湯布院で行きたいおすすめの観光スポット52選!

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湯布院で行きたいおすすめの観光スポット52選!

「温泉県」として知られる大分県で有名な温泉地「湯布院」。旅行先としても人気の湯布院には、温泉以外にも観光スポットがたくさんあります。自然豊かな湯布院ならではの絶景スポットや美術館、湯布院フローラルヴィレッジのような可愛らしい街並みが広がるテーマパークなど盛りだくさん!今回は、湯布院とその周辺で見逃せないおすすめの観光スポットをご紹介します!

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湯布院で行きたいおすすめの観光スポット52選!

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1. 金鱗湖

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湯布院の観光名所といえば「金鱗湖(きんりんこ)」。湖で泳ぐ鯉が、夕日に照らされて金色に輝いて見えたことからそう名付けられました。ここは湖底から温泉が湧き出るちょっと珍しい湖。そのため、冬になると外気との温度差で朝霧が発生し、なんとも幻想的な景色を望むことができるんです。

周辺には公園や美術館、神社もあるので、ぐるっと一周まわりながら観光するのがおすすめ。大量の鯉が生息する金鱗湖ならではの餌やりを、ぜひ体験してみてくださいね。鯉と鯉が重なりエサを奪いあう姿は、まるでお腹を空かせたピラニア!圧巻ですよ。JR由布院駅を出て、湯の坪街道をまっすぐ進んだ先が金鱗湖。途中、飲食店やお土産屋さんもあるので、湯布院到着後の最初の観光にぜひ。

2. 由布岳

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湯布院の街を見守るように佇む「由布岳」。別名「豊後富士」とも呼ばれ、山全体が国立公園に指定されています。『古事記』や『豊後風土記』にも登場するなど、古くから神の山として人々の信仰を集めてきた由布岳。天気が良ければ、山頂からは遠く四国まで見渡すことができます。

比較的登りやすいため、由布岳の登山目当てで湯布院を訪れる観光客もたくさんいます。興味があるかたはぜひチャレンジしてみてくださいね。登山口から約2時間ほどで、マタエと呼ばれる東峰と西峰の境目に到着。東峰コースはわりと普通の登山コースなのに対し、西峰コースは鎖場などがありかなり険しいです。登山初心者は東峰を目指しましょう。活火山である由布岳の噴火口の淵を歩く「お鉢巡り」も大人気。湯布院の中でもここでしか体験できない、スリル満点の観光をお楽しみください。

3. 由布院温泉

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九州一の呼び声高い「由布院温泉」。その人気は衰えることを知らず、近年では外国人観光客もたくさん訪れる温泉地となっています。源泉の数が約900と多く、湧き出る湯量も豊富。温泉は無色透明で匂いもないので、小さなお子様でも安心して入ることができますよ。

ケイ素を多く含むコバルトブルーの湯で有名な「庄屋の館」や、由布岳を一望できる露天風呂が自慢の「山のホテル夢想園」は特におすすめ。貸切家族風呂があり、リーズナブルなお値段で日帰り温泉を楽しめるとあって、休日は湯布院観光に訪れた家族連れで賑わっています。

高級旅館でゆっくり過ごしたい方は「湯布院御三家」を訪れてみてください。お料理が人気の「玉の湯」、温泉が自慢の「亀の井別荘」、高級感あふれる「山荘無量塔(むらた)」と、それぞれ魅力がいっぱい。きっとあなた好みの宿が見つかりますよ。

4. 狭霧台

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湯布院と別府をつなぐ「やまなみハイウェイ(県道11号)」。その途中にあるのが、由布院盆地を一望できる絶景スポット「狭霧台(さぎりだい)」です。朝霧がかかった湯布院の幻想的な姿を観たい方は、早朝観光がおすすめ!10月下旬から12月上旬頃までの、期間限定の絶景は必見です。

季節ごとに異なる表情をみせてくれる湯布院。どの季節も捨てがたいですが、やはり冬季の雪化粧をした湯布院の街と朝霧のコラボは外せませんよ。ただし、朝霧が出る早朝はかなり寒く道路が凍結することも。
運転には充分気を付けましょう。

もう一つの楽しみは頭上にそびえ立つ由布岳。湯布院のシンボルをかなり間近で見ることができます。駐車場や売店も完備されているので、休憩がてら立ち寄ってみるのも良いですね。由布岳と湯布院の街並みを一度に味わえる狭霧台。おすすめです。

5. 湯の坪街道

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JR由布院駅と人気観光スポット金鱗湖をつなぐ小路。ここは湯布院で最も観光客の集まる「湯の坪街道」です。とにかく「何を食べよう?」「お土産は何にしよう?」と迷ったらここに来てみましょう。湯布院一の繁華街には飲食店やお土産店、スイーツショップ、工房など70を超える店舗が揃っているので、きっとお腹も心も満足することができますよ。

湯の坪街道での楽しみはやはり食べ歩き。天ぷらやロールケーキまでテイクアウト仕様になっているなんてうれしいですね。最近ではプリンを使ったスイーツが人気で、プリンどら焼きや、湯布院産の醤油で作ったプリンなんかもあるそうですよ。

男性にはボリュームたっぷり湯布院名物「ゆふいんバーガー」がおすすめ。大分名物のとり天はぜひ味わって頂きたい一品です。風情ある温泉街の雰囲気とはまた違った、ちょっと賑やかなメインストリート。湯布院の魅力がまた一つ増えましたね。

6. 湯布院フローラルヴィレッジ

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温泉の街、湯布院に突如現れたメルヘンな街並み。まるでファンタジーの世界に迷い込んでしまったような、そんな不思議な体験ができるのが新たな観光名所「湯布院フローラルヴィレッジ」です。イギリスで「世界一美しい」と称されるコッツウォルズ村の街並みを再現したテーマパークで、湯布院を訪れるファミリーや女性観光客に大変人気があります。

街並みや庭園をちょっと散策するだけでも充分ですが、せっかくなのでショップに立ち寄ってみてください。『ふしぎの国のアリス』や『魔女の宅急便』、『ピーターラビット』などといった、名作の世界を再現したカフェやお土産店がたくさんあります。湯布院らしからぬ、おとぎの国の世界をお楽しみ頂けますよ。

ふれあい動物園「フクロウの森」は、お子様と一緒の観光にぴったり。『ハリーポッター』の衣装を着てフクロウと撮影ができるフォトスタジオで、観光記念に一枚いかがですか?きっと忘れられない湯布院の思い出になるでしょう。

