名称:青葉神社
住所:仙台市青葉区青葉町7-1
公式・関連サイトURL:https://www.aoba-jinja.com/
仙台といえば、独眼竜こと伊達政宗の姿を思い浮かべる人も少なくないでしょう。仙台の旧市街北端には、その政宗公を祭神として祀った神社があるんですよ!仙台観光のメインルートからは外れているため、あまり混んでいることのない穴場の観光スポットでもあります。また青葉神社の宮司は、政宗の股肱の家臣として知られる片倉小十郎景綱の子孫で、当の政宗公の血も引いている人物。この記事では、歴史好きにはもってこいの観光名所青葉神社についてご紹介します。
目次
仙台藩祖伊達政宗を祀る青葉神社!観光の際は御朱印帳も要チェック!
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1. 青葉神社の由来
青葉神社の創建は明治7年(1874)。当時、地元の藩祖を祀った神社が相次いで建てられていて、仙台でも伊達政宗を祭神とする神社を望む声が挙がっていました。正確には、政宗公の神号である「武振彦命(たけふるひこのみこと)」を祀っています。
現在の社殿は昭和2年(1927)に建てられたもの。伊達家家老片倉家の当主が宮司を務め、現在の片倉重信氏はその3代目に当たります。大鳥居は2011年3月11日の東日本大震災によって倒壊し、その後復興を期したモニュメントとなっています。境内の至るところに「青葉神社 伊達政宗」の旗が立っていて、政宗公のシルエットがかっこいいと人気ですよ。
2. 青葉まつり
毎年5月の第3日曜日とその前日に開催される青葉まつりは、仙台の初夏の風物詩。山鉾巡行や神輿渡御、壮麗な武者行列などが見どころです。
この青葉まつり、実は青葉神社の例大祭が起源なんですよ!開催日も、もともとは政宗公の命日である5月24日とその翌日の2日間でした。市内の交通事情によりいったん途絶えましたが、政宗公の没後350年を機に昭和60年(1985)に復活。以後、仙台市民のお祭りとして今日まで盛大に行われています。
山鉾やすずめ踊りなどの多くの催しは市街中心部で行われますが、神輿渡御だけは今も青葉神社が起点。政宗公の御霊を載せた大神輿が仙台の街を巡回し、また青葉神社に戻ってきます。青葉まつりに参加される際は、そのはじまりである青葉神社にも足を運んでみてください。
3. 時の太鼓
青葉神社の拝殿には、仙台城で使われていたとされる「時の太鼓」が置かれています。かつてはこの太鼓でお城や城下の人たちに時間を知らせたり、さまざまな合図を送っていました。とても大きく重厚な造りで、毎日叩いていたためか、太鼓の真ん中は黒ずんでいます。
また拝殿には、時の太鼓以外にも歴史を感じられる絵画が飾られています。馬に乗った武者が狩りをしている様子や、伊達藩のお家騒動を描いたものなど内容もさまざま。とくに伊達騒動の絵は大きく、人物や旗も細かく描かれていて見ごたえがあります。
4. 祖霊社
「祖霊社(それいしゃ)」は青葉神社の摂社で、伊達政宗公の家臣を祀っています。拝殿の手前を右に曲がったところにあり、近くには鯉が泳ぐ静かな池があります。
小さくて目立たないところにありますが、仙台藩62万石の礎を築いた武将たちを祀る大切なお社。青葉神社観光の際は、ぜひ祖霊社も合わせて参拝してください。
5. アクセス方法
青葉神社は、東北随一の繁華街国分町の通りをまっすぐ北上した突き当りにあります。最寄り駅は、JR仙山線および仙台市地下鉄の北仙台駅で、そこから徒歩で約7分です。
境内に駐車場があり、そこまで車で上がることもできます。ただし、表参道と駐車場までの車道は別なので注意してください。
◎ 最後に:オリジナル御朱印帳に注目!
近年、御朱印集めがブームになっていますね。青葉神社を参詣するときは、ぜひオリジナル御朱印帳にも注目してみてください。御朱印帳には2色あり、どちらにも伊達政宗公のシルエットが描かれています。とても仙台らしくカッコいいデザインで、旅の記念になること間違いなし!御朱印コレクターや歴女はもちろん、一般の観光客の人にとっても、良いお土産品になるでしょう。
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