東京や関西からも週末にゆったり楽しめる、五島列島のフェリー旅プラン!

東京や関西からも週末にゆったり楽しめる、五島列島のフェリー旅プラン!

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東京や関西からも週末にゆったり楽しめる、五島列島のフェリー旅プラン!

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1. 世界遺産のある無人島「野崎島」でのんびり

まずおすすめしたいのが、世界遺産の野首教会などがある無人島の野崎島です。フェリー太古で博多港を出て、2番目に着く小値賀島(おぢかしま)の隣にあります。

小値賀港到着は午前4時40分。ということで外はまだ真っ暗です。

ターミナル内には男女別の仮眠室があるのでご安心を!同じくターミナルの中にある観光案内所(おぢかアイランドツーリズム)は、朝6時半にオープンします。

野崎島を観光する際は、事前にこの「おぢかアイランドツーリズム」に連絡しておきましょう。無人島なので、教会やビジターセンターは来島者の情報がない限り施錠されています。

こちらが、小値賀港と野崎港を結ぶ町営の渡船「はまゆう」です。基本的に朝・夕の1日2便で、土日祝日には午前の増便もあります。

とはいえ運航本数が少ないことに変わりはなく、乗りそびれてしまうと無人島に取り残されることになるので要注意です!運航ダイヤはHPで事前に確認しておきましょう。

ちなみに、鍵を開けてくださる職員の人たちもこの船に同乗します。島での過ごし方や、集落の歴史などをうかがっておくと良いですよ。

波止場のある野崎集落は、2001年以降は住む人のない廃墟となっています。最後の住人だった神社の神主の屋敷だけが、整備されて無料で公開されています。

人間の代わりに島で大きな顔をしているのが、鹿です。島じゅうのあちこちにいて、近づけば逃げますが、さりとて人を畏れるでもなく。

人々の暮らしの痕跡と調和して、すっかり島の風景に溶け込んでいます。

港から15分ほど歩いてひと丘越えると、野崎島の一番の観光スポット野首教会が見えてきます。

明治41年(1908)に完成したレンガ造の建物で、日本の教会建築のパイオニアである大工棟梁の鉄川与助が設計・施工したものです。

世界遺産の野首教会は、見学は自由ですが、内部の撮影は不可となっています。

教会の麓には廃校を利用した「野崎島自然学塾村」があります。休憩や食事ができる島では貴重な施設で、シャワーや炊事もできます。

宿泊も可能ですが、週末プランでの利用は難しいでしょう。利用には事前申し込みと使用料が必要なので、前日までにおぢかアイランドツーリズムに連絡をしてください。

小値賀港に戻って余裕があれば、フェリーターミナルで自転車を借りて小値賀島も巡ってみましょう!強力バッテリー付きの電動アシスト自転車もあるので、多少疲れていても大丈夫ですよ。

港らしい細い路地の入り組む町場を抜けてしばらく走れば、

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

こ~んな赤い砂のビーチ(赤浜海岸)や、

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

こ~んな奇岩の景色(五両ダキ)などに出会うことができますよ!

小値賀港周辺には民宿も点在しているので、夜は島の新鮮な魚介に舌鼓をうちましょう!ただし、福江方面のフェリー太古は翌朝4時50分に出航なので、やはり深酒や夜更かしは禁物です。

2. 五島うどんのふるさと中通島

小値賀島の次に寄港するのが、五島列島で2番目に大きい中通島(なかどおりじま)です。複雑な形をした中通島には大きく3つのフェリー港があり、太古が着くのは新上五島町役場に最も近い青方港です。

公共の交通機関は朝5時40分の到着に合わせて出発するバスのみで、これを逃すと徒歩かタクシーで移動しなければなりません。また、小串郷のニコニコレンタカーでは、港までの無料送迎を行っています。

出典: ニッシー / PIXTA(ピクスタ)

中通島のある新上五島町の観光スポットといえば、何といってもやはり世界遺産の頭ヶ島(かしらがしま)でしょう!大正8年(1919)に10年を費やして建てられた頭ヶ島天主堂は、西日本では唯一の石造の教会なんですよ。

中通島と頭ヶ島は橋で結ばれていますが、島内はパーク&ライドが徹底されています。頭ヶ島を車で訪れる際は、島の東端にある休止中の上五島空港に駐車し、シャトルバスに乗り換えなければなりません。とはいえ天主堂まではたった7分で到着するうえ、30分おきに出発しているので不便さはさほど感じないでしょう。

