ダイビングやケイビングの名所!沖永良部島の観光スポット23選

画像出典:Toshiatsu.Tanaka /PIXTA(ピクスタ)

ダイビングやケイビングの名所!沖永良部島の観光スポット23選

奄美群島のひとつである沖永良部島(おきえらぶしま/おきのえらぶしま)。鹿児島県に属していますが、実は沖縄の方が近い島なんですよ。沖永良部島には、多くのダイビングスポットやケイビングが楽しめる鍾乳洞などが満載。これらのアクティビティは、沖永良部島を訪れる観光客に人気です。

さらに、離島ならではの自然溢れる観光スポットも豊富ですよ。
今回は、そんな沖永良部島の足を運びたくなる観光スポットを23ヶ所ご紹介いたします。

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ダイビングやケイビングの名所!沖永良部島の観光スポット23選

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1.昇竜洞

出典: Nao Iizuka/Flickr

鹿児島県の天然記念物に選ばれている昇竜洞は、3,500mほどの長さがある鍾乳洞です。そのうちの600mが一般公開されています。鍾乳石の発達が素晴らしいことで知られており、特にフローストーンと呼ばれている洞穴や、表面に薄く覆いかぶさるように床にできる鍾乳石は、日本で最大級のものなのだとか。

そんな迫力ある鍾乳洞を見ようと、終日多くの観光客がこの昇竜洞を訪れています。見学所要時間は約30分。大雨などの場合は、入ることができないこともありますのでご注意くださいね。

2.笠石海浜公園

1年を通して、様々な亜熱帯植物を観察できる笠石海浜公園(かさいしかいひんこうえん)。特に見ものなのが、4月下旬から5月中旬頃にかけて咲き誇るエラブユリです。この景色は格別なので、この時期を狙って沖永良部島に観光に訪れてみるのもオススメですよ!

また、エラブユリの形をしている展望台も、沖永良部島に訪れたのなら必見です。ぜひここで記念撮影をしてみてくださいね。さらに、ここではキャンプや海水浴もできちゃうのです。沖永良部島でのキャンプを満喫したい方にもおすすめできる観光スポットですよ。

沖永良部空港から車で10分程度とアクセス良好なのも嬉しいポイントですね。ぜひ沖永良部島を車で観光する方は、立ち寄ってみてくださいね。

3.ウジジ浜

波によって侵食されたことにより作り出された、笠型の奇岩が多くあるのがウジジ海岸です。また、角度によってさまざまな形に見えるので、何に似ている岩なのか探してみてはいかがでしょう。動物に見える岩もあるので、小さな子供連れでも沖永良部島を楽しめること間違いなしです!

さらにここは、沖永良部島での朝日を見るのに最適な観光スポット。沖永良部島へ観光に訪れたら、少し早起きをしてドライブがてら朝日を見にきてもいいかもしれませんよ。カップルで訪れたらロマンチック!沖永良部島のデートスポットとしてもオススメですよ!

4.日本一のガジュマル

出典: ja.wikipedia.org

沖永良部島の国頭小学校に植えられているガジュマル。新日本名木百選のひとつに数えられているほか、沖永良部島和泊町の天然記念物にも指定されています。このガジュマルは、国頭小学校の第一回卒業生により植えられてもので、すでに樹齢は100年を超えているそうですよ。

日本一と謳っているのも納得の大きなガジュマルですが、根回りは約8mで枝張りの直径は約22mもあるというから驚き。せっかくの沖永良部島観光、大きなパワーを持つガジュマルを間近で見てみませんか?国頭小学校までは、沖永良部空港から車で約7分です。

5.半崎

人気映画のロケ地としても有名な半崎。ここには迫力ある断崖絶壁があります。開放感溢れる絶景を望むことができるため、沖永良部島を訪れる観光客に大人気!晴れた日にはきれいな海と青い空、そして迫力ある断崖絶壁の共演を楽しんでみてはいかがでしょうか?さらに半崎からは、軍艦と間違われ爆撃されたことが由来となっている「軍艦岩」を見ることもできますよ。

6.タラソおきのえらぶ

海の直ぐ側にある施設、タラソおきのえらぶは癒やしの至福の時間を味わうことのできる贅沢なスポットです。本格的なタラソテラピーが受けられるとあり、沖永良部島の住民のみならず観光客も注目する施設。
ちなみにタラソテラピーとは、命のおおもとである海の恵みを体に取り込んで、身体のバランスを自然な形に取り戻すことが目的の自然療法のことです。

海水と同じ濃度のプールでは、ジェットプールや屋外プール、サウナなどがあり、いろんな教室が開かれています。さらに、もっと贅沢をして過ごしたい方は、トリートメントやパック、整体をお願いしてもいいかもしれませんね。こちらは、予約が必要となりますのでお忘れなく!

