種子島おすすめスポット20選!ロケットと鉄砲伝来の島を観光

画像出典:Katsuya Noguchi / PIXTA(ピクスタ)

種子島おすすめスポット20選!ロケットと鉄砲伝来の島を観光

九州の鹿児島県に属する種子島をご存知でしょうか。県内の離島の中では、奄美大島、屋久島に次いで3番目に大きい島です。

屋久島からは、高速船のトッピー&ロケットを利用すると、わずか50分。ロケット発射場があったり、日本で最初に鉄砲が伝わった地だったりと、歴史的にも科学的にも重要な島、種子島の見どころを一気にご紹介していきます。宇宙を身近に感じることのできるスケールの大きい種子島の観光スポットをどうぞご覧ください。

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種子島おすすめスポット20選!ロケットと鉄砲伝来の島を観光

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1.種子島宇宙センター宇宙科学技術館

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1969年に設立された種子島宇宙センターは、日本で最も大きいロケット発射場。そんな宇宙センターには、ロケット模型やエンジンを展示している宇宙科学技術館があります。ここでロケットについて学んでみてはいかがでしょうか。はやぶさシミュレーターが設置されており、ロケットの設計や衛星の制御などの疑似体験もできますよ。ここならではの見学ができるにも関わらず、入館料が無料なのはうれしいですね。

さらに、種子島宇宙センターで1日に数回開催されているバスツアーは必見!ここでしか見られないロケットを見学できるので、ぜひ時間を合わせて観光に訪れてみてください。

種子島宇宙センターは、種子島空港から車で約50分、西之表港からは1時間15分程度です。そのため、レンタカーでのアクセスが便利でしょう。

2.増田宇宙通信所

1974年に種子島に設立されたのが、増田宇宙通信所です。ここは、人工衛星の電波を受信し、位置などの様々なデータを筑波宇宙センターに送るという役割を担っています。

展示室では、宇宙開発と私たちの生活の関わりなどをわかりやすく紹介。見学可能な場所はこぢんまりしていますが、パソコンを使ったゲームなどもあり、楽しく学べる施設です。

アクセスは、種子島空港からタクシーを利用すれば約15分ほど。
見学無料なので、ぜひ種子島観光の際には立ち寄ってみてくださいね。

※種子島でのロケット打ち上げ日などで休館となることもありますのでご注意ください。

3.種子島開発総合センター(鉄砲館)

種子島の歴史や民族、自然についての資料を紹介している施設が種子島開発総合センターです。

学校の授業で、”種子島に鉄砲伝来” と学んだ記憶がありませんか?そう、鉄砲が最初に日本にやってきたのはこの種子島なんです。
種子島開発総合センターにはポルトガルから伝来した銃も展示されており、鉄砲館とも呼ばれています。ここで学んでから種子島観光をすれば、景勝地や遺跡をさらに楽しめるでしょう。
定期的に特別展やイベントも催されています。

4.千座の岩屋

出典: ja.wikipedia.org

種子島でここにしかない海蝕洞窟が、千座の岩屋(ちくらのいわや)です。荒波によって作り出された海蝕岩で、千人もの人が座ることができるほど広いことから、この名前がつけられたと伝わっています。自然の力が生み出した洞窟で、そのパワーを感じてみてください。

千座の岩屋の中へは、干潮時だけ歩いて入ることができます。種子島観光に訪れる際は、干潮の時間を事前に調べておくのがオススメ!

さらに、近くには浜田海水浴場があるため、夏季には多くの観光客で賑わいをみせます。暑い季節にはぜひ、浜田海水浴場でも遊びましょう。

5.浦田海水浴場

出典: over hilowsee/flickr

浦田海水浴場は、とにかく白い砂浜が美しいと評判のビーチ。日本の水浴場88選のひとつに選ばれた、入り江の奥にできた海水浴場です。透明度が高いのでシュノーケリングに、またフィッシングにも人気があります。
ここにはトイレやシャワー、休憩所や展望デッキが完備されたシーサイドハウスという施設があるので、観光途中に海水浴を楽しむこともできますよ。

また、すぐ近くにキャンプ場があります。綺麗な海を目の前にキャンプを楽しめるので、家族連れやキャンパーに人気。周辺には喜志鹿崎(きしがざき)灯台やヘゴ自生群落などの種子島の見どころスポットも多くあるので、プチ観光で立ち寄ってみましょう!

