青森ねぶた祭り「ラッセラー」ダイナミックな夏祭りはこう楽しむ

画像出典:Herry Lawford

「青森ねぶた祭」は、毎年8月2日〜7日に開催される東北三大祭りの1つ。ダイナミックな「人形ねぶた」と呼ばれる巨大な立体灯ろうの山車(だし)が、青森市街地を練り歩くことで有名です。そんな青森ねぶたの特徴や見どころ、運行コース、巨大ねぶたの制作に至るまで、魅力をどーんとご紹介。さっそく、ねぶた・囃子(はやし)・ハネトによって盛り上がる、幻想的な青森ねぶたの世界へご案内しましょう。

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青森ねぶた祭り「ラッセラー」ダイナミックな夏祭りはこう楽しむ:目次

1.「青森ねぶた祭」の歴史

出典:ja.wikipedia.org

ねぶた祭は、七夕祭の灯籠(とうろう)流しが起源といわれています。けがれを流す「眠り流し」が「ねぶた」に変遷。その名残は、8月7日夜の「ねぶた海上運行」に見ることができます。

明治時代に大型化して発展すれば禁止令が出され、解禁されたと思えば戦争で中止になったりと、紆余曲折の歴史を歩みました。戦争が終わるとねぶたの巨大化はさらに進み、今のような大型の山車になっていったのです。

2.「青森ねぶた祭」の特徴と魅力

出典:commons.wikimedia.org

青森ねぶた祭の見どころは何といっても、毎晩練り歩く迫力ある派手なねぶたです。それぞれアートのようなデザインが見ごたえのある大型ねぶたが内部の照明で輝き、それに合わせて笛、太鼓、手振り鉦よりなるねぶた囃子が響き渡ります。

出典:photo-uny / PIXTA(ピクスタ)

この周りを「ハネト」と呼ばれる浴衣・花笠・帯たすきをまとった踊り子が、「ラッセ、ラッセ、ラッセーラー」と掛け声をかけながら飛び跳ねます。見物人も自由にハネトとなって参加し、祭りを楽しむことができますよ。

8月2日と3日の夜は大型ねぶたと子どもねぶた、8月4日と5日は大型ねぶたが運行。8月6日に各賞が発表され、6日の夜には受賞したねぶたが練り歩きます。8月7日は、昼の13時から大型ねぶたが運行。クライマックスは、19:15から青森港で開催される「ねぶた海上運行」です。花火とともに、フィナーレで盛り上がりましょう。

3.巨大ねぶたの制作

大型のねぶたは、ねぶた師と呼ばれる人が設計します。約3か月にわたり、300人以上もの人が関わり、2000万円という莫大な費用をかけて制作される壮大なプロジェクト。構想が決定すると、下絵を描き、色彩を決め、木材・針金・糸を使って枠を作り、内部の電気配線を施します。骨組みに2500枚もの奉書紙が貼られると、真っ白な大型ねぶたの形になり、墨書き、ろう書き、色付けされてようやく完成!感激の瞬間です。

ねぶた師の中でも、ねぶた祭に貢献する高い技術をもった職人は、「ねぶた名人」として一目置かれる存在。1958年に認定された初代の北川名人から、2012年に認定された北村名人まで、6名がねぶた名人として認定されています。

現在、20を超える団体がねぶたを制作しており、国の重要無形民俗文化財、および、青森市の伝統文化として保護されています。

4.運行コース・スケジュール

出典:ja.wikipedia.org

青森ねぶた祭の運行コースは、JR青森駅から東に新町通りを進み、平和公園通りを南へ右折、国道4号線と交差する堤町でさらに右折し、市役所前や県庁前を通り青森駅の方に戻っていく全長約3.1kmの長方形のルート。8月2日~6日は、このコース上に待機するねぶたが19:10~21:00頃まで運行します。

子供による8月2日・3日の子供ねぶたも可愛いですよ。6日には、初日から5日までに参加したねぶたを審査して、ねぶた大賞などを発表。8月6日は、新町通りの青い森信金の付近より、ねぶた大賞に輝いたねぶたを先頭に約20台のねぶたが練り歩きます。そして7日は、いよいよ祭りのフィナーレ。

4.フィナーレも必見!「ねぶた海上運行」「青森花火大会」

6日まで夜間にのみ運行していた巨大ねぶたが、8月7日は日中の13:00~15:00頃、市街地を練り歩きます。

出典:Christopher Liang

そして日が落ちた19:15頃、青森港で海上運行がスタート。ねぶたが陸奥湾沖を運行するのに合わせ、青森花火大会も開催されます。1万発以上の花火と海上を運行するねぶたが、陸奥湾を美しく彩ります!

5.ハネトに参加しよう!

ねぶたに随行して踊りまくる煌びやかなハネト。観光客でも当日に飛び込み参加することができるので、せっかくなら見るだけでなく参加してみませんか?

参加する方法はとてもカンタン!事前の登録や当日の受付などは、何も必要ありません。ハネトの衣装を購入するかレンタルで準備して、ねぶたが運行する10分前頃までに地元のハネトの団体に加わるだけでOK。予算の目安は、青森市内のデパートや洋品店などで購入する場合は衣装一式1万円ほど、レンタルなら4000円ほどです。

6.有料観覧席

コースのどこからでも通過するねぶたを鑑賞することができますが、ゆっくり座ってみたいという方には有料観覧席がおすすめ。青森観光コンベンション協会は、運行コースの15か所以上に全席指定の有料観覧席を設けています。

料金はパンフレット付きで1人3000円。市役所前には車いす用の観覧席もあります。7日昼・夜の観覧席セットは7000円です。

7.駐車場情報

ねぶたの運行時間には市内の交通が規制されます。サンロード青森には無料駐車場が用意されており、ここから青森駅までバスで約15分。最寄りのねぶた運行コースまで歩く場合は、30分ほどです。

運行ルートの交通規制は、21:20頃に解除されます。

8.ねぶた祭り期間以外は「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ!

出典:romy / PIXTA(ピクスタ)

青森ねぶた祭りの開催期間は、8月の6日間だけ。この祭り期間中に青森へ旅行に行きたいけれど、なかなか難しいのが現状...。そんな方にオススメなのが、JR青森駅のすぐ近くにある「ねぶたの家 ワ・ラッセ」です。青森コンベンション協会が運営するこのねぶたミュージアムでは、祭り開催期間以外でも本物のねぶたに出会うことができますよ。

出典:id.wikipedia.org

吹き抜けのホールには、受賞したねぶたなど、本物の巨大ねぶたが4台ほど展示されています。ねぶた囃子体験教室や講演会など、イベントや体験会も実施しているので、ぜひ寄ってみましょう。

※展示ねぶたを入れ替える8月9日~10日、年末年始の12月31日~翌1月1日は休館日です。

◎青森ねぶた運行の一口メモ・注意点

《ねぶたの運行について》
・21時の終了時間になると、運行は終了です。場合によっては、すべてのねぶたを見ることができないことがあります。
・逆に、ねぶたがコースを1周すると、時間前であっても終了します。

※2019年4月の情報です。

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