7. JR由布院駅

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湯布院観光の玄関口でもあり出発点となるのがこの「JR由布院駅」。旧由布院町エリアに位置するため「由布院」と表記されます。吹き抜けのロビーとモダンで美しい外観が印象的。大分出身の建築家である磯崎新氏が設計したことでも注目を浴びました。

ギャラリーを併設した待合室や有料の足湯温泉など、施設も充実しているため観光スポットとしても人気。ギャラリーには、湯布院町内にある美術館から借りてきた作品が少しずつ展示されています。毎月入れ替えが行われているので、何度訪れても異なる作品に出会えますよ。

足湯温泉はなんと1番線のホームにあります!これにはびっくり。足湯に浸かりながら電車を待つなんて本当に贅沢ですよね。タオル料込みでもかなりリーズナブルなので、湯布院観光の途中にほっと一息つきたい方にはおすすめです。

8. 辻馬車

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1975年に起きた湯布院を震源とする直下型地震により、すっかり客足が途絶えてしまった湯布院の町。
そんな状況を脱するための「観光の目玉」として始まったのが、この「辻馬車」でした。馬車に揺られながら湯布院ののどかな街並みを観光できるとあって、常に馬車は満員状態。子供を連れたファミリー層には特に人気があり、すぐに予約が埋まってしまうそうですよ。

予約は由布院温泉観光案内所内で当日受付となります。1日に15便運行していますが、一度に乗れるのは10名ほど。絶対乗りたい!という方は、とにかく湯布院到着後にすぐ予約を入れましょう。コースはだいたい50分前後で、JR由布院駅から湯布院の観光名所(佛山寺と宇奈岐日女神社)を経由して、再びJR由布院駅に戻ってきます。

各スポットでの観光時間もそれぞれ10分ほどあるので充分に楽しめますよ。ほかにもレンタサイクルや人力車、「スカーボロ」と呼ばれる英国のクラシックカーなど、湯布院観光に便利な乗り物が充実。シーンに合わせて利用してみてくださいね。

9. 宇奈岐日女神社

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「宇奈岐日女神社(うなぎひめじんじゃ)」は、湯布院を守る神様が祀られている人気の観光スポットです。一瞬「あのウナギ?」と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。かつて湖であったこの地を盆地へと変えた宇奈岐日女。(※地元・湯布院では「うなぐひめ」と呼びます。)

その宇奈岐日女が鰻(ウナギ)の化身であったとか、うなぐ(匂玉などの装飾品)を身につけた高貴な巫女であったとか。どうやら名前の由来は諸説あるようです。社伝によると、創祀はなんと西暦82年!歴史ある神社だけあって、古くからパワースポットとしても大変人気があったんだとか。1万坪を超える広大な敷地内には巨大な杉の木がたくさん植えられています。

残念ながら平成3年に湯布院を直撃した台風19号により、樹齢600年の大杉を含む144本もの杉の木が犠牲となりました。現在はその中のいくつかだけを残し切り株のみ展示しています。宇奈岐日女神社は、辻馬車やスカーボロの観光ルートにも含まれておりアクセスも良好。湯布院観光では外せない名所ですよ。

10. 天祖神社

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湯布院の観光名所・金鱗湖のほとりに佇む「天祖神社(てんそじんじゃ)」は、天祖の神(天之御中主の神)を含む4柱の神を祀った神社です。かつて湖だった地を盆地へと変えた宇奈岐日女でしたが、実はその時、湖には龍が住んでいました。住処を失いそうになった龍は「少しで良いから安住の地を残してください」と天祖の神に懇願。神はその願いを聞き入れ金鱗湖を残してあげました。

龍はその御礼にと金鱗湖から温泉と清水を湧き出させ、しばらく湖に留まると天へと昇っていったそうです。その龍が残したと言われている清水は、現在も神社の両脇から湧き出ており、湯布院町民の生活用水として使用されています。なんだか神秘的ですよね。

天祖神社には、市の天然記念物にも指定されている御神木の大杉があります。さらに天祖神社は、パワースポットとしても有名。宇奈岐日女神社や仏光寺とあわせて、湯布院パワースポット巡りを楽しむのもおすすめですよ。

11. スカーボロ

辻馬車と並んで人気の「スカーボロ」。湯布院の街で一際目を引くこの乗り物は、英国製のクラシックカーを改造した乗合バスです。真っ赤な車体が印象的。一見、田舎の風景には不釣り合いのようですが、なぜか湯布院の街に馴染んでいて、見ているだけでほっこりした気持ちになれるのです。

「ゆふいんフローラハウス」「興禅寺」「宇奈岐日女神社」の3箇所を巡って、発着所であるJR由布院駅に戻ってくるルート。各スポットにて下車観光ができ、さらに車掌さんのガイドも聞けるとあってとても人気があります。運行は1日5便のみ。日本でスカーボロに乘れるのは、長崎のハウステンボスとここ湯布院のみなので、観光に訪れた際はぜひ!!

12. 塚原高原

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とにかく自然の中でのんびり湯布院を満喫したい方には「塚原高原」がおすすめ。「奥湯布院」とも呼ばれるこの地域は由布市と別府市のちょうど境目あたりに位置し、塚原温泉としてもよく知られています。

ただただ自然を眺めながら癒されるも良し。乗馬や温泉を楽しみながらリフレッシュするも良し。ここでは不定期で開催されるイベントも多く、特に大草原の中で行われるヨガは大人気。湯布院観光のついでに参加するだけじゃもったいないですよ。

「塚原高原」は宿泊施設や食事処、ショップも充実。中でも木のクラフト専門店「KIYA-KAMINO」はぜひ立ち寄って頂きたいお店です。一つ一つ丁寧に作られた木のぬくもり溢れる作品は、家具やオブジェなどオーダーメイドも可能。普段使いできるカトラリーやおもちゃは、湯布院観光のお土産にもぴったりですよ。

観光で何か困ったことがあったり、塚原高原について詳しく知りたい方は「塚原高原観光案内所」を訪れてみてください。無料の観光パンフレットを配布しています。毎月15日に行なわれる野菜販売がこれまた人気で、新鮮な地元の野菜を求めて遠くから足を運ぶリピーターも多いのだとか。湯布院町塚原産の野菜を味わいたい方はぜひ!

