佐多岬は九州の最南端!リニューアルした絶景の公園の観光情報をお届け!

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佐多岬は九州の最南端!リニューアルした絶景の公園の観光情報をお届け!

鹿児島県の南に延びる2本の半島のうち、東側の大隅半島南端に位置する佐多岬(さたみさき)。ここは九州本島の最南端でもあり、また北海道の宗谷岬と合わせて、日本縦断を目指す人たちのスタートないしゴール地点となっています。岬の近くを北緯31度線が通過していて、これはインドのニューデリーやエジプトのカイロと同じ緯度なんですよ。そのため佐多岬一帯にはソテツやハマユウ、ビロウなどの亜熱帯地方の植物が自生し、南国のムードが漂っています。今回は、そんな佐多岬の観光の見どころについてご紹介します。

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佐多岬は九州の最南端!リニューアルした絶景の公園の観光情報をお届け!

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1. リニューアルオープンしたばかりの佐多岬公園

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佐多岬周辺は佐多岬公園となっていて、平成31年3月まで大々的にリニューアル工事が行われていました。エントランス施設の整備や遊歩道のバリアフリー化、新しい展望台の建設など、その改良点は多岐にわたっています。

ウエルカムゲートからさらに車で15分ほど走ると、公園エントランスがある第一駐車場に到着します。エントランスにはWi-Fiも完備された観光案内所があり、また亜熱帯植物ガジュマルの大木が、マスコットのように出迎えてくれます。観光案内所横の展望広場からも岬の灯台が望めるので、気分も大いに盛り上がりますよ。

2. 圧巻の絶景!「新展望台」

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エントランスからトンネルを歩いて抜け、御崎神社の森を抜けると、完成したばかりの新展望台にたどり着きます。円形の展望台からはほぼ360度のパノラマビューが楽しめ、白亜の灯台を真正面に望むことができますよ!

晴れた日には種子島や屋久島まで見渡せ、九州最南端にやって来たことを実感できるでしょう。もちろん夕日も絶景ですが、うっかり見とれていると帰り道が真っ暗闇になってしまうので、時間にはくれぐれも注意してください。

3. 「本土最南端到達証明書」をゲットしよう!

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公園エントランスの観光案内所では、「本土最南端到達証明書」を発行してもらうことができます。パスポートチックな2つ折りの台紙にスタンプを押したもので、お値段は1通300円。せっかく遠くまでやってきたのですから、記念にぜひゲットしておきましょう。

本土最南端到達証明書のほかにも、南大隅町長が発行する「日本本土四極 最南端出発・訪問・到達証明書」も発行してもらえます。こちらは表彰状のような紙で発行は無料!「本土最南端到達証明書」と合わせて、旅の思い出にいただきたいですね。(※記載の情報は2019年現在のもので、変更となる可能性もあります。)

4. 「北緯31度線モニュメント」で記念撮影

「北緯31度線が引かれた世界地図」と、「31°LINE SATA」「本土最南端 佐多岬」の文字が刻まれた「北緯31度線モニュメント」は、2016年9月に新しく建てられたもの。高さ4.7m、幅5m、奥行き3mと大きなモニュメントで、佐多岬訪問記念の撮影スポットとして人気です。

公園エントランスの少し手前にあり、ここからも岬の灯台を眺めることができますよ。行きか帰りに、忘れずに立ち寄るようにしましょう。

5. 「佐多岬海中公園」で砂浜も満喫!

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佐多岬海中公園は、佐多岬から約3キロほど付け根側に戻ったところにある、白い砂の広がるビーチです。透明度の高い美しい海はシュノーケリングにも最適ですよ。

浜辺には無料の駐車場とお手洗い、そして有料のシャワーが完備されています。夏場には、小さなお子さま連れのファミリーもたくさん訪れます。佐多岬の絶景を堪能した後は、佐多のきれいな海で少し遊んでみてはいかがでしょう。

6. 「さたでい号」で佐多の海中散歩も楽しもう!

「さたでい号」は、佐多岬海中公園から発着する半潜水型水中展望船です。佐多岬一帯は黒潮の影響で水温が高く、色鮮やかなサンゴが密生し、透明度の高い水中を南国の熱帯魚たちが泳ぐ楽園!水面下に窓付きの客室をもつ「さたでい号」なら、その美しい海中の様子をゆっくりと観賞することができますよ。

九州の海は沖縄に負けないくらいきれいで、運が良ければ悠々と泳ぐウミガメにも遭遇することも。また佐多岬の先を回るので、船から見る白い灯台の立ち姿も必見です。さたでい号は名前と裏腹に曜日を選ばず基本的に年中無休ですが、出航できるかどうかは天候状況によります。

◎ 最後に:佐多岬のアクセスと注意点

最後に、佐多岬へのアクセス方法について説明します。佐多岬は、鹿児島空港から車で2時間半~3時間程度の距離にあります。公共交通機関の場合は、鹿児島空港から鹿屋行きの長距離バスに乗り、鹿屋バスターミナルから高速バスで佐多まで向かう方法もあります。ただし1日の便数が少なく、バスの乗り継ぎも困難なので注意してください。佐多岬を観光で訪れるなら、自家用車かレンタカーの利用をおすすめします。たどり着くまでが大変だからこそ、絶景を目の前にした時の感動は大きいもの。ゆったりと時間をとって、じっくりと観光したいですね。

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