定番から穴場まで!クアラルンプール・チャイナタウンのおすすめをご紹介

画像出典:Pascal VERSACI/Flickr

定番から穴場まで!クアラルンプール・チャイナタウンのおすすめをご紹介

マレーシアは、マレー系とインド系、中国系を中心に様々な民族が混在する多民族国家です。首都クアラルンプールには各国の人々が形成した独自のコミュニティーが存在しており、観光の見どころとして世界中の人々を魅了しています。中でもぜひ訪れて欲しいのが、ショッピングからグルメまで何でも楽しめるチャイナタウン。チャイナタウンは世界の各都市にありますが、ここクアラルンプールのチャイナタウンには、多民族国家マレーシアならではの魅力があるのだとか。今回は、そんなクアラルンプールのチャイナタウンでチェックしておきたいお店や見どころについてご紹介していきます。

目次

定番から穴場まで!クアラルンプール・チャイナタウンのおすすめをご紹介

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1.チャイナタウンの歴史

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「海のシルクロード」と呼ばれ東西交易の中継地点として栄えたマレーシアには、14世紀頃からアジアや中東、ヨーロッパ諸国の人々が住み始めました。さらに、16世紀以降はポルトガル、オランダ、イギリスの植民地となり、太平洋戦争中には日本の占領下にも置かれたことも。このような歴史から、マレーシアはアジアでも珍しい多民族・多宗教国家となったのです。

クアラルンプールのチャイナタウンの歴史は、植民地時代から始まりました。現在も周辺には、中華系の宗教施設やヒンドゥー教の寺院など歴史的な建造物が点在しており、特にチャイナタウンの南側はノスタルジックな雰囲気を楽しめるスポットとして大人気。植民地時代の歴史を垣間見れる場所でもあるので、ぜひ足を運んでみましょう。

2.メインストリート「ぺタリン通り」で買い物三昧

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チャイナタウンのメインストリートである「ペタリン通り(Jalan Petaling)」は、全長750mのアーケード通りです。通り沿いには朝から晩まで様々なお店が軒を連ね、連日地元の人々や観光客で賑わいます。
日用雑貨から衣料品、食料品、土産物と何でも揃うので、ショッピングにも食べ歩きにもぴったりですよ。

特に夕方から夜にかけては露店が次々とオープンし、辺り一帯はナイトマーケットとなります。こちらは、偽ブランド品を取り扱っているお店が多いことでも知られており、あえてそれを買いに訪れる観光客もいるのだとか。中には高値を吹っかけてくるお店もあるので、お買い物の際はくれぐれも注意してくださいね。

3.お土産を買うなら「セントラル・マーケット」

出典: baitooooooong/PIXTA(ピクスタ)

チャイナタウンから徒歩わずかの距離にある「セントラル・マーケット」もまた、クアラルンプールを観光する上で外せないスポットです。1888年の建設当初は、市民のための市場として機能していましたが、現在は土産物を扱うお店が130店舗以上も並ぶ商業施設として人気を博しています。

一階にはお土産に最適なお菓子や雑貨類、二階には主に衣料品が並んでおり、買い物しやすいのがうれしいところ。中国だけでなく、マレーシアやインドから直輸入したアイテムも並び、多民族国家ならではの独特な雰囲気を味わえます。セントラルマーケットはとても広いので、施設内のマッサージ店やレストランで休憩しつつショッピングを楽しむのがおすすめですよ。

4.グルメの宝庫「スルタン通り」で食い倒れ

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クアラルンプールきってのグルメ街「スルタン通り(Jalan Sultan)」には、地元のローカルフードを提供する屋台や歴史ある老舗店、観光客に人気の有名店などが軒を連ねています。日本語メニューを置いているお店も多いので、気になるお店があったらぜひチャレンジしてみましょう。

スルタン通りの有名店といえば、ガイドブックでも度々紹介されている「南香飯店」。こちらは、東南アジアの名物「海南鶏飯(チキンライス)」を提供するお店で、美味しいのはもちろんリーズナブルな価格設定が魅力です。営業時間が11時~15時と短いので、ランチタイムに訪れておくのが良いですよ。

他にもスルタン通りには、ニョニャ料理を提供する「OLD CHINA CAFE(オールド・チャイナ・カフェ)」や、中国や香港で人気のスイーツ「豆腐花」を味わえる「Kim Soya Bean」など様々な飲食店が揃っており、旅行中毎日通い詰めても飽きないほどのラインナップとなっています。

5.歴史的建造物も見逃せない

出典: teraken/PIXTA(ピクスタ)

安いものや美味しいものが多いので、ついついショッピングやグルメばかりに目が行きがちですが、せっかくチャイナタウンを訪れたのなら周辺の建物もしっかり見ておきたいところ。中でも「陳氏書院」と「関帝廟」は必見です。

緑色の壁と赤い提灯のコントラストが美しい「陳氏書院」は、中国からマレーシアに移り住んだ陳一族の祖先を祀る霊廟。煌びやかな装飾が美しい伝統的な広東様式の書院で、マレーシアの歴史的遺産としても認定されています。場所はチャイナタウンの南側、ペタリン通り沿いです。

チャイナタウンで一際目を惹く「関帝廟」は、『三国志』で有名な関羽を祀る寺院。関羽は商売繁盛の神様としても知られており、チャイナタウンで商いをする人々のお詣りスポットでもあります。関羽像の前には、触ると願いが叶うという「大刀」が設置されているので観光記念にぜひ!

6.チャイナタウンのアクセス方法

【チャイナタウン北側から】
LRTアンパン線/スリ・プタリン線/クラナ・ジャヤ線「マスジット・ジャメ(Masjid Jamek)駅」から徒歩

【チャイナタウン南側から】
LRTクラナ・ジャヤ線「バサール・スニ(Pasar Seni)駅」から徒歩

◎ 最後に:実は穴場かも?!スーパーマーケットでお土産探し

お菓子などのばら撒き土産は、露店や土産物店ではなく地元の方が利用するスーパーマーケットで購入した方が安く手に入ります。スーパーマーケットにはローカルショップならではのアイテムが豊富に揃っているので、定番品ではない土産物を手に入れたい方には特におすすめ。スルタン通りやペタリン通りはもちろん、チャイナタウンの北側にもマーケットが点在しており、観光ついでに立ち寄れるのがポイントです。

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