13. マルク・シャガールゆふいん金鱗湖美術館

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湯布院周辺で一際目を引く洋風の建物。ここは、ロシアの有名画家マルク・シャガールの作品を39点を展示している「マルク・シャガールゆふいん金鱗湖美術館」です。「アートの街」湯布院でも特にファンの多い美術館で、金鱗湖畔という立地条件もまた素敵。その佇まいはまるで絵画のようです。

施設内にあるショップでは、作品にちなんだグッズはもちろんのこと、湯布院ゆかりのアーティストたちによるオリジナル商品も充実。入館はせずにショップだけ利用することも出来ますよ。

1階にある「カフェ・ラ・リューシュ」では、モーニングメニューが大人気。金鱗湖を眺めながらテラス席でモーニングコーヒーを頂けるなんて、なんて優雅なんでしょう。朝霧が立ちこめる金鱗湖の神秘的な姿を見たい方には、冬場の朝一がおすすめですよ。湯布院の朝はかなり冷え込みますが、ひざ掛けの貸出もあるので安心してくださいね。

14. 塚原温泉火口乃泉

日本三大薬湯の一つ「塚原温泉 火口乃泉」。名湯の多い湯布院の中でも、最も有名な温泉といっても過言ではないでしょう。泉質はPH1.4とかなり強めの酸性で、鉄の含有量は全国で第一位を誇っています。

鹿が湯治をしていたことから発見されたと言われている塚原温泉。様々な適応症の中でも特に皮膚病に良いと評判で、遠方からもたくさんの人が訪れています。この湯布院の名湯、なんと通信販売もされているんですよ。日本全国であればどこでも発送可能。「ちょっと湯布院までは行けないけど…」という方におすすめしたい一品です。ただし、刺激が強いので、体調と相談しながら使用してくださいね。

塚原温泉に来たからには、やはり火口を見学しましょう。伽藍岳の中腹にある火口からは、モクモクと噴気の上がる地獄のような姿を見ることができます。一部、強めのガスが噴出している立入禁止区域があるので、お子様と一緒に観光に行かれる方は要注意です。

火口前広場からは塚原高原の絶景を望むことができ、さらに蒸気で作った名物の温泉卵が味わえるなど楽しみもいっぱい。観光の締めは貸切の家族風呂でいかがでしょうか?ファミリーやカップルで楽しむも良し。ゆっくり浸かって湯治をするも良し。湯布院屈指の名湯をお楽しみください。

15. 由布川峡谷(由布川渓谷)

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60m級の断崖が約12kmに渡り続く「由布川峡谷(由布川渓谷)」。湯布院観光の穴場スポットとして、観光客や地元民に密かに人気があります。のどかな湯布院の温泉街の景色からは想像もつかないような、大自然の荒々しい姿と神秘的な姿。その美しさから「東洋のチロル」とも称賛されています。

渓流の中を散策することができるので、夏は涼みに訪れる観光客が多いそうですよ。ただし、雨が降ったあとなどは水かさが増すので気をつけましょうね。また、ここは紅葉の名所としても有名で、「九州百景」にも選ばれています。マイナスイオンに囲まれながら自然を楽しめる、まさに湯布院のオアシス。訪れる価値ありですよ。スリル満点の体験をしたい方は、「由布川峡谷ツアー」に参加してみましょう。

このツアーの目玉は15mの滝を滑り降りる「滝降下」。中学生以上であればお子様でも参加ができるので、迫力ある大自然を家族で楽しんでみてくださいね。断崖の間に挟まれた岩「チョックストーン」や吊り橋など見どころも充実。湯布院中心部からはちょっと離れていますが、絶景を見に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

16. 下ん湯

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湯布院一の観光名所・金鱗湖の畔にある歴史ある共同浴場「下ん湯」。茅葺屋根の風情ある建物が印象的な、湯布院を代表する混浴施設です。知る人ぞ知る秘湯であったのはもう過去の話。最近では観光客も増え、特に見学目的だけに訪れる外国人も多いんだとか。

ゆっくりお湯に浸かりたい方は人の少ない早朝が狙い目ですよ。運が良ければ貸切風呂なんてことも。朝霧立つ金鱗湖の絶景を望みながら、朝から露天風呂に浸かれるなんて、これぞ湯布院ならでは。旅の醍醐味ですね。お湯にも定評があり、入浴料もリーズナブル。脱衣所と浴室が一体化しており完全混浴なので女性には厳しいかもしれませんが、「我こそは!」という勇敢な方、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

17. 大杵社

湯布院屈指のパワースポットといえば「大杵社(おおごしゃ)」の大杉。国の天然記念物にも指定されています。とにかくその大きさびっくり!幹には空洞があり、その広さはなんと約3畳にもなるそうです。樹齢は千年以上とも言われていますが、確かなことはわかっていないんだとか。

明治時代にはゴミ焼きの火が幹の空洞に入り込んでしまい、2年以上も燃え続けるという災難に見舞われました。それでも今もなお、元気に成長し続けていることから、「奇跡の大杉」なんて呼ばれたりもしているんですよ。大自然の中にひっそりと佇む大杵社は、森林浴にもおすすめです。

湯布院中心部からほど遠くない場所で、森林浴が楽しめるなんて思いもしませんよね。マイナスイオンと大杉からのパワーを吸い込めば運気アップすること間違いなし!ご利益は健康長寿や商売繁盛、家内安全などがあります。境内には駐車場や休憩所もあるので、湯布院観光へ来たらぜひ立ち寄ってくださいね。

18. 人力車

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湯布院観光の足、3つ目は「人力車」です。近年では外国人観光客をターゲットとしたサービスとして、日本全国の有名観光スポットでもたびたび見かけますよね。なんと湯布院には女性の車夫さんがいらっしゃるんですよ。女性といえど侮るなかれ。その仕事っぷりは男性顔負け。英語も堪能な彼女は、湯布院を訪れる外国人観光客に人気だそうです。

料金はコースによって異なります。車夫さんのトークも面白く、普段の観光では通らないような道にも案内してもらえるので、特別感を味わいたい方の湯布院観光にはおすすめ。穴場スポットやお店なんかも教えてくれたリするんですよ。日本の伝統ある乗り物に乗りながら観光地巡りができるなんて贅沢ですね。ぜひ田園風景の中で湯布院の風を感じてみてください。

19. 由布院ステンドグラス美術館

ヨーロッパの教会などでよく見かけるステンドグラス。湯布院にもそんなステンドグラスを楽しめる施設があるのをご存知でしたか?「由布院ステンドグラス美術館」は、有名芸術家によるアンティーク作品や製造過程などを展示している日本初の本格美術館で、1996年に開館しました。

