津軽富士こと「岩木山」の観光ガイド完全版!ドライブ&登山情報

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津軽平野の西にそびえる標高1625mの岩木山は、青森県最高峰の二重式火山です。その美しい円錐形の山容から、「津軽富士」や「お岩木」とも呼ばれ、津軽の人々に親しまれています。古くから信仰の対象となっているほか、『日本百名山』にも選ばれ、山頂を目指す登山者の姿も絶えません。頂上からは津軽半島の十三湖や権現崎、さらには北海道まで望むことができますよ。津軽岩木スカイラインをドライブすれば、8合目まで車で登ることも可能です。今回は、そんな津軽のシンボル岩木山の観光情報をお届けします!

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津軽富士こと「岩木山」の観光ガイド完全版!ドライブ&登山情報:目次

1. 霊峰「岩木山」とは?

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太宰治が「透き通るくらいに嬋娟たる美女」とたとえたほどに美しい岩木山。津軽平野のどこからでもそれとわかる印象的な姿は、古来山岳信仰の対象として崇拝されてきました。

山頂の岩木山神社は、1,200年以上昔の奈良時代末期の建立と伝えられるほどの由緒ある古社!毎年旧暦の8月1日には「お山参詣」と呼ばれる例大祭が執り行われ、夜のうちに集団で山を登り、元日の富士山と同じようにご来光を仰ぎます。

2. 岩木山神社

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今日、山頂の社は奥宮と呼ばれ、本殿などは南東麓の蔵助川沿いにあります。元禄7年(1694年)に津軽藩主津軽信政が再建したヒバ造の本殿をはじめ、拝殿や奥門、楼門などは国の重要文化財に指定されています。

とくに注目してほしいのが、建物の装飾の絢爛さ!鮮やかな彫刻や絵画に彩られるさまは、「奥日光」とも称されるほどなんですよ。鳥居から本殿までは深くしずかな杉木立が続き、まさに奥州の日光と呼ばれるにふさわしい荘厳とした雰囲気の観光スポットです。

3. アップルロードをドライブ!岩木山観光りんご園へ

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東北自動車道大鰐弘前IC付近から岩木山神社のそばまで、津軽平野のへりをアップルロードと呼ばれる約20kmの道路が走っています。のんびりドライブして約1時間弱。沿線にはリンゴ畑が広がり、春にはピンク色のさした白い花が、秋にはたわわに下がる赤い実が目を楽しませます。

アップルロードの終点近くには岩木山観光リンゴ園があり、岩木山観光に合わせてフルーツ狩りも可能!約1万坪という広大な敷地には、定番から珍種まで約40種2,000本ものリンゴが栽培されています。 リンゴの他にモモやプラム、ナシなども栽培していて、7月下旬~11月月中旬ごろまでいろいろな果物を収穫できますよ。

4. 津軽岩木スカイライン

出典:とっちい / PIXTA(ピクスタ)

岩木山の南西麓から8合目までを結ぶ津軽岩木スカイライン。69もの連続カーブの先には、360度の絶景が待っていますよ!どこまでも続くブナの原生林の道は、つづら折れの山道が好きなドライバーはもちろん、自然の癒しを求める多くの観光客を魅了します。

また、麓の嶽温泉からは「スカイライン シャトルバス」も運航されているので、車なしの観光旅行でも大丈夫!ただし、11月中旬~4月上旬の冬期は閉鎖されるのでご注意ください。

5. リフトで手軽に鳥海噴火口へ。岩木山頂へ登山!

出典:青い雷鳥 / PIXTA(ピクスタ)

津軽岩木スカイラインの8合目終点からは、さらに9合目までリフトで上がることができます。岩木スカイラインが運営するこの2人乗りリフトは、全長約500mで乗車時間は10分程度。短い空中散歩の間には、日本海を見下ろす素晴らしい景色が堪能できます。

9合目の鳥海山噴火口駅から岩木山の山頂までは、残り1合を30分ほどかけて歩いて行くことになります。7月ごろには、岩木山固有種の高山植物ミチノクコザクラの可憐な花を目にすることができるでしょう。ただし、付近は岩のゴロゴロと転がる険しい道程。9合目まで疲れ知らずとはいえ、その先を目指す場合はしっかりと装備を整えておきましょう。

6. 嶽温泉

岩木スカイラインの入口近くにある嶽温泉(だけおんせん)は、江戸時代前期に発見された350年ほどの歴史をもつ出湯。近隣の木こりが飯包みをくわえて逃げるキツネを追っていたところ、雪原のなかに温泉の湯気で開いた穴を見つけたという伝承が残っています。

ミョウバンや緑バンを含む硫化水素性の白く濁ったお湯で、硫黄の匂いが強く皮膚病や真菌症(水虫)などに効くといわれています。2019年現在で6軒の宿が営業していて、マタギ料理が楽しめる囲炉裏の旅館からモダンな内装のホテルまでタイプもさまざま!また、周辺の畑で採れるトウモロコシは、「嶽きみ」と呼ばれとくに美味しいと評判ですよ。

7. 世界一の桜並木

出典:kiyopayo / PIXTA(ピクスタ)

岩木山神社門前付近から、岩木スカイライン入口を通り過ぎた枯木平まで、「セカイイチ長い」と謳う桜並木が続いています。昭和60年(1985)から10年間にわたって植えられてきたオオヤマザクラの数は、計なんと6,500本!並木道の総延長は、実に20kmにも及びます。

4月下旬〜5月上旬に見ごろを迎え、お岩木山の麓は一面の桜色に染まります。春に津軽を観光する際は、アップルロードのリンゴの花と合わせて、岩木山の桜も堪能してください。

8. アクティビティ&温泉を満喫「青森スプリング・スキーリゾート」

出典:commons.wikimedia.org

青森スプリングは、岩木山の北側斜面に広がるスキーリゾートです。最長3.5km・標高差545m・全14のコースがあり、霊峰岩木山の原生ブナ林を颯爽と滑り抜けるのは格別の気持ちよさですよ!

北東北でも有数の規模をもち、初心者でも3,000mのロングランが可能。天気が良ければ、眼前には津軽平野や日本海の大パノラマも楽しめます。場内にはレトランやカフェも多く、リゾートホテルも完備。日帰りはもちろん、じっくり滞在してのスキーやスノーボードレジャーにもおすすめです。

◎ 最後に:岩木山ヒルクライムにチャレンジ!

岩木スカイラインでは、毎年初夏に競技自転車による岩木山ヒルクライムが開催されます。普段は自動車専用の岩木スカイラインが、この日だけは自転車専用に!69ものヘアピンカーブを8合目まで登るクライミングは、ロードバイクファンにはたまらない夢のコースといえるでしょう。ただ登って景色を楽しむだけではとても終わらない岩木山を、ぜひじっくり観光してみませんか。

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