名称:戦場ヶ原
住所:栃木県日光市中宮祠
公式・関連サイトURL:http://www.nikko-kankou.org/spot/10/
奥日光に広がる「戦場ヶ原」は、およそ400ヘクタールにも及ぶ広大な湿地です。標高1,400m付近に位置し、男体山をはじめとする山々に囲まれていることから夏でも涼しいのが特徴。例年6月から10月頃まではハイキングシーズンとして賑わうほか、冬場はスノーシューを履いて巡る戦場ヶ原を楽しむことができます。今回は、そんな自然の宝庫・戦場ヶ原の観光情報や見どころについてご紹介していきます。
目次
戦場ヶ原でハイキングを楽しもう!奥日光の「自然の宝庫」を満喫する旅
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1.男体山と赤木山の神が戦った場所?!
「男体山(栃木県)の神である大蛇と赤城山(群馬県)の神である大ムカデが、中禅寺湖の所有権を巡って戦った場所」。これが「戦場ヶ原」という地名の由来となった神話です。
最終的に戦は弓の名手・猿丸の助けを得た大蛇が勝利するのですが、戦場ヶ原にはこの神話にちなんだ地名が今もたくさん残されています。
中でもよく知られているのが、大ムカデが流した血が溜まったと言われる「赤沼」と勝負の決着がついた場所である「菖蒲(勝負)ヶ浜」、そして大蛇が勝利を祝い歌った「歌ヶ浜」です。どれも戦場ヶ原から中禅寺湖へと続くエリアに位置するので、あわせて訪れてみてくださいね。
2.ハイキングコースの紹介
戦場ヶ原には遊歩道が整備されており、ハイキング初心者でも歩きやすい環境が整っています。コースの全長はおよそ8km、徒歩で4時間前後の道のりです。
8kmのコース全てを歩くのが難しい方でも、自分の体力や時間に合わせて周ることができるのでぜひチャレンジしてみましょう。
ハイキングコースの出発地点は、湯ノ湖にある日光湯元ビジターセンター付近。そのまま湖畔を歩きながら湯滝と小滝を目指し、湯川に沿って下るとゴールの竜頭の滝が見えてきます。
途中サブルートを利用すれば、伝説が由来となった「赤沼」や「菖蒲ヶ浜」も見ることができますよ。
3.コースの見どころ
「日光三滝」の名で知られる「湯滝」は、高さ70m・幅110mの迫力ある滝です。湯ノ湖の南端に位置し、ここがまさに湯川の始点となっています。階段を降りて観瀑台に行くことができるので、ぜひ間近で湯滝を眺めてみましょう。
透き通った湧き水をたたえる泉門池(いずみやどいけ)は、ハイキングコースのちょうど中間あたりで見えてきます。泉門池周辺は夏場でも涼しく、マイナスイオンたっぷり。広場にはイスやテーブルが備えられているので、ピクニックを楽しむのも良いかも。
泉門池から湯川沿いを30分程歩くと、コースのはハイライトでもある戦場ヶ原に出ます。戦場ヶ原の入口である「赤沼自然情報センター」までは路線バスも運行しているので、体力に自信のない方はここから出発すると良いですよ。
4.四季折々の自然
戦場ヶ原では、春夏秋冬どの季節に訪れても豊かな自然を楽しめます。6月から8月にはツツジやワタスゲが滝や湿地帯を彩り、9月上旬から10月上旬には美しい草紅葉の姿が。冬にスノーシューを履いて歩けば、辺り一面の銀世界に感動すること必至です。
標高1,400m地点に位置する戦場ヶ原は、星がきれいなことでも有名。夏にはペルセウス座流星群や天の川もバッチリ見えるのだとか。東京から車で3時間とアクセスも良いので、ぜひ満天の星空を眺めに出掛けてみましょう。
5.アクセス方法
【バス】
JR日光駅/東武日光駅から東武バス「湯元温泉行き」で約1時間。バス停「三本松」から戦場ヶ原までは徒歩で約1分です。
【車】
日光宇都宮道路「清滝IC」から約40分。三本松駐車場が無料で利用できます。
◎ 最後に:三本松茶屋での休憩もお忘れなく
戦場ヶ原の入口にある「三本松茶屋」では、お蕎麦やうどんなど食材にこだわったお食事を頂けます。日光のお土産品やクラフトビールを取り揃えた売店も併設されており、戦場ヶ原観光の拠点として利用するのにとても便利。冬季には野外活動用品のレンタルも行っているので、スノーシューなど自前の装備がない方はこちらで借りるのもおすすめですよ。
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