6.広田遺跡

広田遺跡は、南種子町にある弥生時代後期の後半から古墳時代併行期の集団墓地。ここに埋葬された人は身体中に貝のアクセサリーをつけていたのが特徴で、国の史跡にも指定された貴重な場所です。

そんな広田遺跡には、広田遺跡ミュージアムがあります。国の重要文化財である広田遺跡出土品の展示がされているほか、貝のアクセサリーの製作体験もできますよ。

7.長谷展望公園

出典: くーさん/flickr

種子島でロケットの打ち上げが行われる日、多くの見物客が集まる場所の1つが長谷展望公園です。ここは、視界を遮るものがなく射場が見られる人気のスポット。芝生が広がる公園でのんびり過ごしながらその時を待ちましょう!

トイレがあるので長時間の滞在でも大丈夫。
約150台の駐車場も完備しているので、種子島をレンタカーで観光する人も利用できます。

8.雄龍・雌龍の岩

雄龍・雌龍の岩には、”嵐の夜に、海へと投げ出されてしまった夫婦の生まれ変わり” という伝説が残されています。
寄り添うように立つ2つの岩は、右が雄龍(おたつ)、左が雌龍(めたつ)。岩の間を夕日が沈んでいく様子は格別です。

広い駐車場完備なので、レンタカーで観光するのが便利。
駐車場内には観光物産館「龍星館」があるので、帰りに立ち寄ってみてもいいですね。

9.門倉岬

種子島の最南端に突き出している門倉岬。ここは、鉄砲を乗せたポルトガルの船が漂着した場所として知られています。日本に鉄砲が伝わったこの場所は公園として整備され、展望台もあるおすすめの景勝地。岬の先端には御崎神社もあります。

門倉岬へと訪れる際に直線の道路を走るのですが、この道路は海に向かって直進していくような気分になれるところから「海中ロード」という愛称で親しまれています。レンタカーで種子島観光するなら、海中ロードの爽快ドライブも楽しみましょう。

10.馬立の岩屋

出典: Travel-Picture/flickr

種子島の東海岸、犬城海岸に「馬立(まだて)の岩屋」と呼ばれる自然の奇岩や巨岩、洞窟が続く観光スポットがあります。

名前の由来は、第10代島主種子島幡時がこの場所で行方不明となってしまい、乗っていた愛馬だけが洞穴の前で待っていたという伝説。
現在は崩落の可能性があることからこの洞窟の中に入ることができませんが、外から見るだけでも十分に楽しめます。

11.宝満神社

宝満の池のほとりにあるのが宝満神社(ほうまんじんじゃ)。18人の従者を引き連れてこの地に降りてきたと伝わる神様で、その際には米の原種である赤米を持参したという伝説が残されています。

宝満神社では、毎年4月にお田植祭を開催。このお祭りは、種子島のみならず屋久島も含めて初めて国の重要無形民俗文化財に指定されています。

12.赤尾木城文化伝承館 月窓亭

種子島に養蚕業を広めたことで歴史に名を残した羽生道潔が建てた屋敷が「月窓亭(げっそうてい)」。西之表市の文化財にも指定されている建物で、種子島の新名所として近年多くの観光客が訪れるようになっています。

赤尾木城下の庭園では、薩摩の武家屋敷の庭園の特徴に亜熱帯性の植物や珊瑚石を合わせた独特な雰囲気を感じることができます。

13.宇宙ヶ丘公園

ロケットのモニュメントが設置され、ロケット打ち上げ時には長谷展望公園と同様、多くの見物客で賑わうスポット。発射の時間になるとカウントダウンが行われ、独特の雰囲気を味わえる大人気の場所です。

