名称:岡山城天守閣
住所:岡山市北区丸の内2-3-1
公式・関連サイトURL:https://okayama-kanko.net/ujo/
漆黒の天守は岡山のシンボル!その外観から、岡山城は別名「烏城(うじょう)」とも呼ばれています。旭川に臨んで堂々と建つ姿は、さながら城主を守らんと仁王立ちする鎧武者のよう。そんな天守の向こう岸には、日本三名園の1つに数えられる観光名所後楽園もあります。また岡山藩31万石の居城には、天守のほかにも見どころがいっぱい!この記事では、岡山市内観光では欠かすことのできない名城岡山城の魅力についてたっぷりとご紹介します。
目次
烏城と呼ばれる黒壁の天守に登ろう!岡山城の観光の見どころを徹底紹介!
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1. 岡山城の天守
4層6階の大きな岡山城の天守は、慶長2年(1597)に宇喜多秀家によって造営されたとされています。壁が黒いのは、豊臣秀吉の時代に高級な黒漆を用いた城が流行したから。後に徳川氏の時代になると、今度は姫路城のような白い漆喰塗へとトレンドが移っていきました。
最上階からの眺めはもちろん素晴らしく、後楽園をはじめ岡山市内を360度見渡すことができます。2~5階は資料室となっていて、宇喜多氏、小早川氏そして池田氏と、それぞれの城主の時代にまつわる展示が行われています。
1階は、お食事処とお土産コーナー。名物の「お城パフェ」で、ひと息ついてみてはいかがでしょう。お土産には、岡山城限定グッズもいろいろありますよ。
2. 月見櫓
月見櫓は、今日の岡山城に現存する2棟の櫓の1つ。池田家2代藩主池田忠雄によって、17世紀前半に建てられました。その名のとおり、月見など風雅を楽しむための櫓で、2階の城内側には廻縁が設けられています。
他方でお城ですから、防御のための工夫も凝らされています。月見櫓の脇の土塀を見ると、その下の礎石に隙間があることに気づくでしょう。これは狭間(さま)と呼ばれ、戦時にはここから敵に向けて弓や鉄砲で攻撃するためのものです。
3. 石垣
戦国時代に築かれた岡山城は、戦国大名宇喜多直家、豊臣秀吉の親族である小早川秀秋、そして徳川将軍家の縁戚となった池田家と、時代ごとの有力大名の居城となりました。そのため何度も増改築が行われ、今に残る石垣からは時代ごとの建築技法の違いを見ることができます。
とくに本丸本段戦野面積みは、戦国時代にメジャーだった積み方を伝える貴重な石垣。さらに、江戸時代初期に主流となった「打込ハギ(うちこみはぎ)」や、その後に発展した「切込ハギ(きりこみはぎ)」と、城内にはさまざまな積み方の石垣が見られます。観光の際は、ぜひ岡山城の石垣にも注目してください。
4. 西之丸西手櫓
月見櫓とともに国の重要文化財に指定されているのが、西之丸西手櫓です。月見櫓に先立ち、関ヶ原の戦いから間もない時期に建てられたとされ、優雅さは少なく実践的な造りとなっています。
一番の特徴は、1階と2階の広さが同じこと。江戸幕府の世の中が確立されると、居住性を重視した形に改築されました。現在、西之丸西手櫓は廃校となっている内山下小学校の校庭隅にあります。
5. 後楽園から見る岡山城
後楽園は、元禄13年(1700)に岡山藩主池田綱政の命により作庭されました。旭川の中州を利用した広大な池泉回遊式庭園で、造営には岡山城の弱点である川の対岸を守る意味もあったといわれています。
園内のいたるところから烏城の黒い天守が望めるため、後楽園は岡山城を撮影するにはうってつけの場所。とくに池と築山の向こうに天守が顔を覗かせる、慈眼堂前の四阿付近からのアングルがおすすめ!
また旭川を渡る橋からは、川面を前にした天守の凛々しいアップを撮ることができますよ。トップの画像が、ちょうど月見橋からの写真になります。
名称:岡山後楽園
住所:岡山市北区後楽園1-5
公式・関連サイトURL:https://okayama-korakuen.jp/
6. 林原美術館
岡山城の旧二の丸内郭に建つ林原美術館は、岡山県の実業家林原一郎のコレクションを収蔵する私設美術館です。林原氏が収集した刀剣を中心としながらも、岡山藩主池田家ゆかりの品々も数多く保有しているのが特徴。とくに、能や狂言に関係する優れた収蔵品が多いことで知られています。
国宝の太刀3振に重要文化財も多数あり、刀剣女子などにはたまらない美術館といえるでしょう。また、美術館の入り口となっている門は、岡山藩の支藩である生坂藩の武家屋敷の長屋門を移築したもの。岡山城とのつながりを随所に感じられるミュージアムとしておすすめです。
名称:林原美術館
住所:岡山市北区丸の内2-7-15
公式・関連サイトURL:http://www.hayashibara-museumofart.jp/
◎ライトアップもおすすめ!
岡山城では、春・夏・秋の3回にわたり、「烏城灯源郷」と呼ばれるライトアップを行っています。川辺の夜闇に鮮やかかに照らし出される漆黒の天守は、日中とはまた違った厳かさを感じさせますよ。開催期間中は天守閣も夜間開放されるので、岡山の夜景をお殿様気分で味わうのもいいですね。
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