングを満喫するなら午前中の早い時間帯には到着しておくのが賢明です。サンセットを眺めながらのんびり過ごしたいという方は、送迎付きのツアーに参加するかテントを張ってキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか?
◎マヌカン島もおすすめ
トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園を形成する島の1つ「マヌカン島」は、サピ島に比べて観光客が少ないことから穴場観光スポットとして密かな人気を集めていますです。よりのんびり過ごしたい方は、マヌカン島を訪れるのもおすすめ。サピ島同様、マヌカン島もコタキナバルからボートで15分ほどでアクセスでき、日帰りで楽しめます。