驚くのはそのこだわりっぷり。ステンドグラスはもちろんのこと、内装および外装の健材や家具は全て英国から調達したものだそうです。さらに建築に関しても、英国人職人の指導のもと行われたのだとか。施設内にある聖ロバート教会は、そのステンドグラスの美しさから結婚式場としても人気です。

美術館の前は辻馬車の観光ルートにもなっているので、ヨーロッパ気分を味わいたい方にはおすすめ。ここでの観光の目玉は、なんといってもステンドグラス体験です。世界に一つだけのオリジナルステンドグラスが作れちゃいますよ!湯布院でステンドグラス体験ができるのはここだけ。それゆえ、観光シーズンはすぐに予約が埋まってしまいますので要注意です。

20. 湯平温泉

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レトロな雰囲気を楽しみたい方は「湯平温泉」が良いですよ。「湯平温泉」は湯布院の中でも旧湯平村エリアにある歴史深い温泉で、かつては別府に次ぐ名湯としても知られていました。大正から昭和にかけては湯治場として発展。その湯は飲用としても用いられ、消化器系の病気や便秘に良いそうです。

「湯平温泉」には5つの共同浴場があります。独特の入浴法で人気の「金の湯」、足湯や飲泉湯も楽しめる「銀の湯」、絶景が自慢の「中の湯」、砂底から温泉が湧き出ていたという「砂湯」、ゆったり広めの「橋本温泉」など。それぞれ異なる魅力にあふれています。

入浴料が格安なので、温泉をハシゴしてみるのも良いでしょう。湯平温泉に宿泊の方は、無料で共同浴場を利用することも可能です。最寄り駅はJR湯平駅ですが、温泉郷までは徒歩で1時間ほどかかる上、タクシーもほとんど走っていません。訪れる際は、平日のみ運航しているJR由布院駅発のシャトルバス、もしくは湯布院町内からタクシーを利用しましょう。

21. やすらぎ湯の坪横丁

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14店舗が軒を連ねる「湯の坪横丁」は、湯布院のメインストリート・湯の坪街道にあります。ここでは湯布院土産にぴったりな民芸品やスイーツ、ご当地グルメとなんでも勢揃い。ガラス細工やトンボ玉を販売する「ゆふいん創作館」では、トンボ玉を使ったオリジナルアクセサリーを作ることができます。

かかる費用は材料費のみなのでとてもリーズナブル。切子グラスやステンドグラスで作ったサンキャッチャーは、お土産にもおすすめです。やっぱり食べ物!という方は「夢民」を訪れてみてください。大分県産のゆずを使った柚子胡椒や柚子味噌、湯布院産のちりめんじゃこなど美味しい特産品が手に入ります。

ショッピングのあとはゆっくり足湯に浸かりましょう。ここは日本最大級のフィッシュスパ。古い角質を食べてくれるというあの「ドクター・キッスフィッシュ」が約5000匹もいるのだとか。美肌効果も期待できるとあって、特に若い女性を中心に賑わっています。温泉三昧の湯布院観光、締めはフィッシュスパでいかがでしょうか?

22. 佛山寺

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金鱗湖に中に建つあの鳥居、実は佛山寺のものだということをご存知ですか?かつてはお寺にも鳥居がありましたが、明治時代に発令された「神仏分離令」により、壊されたり移転させられたという歴史があります。あの鳥居も同じく、明治時代に佛山寺から天祖神社のある金鱗湖へと移されたものなのです。

湯布院の中でも古き良き姿を残す観光スポットとして人気の佛山寺。シンボルでもある茅葺屋根が印象的な山門は、湯布院最古の木造建築なのだとか。本堂にある「由布霊山観世音菩薩」は、33年に一度しか開帳されない大変貴重なもの。次回は御開帳は2021年ですよ。これは見逃せないですね!

佛山寺では写経や坐禅なども定期的に行なわれており、年間行事も豊富。観音堂入口にある「こども文庫」では、仏教にちなんだ紙芝居や絵本の貸し出しもあります。お寺や神社の観光はついつい飽きてしまいがちな子供ですが、ここなら大丈夫。湯布院観光の休憩スポットとしてもおすすめです。

23. 男池園地

湯布院屈指の名水といえば「男池園地」。生活用水として使用する方や、遠方から訪れるファンも多い「日本の名水100選」の一つです。湧水量も豊富で、その量なんと1日あたり2万トン!湧水はケイ酸とカルシウムを多く含むため、うっすら青みがかっており実に神秘的です。見ても飲んでもとにかく美味しい!

湧水は無料で飲み放題・汲み放題。お土産用に空のボトルや水筒を忘れずにお持ちくださいね。湯布院の名水で淹れたコーヒーや紅茶はまた別格ですよ。

男池は「阿蘇くじゅう国立公園」内にあり、少し下って行くと「名水の滝」に到着します。ちゃんと歩道も整備されているので、ちょっとした観光や森林浴にはぴったり。季節の草花や木の実を愛でながら散策すれば、きっとリフレッシュできるでしょう。湯布院の癒しスポットナンバーワンは、ここで決まり!

24. 湯布院昭和館

風情ある湯布院の街並みも素敵ですが、もっとレトロな雰囲気を楽しみたい方は「湯布院昭和館」を訪れてみてください。昭和30年代をテーマに作られた施設内は、どこもかしこも懐かしさでいっぱい。街並みも民家も学校も病院も、映画のセットかと見間違えるほど忠実に再現されています。

施設内にある駄菓子屋さんには、これまた懐かしいグッズや駄菓子が目白押し。幼い頃に憧れたであろう、戦隊モノのお面なんかもありますよ。お一つお土産にいかがでしょうか?きっとドンピシャ世代には喜ばれること間違いなしでしょう。2階にある「夢美術館」にもぜひ立ち寄ってみてくださいね。

『裸の大将』でも知られている画家・山下清にちなんだ美術館で、放浪の旅に出た際に使用していたリュックサックや、その時描いた原画、貼り絵などが展示されております。小規模ながらも見応え充分。昭和を知らない平成生まれの若者たちでも楽しめる、湯布院のおすすめ観光スポットです。

25. トリック3Dアート湯布院

大人も子供も大興奮の「トリック3Dアート湯布院」。湯布院観光の思い出を面白おかしく写真に収めたい方にはぴったりの観光スポットです。錯覚を利用して作られたトリックアートを用いて、みんながあっと驚くような最高傑作を手に入れちゃいましょう!

