日本三大瀑布の一つ「華厳の滝」の楽しみ方|紅葉の季節に訪れたい!

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日本三大瀑布の一つ「華厳の滝」の楽しみ方|紅葉の季節に訪れたい!

日光には48もの滝が存在すると言われているのですが、その中で最も有名なのがこの華厳の滝です。四季折々の自然に囲まれた華厳の滝では、いつ訪れても異なる美しさを楽しめるのが魅力。そのため、年間を通して国内外からたくさんの観光客が訪れています。自然の驚異を体感できる華厳の滝に足を運んでみませんか?今回は、そんな華厳の滝の楽しみ方を余すことなくご紹介していきます。

目次

日本三大瀑布の一つ「華厳の滝」の楽しみ方|紅葉の季節に訪れたい!

1.華厳の滝とは?

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およそ1万5千年前に男体山の噴火によって誕生した中禅寺湖。その水が岸壁から流れ出たものが華厳の滝です。滝は今から約1200年前に勝道上人によって発見され、仏教経典にちなんで「華厳の滝」と名付けられました。和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」と共に「日本三大瀑布」としても知られています。

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落差97mから毎分3トンもの水が落下する様子は、とにかく迫力満点!多い時には水量が10トンにも及ぶと言われており、自然の驚異を体感できる観光スポットとして高い人気を得ています。季節問わず多くの観光客が訪れる華厳の滝ですが、周辺には鑑賞スポットがたくさんあるのでご安心を。

無料展望台や駐車場では、滝上からの眺めを楽しめます。間近で轟音を体感したい時は、有料エレベーターを使って観瀑台に降りてみましょう。遠くから全体を眺めたい方には、明智平展望台がおすすめですよ。

2.エレベーターに乗って滝つぼへ行こう

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華厳の滝をもっと間近で体感したい!そんな方におすすめなのが、滝つぼの近くにある観瀑台です。観瀑台へは岩盤を貫いて作られたエレベーターを利用します。エレベーターの先は長い地下通路になっており、そこを歩いて行くと観瀑台に辿り着きますよ。

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3階建ての観瀑台からは、水しぶきを上げながら滝つぼへ落ちるダイナミックな華厳の滝の姿を眺めることができますよ。滝つぼの深さはおよそ4.5m。周辺を囲むように流れる「十二滝」にも注目してみてくださいね。エレベーターの料金は大人550円・子供330円で、未就学児は無料です。(※2019年7月現在)

3.四季折々の自然に彩られて

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華厳の滝は、春夏秋冬いつ訪れても美しい景色を見せてくれます。春は山からの雪解け水で水量が増え、迫力ある滝の姿に。5月になると桜やツツジが咲き始め、岸壁を鮮やかな色彩で染め上げていきます。

夏は春よりも緑が増し、清々しい雰囲気に包まれるのが魅力。華厳の滝は日光市街地より500mほど標高が高いため、実際にとても涼しく避暑地としてもおすすめです。

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紅葉の名所としても有名な華厳の滝では、10月中旬から下旬頃に見頃を迎えます。色とりどりの紅葉と岸壁を流れる水が絶妙に調和する光景に、きっと見惚れてしまうでしょう。

冬の華厳の滝は、真っ白い雪で覆われた岸壁と所々で覗かせる岩肌、滝のしぶきによってできる氷柱が幻想的な雰囲気を造り出していますよ。寒さの厳しい冬の日光ですが、訪れる価値はあります。

4.おすすめの季節と時間帯

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一年のうちで華厳の滝が最も賑わうのは、紅葉が見頃を迎える10月です。この時期は特に地方や海外からの観光客も多く、平日でもエレベーター待ちの行列ができるほど。特に10時~15時の間は駐車場も大混雑となるので、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

混雑が苦手な方は、冬に訪れると良いでしょう。最低気温がマイナス10度を下回るという厳しい環境ではありますが、幻想的な雪景色と滝とのコラボを堪能できますよ。ただし、自家用車で行かれる場合はスタッドレスタイヤが必要となるので要注意。足元も滑りやすいので充分に注意してくださいね。

◎ 最後に:限定グッズをお土産に買って帰ろう

エレベーター乗り場や観瀑台には、華厳の滝の限定グッズを販売する土産物屋さんがあります。マグネットや手ぬぐい、扇子、湯飲み、靴下、Tシャツといったオリジナルの雑貨からお菓子、記念メダルまで老若男女に好まれるアイテムが勢揃い。きっとお気に入りの一品が見つかりますよ。華厳の滝名物の「ゆばカツ」や「ゆばコロッケ」、獲れたてのイワナとヤマメの塩焼きなどのご当地グルメにも注目です。

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