名称:鶴の舞橋
住所:青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150
公式・関連サイトURL:https://www.medetai-tsuruta.jp/spot/sightseeing/tsurunomaibridge.html
「鶴の舞橋(つるのまいはし)」は、テレビCMで流れてから脚光を浴び、一躍人気の観光スポットとなった青森県鶴田町にある優美な木造橋です。春は桜、冬は雪化粧など季節で変わる景観も人気の秘密。注目を浴びる観光スポット「鶴の舞橋」の魅力と絶景ポイント、周辺の見どころ、アクセス、イベント情報など幅広くご紹介します。
目次
「鶴の舞橋」を観光!岩木山に飛翔する優美な木造三連太鼓橋
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1.「鶴の舞橋」とは
津軽富士見湖の西部に架けられた「鶴の舞橋」は、全長300mもある日本一長い木造の三連太鼓橋(たいこばし)です。
太鼓橋というのは、太鼓の胴のような丸いアーチ橋のこと。アーチが3つ連なった鶴の舞橋は、青森産ヒバの丸太約3000本、板材約3000枚を使用して1994年に建造されました。この量は4LDKの住宅約30棟分というのですから驚きを隠せません。
鶴の舞橋が広く知られるようになったのは、2016年に吉永小百合さんが出演したJR東日本「大人の休日倶楽部」のCM です。その美しさから、一躍青森県の人気観光スポットになりました。
2.「鶴の舞橋」の魅力
鶴の舞橋が優雅さを感じる理由は、2羽の鶴が空に羽ばたく姿をモチーフにした橋だからでしょう。大きなステージ(踊り場)はオスの頭で、小さいステージがメスの頭。岩木山を背景にした三連のアーチ橋は、つがいの鶴が翼を広げて羽ばたいている優雅な姿に例えられ、鶴の舞橋と名付けられました。
橋の周辺には桜の木が植栽されており、春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、そして冬には雪化粧と、四季折々の美しい姿を見ることができます。さらに、朝昼夕など時間によって鶴の舞橋の違った顔が楽しめるのも見どころ。
ちなみに、橋の途中のステージで拍手をすると、鳴き龍現象で「ビリリリリィン」というような音が響くので試してみてください。
3.津軽富士見湖
鶴の舞橋が架かっている「津軽富士見湖」は、江戸時代に弘前藩4代藩主、津軽信政(つがるのぶまさ)が新田開発のために造らせた人工湖。実は津軽富士見湖は通称で、「廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)」が正式名称です。
春夏秋冬、季節を問わず多くの種類の野鳥を観察することができる自然豊かな観光スポット。鶴の舞橋は、広大な津軽富士見湖の北西端に架かっています。
名称:津軽富士見湖(廻堰大溜池)
公式・関連サイトURL:https://www.medetai-tsuruta.jp/web_magazine/legend/fujimilake.html
4.富士見湖パーク
橋の南西側は「富士見湖パーク」という公園になっています。わんぱく広場には、日本初の360度ループ滑り台、もはやフリーフォールともいえる怖い滑り台などの複合遊具などがあり、子供も大人も大興奮!