ここでは毎年1回作品の入れ替えを行っています。「もう見たことあるし…」なんてことにはなりませんのでご安心を。季節ごとのイベントとコラボした限定アートなんかもあるので、何度訪れてもきっと楽しめますよ。トリック3Dアート湯布院は、JR由布院駅から湯の坪街道を15分ほど進んだところにあります。

抱っこしていればわんちゃんの同伴も可能。雨の日の湯布院観光には外せないですね。湯布院町内の宿泊施設にパンフレットが置いてあり、入場割引クーポンが付いているので、観光を予定している方はお見逃しなく!

26. ゆのつぼ温泉

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由布院温泉の中でも穴場スポットとして知られている共同浴場「ゆのつぼ温泉」。ここは江戸時代の文献にも記されたこともある湯布院の名湯です。観光客であふれる湯の坪街道を、大分川方面へ少し入ったところにある静かな浴場で、「子宝の湯」としても有名。宿泊施設を利用する観光客が多いせいか、日中はほとんど人影のない、湯布院の中でも特におすすめの穴場温泉なのです。

ヒノキや御影石で造られた浴室は、共同浴場ですが清潔感があり、それもまた魅力の一つ。湯布院観光で疲れた体を癒やすにはぴったりですね。ここは地元民と観光客の両方が、入れ替え制で利用するちょっと変わった施設。観光客が利用できるのは10時から18時までです。18時以降は湯布院住民専用となるので、訪れる際は注意しましょう。

27. 岩下コレクション

世界的にもレアなバイクを中心に、オーナーが収集したこだわりグッズを展示している「岩下コレクション」。湯布院の中でも特に年配の方や男性観光客に人気の観光スポットです。30年以上もの年月をかけて集められた収集品の数々は、全て合わせると数十万点にも及ぶのだとか。世界に一台しかない時価1億円のバイクや、ホンダバイクの第1号など、歴史的に価値のあるものばかり。バイク好きにはたまりませんね。

もちろん展示されているのはバイクばかりじゃありません。故ダイアナ元妃の実家で使われていたステンドグラスや、昭和時代によく見かけた看板など、とにかくバラエティー豊富。きっとあなたの興味を引くような一品に出会ます。わざわざ遠方から観光客が訪れるのも頷けますね。

湯布院ICからも約2分とアクセスも良好。ツーリングやドライブついでに足を伸ばしてみるのも良いですね。入館の際に配られる「入館証」があれば、次回は半額で入館できるので、湯布院滞在中に何度でも訪れてみてくださいね。

28. 由布院空想の森アルテジオ

湯布院のメインストリートからちょっと外れた、静かな場所に佇む「由布院空想の森アルテジオ」。
湯布院御三家の一つとしても有名な高級旅館、「山荘無量塔(むらた)」の創業者が建てたことでも知られています。

ここは音楽と美術を融合させた珍しいミュージアム。常時流れる音楽とモダンなインテリアが優雅な気分をより一層盛り上げてくれます。ソファや読書室もあるので、アートな雰囲気に浸りながらゆっくりと流れる時間を過ごせますよ。館内に併設されているショコラティエは、ぜひ立ち寄りたいおすすめスポットです。

大分県産の柚や茶葉など、こだわりの食材を使ったチョコレートは観光客にも大人気で、この商品目当てで訪れる方もいらっしゃるほど。湯布院観光のお土産としても喜ばれますよ。すぐに食べたい!という方は隣にあるカフェへ。森の中で過ごすティータイムはきっと至極のひとときとなるでしょう。

29. 白水鉱泉

湯布院を代表する名水の中でも、ちょっと珍しい自然に湧き出る炭酸水「白水鉱泉」。別名「ラムネ水」とも呼ばれています。炭酸水が湧き出るの?!と驚かれた方も多いはず。でも設置されている蛇口をひねると、本当にシュワシュワと音を立てながら新鮮な炭酸水が噴出してくるのです。

最近ではダイエットや便秘に良いとされ、日常生活に取り入れている方もたくさんいますよね。実際に「万病の良薬」といわれ、わざわざ遠方からお水を買いに来る方もいらっしゃるそうですよ。お水はその場で飲む分のみ無料で、持ち帰り分は有料となります。

おすすめの飲み方は自家製オリジナルドリンク。砂糖を溶かせばサイダーに、カルピスと混ぜればカルピスソーダーになります。大人はやはり焼酎の炭酸割りでしょう。絶品の湯布院産天然水を使って、自分好みの飲み方をお楽しみくださいね。

30. 蛍観橋

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ゲンジボタルの生息地としても知られている湯布院。その中でも特に多く見られる場所が湯の坪川に架かる「蛍観橋(ほたるみばし)」付近なのです。JR由布院駅から徒歩20分ほどとあって、そこに広がるのはのどかな田園風景。すぐ近くの金鱗湖から流れる大分川やその支流一帯でも、ホタルの乱舞を見ることができるんですよ。これは、湯布院の空気と水がきれいな証拠。いつまでも守っていきたい景色ですね。

見頃は5月末から6月下旬頃までで、夜20時頃にピークを迎えます。周辺には旅館やペンションもあるので、ゆっくりホタル観賞をしたい方にはここでの宿泊がおすすめ。送迎サービスを行っている宿もあるので、ぜひ利用してみてくださいね。

31. 湯布院町中央児童公園

観光中に子供が疲れてしまった。そんな時は「湯布院町中央児童公園」がおすすめ。湯の坪街道沿いにあるごく普通の公園なのですが、なんと本物の蒸気機関車D51が展示されているのです。周りにはロープが張ってあるので触れることはできませんが、間近で見学することができますよ。これはSLマニア必見ですね。

湯布院の湯の坪街道沿いで公園はここだけ。ちょっと休憩したい時にはぴったりですよ。湯の坪街道でテイクアウトしたものを持ち込んで、ゆっくり味わう観光客の姿も見かけます。ちょっとした遊具やゲートボール場もあり、地元の人々も訪れるまさに湯布院の憩いの場。のんびり由布岳を眺めながらホッと一息ついてみてください。

32. 九州自動車歴史館

湯布院には昭和を感じさせるレトロな観光スポットがたくさんあります。「九州自動車歴史館」もその一つ。ここは、世界中から集めたクラシックカーやバイクを展示しているミニ博物館です。湯布院の街を歩いていて、ここに気付かない人はまずいないでしょう。敷地内には「鉄人28号」の人形や二輪車が所狭しと展示されており、とても賑やかなんです。

ガソリン不足で困っていた時期に開発された木炭車や、昔懐かしいオート三輪車、ボンネットバスはぜひ見ておきたいですね。実はこのボンネットバス、40年以上も前に作られたものなんですがまだまだ走ることができるんですよ。イベントなどがある時のみの特別運行なので、乗車できた方はラッキー!きっと忘れられない湯布院観光の思い出になるでしょう。