公園内は池や広場、滑り台にゴーカート等もあり、小さな子供連れの家族での遊び場として最適。朝日がキレイに見える場所なので、天気が良ければぜひ早起きして訪れてみてくださいね。

14.喜志鹿崎

種子島の北に位置する喜志鹿崎(きしがさき)は、本土、そして天気がよければ大隅半島を一望できる人気の観光スポットです。ここには、灯台や展望台がありますので景色を楽しみながらのんびりと過ごしてみるといいかもしれません。喜志鹿崎ならではの開放的な絶景も堪能してください。

駐車場完備で、ここからロケットの打ち上げを見ることもできます。

15.男淵・女淵の滝

「男淵・女淵の滝」は上下に連なっている滝で、上が男淵、下が女淵と呼ばれています。

種子島には高地がないため、滝自体がとても珍しいものになっています。さらにこの滝は渇水期でも水が流れ続けているので、どのシーズンに訪れても見ることができるという清々しいスポット。
駐車場・トイレも完備しているので、時間を気にせず癒されにきてみてはいかがですか。

16.鉄浜海岸

サーフィンのメッカとしても有名な鉄浜海岸(かねはまかいがん)。名前のとおり、砂鉄を多く含んでいる砂浜が特徴です。

サーファーで知らない人はいないというほど、人気のスポット。それほどのビッグウェーブが現れる海なんですよ。
陸側には、たくさんのログハウスが建ち並んでいます。周辺の宿に宿泊すれば、いつでも海に来ることができるので、サーフィンをメインに種子島観光に訪れる方は利用してみてもいいかもしれませんね。

17.七色観望台

先に紹介した門倉岬からほど近い場所にある七色観望台。前之浜海岸をはじめ、種子島の美しい景色が見られる観光スポットです。

海のみならず、水田や防風林なども一望できるとあり、様々なコントラストが楽しめる展望台。天気が良い日であれば、遠くにロケット発射台を眺めることもできます。

18.夕暉が丘

この夕暉が丘(ゆうきがおか)は、別名「景勝ロマンの丘」とも呼ばれる景色の素晴らしい場所。特に夕日が海に沈んでいく姿は見もので、真っ赤に染まった夕日を見ることができると、島民のみならず観光客にも人気のスポットです。せっかくの種子島観光、ぜひ夕暮れ時にここへも訪れてみてくださいね。

ここから約280kmの地点に戦艦大和が沈没したといわれていて、「大和沈没方向」と彫られた石碑があります。

19.種子島マングローブパーク

種子島のマングローブ自生地は、多くの動物や植物の宝庫です。

ここで観光客に人気なのは、もちろんカヤック!マングローブの中をカヤックで探検してみてはいかがでしょうか。

カヤックに挑戦するのは難しいという方でも大丈夫!マングローブの中を自分自身で歩けるボードウォークが整備されています。ここを歩けば、マングローブならではの景色や空気を堪能することができますよ。

20.たねがしま赤米館

出典: peruri / PIXTA(ピクスタ)

入館料が無料という、お財布にやさしい施設の「たねがしま赤米館」。ここは、種子島で古代から栽培されてきた赤米の資料館です。赤米にまつわる民俗行事などの紹介もされています。また、館内では赤米や民具の販売も!

さらに、この周辺には散策ルートがあります。クイズ形式で散策することができる音声ガイドペンを借りることが可能。これも無料なので、借りない手はないですよね。スマートフォンアプリもあるので、ぜひこれらを利用してより一層楽しい散策にしてくださいね。

◎まとめ

種子島の観光スポット20選はいかがでしたでしょうか。ロケットの発射場があるため、多くのロケット関連施設がありましたね。もちろん離島ならではの、自然を満喫できる場所もたくさん!屋久島から高速船のトッピー&ロケットを利用すれば、日帰り観光だってできちゃいます。

また、屋久島と併せて観光に訪れるのもオススメな島なんです。ですが、これだけの見どころがある島。種子島に何泊かして満喫するのもオススメですよ。ぜひこれを参考にしていただき、種子島観光を充実したものにしてくださいね。

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