子供も楽しめる!サバ州立博物館でボルネオ島の歴史を文化を学ぼう

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子供も楽しめる!サバ州立博物館でボルネオ島の歴史を文化を学ぼう

サバ州立博物館は、ボルネオ島最大の都市・コタキナバルにある人気観光スポットです。サバ州の歴史や地理、文化のみならず、ここに住む様々な民族の伝統や動植物、交通や貿易の歴史についても学べる博物館で、敷地の半分以上を占めるジャングルエリアでは豊かな自然にふれあうこともできます。屋外に展示されている伝統家屋には、その昔、実際に使用されていた生活用品などを展示。目で見てわかる展示が多く、子供から大人まで楽しめるのが魅力です。今回は、そんなサバ州立博物館の見どころや観光情報についてご紹介していきます。

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子供も楽しめる!サバ州立博物館でボルネオ島の歴史を文化を学ぼう

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1.サバ州立博物館とは?

出典: Yusnizam Yusof/Shutterstock

サバ州立博物館は、サバ州の歴史や文化について学べる博物館です。人類が初めてボルネオ島に住み始めた考古学時代をはじめ、イギリス植民地時代や日本統治時代、さらには独立後に至るまでの歴史を紹介。
そのほか、サバ州に30以上も存在するという民族の伝統楽器や民族衣装、ボルネオ島に住む様々な動植物、交通や貿易に関する展示を行っており見応え充分です。

展示品の説明文はマレーシア語と英語とのみの表記ですが、実物や標本、写真などが多いので言葉がわからなくてもきっと楽しめるでしょう。広大な敷地内には「ヘリテージ・ビレッジ」が備えられており、高床式の伝統家屋も見ることができるほか、さらに徒歩10分ほどの場所には「イスラム文明博物館」があるなど、見どころ満載の観光スポットとなっています。

2.本館の見どころ

出典: United States Embassy Kuala Lumpur/Flickr

本館に入ると真っ先に目に飛び込んでくるのが「ニタリクジラ」の大きな骨格標本です。まるで恐竜のような大迫力のこのクジラは、2006年に対岸のガヤ島に漂着したもの。とにかくびっくりするほど大きいので、全体図を眺めてみたい方は二階から見渡してみることをおすすめします。

その昔ボルネオ島にはいくつかの「首狩り族」が存在していたのですが、彼らに関する展示も充実していますよ。中でもぜひ見ておきたいのが、実際に首を狩る時に使用されていたという刀。本物とレプリカの両方が展示されているのですが、心なしか本物の刀は忌々しい雰囲気が漂っています。

さらに本館裏手には、かつて北ボルネオ鉄道を走っていたイギリス製の蒸気機関車を展示。20世紀中頃に走っていたクラシックカーや第2次世界大戦で使用された大砲など、子供も楽しめる展示物が満載です。

3.緑豊かな「ヘリテージ・ビレッジ」を散策

出典: Sharif Putra/Shutterstock

本館から10分ほど歩いた場所に、高床式の伝統家屋を展示する「ヘリテージ・ビレッジ」があります。
一見するとどの家屋も同じように見えるのですが、実は部族によってそれぞれ内装や建築様式が異なるのだとか。中に入って見学することができるので、ぜひその違いに注目してみてくださいね。

サバ州立博物館の広大な敷地は、約半分がジャングルのような熱帯雨林になっています。その豊かな自然を満喫できるようにと森林内には「キャノピーウォーク」が設置されており、気軽に空中散歩を楽しめます。コタキナバル中心部からたった10分の場所で体験できるアクティビティに、観光客のみならず地元サバ州の人々も魅了されているそうですよ。

4.イスラム文明博物館とセットでお得に観光

出典: commons.wikimedia.org

サバ州立博物館の入場チケットは、「イスラム文明博物館」との共通チケットとして販売されています。
博物館同士は徒歩10分ほどの距離にありますが、イスラム文明博物館も見どころが多いのであわせて訪れておきましょう。営業時間は、サバ州立博物館と同じく9時から17時までとなっています。

イスラム文明博物館にはイスラム諸国の装飾品やコーラン、アート作品などが展示されており、普段あまり目にすることのないイスラム文化に触れることができます。イスラム文化を知ることにより、マレーシア観光をより楽しめること間違いなし。博物館の美しい外観も要チェックです。

5.アクセス

出典: Jason Thien/Flickr

【タクシー】
サバ州立博物館はコタキナバル中心部から約10分ほどの場所にあります。市内にはバスも走っていますが少々複雑なので、タクシーの利用がおすすめ。料金は片道およそ15~20リンギット、日本円で400~530円です。施設周辺にはタクシ乗り場がないので、帰りのタクシーの手配もお忘れなく。ドライバーに待っててもらうか、博物館スタッフに呼んでもらいましょう。

【バス】
コタキナバルの南東部方面へ行くバスは、「オーシャナス・ウォーターフロント・モール」前にあるバスターミナルから発着します。サバ州立博物館までは、「プナンパン行き」のバスに乗って約10分。事前に目的地を知らせておけば、運転手さんが博物館近くで降ろしてくれます。運賃は破格の1リンギット!日本円で約27円です。(※情報およびレートは2019年11月現在のものです。)

◎まとめ

ボルネオ島最大の都市コタキナバルは、美しい海と豊かな自然を楽しめる人気リゾートです。今回ご紹介した「サバ州立博物館」以外にも、世界遺産に登録されている「キナバル国立公園」や東南アジアの最高峰・キナバル山、水に浮かぶ美しい「コタキナバル市立モスク」など魅力的な観光スポットが目白押し。ショップやレストラン、アクティビティも充実しており、自然のみならず伝統文化や絶品グルメも楽しめます。クアラルンプール観光に飽きてしまったという方は、ぜひボルネオ島を訪れてみてくださいね。

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