館内にはこれまた現役のジュークボックスがあり、懐メロを聞くことができます。ショップにはミニチュアカーが販売されており、子供たちに大人気なんだとか。年配の方から子供まで楽しめる要素がぎゅっと詰まった「九州自動車歴史館」。家族での観光にはもってこいですよ。

33. コナラ原生林

出典: 涼然/PIXTA(ピクスタ)

みなさんは「コナラ」という植物をご存知ですか?別名「ミズナラ」と呼ばれるブナ目ブナ科の木で、どんぐりが実ることでもよく知られています。どんぐりの木なら一度は見たことがありますよね。湯布院にはそのコナラが生い茂る原生林があるんです。約400年以上もの間、人の手が加えられていないとても珍しい場所。まさに「手付かずの自然」ですね。

コナラのほか、カエデもたくさん生息しているため秋は湯布院屈指の紅葉の名所としても有名です。金鱗湖と原生林の紅葉、そしてその後ろにそびえ立つ由布岳のコラボレーションはまさに絶景。最も湯布院らしい景色とも言えるのではないでしょうか?原生林の中はほとんど陽が当たらないため、日中でも暗くて危険です。ついつい間近で見てみたくなりそうですが、むやみに立ち入らないように注意しましょう。

34. 末田美術館

近年では「芸術の街」としても知られるようになった湯布院。あちらこちらに個人経営の美術館や工芸品店があります。「末田(すえだ)美術館」は、かつて東京で活動していた末田夫妻が湯布院の街に魅了され移住し、1981年に開館した美術館です。

こじんまりとしていますが、館内にはショップやカフェもあり、庭園にも作品が展示されていたりと内容は本格的。作品に使用する素材も布や石、プラスチックなど変わったもばかりなので、見ていてとても楽しいですよ。作品ができ次第、展示を入れ替えているので、何度観光に訪れても新鮮味があり見応えも充分。

湯布院の美術館巡りなんかもおすすめですよ。館内にはアトリエが併設されており、運が良ければ製作中の夫妻に会えるかも。湯布院を「芸術の街」へと発展させた先駆者たちの作品を観に行ってみませんか?

35. 九州湯布院民芸村

湯布院の中でも特に目立つ古い建物。まるで江戸時代に迷い込んだかのような、不思議な空気が漂うここは「九州湯布院民芸村」です。九州各地から集められた古いお屋敷が建ち並んでいるので、観光するだけでもワクワクしますよ。それぞれがお土産店や美術館など異なる施設となっており、各施設では紙漉きや藍染め、陶芸などを体験することができます。

湯布院観光のお土産はここで調達しましょう。豊後コマや民芸ガラス、竹細工といった湯布院ならではの民芸品がなんでも揃っています。体験コーナーで作ったものをお土産にするのも素敵ですね。

「九州湯布院民芸村」は、湯布院を代表する観光スポットとしても有名。それゆえ、団体の観光客もたくさん訪れています。駐車場は20台分しかないので、すぐに満車となってしまうことも。駐車料金は、民芸村に入村した場合のみ無料となりますのでご注意ください。

36. 山下湖(山下の池)

出典: あひる / PIXTA(ピクスタ)

「山下の池」とも呼ばれる1周4Kmほどの小さな人造池。湯布院と別府を繋ぐ「やまなみハイウェイ(県道11号)」沿いにあります。元々は農業用水のために造られましたが、現在は湯布院を代表するリゾート観光地としても人気。山下湖周辺ではゴルフやハイキング、森林浴などを楽しむことができるんですよ。

山下湖は雨乞いの池としても知られており、森林の中に佇む山下神社には竜神が祀られています。枯れた田畑に山下湖の水をかけると、たちまち雨が降り出し田畑が潤うという言い伝えもあるそうですよ。一度試してみたいですね。

「阿蘇くじゅう国立公園」に属する山下湖のハイキングコースには、珍しい草花がたくさん咲いています。周辺の森林は「水源の森100選」にも選ばれているんですよ。畔にはゴルフ場やコテージ、釣り堀もあるので、湯布院でアウトドアを楽しみたい方にはおすすめです。

37. ノーマンロックウェル湯布院美術館

「ノーマン・ロックウェル」、彼の作品を一度は見たことがあるのではないでしょうか。古き良きアメリカの日常生活を描いた作品は、どれも温かみがありそしてどこか面白い、そんな彼の作品のファンも多いですよね。ノーマン・ロックウェルの作品を楽しめる美術館は、日本では湯布院だけ。アメリカ本国にはボストンに美術館がありますが、スタジオ火災に見舞われたため、原画はあまり残っていないそうです。

館内に展示されている作品の数は100点以上。ショップでは、彼の作品にちなんだグッズや額入りの絵が販売されています。数万円もする絵は買えないけど…という方にはポストカードがおすすめ。湯布院観光のお土産としても喜ばれますよ。施設内はバリアフリーで車いすの貸し出しもあるので、小さなお子様やご年配の方と一緒の観光にどうぞ。

38. クアージュゆふいん(湯布院健康温泉館)

湯布院で本場ドイツ式の温泉を楽しめる「クアージュゆふいん」。とにかく日ごろの疲れを癒やしてリラックスしたい方にはおすすめの施設です。水着で入れる混浴ゾーンは、ウォーキング用の運動浴や打たせ湯など計10種類。湯布院で健康的な一日を過ごすにはもってこいのスポットですよ。平日に限り、健康相談もできるんだとか。

もちろん大浴場や露天風呂など通常の入浴も楽しめます。サウナやトレーニングルームも完備されているので、汗を流したあとにゆっくり温泉に浸かるのも良いかもしれませんね。リハビリや湯治のために訪れる方も多いので館内は遊泳禁止。お子様と一緒の方は気を付けましょう。水着はレンタル可能ですが、タオルは有料となるので訪れる際はお忘れなく。

39. 由布院温泉観光案内所

湯布院観光初心者の方はぜひ、「由布院温泉観光案内所」に立ち寄ってみてください。JR由布院駅にある観光案内所には、とにかく使えるお得な情報満載。旅館組合に加盟している旅館であれば、案内所にて予約および手荷物の配送も可能なんですよ。観光地に関する情報やパンフレットも完備。観光スポットの割引券なんかもあるので、とにかく湯布院到着後すぐに訪れるのがおすすめです。

