■名称:吉野水分神社
■住所:奈良県吉野郡吉野町吉野山1612
■アクセス:近鉄吉野駅からロープウェイに乗り吉野山駅下車、そこからバスで奥千本口で降り徒歩で約30分
■拝観時間:8:00~16:00
■定休日:無休
■拝観料:無料 ※2019年6月現在
■公式・関連サイトURL:http://www.yoshinoyama-sakura.jp/temple/t_mikumari.php、http://www.yokb315.co.jp/index.php
奈良・吉野山に鎮座するパワースポット「吉野水分神社」の見どころ
奈良県にある吉野山は、山全体がユネスコの世界遺産に登録されており、一年中大勢の観光客が訪れています。見どころは日本一との呼び声も高い桜や紅葉が広がる光景でしょう。周辺にも世界遺産に登録されている数々の建造物があるので迫力もあります。吉野水分神社が創建された時期は不明ですが、慶長九年(1604年)に豊臣秀頼により再建されており、桃山時代当時の荘厳な建築様式を鑑賞することができます。社殿は本殿、拝殿、幣殿、楼門、回廊からなり、そのすべてが重要文化財に指定されています。吉野山の神秘的な雰囲気と相まって、パワースポットとしても高い人気を誇っている吉野水分神社。アクセス方法や紅葉などの情報を参考にしてみてください。
1. 本殿
本殿に祀られているのは、吉野水分神社の主神「天之水分大神(あめのみくまりおおかみ)」です。本来は水を司る神様ですが、「みくまり」が「御子守り(みこもり)」と訛って、子宝の神様としても祀られるようになりました。安産や子授け祈願の参拝客が多く訪れています。
本殿は中央が春日造、両脇が流れ造の三殿一棟造となっています。また本殿の右側には、非公開ではありますが国宝の木造玉依姫命(たまよりのひめみこと)坐像が安置されており、その文化財的価値の高さでも有名です。
2. 桜門と拝殿
神社の入り口には大きな朱塗りの鳥居があり、そこをくぐるとすぐに、朱塗りで二階建て屋根付きの楼門があります。秋は鳥居から楼門までの階段の両側が紅葉で色づき、また春は桜、夏は木々の緑、冬は雪の白の中に鮮やかな朱の門がよく映えます。観光客に人気の写真撮影スポットです。
楼門を入って左手の、本殿と向き合う形で拝殿があります。ここで参拝客が本殿の神様に祈りを捧げます。
3. 桜と紅葉の見ごろ
吉野水分神社は、春の桜と秋の紅葉が人気の観光名所。桜は、例年3月下旬頃から4月上旬頃に見ごろを迎え、大勢の観光客で賑わいます。特にシダレザクラが有名で境内はもちろん、広範囲に渡り咲いているのでお花見スポットとして楽しめますよ。
紅葉
出典: daysgoby_JPN / PIXTA(ピクスタ)
特に紅葉は、社殿の周辺を紅や黄色に美しく彩って参拝客の目を楽しませています。見頃は例年では11月上旬頃から中旬頃。ピークの頃は吉野山全体で多くの参拝客が訪れるため、交通状況などあらかじめ下調べをしておいたほうが良いでしょう。かなり奥まった場所にあるため、体力や足腰に自信のある方は周辺の散策と合わせて楽しめます。歩きやすい服装や靴を用意されることをおすすめします。
4. 御朱印
子宝の神と知られていることもあり、吉野水分神社の御朱印はとても人気です。特に春や紅葉シーズンには長蛇の列となりますので、それ以外の時期がおすすめ。可愛らしい御朱印帳もあるので、ぜひ行ってみてくださいね。
5. 回廊
中庭を囲む回廊からは、春は大きな枝垂れ桜を間近に眺めることができます。まるで桜に頭上を覆われているかのような絶景。美しく整備された中庭では、他にも季節の花々を楽しむことができますよ。境内全体は箱庭のようにコンパクトなので、ぜひ回ってみてくださいね。
◎ 最後に:駐車場とアクセス方法
吉野水分神社には無料で停められる駐車場がありますが、2台のみと停められる台数が少ないため、郊外駐車場に車を置いてバスか徒歩でのアクセスがおすすめです。交通機関を利用する場合は、近鉄吉野線「吉野駅」からロープウェイに乗り、「吉野山駅」で降ります。そこから「下千本バス停」でバスに乗り、「上千本口バス停」で下車。吉野水分神社まで徒歩で約30分です。ロープウェイの運行は期間限で、時期によって時刻表も変わるので、事前にホームページで運行状況を確認してください。
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