鶴のモニュメントがあるお祭り広場やアジサイの小径など、景色を見ながらのんびり散策してみてはいかがでしょう。バーベキューができる広場も併設されているので、大人から子どもまで楽しめる公園です。
名称:富士見湖パーク
公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2YzIhTM
5.「鶴の舞橋」の絶景ポイント
鶴の舞橋がよりキレイに見えるフォトポイントで、インスタ映えの絶景写真を撮影してみませんか。
◆「鶴の舞橋」の絶景ポイント①
泰山庭・自然庭園から少し歩いた道。ここからは鶴の舞橋の全景が見ることができます。
◆「鶴の舞橋」の絶景ポイント②
鶴の舞橋北詰から少し西、「アイリスの小径」周辺からは大きい踊り場を手前に、さらに津軽富士と称される岩木山を背景に鶴の舞橋を見ることができます。
◆「鶴の舞橋」の絶景ポイント③
売店駐車場周辺。ここからは小さい踊り場を手前に撮影することができますよ。
名称:富士見湖周辺お散歩マップ
公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2U2vBpD
6.丹頂鶴自然公園
丹頂鶴自然公園(青森)
— ずけもの (@200kemono) January 17, 2024
津軽富士見湖脇にあるタンチョウの生体を展示した施設。湖にかかる巨大な橋、「鶴の舞橋」の反対側にお店があるし、生垣でちょっと気付かれにくいけどこちらも要チェック。
タンチョウがいるよ pic.twitter.com/hzMd4tvx03
鶴の舞橋北側には、日本の特別天然記念物タンチョウ(丹頂鶴)を観賞できる飼育施設があります。かつてたくさんの鶴が飛んできたことからタンチョウ誘致を望む声が高まり、「丹頂鶴自然公園」が誕生しました。
間近でタンチョウを見ることができる丹頂鶴自然公園は、うれしいことに入場無料!毎日9:00から16:00まで、年中無休で開園しています。鶴田町に訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
※2024年5月現在の情報です。
名称:丹頂鶴自然公園
公式・関連サイトURL:https://www.medetai-tsuruta.jp/web_magazine/legend/cranepark.html
7.鶴田町歴史文化伝承館
「鶴田町歴史文化伝承館」は鶴田町の歴史や文化を後世に伝えるべく、2004年に廃校となった水元小学校の校舎を利用した施設。建物内ではたくさんの思い出が詰まった資料や展示物を見ることができます。
ノスタルジックな木造の校舎 、机と椅子が並べられた教室、階段や廊下...。ここには当時の学校の面影がそのまま残されているので、懐かしさで癒される気持ちになれますよ。
名称:鶴田町歴史文化伝承館
公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2TFsTBA
8.イベント情報
富士見湖パークでは、毎年ゴールデンウィークの頃に「桜まつり」を、毎年お盆の頃に「つるたまつり」が催されています。
桜まつり期間中は、津軽富士見湖全国へら鮒(ぶな)釣り大会、富士見湖一周マラソン大会、鶴の舞橋全国カラオケ大会を開催。つるたまつり期間中はねぶた、花火大会、龍神船の湖上運航などが実施され、どちらのイベントも地元民や観光客でにぎわっています。
名称:イベント情報
公式・関連サイトURL:https://www.medetai-tsuruta.jp/spot/event.html
9.「鶴の舞橋」へのアクセス
434/1741 青森県鶴田町 2023.8.16
— 自転車1741 (@RMnKNQoBRPpeFm5) August 29, 2023
津軽平野に位置し田んぼやリンゴ畑、ブドウ畑の多い穏やかな土地です。
鶴の舞橋は観光CMにも登場した場所。向こうには岩木山を望めます。
近くには丹頂鶴自然公園もあり間近で観察できます。
陸奥鶴田駅は鶴が羽を広げた姿に見えました。#鶴田町 #自転車旅 pic.twitter.com/jplazFoGYs
鶴の舞橋へのアクセスは、JR「陸奥鶴田(むつつるた)」駅から車で約15分。富士見湖パークには無料駐車場があるので、レンタカーで行っても安心です。
陸奥鶴田駅から期間限定で鶴田町特別料金タクシーが運行されたり、レンタサイクルを利用しても良いでしょう。
名称:鶴の舞橋へのアクセス
公式・関連サイトURL:https://www.medetai-tsuruta.jp/access.html
◎だから行ってみたい「鶴の舞橋」
鶴田町には、町名にもなっている「鶴」をモチーフとしたオブジェや建造物が数多く点在しています。鶴の舞橋の最寄り駅である陸奥鶴田駅も、鶴がモチーフとなった駅舎です。その他にも至る所に見つけることができるので、ぜひ探してみてください。
鶴の舞橋は、最近ではパワースポットとしても人気が高まっています。その理由は、鶴の舞橋が日本一「長い木」の橋だから。「長生き」できると注目が集まる鶴の舞橋を訪れ、あなたも渡ってみませんか。
◎「鶴の舞橋」改修工事情報
鶴の舞橋は2024年5月現在、大規模な改修工事中。再利用できる部材は残しつつ強度を高めるための工事です。工事中も橋の見学は可能で、イベント等は実施されます。
工事は第1期~第3期に分かれており、完了は2026年3月末の予定。橋の全面通行止め期間があるので、最新情報を公式サイトでご確認の上、お出かけください。
名称:「鶴の舞橋」改修工事による通行止め情報
公式・関連サイトURL:https://www.medetai-tsuruta.jp/19041.html
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