湯布院観光の足である「辻馬車」や「スカーボロ」の予約も、この観光案内所で行えます。どちらも人気があるので早めの予約が良いでしょう。晴れた日にはレンタサイクルを利用して自転車観光を楽しんでみては?歩くにはちょっと遠いところでも自転車なら楽チン。湯布院の田園風景を満喫するにはぴったりのアイテムですよ。

40. 仏光寺

JR由布院駅から徒歩10分。湯布院中心部のにぎやかさとは打って変わって静寂に包まれたこの場所は、小高い丘の上に建つ「仏光寺」です。その落ち着いた雰囲気から、とにかくお寺好きの観光客の間で人気。さらにここは湯布院の有名なパワースポットでもあります。

石段を40段ほど昇りきると現れる本堂。残念ながら現在工事中のため見ることができませんが、その隣には県の重要文化財にも指定されている「六地蔵板幢」があります。仏光寺は四季折々の自然が美しいことでも有名。春にはツツジ、梅雨時にはアジサイ、秋には紅葉を愛でることができます。

また、樹齢250年以上とも言われる銀杏の大木は、県指定の天然記念物でもあるんですよ。この木は雌木なので、秋にはたくさんの実があちらこちらに落ちています。踏んでしまわないように気を付けましょうね。

41. 箸屋一膳

湯布院でオリジナルの「My箸」を作ってみませんか?箸の専門店「箸屋一膳」では、オーダーメイドはもちろんのこと、職人さん指導の下、箸作りまで体験できちゃうんです。材料一つ一つにもこだわっており、木材は基本的に湯布院で育ち加工されたもの。その数は約30種類にもなるそうです。使っていくうちに色味や形が変わり、どんどん味が出てくるのも木ならでは。それぞれの香りを楽しめるのもまた魅力です。

箸はイラストや文字を彫ることもできるので、湯布院観光の思い出をいつまでも残すことができます。
桐箱や贈呈用のラッピングをすればプレゼントや観光土産にもぴったり。ハイセンスなお土産はきっと喜ばれますよ。手づくりの箸袋や箸置きもあるので、湯布院観光の記念にセットでどうぞ。

42. ゆの杜 竹泉

湯布院屈指の「美肌の湯」としても知られている「ゆの杜 竹泉」。その秘密はアルカリ性に近いPH8.8のお湯にあるんです。アルカリ性が強くなるほど、トロトロととろみのあるお湯になるそうですよ。興味がある方はとにかく一度入ってみてください!リピーターが多いのも頷けるでしょう。

人気の秘密はお湯だけではなく、充実した8種類の家族風呂。湯布院一とも言われる家族風呂には、サウナや岩盤浴も併設されています。一番人気は「洞窟の湯」。本当に洞窟の中を探検しているかのような、そんなワクワク体験ができます。

乳児がいると温泉に入るのも大変ですが、ここなら休憩室が併設されているお風呂もあるので安心。家族みんなで湯布院名物「美肌の湯」を満喫してくださいね。家族風呂は人気のため、土日祝日は事前予約が必須。希望のお風呂がある場合はお早めに!

43. 銭瓶石

「銭瓶石(ぜにがめいし)」は、湯布院から別府へと向かう県道51号線沿いの高崎山銭瓶峠にあります。
硬いもので叩くとカンカン音が鳴ることから、別名「カンカン石」とも呼ばれている銭瓶石。

このカンカンという音は、石の形と置き方によるものだと言われていますが、一方で、盗賊がお金をこの石の中に隠したからだとも言われているそうです。いつ、誰がそこに置いたのかは知られていませんが、江戸時代中期にはすでにあったとされています。

別府、挾間、湯布院、大分をつなぐ道の分岐点でもある高崎山の銭瓶峠。かつては要所でありましたが、現在はニホンザルの生息地としても有名な観光スポットでもあります。運が良ければサルがお出迎えなんてことも。2016年にメディアを賑わせた赤ちゃんザルの「シャーロット」がいるのも、この高崎山自然公園なんですよ。自然公園は大分市内にあるので、湯布院からは少し遠いですがぜひ訪れてみてくださいね。

44. 由布院の猫屋敷

猫好きなら大興奮間違いなしの観光スポットが「湯布院の猫屋敷」。その名の通り、店中どこもかしこも猫だらけ。キャラクター系の猫からちょっとマニアックな招き猫まで、猫ちゃんグッズなら何でも揃っています。店内には3匹の猫が飼育されており、その猫たちに癒されようと立ち寄る人もちらほら。猫好きの方への湯布院土産もここでならゲットできちゃいますよ。

実は湯布院には、猫と添い寝ができる宿泊施設があるんですよ。ご存知でしたか?「オーベルゼレ・オー」は、ペットを飼いたいけど飼えない方や、旅先でも猫と触れ合っていたいという方にはおすすめ。6匹の猫たちがあなたを温かく迎えてくれますよ。お料理や温泉にも定評がある湯布院の「オーベルゼレ・オー」。
要チェックです!

45. 化石発掘 坂本砿業所

吸水性もあり早く乾くことなどから、最近ではバスマットなどでも注目を浴びている珪藻土(けいそうど)。皆さんはご存知ですか?これはプランクトンの化石からなる堆積物の一種で、カビが生えにくいことから家屋の壁などにも用いられています。その珪藻土の生産を行う会社が、湯布院のみならず全国的にも有名な坂本砿業所なのです。

ここではなんと化石発掘の体験ができるんですよ。中学生以下は保護者の同伴が必要ですが、5歳以上であればどなたでも参加が可能。日常生活の中ではなかなか体験することができないので、きっと湯布院観光の良い思い出になるでしょう。植物の化石はわりと簡単に見つけることができるんだとか。持ち帰り用の箱ももらえるので、湯布院観光のお土産としてもおすすめ。予約はインターネットからでもできます。

46. 陶工房 游山

普通の湯布院観光じゃ物足りない!という方は体験施設を訪れてみましょう。「陶工房 游山」は、湯布院という土地に惚れて移り住んだご夫婦が営む工房。陶芸とピザ作りを楽しむことができる施設です。陶芸体験は一日一組限定。ろくろ回しから絵付けまでを手取り足取りで教えてもらえるので、初心者でも安心して参加できますよ。自分への湯布院土産に、マグカップや丼ぶりを作ってみるのも良いですね。

ピザ作りはお子様も一緒に楽しめるので特におすすめ。トッピングは自家農場で採れた湯布院産のお野菜です。窯焼きの焼きたてピザを、テラスで絶景を望みながら味わうことができるなんてまるで夢のようですね。新たな湯布院の楽しみ方はぜひここで!