館内には、そのほかにトレーニングルームや休憩室、館内で利用できる道具や沖永良部島の名産品などを取り揃えたショップの営業もありますよ。水着やスイムキャップ、タオルなどはレンタルもできるので、沖永良部島観光途中に急に行くことを思いついても安心です!

7.沖泊海浜公園

出典: oekakiman / PIXTA(ピクスタ)

沖泊海浜公園はおよそ400mにわたって続くビーチです。混雑するハイシーズンゆっくりと過ごせる海水浴場として、特に人気のスポットとなっています。トイレやシャワーも完備されているので安心。さらにキャンプ場もあるので、沖永良部島を訪れるキャンパーにも人気の海水浴場といえるでしょう。

沖永良部島でのキャンプを満喫できるうえ、海水浴も楽しめるなんて贅沢ですよね。
沖泊海浜公園には駐車場もあるので、車での沖永良部島観光の際でも大丈夫ですよ。

8.田皆岬

沖永良部島の中で最も美しい景色が見られると、観光客が集まり賑わいを見せる田皆岬(たみなみさき)。青い空と海に白い灯台が映えて、その景色もまた見ものです。ここからは、野生のウミガメがひょっこり海面から顔を出す可愛らしい姿が見られることも!ちなみに、この場所も断崖絶壁です。観光する際は、充分に注意しましょう。

9.ダイビング

沖永良部島に観光に訪れたら、ぜひ挑戦していただきたいのがダイビング。沖永良部島周辺には、実に多くのダイビングスポットが存在しています。巨大なアーチが二つならんでいる「Wアーチ」やサメ穴がある「ハニク1」、ウミガメが寝ているという「ブルーリボン」、サンゴが一面に広がっている「ブルーコーラル」などなど。

せっかく沖永良部島まで訪れたなら、キレイな海に潜り日頃できない体験をしてみたいですよね。10歳から参加できる体験ダイビングなどもあるので、家族みんなで楽しむのも良いですね。カクレクマノミやウミガメに出会えるかもしれませんよ!

10.フーチャ

フーチャとは、潮吹き岩のこと。隆起したサンゴ礁が長い歳月をかけて荒波により浸食され、洞窟のようにえぐりとられた後、洞窟の奥の部分の天井が侵食されずに残ったことで、大きな口を開けているような姿になったものです。

迫力ある沖永良部島の自然の力を間近で感じられるスポットとして、観光客で賑わっています。遊歩道からフーチャを覗くことができますが、断崖絶壁にあるので足元に注意しながら見学してくださいね。

11.西郷南洲記念館

かの有名な西郷隆盛は、薩摩藩の重罪人となり沖永良部島へと流刑され獄中生活を送っていました。
そんな沖永良部島での牢居中に「敬天愛人」の思想が生まれたと伝えられており、後にこの記念館が建てられました。記念館の前には当時の牢獄が再現されており、中には西郷隆盛の像も!西郷隆盛の遺訓集である『南洲翁の遺訓』なども紹介していますよ。

12.越山公園

標高180mに位置する越山公園は、沖永良部島和泊町を一望できる観光スポットです。特におすすめは夜で、ここから眺める沖永良部島の夜景は必見!日中の開放的な雰囲気も素敵なので、ぜひどちらの景色も堪能してみてください。1月下旬から2月上旬には緋寒桜が咲き、花見を楽しもうと訪れる多くの人で賑わいます。

13.世之主の墓

ここは、15世紀の沖永良部島の主であった「世之主加那志(よのぬしがなし)」のお墓で、「トゥール墓」と呼ばれる琉球式の墓となっています。沖永良部島が琉球文化圏だったことを象徴するものとして、県の史跡にも指定されているんですよ。世之主の墓の近くには、世之主を祀っている世之主神社もあるので、ぜひ併せて足を運んでみてくださいね。

14.屋子母海岸

出典: civi / PIXTA(ピクスタ)

観光客に人気の海水浴場である屋子母(やこも)海岸は、砂浜から沖合いのリーフまで200mほどしかないのが特徴。そのため、色鮮やかな熱帯魚やサンゴ礁を見ることができるのです。ぜひこの海岸で、沖永良部島でのシュノーケルを楽しんでみてはいかがでしょうか?
キャンプ場もあり、夜に星空観賞するのもおすすめです。

15.ソテツジャングル

自生しているソテツの群生地であるソテツジャングルには、約600mの遊歩道があります。清々しい空気の中で散歩をしたら、きっと気持ちが良いですよ。この遊歩道の中間地点からは、東シナ海も一望できるので、ぜひ絶景を楽しんでみてください。このソテツジャングルの入口と出口は、それぞれ異なるところにあります。駐車場はありませんので、観光の際には充分にご注意くださいね。

