静岡市清水区の観光スポット7選|ちびまる子ちゃんと清水次郎長の故郷!

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静岡市清水区の観光スポット7選|ちびまる子ちゃんと清水次郎長の故郷!

静岡県清水区(旧清水市)は、富士山を間近に仰ぐ日本有数の港湾都市。国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』の舞台であり、作者のさくらももこさんの出身地としても有名です。江戸時代には東海道の宿場としても栄え、市街周辺には数多くの観光名所が点在しています。そこでこの記事では、静岡市の一部となった清水に焦点を当てて、おすすめの観光スポットを7か所ご紹介します。

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静岡市清水区の観光スポット7選|ちびまる子ちゃんと清水次郎長の故郷!

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1. 次郎長生家

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アニメ『ちびまる子ちゃん』でまる子がよく口にする「次郎長」こと清水次郎長(しみずのじろちょう)は、「海道一の親分」と謳われた侠客で、幕末から明治にかけて活躍しました。本名を山本長五郎といい、その義理と人情に厚い人間像は今でも清水の人々に愛されています。

そんな清水次郎長の生家が今も残っていて、産湯で使った井戸なども当時のままに保存されています。平成29年には次郎長の時代の町屋も復元され、港町清水の新しいスポットとしておすすめです。おみやげには、博徒として名を挙げた次郎長にあやかって「勝札」を購入してみてはいかがでしょう。

2. ちびまる子ちゃんランド

清水を語るうえで外せない「ちびまる子ちゃん」の世界観を再現した観光施設が、エスパルスドリームプラザ内の「ちびまる子ちゃんランド」です。館内にはまる子の自宅や学校、公園などが再現されていて、昭和ムード満点の「ちびまる子ちゃん」の世界にトリップできます。

無料ゾーンでは「砂絵」や「ぺたぺた焼き絵」体験ができ、アニメにもたびたび登場する甘味処「みつや」も、駄菓子屋として館内に登場していますよ。「みつや」には静岡県ならではのピンク色をしたふ菓子「さくら棒」や、昔懐かしの珍味にレトロな袋入りのフルーツアイスなどが売られていて、大人も子供も楽しめるスポットとなっています。

3. 清水港ベイクルーズ

神戸・長崎と並んで「日本三大美港」の1つである清水港では、35分から45分かけて港の回りを一周する「富士山清水みなとクルーズ」と、対岸の三保の松原まで約15分の「ミニクルーズ」が楽しめます。船の上から眺める富士山はまた格別ですよ!

とくにみなとクルーズでは、日本平や伊豆半島の山並みを望むこともでき、風光明媚で優雅な船の旅を満喫できます。また予約制ですが、特製のお弁当をいただきながらの「清水港船弁クルーズ」もおすすめ。潮風を浴びて景色を眺めながら味わう豪華なお弁当は、清水港ならではの贅沢といえるでしょう。

4. 東海大学海洋科学博物館

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東海大学海洋科学博物館は、三保松原の先端近くにある水族館です。名前のとおり東海大学が運営する社会教育活動の施設ですが、清水観光の人気スポットの1つとなっています。

世界で初めてカクレクマノミの繁殖に成功した研究機関でもあり、日本最大の全面ガラス張り水槽では約50種1000匹以上の魚を目にすることができます。定番の海洋生物に加え、地元駿河湾の深海の生き物など、見ごたえのある展示がいっぱい!

また2階は「海の研究室」となっていて、実験装置を実際に動かしてみたり、実際に手で触れてみたりすることができます。海の生き物に癒されるだけでなく、知的好奇心っも刺激される大学付属ならではの水族館です。

5. 三保松原

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清水の港からフック状に延びる三保半島は、古くから富士山を望む景勝地として日本人に親しまれてきました。三保松原は「日本新三景」や「日本三大松原」の1つに数えられ、ユネスコ世界文化遺産の「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」にも登録されています。

松原から見上げる富士山の眺望は素晴らしく、多くの著名人が絵画の題材としているほどです。7kmほどにわたって続く海岸には約3万本の松の木が生い茂り、天女が舞い降りた「羽衣伝説」の舞台としても知られています。また日の出がとても綺麗に見えるスポットとしても有名で、毎年元旦には初日の出を見るためにたくさんの人が訪れます。

6. 興津坐漁荘

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「興津坐漁荘(おきつざぎょそう)」は、明治の元勲で最後の元老と呼ばれた西園寺公望が大正9年(1920)に建てた別荘です。明治維新後の近代日本を築き上げた人物の1人として、坐漁荘の公望のもとへ多くの政治の中枢人物が出入りしたといわれています。

坐漁荘のオリジナルの建物は戦後に愛知県の「明治村」に移築され、国の重要文化財として保存・公開されています。清水区にある「興津坐漁荘」は、元の場所に忠実に復元したもの。木造2階建ての京風数寄屋造で、内部の見学は自由。日本の政治を動かしていた大物の別荘が清水にあったなんて驚きですね。

7. フェルケール博物館

フェルケール博物館は、清水港に関係する船の模型や荷役道具などを展示している「船と港の博物館」です。赤レンガ造のおしゃれな外観で、館内には帆船の模型や清水の街と港のリアルなジオラマが展示されています。見事な木造和船の模型展示も見ごたえがありますよ。

また敷地内には、缶詰記念館という博物館も併設されています。これは昭和4年(1929)に日本で初めてまぐろ油漬缶詰を製造・輸出した清水食品株式会社の旧本社を移築したもの。缶詰の歴史や製造工程についての資料のほか、今では見られないレトロなパッケージの缶詰なども展示されていて面白いですよ。

◎清水へのアクセス

清水までは、静岡駅からJR東海道本線で11分の清水駅か、あるいは新静岡駅から静岡鉄道静岡清水線で20分の新清水駅で下車します。車の場合は、新清水JCTおよび清水JCTを経由して、新東名高速道路からのアクセスも容易です。また伊豆半島土肥港と清水港を結ぶ定期船もあるので、伊豆に宿をとって船で清水を観光するというオシャレな旅も可能ですよ。

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