国内最古の博物館!10万点以上の展示品が集う東京国立博物館を観光!

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国内最古の博物館!10万点以上の展示品が集う東京国立博物館を観光!

「東京国立博物館」は東京都台東区上野にある国内最古の博物館。本館や東洋館、平成館などで構成されていて、テーマに沿った展示を行っています。10万点以上の展示物の中には国宝や重要文化財が多数あり、期間限定の企画展も行われているので、連日多くの観光客が足を運んでいますよ。今回は東京国立博物館の見どころや入館料、アクセス情報などについて紹介します。

目次

国内最古の博物館!10万点以上の展示品が集う東京国立博物館を観光!

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1. 東京国立博物館とは?

出典: TPG / PIXTA(ピクスタ)

東京国立博物館は明治5年(1872)3月10日にできた日本最古の博物館です。略して「東博(トーハク)」と呼ばれています。日本と東洋の美術や考古遺物を中心とした収蔵品のうち、80点以上が国宝、600点以上が重要文化財です。全収蔵品数は約11万7,000点と多くの収蔵品があります。平常展だけでも、約3000点が展示されているんです。

施設は本館や東洋館、平成館などに分かれていて、それぞれのテーマに沿った展示を行っています。また、期間限定の企画展も開催されていることから、リピーターの観光客も多いです。レストラン・カフェやミュージアムショップもあるので、ランチを楽しんだり、グッズを購入することもできます。グッズは蔵品をもとにデザインした絵はがきや文房具、Tシャツやアクセサリーなどのオリジナルグッズが揃っていますよ。

アクセス方法はJR上野駅の公園口から徒歩約10分、JR鶯谷駅の南口から徒歩約10分です。東京国立博物館には駐車場はないため、公共交通機関を利用しましょう。

2. 本館~日本の伝統芸術・美術の宝庫~

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東京国立博物館で最も展示数の多い「本館」は、メインスポットとも言える施設です。1階はジャンル別展示となっていて、江戸時代以前の日本の彫刻や、平安時代から江戸時代にかけて各時代の蒔絵作品の展示、刀剣・陶磁・歴史の記録、アイヌと琉球などの展示品があります。

2階のテーマは「日本美術の流れ」です。主な展示は「仏教の美術 平安~室町」や「禅と水墨画 鎌倉~室町」、「茶の美術」や「武士の装い 平安~江戸 」など。日本美術を縄文時代から江戸時代まで、時代を追って展示しています。また、1階・2階共通で期間限定の企画展示も開催していますよ。自分が知らなかった日本の歴史や文化を学ぶことができるでしょう。

3. 東洋館~アジアの古美術が満載~

出典: David Baron

「東洋館」は「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、東洋の様々な国の美術品や考古遺物を展示している施設です。1階には中国の仏像が展示され、南北朝時代から唐時代の仏像を鑑賞することができます。2階にはインド・ガンダーラの彫刻 や西域の美術、西アジア・エジプトの美術などの西アジアとエジプトを中心とした展示品を見ることができますよ。

3階には中国文明のはじまり、中国の青銅器、中国の陶磁などの展示。4階には中国の石刻画芸術や明清時代の書、中国文人の書斎などの展示しています。5階には朝鮮の陶磁、朝鮮時代の美術などが展示され見どころ満載です。さらに、地下にも東南アジアメインの展示品があるのでぜひチェックしてみましょう。

4. 平成館~日本の生活史が学べる~

出典: ja.wikipedia.org

日本の考古展示や特別展がある「平成館」。石器時代から近代にかけての日本の歴史をたどります。1階には石器時代から江戸時代までの、各時代で使われていた生活用具などが展示されています。種類の異なった様々な土器や土偶、はにわなども展示されているので、時代ごとの変化に注目してみると面白いですよ!2階は特別展示室となっていて、期間限定で貴重な展示品の数々を鑑賞することができます。

5. 法隆寺宝物館~飛鳥時代の宝物を展示~

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本館から少し離れたところに「法隆寺宝物館」があります。モダンな雰囲気の建物内は静寂で美しいと好評です。明治11年(1878) に奈良県の法隆寺から皇室に献納され、戦後、国に移管された宝物を収蔵・展示しています。その数は約300点。7世紀の宝物が数多く含まれていることが大きな特色となっています。

1階には法隆寺献納宝物を代表する頂幡金銅小幡、金銅仏や伎楽面(作品保護のため、金・土曜日に限り公開)などを展示しています。美しい仏像や見ごたえのある仮面は必見です。2階には金工や絵画、書跡や染織などが展示しています。貴重な古代美術が集う、東京国立博物館のおすすめ穴場スポットです。

6. 表慶館~近代洋風建築の代表作~

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「表慶館」は明治33年(1900)、皇太子(後の大正天皇)の成婚を記念して計画され、明治42年(1909)に開館した施設です。明治末期の洋風建築を代表する建物として昭和53年(1978)、重要文化財に指定されました。建物もじっくりと眺めてみるといいでしょう。1階と2階に展示室がありますが、表慶館は特別展とイベント開催時のみ開放しています。外観だけでも見る価値はありますよ。

◎ 最後に:詳しく知りたい方はガイドツアーに参加しよう!

東京国立博物館では、ボランティアや研究員によるガイドツアーを行っています。展示内容や構内の建物・植物などについて知りたい方はガイドツアーに参加してみてください。建物を中心に巡るツアーや日本史について深く学べるツアーなど様々なツアーを用意しています。東京国立博物館について深く学べるだけではなく、ガイドもわかりやすく教えてもらえると評判です。

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