16.ワンジョビーチ

海水浴を目当てとする観光客以外に、キャンパーが集まる場所として知られるワンジョビーチ。海開きは毎年4月に行われ、早い時期から沖永良部島での海水浴を楽しむことができます。トイレやシャワーも完備されているので、観光途中に立ち寄っても安心ですよ。

17.ジッキョヌホー

子供連れに人気の観光スポットがジッキョヌホー。ジッキョヌホーとは、知名町にある集落の名前の「瀬利覚(せりかく)の川」という意味なのだとか。集落の中心にあるジッキョヌホーからでる湧水は、沖永良部島の島民の生活を支えてきたといっても過言ではありません。夏にはここで水遊びをする子供の姿がたくさん見られますよ!ちなみに、ここの水は「平成の名水百選」にも選ばれています。

18.住吉暗川

鹿児島県の天然記念物に指定されている住吉暗川(くらごう)は、地下河川を伴う石灰岩洞穴です。石灰岩層の発達が目立つ、沖永良部島や与論島などでよく確認されています。「鍾乳洞とはどう違うの?」と不思議に思った方も多いはず。暗川は水源地として利用され、さらには社交の場としても活用されています。
要するに、地下水を汲み取ることが可能な場所ということなのです。

19.フローラルパーク

沖永良部島の島民の憩いの場として親しまれている総合公園が、フローラルパークです。テニスコートやグランドゴルフ場、そして子供連れに嬉しいアスレチックも完備!さらには、ゲートボール場やゴーカートまであります。小さな子供からお年寄りまで満喫できる公園ですね。

海のすぐそばなので、沖永良部島ならではのきれいな海を眺めながら、のんびりと過ごすのもおすすめ。そんなフローラルパークは、沖永良部空港から車で40分ほどの場所に位置します。駐車場もあるので、沖永良部島を車で観光する方にも安心ですね!

20.銀水洞

沖永良部島でのケイビングで最高峰とも謳われる銀水洞。テクニックが必要な鍾乳洞で、上級者向けとなっています。沖永良部島でのケイビング経験が2回目以上という条件があるほか、ガイドが2名つくことが基本となっているため、ケイビングツアー申し込みの際はご注意くださいね。

簡単には行くことができないからこその、絶景スポットでもある銀水洞。5m以上ある鍾乳石の壁や輪縁石に囲まれた水たまりのリムプールなど、とにかく見どころ満載です。沖永良部島のケイビングの聖地と言われるのも納得ですね。

ちなみに、今回ご紹介した銀水洞以外にも、沖永良部島にはケイビングを楽しめるスポットがあります。
大蛇洞や水連洞など、洞窟によりケイビングの所要時間や難易度が異なりますので、ご自身のレベルに合わせてチャレンジしてみてくださいね。

21.後蘭孫八城跡

優れた築城家として伝わる後蘭孫八。その後蘭孫八が約600年前に沖永良部島に築いたお城の跡地が、この後蘭孫八城跡です。沖永良部島が誇るパワースポットとしても知られる観光名所で、島民のみならず観光客もそのパワーをいただこうと集まる人気のスポットとなっています。

22.大山植物公園

沖永良部島で最も標高の高い大山。その大山の高台全体が、公園として整備されています。大山植物公園の特徴は、自然に溶け込んでいるということ。入り口や出口の看板はなく、まるで林の中を散策しているかのような気分を味わえるのです。

ここではヒカゲへゴやイジュ、ハイビスカスなどの熱帯植物が観察できるほか、冬には緋寒桜も見ることができるんですよ。ぜひ冬場は、一足早く見られる桜を堪能してみてはいかがでしょうか?さらにこの公園は、キャンプ場としても利用することが可能です。

23.和泊町歴史博物館

沖永良部島和泊町の歴史や文化、さらに文化財などが展示されている和泊町歴史博物館では、沖永良部島の特産であるエラブユリに関する資料も見られます。ミニ企画展が開催されることもあるので、ぜひ時期をあわせて訪れてみましょう。無料で頂ける資料もあるので、沖永良部観光の思い出に持ち帰ってみても良いかもしれませんね。

◎まとめ

島特有の景色が堪能できたり、自然と間近で触れ合えたり、さらには様々なアクティビティに挑戦できたりと盛りだくさんな沖永良部島。観光ももちろんおすすめなのですが、ぜひ沖永良部島の郷土料理も堪能してみてください。豆腐の味噌漬けやイソアワモチなど、ここならではのお食事を楽しめますよ!
さらに、鹿児島県の無形文化財である「ヤッコ踊り」や「花の島沖えらぶジョギング大会」などのイベントにも注目してみてくださいね。

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