香港を象徴する観光名所「ゴールデン・バウヒニア・スクエア」とは?

画像出典:ngkaki

香港を象徴する観光名所「ゴールデン・バウヒニア・スクエア」とは?

「ゴールデン・バウヒニア・スクエア」は、香港の湾仔(ワンチャイ)エリアにある広場です。香港返還を記念して1997年に中国から贈られた「フォーエバー・ブルーミング・バウヒニア・スカルプチャー(バウヒニア像)」が飾られており、フォトスポットとしても高い人気を得ています。広場には、当時の中国国家主席であった江沢民の書を模ったモニュメントがあるなど、まさに香港を象徴する観光スポットといっても過言ではないでしょう。今回は、そんな「ゴールデン・バウヒニア・スクエア」の見どころやアクセス情報についてご紹介していきます。

目次

香港を象徴する観光名所「ゴールデン・バウヒニア・スクエア」とは?

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1. ゴールデン・バウヒニア・スクエアとは?

出典: Mathias Apitz (München)/Flickr

「ゴールデン・バウヒニア・スクエア」は、香港が中国に返還される際の返還記念式典が行われた場所。香港島の中心地・湾仔(ワンチャイ)にある香港コンベンション&エキシビションセンター前に位置しており、プロムナードには香港返還を記念して中国政府から贈られた金色のバウヒニア像が飾られています。

実はこのゴールデン・バウヒニア・スクエア、夜景スポットとしても有名なんですよ。ビクトリア・ハーバーを挟んだ向かい側には、尖沙咀(チムサーチョイ)の高層ビル群が建ち並び、夜には香港名物の「シンフォニー・オブ・ライツ」を目の前で鑑賞することができるのです。ショーの音楽が流れるのもまさにこの場所なので、大迫力の音響を体感したい方はぜひ足を運んでみてくださいね。

ちなみに、「バウヒニア(洋紫荊)」とは1880年に香港で発見された新種の植物で、別名「香港蘭」と呼ばれています。香港の国旗にも描かれているので、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?実物は、旺角(モンコック)にある花墟道(フラワーマーケットロード)で見られます。

2. 中国人観光客に人気の国旗掲揚

出典: ja.wikipedia.org

ゴールデン・バウヒニア・スクエアでは、毎朝、国旗掲揚を行っています。午前7時50分から8時03分に行われる「国旗掲揚」と、毎月1日の7時45分から8時13分に行われる「特別国旗掲揚」があり、正装に身を包んだ警察官による国歌演奏が行われるなど見応え充分。特に中国人観光客に絶大な人気を誇っています。

基本的に毎日行われている国旗掲揚ですが、天候によっては急遽中止となる場合もあるので要注意。観光に訪れる予定の方は、午前7時から8時にかけて地元テレビで放送される「国旗掲揚情報」をチェックしておきましょう。

3. 香港コンベンション&エキシビションセンター

出典: danielvfung

「香港コンベンション&エキシビションセンター(香港会議展覧中心/HKCEC)」は、アジア最大規模を誇るコンベンション施設です。5つの展示ホールに2つの会議ホール、2つの劇場、52の会議室のほか、レストラン、ホテル、住宅などを備えており、様々な会議やイベント会場として利用されています。

ビクトリア・ハーバーに面する海側は、なんと全面ガラス張り!さらに天井は吹き抜けになっており、開放感あふれる明るい造りになっています。香港コンベンション&エキシビションセンターは1997年に香港返還記念式典が行われた歴史スポットでもあるので、香港へ来たのならぜひ一度は訪れておきたいところ。ほぼ毎日開催されるというイベント情報は、公式ホームページで確認してみてくださいね。

4. 近くに宿泊するなら「コスモホテル香港」

長年にわたる改装工事を経て、2005年にリニューアルオープンした「コスモホテル香港」。香港島の中心部である湾仔(ワンチャイ)と銅鑼湾(コーズウェイベイ)の間に位置しながらも、アットホームな空間でのんびり寛げるホテルとして高い人気を誇っています。

客室はスーペリア、エグゼクティブ、トリプル、スイートの4タイプ計142室を用意。5階には24時間利用可能なテラスがあり、無料Wi-Fiも完備されています。ホテルは全館禁煙ですが、このテラスでなら喫煙もOK。さらにうれしいことに、ドリンクのセルフサービスもあるなどまさに至れり尽くせりです。

最寄駅のMTR港島線「銅鑼灣」駅までは徒歩10分と少々不便な立地条件ですが、無料のシャトルバスがあるのでご安心を。タイムズ・スクエアやハッピーバレー、湾仔道マーケットなど主要観光スポットまでも楽にアクセスできます。また、ホテル前には有料のエアポートシャトルバスも停車するので便利ですよ。

5. 広場までのアクセス方法

【MTR港島線「湾仔」駅のA5出口から徒歩10分】
A5出口にある長いエスカレーターを上り通路を直進。建物内に入ったら「セントラル・プラザ」方面へ右折し、陸橋を通ってそのまま進みます。次に出てくる建物を左折すると「香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)」に到着します。

【スターフェリー「湾仔渡輪碼頭」から徒歩7分】
スターフェリーターミナルを出たら右折し「コンベンション・アベニュー(會議道)」に入る。200m程進むと「エキスポ・ドライブ・イースト(博覧道東)」が見えてくるので、右折しさらに200m程直進します。

◎ 最後に:シンフォニー・オブ・ライツの穴場鑑賞スポット

朝の国旗掲揚から夜の「シンフォニー・オブ・ライツ」まで、ゴールデン・バウヒニア・スクエアはいつ訪れても魅力に溢れています。国旗掲揚が始まる前の早朝は、とても静かで散策にぴったり。日中は陽を浴びてキラキラ輝くバウヒニア像とHKCECを眺められるほか、様々なイベントや見本市が開催されたくさんの人で賑わいます。そして、やはり見逃せないのが美しい香港の夜景。尖沙咀などに比べて観光客も少ないので、「シンフォニー・オブ・ライツ」の穴場鑑賞スポットとしてぜひおすすめしたいです。

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