名称:明治神宮
住所:東京都渋谷区代々木神園町1-1
公式・関連サイトURL:http://www.meijijingu.or.jp/
東京の人気観光名所「明治神宮」は、明治天皇などを祀る神社です。初詣の参拝者数は例年日本一で多くの参拝者で賑わいます。日本全国から献木された木々を用いた鎮守の杜、日本一の大きさの木造鳥居など、近年ではパワースポットとしても有名です。今回は明治神宮の観光情報やアクセスなどを紹介します。
目次
参拝者数日本一!東京のオアシス・明治神宮を観光しよう!
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1. 明治神宮とは?
東京都渋谷区にある明治神宮は、大正9年11月1日(1920年)に建てられました。明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社です。明治神宮創建時に植えられた樹木は、全国から献木されたおよそ10万本の人工林で、面積は70平方mあります。大都会の中にあるとは思えない空間が広がっていますよ。
初詣は参拝者数日本一で有名です。主なご利益は縁結びや家内安全、金運アップや夫婦円満、交通安全や浄化、生命力など。大相撲横綱土俵入り、厄祓い、祈願などをとり行っています。施設は聖徳記念絵画館やスポーツ施設、明治記念館などが併設。東京オリンピック開催の2020年には、明治神宮鎮座100年を迎え、ますます注目されるでしょう。若者の街・原宿や渋谷にも近いので、併せて観光するのもおすすめです。
2. 長年かけて造られた「鎮守の杜」
「鎮守の杜」は多くの樹木が生い茂っていて、大都会にいることを忘れさせてくれます。かつて明治神宮ができるまでは、皇室の所有地であったものの畑が広がっていました。「永遠の森」を目指した壮大な計画のもと、大正4年から造営工事が始まったのです。約10万本の樹木が植えられ、近年では日本新発見の昆虫(ジングウウスマルヒメバチ)の存在が知られました。
他にも数多くの絶滅危惧種や珍しい生物も生息しています。樹木は椎や樫が多いのは、100年先を見越し、当時の人々が大都会の環境に合う椎や樫を選んだからです。大都会にあるとは想像もつかないほど緑あふれる杜は、当時の造営工事に関わった方や今もこの環境を守り抜いている方の努力の賜物ではないでしょうか。
3. 日本で最も大きい木造鳥居
南参道と北参道が交わる場所にある第二鳥居は、日本で一番大きい木造の鳥居です。高さが12m、幅が17.1m、柱の太さが直径1.2m、重さが13トンあります。昭和41年(1966年)7月22日の落雷により鳥居が破損したため、現在建っているのは2代目の鳥居です。
1代目の鳥居は台湾総督府から献木されました。2代目の鳥居を造るにあたり、大木を日本で入手することはできませんでした。東京の材木商が台湾まで何回も探しに行き、樹齢1500年の大木を見つけたのです。そして、昭和50年(1975)12月23日に完成し、竣功奉告式が行われました。
4. 明治神宮ならでのおみくじ「大御心」
「大御心(おおみごころ)」は明治神宮独自のおみくじです。御祭神である明治天皇の御製(ぎょせい)93,032首、昭憲皇太后の御歌(みうた)27,825首より、特に人倫道徳の指針となる教訓的なものを15首ずつの合計30首を選び、それに解説を加えたものです。
「御製」は天皇の作った詩文、和歌のこと。「御歌」は皇后や皇太子などが詠んだ和歌のことをいいます。また、外国人の参拝者用に、おみくじの中より20首を選んだ「英文おみくじ」も扱っていますよ。明治神宮ならではのおみくじをぜひ体験してみましょう。
5. パワースポットとして人気が絶えない「清正井」
水が湧き出る「清正井(きよまさのいど)」は、パワースポットとして人気が絶えません。 休日には多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。清正井は東京都の調査により、水温は四季を通じて15度前後と一定。毎分60リットルの水量があることがわかっています。大都会では珍しい湧水の井戸です。
また、この地に下屋敷を構えていた加藤清正が掘ったものと言われています。主なご利益は家内安全や商売繁盛、厄除けなどです。清正井を参拝すると、清らかで澄み切った湧き水が参拝に訪れた人の悪い気を浄化してくれて、様々な運を向上してくれるでしょう。実際に「恋愛成就に成功した!」、「仕事で昇格できた!」などと言う声もあったそうです。
6. 縁結びにご利益がある「夫婦楠」
「夫婦楠(めおとくす)」は縁結びや夫婦円満、家内安全などのご利益がある明治神宮の御神木です。しめ縄がされている夫婦楠は、夫婦のように寄り添いながら立っています。夫婦楠の間から本殿を拝むことで、強いご利益を授かれると言われていますよ。また、写真を撮って待ち受け画面にすると、願いが叶うという言い伝えもあるそうです。
7. アクセス・駐車場情報
明治神宮へのアクセスは何通りかあります。入口は3つあるので、最寄りの駅から近い入口を目指して進みましょう。原宿口(南口)はJR山手線原宿駅、東京メトロ千代田線・ 副都心線明治神宮前(原宿)駅から徒歩約3分です。代々木口(北口)はJR山手線代々木駅、都営地下鉄大江戸線代々木駅、東京メトロ副都心線北参道駅から徒歩約6分。参宮橋口(西口)は小田急線参宮橋駅から徒歩約4分となっています。
車利用の方は原宿口と代々木口からが便利です。駐車場は敷地内にありますが、混雑し入苑できない場合もあるため、なるべく公共交通機関を利用することをおすすめします。
◎ 最後に:初詣の混雑事情は?
明治神宮は初詣の参拝客が日本一です。なんと三が日で300万人もの参拝者が訪れています。特に原宿駅は入場規制が行われる場合もあり、参拝するまでかなりの時間を費やすことになります。少しでも混雑を避けるなら、代々木口や参宮橋口を利用するのが賢明です。しかし、普段とは違い非常に混み合うため、お正月に訪れる際は覚悟して足を運んでください。
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