狙うは限定の秋田犬ぬいぐるみ！大館能代空港のおすすめお土産6選

大館能代空港は、名前の通り秋田県北部の大館市と能代市の中間に位置しています。羽田空港との間でANAの1日2便が就航している小さな地方空港ですが、世界遺産白神山地や秋田県北地域への重要な空の玄関口となっています。周辺は米代川や阿仁川沿いの山間部で、曲げわっぱやきりたんぽなどに代表されるマタギ文化の根づいているところ。マタギの狩猟犬から発展した秋田犬も、近年では世界的な人気を呼んでいます。今回は、あきた北空港の愛称もあるマタギの里の大館能代空港で、おすすめのお土産を6点ご紹介します。

1. 秋田犬ぬいぐるみ

日本を代表する犬種として人気の高い秋田犬（あきたいぬ）。平昌オリンピックのフィギュアスケート女子金メダリストとなったロシアのアリーナ・ザギトワ選手に、メスの秋田犬「マサル」が贈られたことでも話題になりました。もともとは秋田県北のマタギが連れていた大型犬で、ブランドとしては大館市が発祥とされています。

短く整った毛並みにつぶらな瞳、ツンと立った耳にふわりとした巻き尾。大館能代空港では、可愛らしい秋田犬の子犬のぬいぐるみが販売されています。大館能代空港と秋田空港の共同で開発されたもので、両空港でしかゲットできない限定品なんですよ！今にも駆け寄って来そうな愛嬌たっぷりのぬいぐるみは、子供はもちろん大人も癒されること間違いなしです。

首にバンダナを巻いたものと、首輪の2つのバージョンがあります。またバンダナにもいろいろ種類があるので、空港で手に取って選んでみてください。ただし人気商品なので、売し切れてしまうこともしばしば。どうしても欲しいという人は、空港のHPか電話で確認してから訪ねましょう。

2. いぶりがっこちーず

たくあん漬けを燻製にした「いぶりがっこ」は、秋田の定番お土産の1つ。燻香と塩気がクリームチーズと合うことから、近年ではワインバーのおつまみとしても好まれています。

このチーズとがっこの組み合わせをお土産品にしたものが、見た目は普通のお饅頭のいぶりがっこちーず「け」です。秋田県産の米粉でつくったモチモチの生地の中には、刻んだがっこが入ったクリームチーズがたっぷり！お饅頭なのにポリポリと音を立てて食べる、新食感のお菓子です。

甘さとしょっぱさの絶妙なコンビネーションが持ち味で、お茶請けとしてだけでなく酒の肴にもなると評判。漬物そのものよりも贈答用や配布用に向いているので、多めに買っておいても無駄にはなりませんよ。

3. はたはたパイ

秋田県を観光するなら、県魚のハタハタも食べないわけにはいきませんね。干物や焼き魚、煮物に寿司など、食べ方もいろいろ。他方で深海魚なので特有のぬめりがあり、お土産にそのまま持って帰るのには不向きです。

そこでオススメしたいのが、木村屋の「はたはたパイ」。ハタハタから造られる魚醤しょっつるを練り込んだ、大人の味のリーフパイです。見た目はうなぎパイに似ていますが、夜の効果が見込めるかは難しいところ。秋田の郷土食を手軽に感じられるお菓子として楽しんでみてください。

レギュラーとミニの2種類の大きさがあるので、状況や相手に応じて選べるのも嬉しいところ。日持ちもするので、職場などでの配布用にピッタリなお土産です。

4. 吟醸純米亀の舞

「亀の舞」は、明治8年創業の能代の老舗酒蔵喜久水酒造で醸される人気銘柄です。一度は栽培用の種子が絶えて幻の酒米と呼ばれていた酒米「亀の尾」を、先代が復活させて誕生しました。能代産の酒米に能代の水で醸造した幻の酒は、毎年品切れになってしまうほどの大人気商品！大館能代空港でも取り扱っていますが、もしなかったとしても売切れ御免です。

フルーティで爽やかな口当たりが特徴で、女性でも飲みやすいと評判。ですが、軽い飲み口の向こう側にはしっかりとお米の旨みが感じられます。喜久水酒造のほかのお酒もそれぞれ特徴があるので、ぜひお好みの1本を探してみてください。

5. 笑内

大館能代空港にほど近い北秋田市の鷹ノ巣駅と、桜の名所として知られる角館を結ぶ秋田内陸縦貫鉄道は、ローカル鉄道好きなら一度は乗ってみたい憧れの路線。そのちょうど中間付近には、「笑内（おかしない）」というちょっと変わった駅があります。「川下に小屋のある川」という意味のアイヌ語にちなんだ地名で、「マタギ発祥の地」とされる根子集落の最寄り駅でもあります。

この縁起の良いような可笑しいような珍駅名にちなんで開発されたお土産スイーツが、チーズ饅頭「笑内」です。スマイル顔の焼き印が入った愛らしいおまんじゅうで、中身はチーズと白あんの2層構造。一口かじると、今度は口を開けて笑ったような表情になって思わずにっこりしてしまいます。あげてニッコリ、もらってニッコリ、そして食べてニッコリと、みんなが幸せになるようなお土産です。

6. 生もろこし

「もろこし」は、秋田県に江戸時代から伝わる銘菓。一言でいえば小豆粉で作った落雁で、口に入れたときのサラサラと溶ける食感が魅力です。

秋田県内のどこでも見かけることのできる郷土のお菓子ですが、お土産にするなら唐土庵の「生もろこし」もオススメ！京都の生八ッ橋と同じく、焼き入れと乾燥を行わずに仕上げた技ありの一品です。柔らかくしっとりとしているので、粉っぽい干菓子が苦手な人でも美味しく食べられますよ。見た目にもきれいで高級感があるので、目上の人へのお土産に最適です。

◎まとめ

大館能代空港の数あるお土産から6品をおすすめさせていただきました。可愛い秋田犬グッズに伝統食材を上手に使ったスイーツと、新しくも地域の特性をきちんと生かしたお土産がいろいろありましたね。大館能代空港でお土産を買えるお店は、ロビー脇のANA FESTAだけです。営業時間は9:00～18:15。なまはげと秋田犬が出迎えてくれる大館能代空港で、素敵なお土産を見つけてください。

狙うは限定の秋田犬ぬいぐるみ！大館能代空港のおすすめお土産6選