上五島でもう1つ忘れてはならないのが、五島うどんです。五島特産の椿油で延ばすのが特徴で、讃岐うどんや稲庭うどんと並んで「日本三大うどん」の1つに数えられています。

五島うどん自体は五島列島のどこでも食べたりお土産に購入したりできますが、製麺所のほとんどは中通島にあります。とくに中通島の船崎郷と有川郷が、五島うどんの本家・元祖の二大中心地!いずれもフェリー太古の寄港する青方から近いので、製麺所をいくつか訪ね歩いてみるのも面白いですね。

また有川の観光施設「五島うどんの里」では、うどんの手延べ作業の見学や体験もできますよ。

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

レンタカーがあれば、白いトラスが美しい若松大橋を渡って南西隣の若松島に渡るのもおすすめ!午前11時半前ごろまでに到着すれば、橋の下を結構ギリギリに通過するフェリー太古を目にすることができますよ。

中通島との間の細い若松瀬戸にはたくさんの小島が浮かんでいます。複雑なリアス式の地形も相まって、周囲の展望台からの眺めもとっても風光明媚です。

出典: c6210 / PIXTA(ピクスタ)

若松島の観光スポットの1つに、キリシタン洞窟があります。明治の初めに迫害を受けた潜伏キリシタンが身を潜めたところで、その入り口には後に十字架とキリスト像が建てられました。世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」には含まれていませんが、五島の歴史を物語る重要な史跡です。

若松島のキリシタン洞窟は、船でしか近づくことができません。若松港からは、2名以上の要予約で洞窟観光の船が運航されています。天候が悪くなければ、上陸して洞窟の中まで入ることもできます。満潮時には波の迫る暗い洞窟で、このような場所に隠れなければならなかったキリシタンの信仰の厳しさがうかがえるでしょう。

3. 福江港からツアーで世界遺産の島を巡る

フェリー太古は午前8時15分に、五島最大の都市福江に到着します。福江島と若松島の間には久賀島(ひさかじま)と奈留島(なるしま)があり、それぞれに世界遺産の集落や教会があります。

太古は下り便のみ奈留島にも寄港するのですが、奈留島から久賀島への定期船はありません。そこでおすすめしたいのが、福江港から出発して久賀島と奈留島両方の世界遺産を半日で巡るツアーです。五島市観光協会が主催していて、出発日の3日前までに電話で申し込みます。

飛行機や長崎からの船では出発時刻に間に合わない可能性もありますが、フェリー太古なら集合の数十分前に港に着くので、週末の限られた時間にテンポよく観光することができます。

◆島全体が世界遺産の久賀島

久賀島は全域が世界遺産の構成資産となっていますが、一番の観光の見どころは、島の東にある旧五輪教会堂(きゅうごりんきょうかいどう)です。明治14年(1881)に建てられた瓦葺平屋の木造教会で、国内に現存する教会としては長崎の大浦天主堂に次いで古いといわれています。

旧五輪教会堂は、五島の教会では珍しく内部の撮影がOKとなっています。日本の職人ならではの、木材を曲げて造られたリブ・ヴォールト天井や日本家屋らしい雨戸の付いた窓など、和洋折衷の貴重な建築手法をじっくり鑑賞してください。

◆奈留島の江上集落

奈留島で世界遺産に登録されている江上集落は、島の北西部にあります。観光スポットの江上天主堂は大正7年(1918)の竣工。水はけの悪い谷間という環境に合わせて、高床式になっていたり、屋根に通気口が設けられていたりといった特徴があります。

出典: うまい画像や / PIXTA(ピクスタ)

奈留島は天然の良港として知られ、五島の中でもとくに質の良い海の幸に恵まれています。ツアーに参加すれば、島の民宿で新鮮な魚介料理を昼食にいただくこともできますよ!(※写真はイメージです)

ちなみに、奈留島は元メジャーリーガー野茂英雄投手のお父さんの故郷。「野茂」という苗字はこの奈留島にしかないそうですよ。

ツアーは午後3時に福江港に戻って解散となります。その後はターミナルや市街で買い物を楽しむもよし、

城下町福江を続けて観光するもよしです!

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