47. 湯布院 焼酎蔵

焼酎のことなら「湯布院 焼酎蔵」にお任せください。大分の地酒や焼酎、清酒など、とにかく品揃えの多さは圧巻。その数なんと約200種類にも及ぶんだとか。試飲し放題なのでお酒好きにはたまりませんね。
ついつい女性向けのお店ばかりが集まりがちの湯布院ですが、ここなら男性観光客も楽しめること間違いなしでしょう。

実はここ、元はお醤油屋さん。なので、お酒以外にも佃煮や醤油、柚子胡椒など観光土産に最適なものがたくさん揃っているんです。お取り寄せグルメとしても有名な湯布院産のお醤油は、すぐに売り切れてしまうので手に入れることができた方はラッキーですよ。

きれいな和柄の風呂敷で包装されたものは、女性への湯布院土産にもおすすめ。ここ以外にも、湯布院町内には系列店が3店舗あります。どこも湯の坪街道を散策しながら立ち寄れるのでとても便利ですよ。

48. ゆふいんの犬屋敷

猫の次はやっぱり犬ですよね!犬好きの方必見のおすすめ観光スポット「ゆふいんの犬屋敷」。「湯布院の猫屋敷」のちょうど真向いにあります。店内は犬をモチーフにしたアイテムから犬用グッズまで、まさに犬づくし。BGMまで犬の鳴き声だなんて驚きですよね。人気のキャラクターグッズも充実しているのでお子様との観光にもおすすめ。自然豊かな湯布院は、わんちゃん愛好家たちの間でも人気の観光地なんですよ。

店内は愛犬と一緒に回ることもできますが、通路が狭いので気をつけましょう。ペットに優しい街「湯布院」。あなたは猫屋敷と犬屋敷、どちらが好みですか?湯布院にはドッグラン完備のわんちゃんと一緒に泊まれる「湯布院ガーデンホテル」もあるので、ぜひ愛犬同伴で訪れてみてくださいね。

49. ゆふいんフローラハウス

体験施設が充実している湯布院の中でも、特に人気の「ゆふいんフローラハウス」。宿泊施設や観光も可能な温室、カフェやショップなど充実した施設が魅力の、湯布院屈指の観光スポットです。なんとこの施設、湯布院在住のオーナーが趣味として始めた胡蝶蘭の栽培がビジネスとなり、そこから発展して今の形になったそうですよ。現在も温室では胡蝶蘭やハーブ、野菜、様々な草花が大事に育てられています。

宿泊客に提供される朝食は、そのハーブや野菜を使ったもの。湯布院のシンボル由布岳を望みながら頂く朝食は絶品です。共用のミニキッチンや洗濯機も完備されているので、団体での利用や素泊まりにも最適。湯布院らしい旅館での宿泊も良いですが、大自然の中で民泊体験もおすすめです。

ここで体験できるのは押花とはた織り。約200色以上の糸の中から好みの糸を選び作り上げるオリジナルの布は、ランチョンマットやバッグなどにアレンジすることもできます。押花は10分ほどあればハガキやしおりを作ることができるので、時間があまりない方にもおすすめ。自作のアイテムを、湯布院を訪れた記念や大切な人へのお土産にいかがですか?

50. 山頭火ミュージアム時雨館

詩人・種田山頭火が湯平を訪れたことにちなんで作られた「山頭火ミュージアム時雨館」。こじんまりとした無人の施設ですが、日本全国の作家が手掛けた作品が並べられており見応え充分です。お手頃価格の入場料もうれしいですね。2階には机や筆、半紙が備えられているスペースもあるので、湯布院観光の記念に一句詠んでみてはいかがでしょうか?

ミュージアムは花合野川のほとりにあり、周辺は自然がいっぱい。散策しながら川のせせらぎに耳を傾けてみてください。毎年に11月には湯布院町の大イベント「山頭火展」が開催され、街中が展示品であふれます。「最近趣味で俳句を始めた」なんていう方は、作品を応募してみるのも良いかもしれませんよ。
湯布院にある旅館の宿泊チケットが、賞品として頂けたりもするのだとか。これはチャンスですね。

51. 湯布院二輪車博物館

バイクや車を展示する観光スポットが多い湯布院。ここ「湯布院二輪車博物館」も外せないですよ。バイクの展示数は20台ほどと少なめですが、戦後まもない頃に使われていたペダル式のバイクや、世界的にも非常に価値のあるバイクなどマニア大興奮の品揃え。入口にあるショップでは、バイクに関するグッズも購入することができます。

館内に展示されているのはバイクだけじゃありません。なんとヴィンテージもののギターが100本以上もあるんですよ。ギターはどれも国産。まさか湯布院で、ギターコレクションを観ることができるなんて思いもしないですよね。

ここは個人経営の博物館なので、オーナーによる丁寧なガイディングもまた楽しみの一つ。バイクやギターにあまり詳しくない方や、お子様が一緒の方でもご安心くださいね。古きを大事にする湯布院のしきたり。それこそが、まさに街の魅力でもあるのです。

52. クラフト館 蜂の巣

温室を思わせるようなガラス張りの美しい建物。雑貨好きならきっと楽しめる、そんな湯布院の観光名所が「クラフト館 蜂の巣」です。日本全国から集めた木製の雑貨は、どれも温かみがありバリエーションも豊富。杉の香り漂う明るい店内はいるだけでも癒やされますよ。アクセサリーや家具、おもちゃ、カトラリーなど、様々な年代に合ったグッズが揃っているので、湯布院土産としてもおすすめです。

二階にはカフェがあり、ショップで販売されている木のカップでコーヒーや紅茶を頂くことができます。
テーブルや椅子はもちろん建物自体もログハウスなので、とにかくどこもかしこも木だらけ。日頃なかなか味わうことのできない、木のぬくもりと香りを堪能できます。

お店は湯布院のメインストリートである湯の坪街道沿い。雄大な由布岳を望みながら美味しいコーヒーで一息つきたい方は、「クラフト館 蜂の巣」へどうぞ。

◎まとめ

温泉の名所としてももちろん全国的に有名ですが、それ以上に素敵な観光スポットがたくさんありますよね。最近では外国人観光客も増え、観光地化しすぎているとの意見もありますが、風情ある湯布院らしい景色もまだまだ残っていますよ。日本ではここだけ!なんていう限定ものも盛り沢山。今までとは一味も二味も違った魅力あふれる湯布院へ、出掛けてみませんか。

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